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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

グレートウォール

2017-04-16 19:28:15 | 映画鑑賞
世界遺産@万里の長城には様々な歴史があり、それにまつわる話は玉石混合だ。
これはその一つの伝説の物語と、最初から「いろいろあるけれど、これも伝説の一つだから、お許しを」と観客に宣言してから始まるのだ。

伝説の一つの話といっても、その舞台は人類史上最大の建造物である万里の長城だ。
何もかもとにかく大きい。

火薬を求めてヨーロッパからやって来たウィリアムたちは、厳しい旅の途中で出会った一匹の怪物を退治した後、軍に拘束されることになってしまう。
万里の長城は60年に一度出現するという怪物の攻撃に抵抗するために、造られたのだという。
長城も大きければ、それを守る軍隊の数も多い。スクリーン一杯に広がる軍隊と、同じようにスクリーン一杯にうごめく怪物たち。

すべてが数と大きさで勝負なのだ。
そういう意味では大盤振る舞いの場面がどんどん続く。

黒い戦闘服を身にまとう歩兵、赤い兵士たちは皆弓矢を手にし、次々と怪物に向けて矢を放つ。ここまではまだいい。
最後に青い鎧を身に付けた女性兵士たちは、バンジージャンプのように万里の長城から次々と飛び降り鶴のように宙を舞う。
その姿を見て、「ああ、これが伝説ということなんだ」と納得。

更に怪物の勢いを止められないとみると、風船を思わせる大きな気球で都に急を知らせようとするのだが、この気球が次々と爆発する。
文字にするとちゃちな感じがするが、これが数と大きさで勝負なので、迫力はある。何本も放たれる弓矢は、左右対称に綺麗な放物線を描いて怪物の上に降りかかる・・・・

ただし、迫力と真剣さはまた別物だ。そこは大いなる伝説の物語。そこを忘れなければ、びっくりする位楽しい2時間が過ごせる・・・・

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若い兵士たちは何気にイケメンぞろいだ。
若い兵士たちの大先輩であるアンディ・ラウは、落ち着いて軍隊をまとめるワン軍師役。

マット・デイモン演じるウィリアムは、火薬を求めて中国に渡ってきた。
ウィリアムを演じたマット・デイモンは、何を求めてチャン・イーモウのこの映画に出演することを決めたんだろうか?


THE GREAT WALL[グレートウォール] Strategist Wang[ワン軍師] 1/6スケール ABS&PVC&POM製 塗装済み可動フィギュア
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