goo blog サービス終了のお知らせ 

大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

裏山の樹木  その1

2011年10月26日 | 樹木

2011_1023_160737pa230081_2

マタタビ(マタタビ科)

語源は、疲れた旅人がマタタビの果実を食べたら、また旅を続けることができるようになった「又旅」から名づけられたという説があります。

梅雨の時期、葉が花のように白くなり山を彩ったマタタビが実をつけました。ツルの先ほど実が熟し、熟した実を食べると独特の香りがあります。現在出回っているキーウィフルーツは、中国の長江沿岸に自生しているオニマタタビを改良してつくられたそうです。

2011_1019_134128pa190037

サルナシ(マタタビ科)

ツル性植物でコクワとも言われています。猿が食べる梨という意味だそうですが、天然のおいしい果実です。

裏山で初めて上のリンゴの形をしたサルナシを見つけました。酸味が少なく、完熟したものは甘味と酸味のハーモニーがよく最高の食味です。

2011_1019_141102pa190065

俵の形のサルナシ。

酸味が強いですが、食べると整腸作用があり、私の助っ人です。

Photo

リョウブやヤマボウシが色づき始めました。秋本番の紅葉も間近です。

2011_1019_142259pa190072

ヤマツツジ(ツツジ科)

ヤマツツジが紅葉と見まごうほどに華やかに咲き誇っています。

季節はずれに咲く数個の花を目にしたことはありますが、10月に、枝全体が花で彩れてたヤマツツジは初めてです。季節に異変を感じたのでしょうか?


最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
サルナシと聞いて、宮沢賢治の 「ヤマナシ」を思... (熊本の阿蘇の菊池)
2011-10-26 21:37:09
サルナシと聞いて、宮沢賢治の 「ヤマナシ」を思い出しました。
「ヤマナシ」はどんな植物なんでしょう。つむぎの家の近くでは、クランボンがかぷかぷ笑ってそうで、きっとヤマナシの木も近くにありそうなイメージです。
返信する
ヤマナシの木が、山の中のかつての棚田の山側にあ... (あやおり)
2011-10-27 10:12:09
ヤマナシの木が、山の中のかつての棚田の山側にあり、高木ですが春には白い花を遠くに見ることができます。実はそれほど美味しくはなかったようですが、秋の稲刈りの時期に食べたという話を聞きました。

大小迫の里山にも、宮沢賢治の世界が広がっています。
長い間放置し、荒廃が進んでいますが、徐々に手を加え豊かな里山に再生したいと思っています。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。