私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

重力ピエロ

2009-06-01 21:20:38 | 映画鑑賞
仙台に暮らす兄弟と父親。
兄は医学部の大学院生。弟は落書き消しで日銭を稼いでいるらしい。
父親は昔は市役所に勤務していたようだが、今は街から離れたところで養蜂業を営んでいる。
綺麗で優しい母親は亡くなったようだが、それでも父親の言葉を借りれば3人は「最強の家族」らしい。
そんな最強の家族にも消し去りたい過去がある。
受け入れようと努力し、そして乗り越えたと思ってもまた消し去ることの出来ない思い。

連続放火未遂、落書き消し、そして女子高生のストーカー。
春の仙台、冬の仙台を舞台に内容はやや厳しいものなのに、どこかすがすがしい風を感じるのは、兄弟二人の愛が感じられるのと、父親の優しい愛情が感じられるからだ。
最後だってけっして爽やかではないのに、爽やかに感じられるのは何故だろう。

ストーカー役の女子がいい味だしている。吉高 由里子@白い春にも出ている女優さんだ。今回名前を覚える。

***
近所の映画館で会員価格の1300円で鑑賞。
結構お客さんが入っていた。
隣で見ていた人は「お父さんがいいのよね~」と絶賛していた。お父さんは小日向文世。
弟は岡田将生。顔がいい。
兄は加瀬亮。声がいい。
何よりもこの二人が非常に兄弟らしいのだ。


映画「重力ピエロ」photo book

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