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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

里山風景 ー脱穀作業と綾里っ子ー

2013年11月03日 | 里山風景

秋晴れの連休初日、9月に刈り取りハセ掛けしてあった稲の脱穀作業をしました。

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今年は、台風や秋の長雨により、脱穀のタイミングを失い、1ヶ月半近くハセ掛けしたことになり、これまでの最長記録で、籾が芽をだしはしないかとハラハラしました。

約半分ほど脱穀を終えた午後には、4年生のショウゴくんとトウマ君が遊びに来て、脱穀機の近くでは遊ばないことを約束し、私どもは作業を続けていました。


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作業の手を休めて、子供たちの姿を追うと栗の木の砦で仲良く遊んでいました。


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その後、6年生のユウカちゃんとミノリちゃんに3年生のアイリちゃんもやってきて、稲を外したハセに上ったり、トンボを追いかけたりして遊んでいました。


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稲を外したハセは、子どもたちの格好の遊び道具のようで、ショウゴ君は、ハセに両足をかけ逆さになって体を揺らし、宙吊りブランコを楽しんでいました。

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脱穀作業の合間に、畑のゴミを燃やした灰が残っていたので「焼き芋食べる?」と声をかけると、女の子たちは「食べたい!」と目を輝かせました。

そこで、お芋とホイルを持ってきて、焼き芋を作る準備を始めました。女の子たちは、前にも焼き芋を作ったことがあるので、手際よく芋を洗ったり、ホイルに包んでいます。男の子たちは、あまり興味がなさそうです。


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私どもが引き続き脱穀作業を始めると、ショウゴ君は機械に興味があるようで覗きに来ましたが、作業中は近づかないことを約束すると、みんなのところに戻っていきました。

ハセを挟んだ下の田んぼでは、綾里っ子たちが協力して、灰の中に芋をいれ、脱穀で出た稲わらクズを燃やしながら、焼き芋作りをしています。


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脱穀が終わった頃、焼き芋が出来上がり、熱々の焼き芋を頬ばる綾里っ子たちです。

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焼き芋がもっと残っていないかと、灰の中をかき混ぜているミノリちゃん。アイリちゃんは、灰の温もりに手をかざして「アッタカーイ!」と気持ちよさそう。

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晩秋の夕暮れは早く、瞬く間に陽が沈み、肌寒くなります。子どもたちは残り火で暖をとり、焼き芋をほおばりながら、何を見つめ考えてているのでしょうか?

焚き火の炎は、風に揺れて明るく燃え上がっています。残り火の後始末をして、子どもたちはそれぞれの家に帰って行きました。


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