『人を見抜く技術』20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」
(講談社プラスアルファ新書)
を読みますた。
アマゾンの書評にある通り、他の著作に比べれば
統一性のない散漫な印象がありますが
テーマが「人間観察」ということであれば、
仕方がないことかもしれません。
囚われずに、五感というか第六感まで使って
人間観察を行えばこうなるという
エピソード集という性格の本ですねぇ。
桜井章一のいう「知」の形が
仏教でいうところの「無分別知」と似ているという
思いをますます強めた一冊です。
悟り=無分別知を得ること ですし
古代仏教でいえば、
悟りは「神通力」を得ることでもありました。
全盛期には牌の裏が透けて見えたというのは
まさに神通力です♪
無分別知は
分別に囚われることなく
全てに通ずる真実に気づく力ですから
心の動きだけでなく
身体の動きにも通用するもので
格闘家に身体の使い方をコーチできるというのも
無分別知の顕れでしょうか。
「夢や目標がなくたって生きていける」というのは
言葉の偽善に騙されない、
囚われない心の持ち主だからこそ言える
勇気のある言葉だと思いますね。
「自分探し」という言葉の嘘を見破ることができても
「夢」や「目標」という言葉に騙されずにいるのは
難しいことだと思いますよ…
(講談社プラスアルファ新書)
を読みますた。
アマゾンの書評にある通り、他の著作に比べれば
統一性のない散漫な印象がありますが
テーマが「人間観察」ということであれば、
仕方がないことかもしれません。
囚われずに、五感というか第六感まで使って
人間観察を行えばこうなるという
エピソード集という性格の本ですねぇ。
桜井章一のいう「知」の形が
仏教でいうところの「無分別知」と似ているという
思いをますます強めた一冊です。
悟り=無分別知を得ること ですし
古代仏教でいえば、
悟りは「神通力」を得ることでもありました。
全盛期には牌の裏が透けて見えたというのは
まさに神通力です♪
無分別知は
分別に囚われることなく
全てに通ずる真実に気づく力ですから
心の動きだけでなく
身体の動きにも通用するもので
格闘家に身体の使い方をコーチできるというのも
無分別知の顕れでしょうか。
「夢や目標がなくたって生きていける」というのは
言葉の偽善に騙されない、
囚われない心の持ち主だからこそ言える
勇気のある言葉だと思いますね。
「自分探し」という言葉の嘘を見破ることができても
「夢」や「目標」という言葉に騙されずにいるのは
難しいことだと思いますよ…