YUKI

言語、言語で表現できることすべて

Babymetal Tokyo Dome; Stay Home, Stay Metal その2

2020-04-13 19:53:13 | Weblog
最新のベビメタが最高のベビメタ、と云われている。

ライブ演奏不可能説さえあった
Tales of The Destiniesを全世界初ライブ演奏
それに続くTHE ONE -English ver.-
という最強の布陣だったred night

babymetal death!で始まったblack nightの狂乱は
あっさりとred nightを越えてしまっていた…

ずっと、そう思っていましたが、時を経て、やや冷静に鑑賞すると
red nightのセット・リストが好ましく思えます。
やはり、talesからのメタル組曲は至高の存在。
今なら、shineからのarkadia

black nightは超盛り上がる曲がある反面、
「META!メタ太郎」を演奏しなければならなかった!
少し間延びしましたねぇ…

捨て曲とは云わないが、扱いに困る曲w
ナチスの行進を連想する人さえ、世界にはいる。
まぁ…北欧メタルっぽいのがご希望だったら、
今は「oh! majinai」という最高にノレるのがあるんだが…

それにしても、black babymetalって、
超過激な存在だったと、改めて思う。

red night 紙芝居で「おねだりしません」と告知しておきながら
ぬけぬけとblack nightで「おねだり大作戦」を繰り広げた時
コバにしてやられた!と誰もが思ったはず…
おっさんたちは、砂漠で水を求めるかのように必死w









ベビメタの本体は「ゆいもあ」説があり、
ライブで一番盛り上がるのは「4の歌」だった時期がある。
更に、ベビメタは、曲を作らないからバンドじゃない!という意見があるが
「4の歌」を作ったのは(発案者)は
「もあ」なのだ!ベビメタは曲も作るのである。

そんな、とんでもない天使を2人従えてなお、ゆるがない、
すうめたるの存在は不思議ですらある。



東京ドームは野球場であるからして、
そもそも音響効果を考えて設計していない。
神バンドの最強・最凶の演奏でさえ
反響音に、その切れ味が相殺される。

ところが、すうめたるの圧倒的なボーカルは
朗々と東京ドームに響き渡り、その声だけで感動すら覚えるほど。
涙腺崩壊のスイッチが自動的にオンになる…



すうめたるの声質について分析し、
ブログで報告していた音響技術者達、結構いましたね。
音響の専門家を引き付ける何かがある。

特徴は、倍音が際立ってきれいに出ていることだそうです。
倍音がきれいにでるボーカルの筆頭は
「夏川りみ」さんなんだそうですが、
すうめたるは、それ以上!と分析してましたね。

そんな声で、まっすぐ・滑舌よく歌う。
言語・文化、国・民族・人種の壁をあっさり越えて、
直接、脳のスイッチを入れてしまう。

プロなら「うまい」のは当然ですが、
ここまで来ると「凄い」としか言いようがありません。

残念ながら、全然スイッチ入らない人もいます。
私はスイッチ入っちゃう方なんですが…
涙腺崩壊すると、
ステージ上の雄姿が滲んでしまうので、とても困りますね。


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