滋賀県大津市の交差点で車2台が衝突、幼い子供たちが犠牲になった事故から10日が経とうとしている。
あの事故以来、TVや新聞で、交差点での危険な右折が取り沙汰されてきた。
交差点では言うまでもなく直進車、左折車が優先でなければならないことは周知のこと。
大津の園児死傷事故は無謀な右折車による直進車との衝突で起こった事故である。
直進車の軽乗用車が右折車との衝突を避けるために左にハンドルを切り、園児の列に突っ込んでしまった。
軽乗用車のドライバーには罪はないが、急ブレーキを踏んでも間に合わなかったのだろうか。
軽乗用車を運転していた女性も被害者、この事故がトラウマとなり苦しまれることだろう。
お気の毒に思う。
先日TVで「松本走り」「伊予の早曲がり」「茨城ダッシュ」などと呼ばれ、
対向車線で直進車が向かってきているのに、強引に右折する車の例を放映していた。
夫は四国に単身赴任していた時期、この伊予(愛媛県)の早曲がりに何度か遭遇し怖かったそうだ。
最近こそ都心を走ることは少なくなったが、40代、50代の頃は昼夜問わず都心をよく走った。
しかし右折車で怖い思いをしたことはない。東京のドライバーはルールを守り安全運転が多いと思う。
私は右折は苦手、というより戸惑うことがよくある。
今、曲がるべきが曲がらざるべきか迷うのである。後続車が居るときは特にそうである。
後続の車にどう思われているかとても気になる。
「なにグズグズしてるんだよ、早く行けよ、このくそばば~」なんて言われているのではないかと。
直進する反対車線の車がライトをパッシングし、お先にどうぞと挨拶してくれたり、
右折矢印信号が出る場合は安心して右折できる。全ての信号機にこの右折矢印を付けてほしいと思う。
以前右折しようとしたところ、対向車で同じく右折しようとしていた車の陰から、
直進のオートバイがかなりのスピードで飛び出してきたことがある。
私はとっさに急ブレーキを踏んだ、そしてドスン!後ろの車に追突された。
後続車の前方不注意で示談で相手100%の負担で事なきを得たが、そこで私が止まらなかったら・・・・。
オートバイと衝突し、オートバイの運転手は怪我をしていたことだろう。
またこんなこともあった。
これは信号機の問題。こんな信号機があるなんて、なんと紛らわしい。
片側3車線の幹線道路、私は右折しようとしていた。私の見ている信号は青!右折矢印信号はなし。
少しづつ車を進ませ右折体勢、反対車線から直進車が近づいてくる。私待つ!
ところが後続車が早く行けとクラクションを鳴らす。そんな~、だって反対車線から直進車が~。
実はここの交差点は私側は「青」、反対車線は「赤」になっているんですって。後で知った。
クラクションを鳴らした後続の車はこの信号機の仕組みを知っていたのだろう。
そんな信号とは知らなかった私は、直進車が止まったので私側の信号も私がモタモタしている間に、
「赤」になってしまったかと、慌ててアクセルを踏み大急ぎで右折した。
皆さんはそんな信号に出会ったことありませんか?
私は自分の運転に決して自信を持っているわけではない。
だからこそ、車の流れに乗らなければとか、慎重すぎる運転で周囲に迷惑をかけてはいけないとかで、
マイペースの運転ができないことがある。で、あまり周囲に気を使うのは止めようと思う。
何を言われようとも法定速度を守り、慎重に慎重にゆっくりと走ろうと思う。
他人にどう思われようと、運転が下手と馬鹿にされようと、あわてて人を危めるよりはましである。
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