少女アリス

神話に彩られたルイス・キャロルという人物の陰で
実在のドジソンは、ごくごく普通の人だった
ということなんだが…

彼が写真のモデルにし、物語を捧げもした
実在の少女の名が「アリス」でなかったら
どうなっていたことだろうと
たまに妄想するのです。

神話と伝説に彩られさえすれば
どんな名前でも「アリス」と同じ役目ができたのか？

それは、ちょっと違う気がする。
不思議な予定調和があって、
「アリス」という名が選ばれたのだろうと想うのです。

幻想少女―わ・た・しの国のアリス (トーキングヘッズ叢書) 書苑新社 このアイテムの詳細を見る

Gina Garan ＆ Blythe

この頭でっかちで、目の色が変わる
不思議な人形は、一度死んでいるというか
発売一年で不人気のため製造販売中止になった。

復活したのはジーナ・ガランによるブライス愛の結晶
"This is Blythe" (2000)のおかげ。

復活ブライス＝ネオ・ブライスは
タカラ・トミーが造ってる。

タカラ・トミーといえば、リカちゃん人形も造ってる。

リカちゃん（\3,000台）は、子供向けで
ブライスは（\10,000以上）大人向けというのが
価格設定にも反映されてるねぇ。

可愛らしさやスタイルのよさでは
圧倒的にリカちゃんだと想う。

しかし、それにしても、
今、欲しいのはブライスなんだなぁ。

メランコリなブライスを演出して
写真におさめたいと想うのだ。

Blythe Rhapsody(ブライスラプソディ) ジーナ ガラン,Junie Moon グラフィック社 このアイテムの詳細を見る