モズ(モズ科)オス
モズ(百舌)の名は、いろんな鳥(百の鳥)の鳴き声を真似することが出来ることによるそうです。
小さな体なのにくちばしは猛禽類のようにかぎ型をしており、食性は昆虫を主食とした動物食です。高いところから急降下で川に下り、獲物をとる様子を何度か目撃しました。庭にあったカエルやイモムシの「モズのはやにえ」は、このモズの仕業でしょう。
秋に、「キィーキィー」と高鳴きをして縄張りを確保したモズが、つむぎの家周辺をテリトリーに冬越しをしています。
ジョウビタキ(ツグミ科)
ジョウビタキの名は、ジョウは銀髪のことで、ヒタキは「ヒッヒッ カッカッ」と鳴く甲高い声が火打石をたたく音に似ることに由来するそうです。
縄張りをつくって同種を排斥する習性があり、おじぎのような姿勢で縄張り争いをしている姿をよく見かけました。
ジョウビタキの顔は黒く、お腹は赤茶色でツバサに白斑があり、冬鳥のアイドルと言ってもいいほどよく目立ちます。
「ヒッヒッ」と盛んに鳴く声に目を移すと、ハウスの支柱の上でジョウビタキのオス同士が追いかけ合いをしていました。縄張り争いをしていたようです。
つむぎの家周辺で一羽ずつ縄張りを持って生活しているモズやジョウビタキのかわいい冬鳥たちは、今里山の住人として恋の季節を待っています。
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