アオジのオス(ホオジロ科)
群れを成して生活していたカワラヒワやカシラダカ、シジュウカラの姿は消え、今つむぎの家の里地では、アオジが小群で飛び交っています。
2月に紹介しましたアオジのメスは、用心深く、気配を感じるとすぐに飛び立ち身を隠していました。
http://blog.goo.ne.jp/yukitixyann/d/20130225
が、このオスのアオジは、草の実をついばみながら「私もここの住人です」と言っているように手が届くような距離まで近づいてきました。スズメでさえも許さない至近距離です。
カメラのシャッターを切る手や人の動きを気にするそぶりもなく、目前でかわいいしぐさを見せてくれました。
「野鳥は逃げるもの」と思っていた私に、心を許してくれるアオジに向き合いワクワクしながら写真を撮りました。
まるまるとした黄色いお腹と鋭い顔つき、真正面から凝視されドキドキしましたが私の顔を覚えてくれているのでしょうか?
その後も、おびえる様子はなく跳ね歩きながら、除草後の庭の草の種をついばんでいました。
後ろ向きでも目は黒々と光っていて、私の存在を意識しているようです。
つむぎの家の里地で、アオジと共に生活する仲間として、同居できる喜びに浸っています。
山に入ると、杉林の暗い林内ではクロジが、「チッ、チッ」と地鳴きをかわしながら小群で暮らしています。
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