マ・ガンスが亡くなった事でいよいよ窮地に陥ったチャン・キョンジャ。
ただ、窮地に陥ったのはチャン・キョンジャだけでなくロウムも同じ事だ。
(タジョンが経営する漫画喫茶の存在も分かってしまったらしい・・)
赤目との対決も最終局面ということで、何も知らずに保証金を入れ、詐欺集団とも知らずに働いていた社員たちに連絡を取り、集団訴訟をまとめる事にするムヨン達。
弱い者を骨までしゃぶりつくす財団の体質も知らずに、夫の酒乱に耐えられず家を飛び出したムヨンの母もなんと財団の息のかかった会社で働いていたのだ。(ムヨンを思い涙をこらえるロウム。以前だったらここまで心が揺れる事はなかっただろう・・・)
リンゴは何とかロウムの役に立ちたいと、チャン・キョンジャが持っているライターの中に入っているチップを手に入れて財団の秘密を暴こうとするものの、結局その動きはジェイの知るところとなり・・・(元赤目キッズの存在を自分のオモチャと思っているジェイにとってはリンゴの命など大した問題ではないらしい)
しかしそんなジェイの正体を知りながら(皆が血眼になって探していた会長の正体はジェイであり、チャン・キョンジャは亡くなった夫がその秘密を暴いた事を知っていながらも、彼と一緒にいれば安全と思ってたのだ)10年間も一緒にいた彼女の存在もジェイにとっては取るに足らない事らしい。
窮地に陥っているのは、世間が財団の会長だと思っているキョンジャだけではない。
なんとムヨンが弁護士になる為に使った奨学金の出どころは、ムヨンの父がロウムの両親を殺して手に入れた物。財団は、窮地に陥った人に目を付け、金を積んで汚れた仕事をさせて、切捨てていたのだ。
ロウム達がムヨンの父を騙し、ロウムの両親は赤目に弱みを握られたムヨンの父親達に殺され・・・この出来事を裏で笑いながら操っていたジェイ。ロウムは自分と同類と思っていたジェイだが、彼女の中でムヨンの存在が大きくなったことが気に入らなかったジェイ・・・
ジェイにそんなにカリスマ性があるとも思えないのだが、この一人の男の為に大変な事になっていたのか。。。人をコントロールする事の恐ろしさよ。