朝日新聞社の「AERA」という雑誌に「現代の肖像」というコーナーがある。
中川翔子も特集されたんだが、松本隆も載った。
今となっては、その時代の雰囲気はよく分からないのだが
日本語ロックの草分けが、「はっぴえんど」であるとされている。
しょっちゅう「本」を持っていた文学青年の松本隆に
細野晴臣たちが「詩を書いてみたら」と勧めたのがすべての始まり…
先天性の心臓病で26歳で夭逝した妹が松本隆の「原体験」で
彼女が生きていればユーミンと同い年だそうだ。
80年代アイドル歌謡作詞家くらいの認識しかなかったんだが、
「はっぴいえんど」時代からのエピソードを読み、
最近では「週刊朝日」での林真理子との対談を読んで、認識が変わった。
基本的にロックンローラーなんだ、と。
ロックとは…というと大袈裟なんだが既存のものに
「?」をたたきつける衝動は重要な要素だろう。
そして、それを突き詰めると、創造に向かうことになる。
レッドツェッペリンが 「天国への階段」で
to be a rock and not roll と歌い上げているのは、
誠実な文学者である松本隆が言うように
「普遍」を求めて「自分を掘り起こす」ことなんだろう。
昨今の素人アーティストが
「自分のものさし」や「自分の生きざま」をふりかざすのは
ひとときのわがままでしかないんだろう。
時の波に洗われても残るか残らないか
松本隆が中川翔子を最上級に評価しているのは、
ある意味中川も ロック だからかもしれない。
彼女の「斜め上」感覚の凄まじい破壊力は、
お上品な既存体制に負けることがない。
中川翔子も特集されたんだが、松本隆も載った。
今となっては、その時代の雰囲気はよく分からないのだが
日本語ロックの草分けが、「はっぴえんど」であるとされている。
しょっちゅう「本」を持っていた文学青年の松本隆に
細野晴臣たちが「詩を書いてみたら」と勧めたのがすべての始まり…
先天性の心臓病で26歳で夭逝した妹が松本隆の「原体験」で
彼女が生きていればユーミンと同い年だそうだ。
80年代アイドル歌謡作詞家くらいの認識しかなかったんだが、
「はっぴいえんど」時代からのエピソードを読み、
最近では「週刊朝日」での林真理子との対談を読んで、認識が変わった。
基本的にロックンローラーなんだ、と。
ロックとは…というと大袈裟なんだが既存のものに
「?」をたたきつける衝動は重要な要素だろう。
そして、それを突き詰めると、創造に向かうことになる。
レッドツェッペリンが 「天国への階段」で
to be a rock and not roll と歌い上げているのは、
誠実な文学者である松本隆が言うように
「普遍」を求めて「自分を掘り起こす」ことなんだろう。
昨今の素人アーティストが
「自分のものさし」や「自分の生きざま」をふりかざすのは
ひとときのわがままでしかないんだろう。
時の波に洗われても残るか残らないか
松本隆が中川翔子を最上級に評価しているのは、
ある意味中川も ロック だからかもしれない。
彼女の「斜め上」感覚の凄まじい破壊力は、
お上品な既存体制に負けることがない。