空の星に思いをはせるプラネタリウムで、同じように夜空で輝く花火を見上げるという面白い体験をする。
プラネタリウムの丸い天井を見上げる私に、花火が全方向から迫ってくる。降りかかってくるような花火に思わず我を忘れ、口をあんぐりと開けて見上げてしまう。
お腹に響いてくるような音の再現にも驚くし、降りかかってくる花火がぐるぐる回って、まるで万華鏡の中に入ったかのような錯覚にも捕らわれる・・・・
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たまたま聴いていたラジオ番組で、プラネタリウムで花火映像が楽しめるという@ハナビリウムの話を聴く。
普段だったらそこで終わりなのだが、近所で上映されていると知り、遠くまで出かける事が難しいこの夏、ちょっと行ってみようと思った次第。
自宅からバスで30分弱の場所にある@東大和市立郷土博物館・・・子どもの頃、多摩湖に遊びに行く際、父の運転する車で何度も通ったはずの道沿いにプラネタリウムが併設された施設があることを今回初めて知った。
たまたま今週の金曜日に休みを取る予定にしていたので、午後3時の上映を見ようと思ったのだが、この郷土博物館の周りは時間をつぶすような場所もないところ。バスも1時間に2,3本程度だし、上映前ぎりぎりに行ってチケットが売り切れで見られなかったら残念だ。
前日に電話をして、もしよかったらチケットの売れ行き情報等教えて欲しいと尋ねると「色々な媒体で紹介されているので、最近は見に来られる方も多くて・・・ちなみに今日はお昼ごろでチケットは半分位売れている状況です。もしご近所にお住まいなら、朝一番でチケットを先に購入し、上映前にもう一度お越しいただくのが確実です」と丁寧に教えて貰う。このチャンスを逃したら、たぶんプラネタリウムで星座も花火も楽しむ事はないだろうと、思い切ってお昼前に一度立ち寄ってチケットを購入、その後別の場所で時間を潰して再度上映前に戻ってくることを選択。
何度もバスに乗ったりするのは大変だが、路線バスの旅だと思えばいい・・・しかし今日も暑かったが昨日の暑さも半端なかった。
お昼時、携帯アプリの天気情報は37度というありえない気温を教えてくれていたが、日傘をさして日陰を選んでゆっくり歩くという地味な方法で暑さを凌ぎ、8月の夏の星座の話(夏の大三角形 デネブ、ベガ、アルタイル なんてここで聞かなければずっと知らずにいただろう。)と花火を堪能。
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バスの時間の関係もあり、上映の1時間ほど前に郷土博物館に戻ると既に3時の投影チケットは売り切れだった。急遽4時に追加上映が行われるとの事だった。