YUKI

言語、言語で表現できることすべて

上海万博(期間限定)公式PR曲の去就

2010-04-19 23:05:57 | Weblog
パクリ疑惑が一転、パクられた方の岡本真夜の事務所に
上海万博実行委員会から楽曲使用申請があったそうだ。

「知的財産権の保護」という、
凡そ中国には似つかわしくない言辞を使うのは
なにやら裏がありそうな気さえしてくる。

まぁ、オリンピックと万博で文化的一等国として
世界デビューするためには
「知的財産権」が保護される国であるということを
世界にPRすることが絶対条件なわけで

それがこともあろうに、
あくまでPR曲であり公式テーマ曲ではないと主張するものの
初めから最後までものの見事にパクリ楽曲だったら
正に国家の威信そのものが破綻するというものであろう。

しかも「楽曲使用申請」というのは
「パクリ」を公式に認めたこと。

「潔い」という、危機管理能力の手際を褒めるカキコも
ネット上にあるんだが…
「楽曲使用申請」とは、考えてみれば非常に変な話。

例の盗作曲が、カバーヴァージョンということになり
そのPVがそのまんま流れるのだろうか?

これを持って「知的財産権の保護」というなら
そもそも知的財産権って何なんだ?

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上海万博PR曲、「岡本さん作曲」で使用へ
4月19日21時34分  読売新聞

上海万博のPR曲の盗作疑惑問題で、上海万博実行委員会が、
酷似しているとされた「そのままの君でいて」の作者で、
日本のシンガー・ソングライターの岡本真夜さんの所属事務所に、
公式PRソングとして、楽曲使用申請を行ったことが分かった。

19日、所属レコード会社が明らかにした。
岡本さんは、「世界中が注目するイベントである上海万博に
協力させて頂ける機会を頂き、とても素敵なお話で光栄です」と
使用を受諾するコメントを発表した。

上海万博のPR曲を巡っては、メロディーが出だしから最後まで、
岡本さんの曲に酷似しているとの指摘を受け、
万博事務局が「暫定的に使用を禁止する」と決定していた。 .
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TOMORROW
岡本真夜,岡本真夜,真名杏樹,佐藤準,十川知司
徳間ジャパンコミュニケーションズ

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日刊ゲンダイのタブロイド魂…だからといって小沢マンセーは?

2010-04-19 00:35:29 | Weblog
タブロイド魂あふれる「反権威」「反体制」の
日刊ゲンダイなんだが、
もはや意地になっていると思えるほどの
小沢マンセー、民主支持もいかがなものか。

「タブロイド報道スタイル」の定義として
問題の単純化、類型化があげられる。

自民=旧体制
民主=自由な新体制

と図式化し過ぎてないか?

大マスコミの裏を暴くのは大いに結構、
しかし、小沢民主にも裏はある。

外国人参政権問題なんかも、その一つ。

中国朝鮮寄りの小沢支配民主に対して
米国はますます危機感を強めているわけで
普天間問題を政局問題にすりかえて
大マスコミに大合唱させているのも
そのためだろう。

確かに、ゲンダイが指摘するように
政権交代により49の外国米軍基地のうち
40が撤退しているということを大マスコミが
報道しないのは、情報操作のそしりを受けても
しょ~がないであろうが…

中国朝鮮よりも、
まだ米国の方が信頼できそうな気がするのは
まだまだ情報操作で、洗脳されちゃってるからなのか?

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問題なのは選挙民の水準と意識
【政治・経済】2010年04月17日
政党や政治家に頼り過ぎる国民

 沖縄の普天間基地問題は、なぜこうも歪められてしまったのか。
米軍基地縮小の問題が、いつの間にか「鳩山首相退陣」という
政局問題にスリ替えられてしまった。

それじゃあ、何が原因かといえば、米国だ。
米国の“知日派”が移転を渋ったので、
日本の外務省、防衛省が最初から無理と決めつけ、
大マスコミをたきつけ、鳩山総攻撃をやっている。そういう構図なのだ。

日本のメディアは報じませんが、世界を見れば、
第2次大戦後、政権交代で49の外国の基地のうち
40が撤退に追い込まれている。
これが常識なのです。
こういうことは報じず、日本のメディアは、
日米安保構造の中にいる国防省OBや知日派学者、
軍人の意見だけ紹介するから、基地移転困難論が主流になる。
しかし、それは決して、米国の世論ではないし、
米国内には沖縄の海兵隊不要論まであります。
日本の報道はあまりに偏りすぎですよ」(軍事問題評論家・前田哲男氏)

 たとえば、米紙ワシントン・ポストが報じたからと、
日本のメディアも大きく扱った鳩山首相をからかったコラムの一件。

ジャーナリストの大谷昭宏氏が
「深刻な米軍基地の問題を日本に押し付け、
それで騒ぎを引き起こしている米国の新聞が日本の首相をバカにする。
おかしいですよ。
日本の国民がバカにされたのと同じことなのだから、怒らないと」と
言っていたが、その通りだ。
「お前らに、とやかく言われたくないよ」と
米国に抗議しなければいけない問題なのだ。

支配階級の計算通りに、ヨコ並びで、
画一的な愚民に飼いならされてきた。
それで、搾取されようが貧乏に突き落とされようが、
自民党デタラメ政治を半世紀も許してきたのだ。

それがやっと、小沢一郎という傑出政治家による政権交代で、
呪縛のない民主的政治が目の前に出現した。
自分たちが主役になれる政権が誕生したのである。
にもかかわらず、旧勢力の悪質な情報操作にまたも乗せられ、
フラフラ無責任に漂っている。

大マスコミや官僚組織、大企業の特権階級に
とことん搾取され続けるしかないだろう。
民主党政権ができた意味はなかったということだ。
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