マタタビ(マタタビ科)
語源は、疲れた旅人がマタタビの果実を食べたら、また旅を続けることができるようになった「又旅」から名づけられたという説があります。
梅雨の時期、葉が花のように白くなり山を彩ったマタタビが実をつけました。ツルの先ほど実が熟し、熟した実を食べると独特の香りがあります。現在出回っているキーウィフルーツは、中国の長江沿岸に自生しているオニマタタビを改良してつくられたそうです。
サルナシ(マタタビ科)
ツル性植物でコクワとも言われています。猿が食べる梨という意味だそうですが、天然のおいしい果実です。
裏山で初めて上のリンゴの形をしたサルナシを見つけました。酸味が少なく、完熟したものは甘味と酸味のハーモニーがよく最高の食味です。
俵の形のサルナシ。
酸味が強いですが、食べると整腸作用があり、私の助っ人です。
リョウブやヤマボウシが色づき始めました。秋本番の紅葉も間近です。
ヤマツツジ(ツツジ科)
ヤマツツジが紅葉と見まごうほどに華やかに咲き誇っています。
季節はずれに咲く数個の花を目にしたことはありますが、10月に、枝全体が花で彩れてたヤマツツジは初めてです。季節に異変を感じたのでしょうか?
「ヤマナシ」はどんな植物なんでしょう。つむぎの家の近くでは、クランボンがかぷかぷ笑ってそうで、きっとヤマナシの木も近くにありそうなイメージです。
大小迫の里山にも、宮沢賢治の世界が広がっています。
長い間放置し、荒廃が進んでいますが、徐々に手を加え豊かな里山に再生したいと思っています。