私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ドラゴン・タトゥーの女

2012-02-13 21:36:23 | 映画鑑賞
オープニングのシルバーっぽい画面のクールさと、クールな中にもテンションの高い音楽は、この後に始まるストーリーが鋭いものであることを簡単に想像させる。
そしてその期待は決して裏切られないものであることが、始まってすぐに分かるのだ。

はめられて社会的な信用を無くした雑誌編集者ミカエル。彼は財閥の老紳士から40年前の事件の調査を依頼され、異常な調査能力を身につけながらも、後見人から生活費をもらう生活をしている若い女と組んで仕事をすることになる。

財閥の中に潜む隠された暴力の影と、若い調査員が耐えなければならない暴力の現実。暴力からどんな風に逃げるのか、暴力にどんな風に立ち向かうのか。
目をそむけたくなる暴力シーンの数々は、暴力に立ち向かうその姿に向き合うためには必要不可欠シーンだ。単純な暴力的な楽しさやグロさを求めた暴力的なしシーンではないため、痛いシーンの数々であっても目をそむけるわけにはいかず。

ドラゴン・タトゥーの女であるリスベットがちょっとだけ見せるミカエルに対する思い。
最後までクールさを貫いて欲しいと思ったりもするが。



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