平日(5/7日)の放課後、秘密基地遊びに来た中学生。
つむぎの家に来た中学生の姿を見て先に遊びに来ていた2年生のヨウ君が、中学生の後についてきました。「ヨウ君も一緒に行きたいの?」と聞くと「うん!」「山の中はお化けが出るんだぞ~」と中学生「やっぱりや~めた」とヨウくん。
3年生のコウキ君とリュウイチロウ君とユウト君はリュックを背負ったり手荷物を持ってつむぎの家にやってきました。いつも手ぶらで来るのに疑問に思いながら様子を見ていると林道を山に向かって歩いていきます。「どこで遊ぶの?」と声掛けをすると山に入りたいという。「小学生だけで山に入るのは危ないので、今日は時間が遅いのでやめなさい。」というと少々ふてくされた様子でしたが休日に私と一緒に行くことを約束し、しぶしぶ遊び始めました。
リュウイチロウ君が、イタドリハムシに食われて葉脈だけが残った葉っぱを見つけ「これ!すご~い」と見入っています。
3人は、山に入りたい思いが強く、近くの裏山ならと入れましたら、一巡して下りてきました。(目的は基地作りに適した場所探しだったようで思いにかなうところは見つからなかったようです。)
コウキ君は、「こわい!」と叫びながら慎重に山を下っています。
一方、こちらでは2年生が飼育箱を手に生き物探しに走り回っています。
「毒ガエルがいた!」と叫ぶ声に、手作り剣で遊んでいた3年生も集まってきました。「ここに毒のカエルなんていないよ」というと「白いカエルがいたんだもん」と2年生のマナト君。「カエルはまわりの色に合わせて体の色が変わるの」というと安心した様子でした。
田んぼのヘリの草地に、シュレーゲルアオガエルの卵を見つけ「俺ほしい!俺ほしい!」が始まりましたが「ここと同じような環境を作って育てられる人は持って行ってもいいよ」というと、「今日はいい!」と素直に引き下がりました。
シュレーゲルアオガエルの卵。
田んぼで作業をしていると「杉山せんせ~い! 杉山せんせ~い!」と叫ぶ声と共に高台から駆け下りてきた子どもたち、つむぎの家にやってきた杉山先生に何やら遊びの報告をしているようです。
理科担当の杉山先生は、つむぎの家で開放している学校菜園の植え付け等の打ち合わせに来ました。3年生の大豆、4年生のキュウリとヘチマ、5年生のトウモロコシとインゲン豆、6年生はジャガイモ、等を栽培し、草取りや観察、作物の収穫をする予定です。
今週から学校菜園がスタートし、つむぎの家の里山もより一層賑やかになりそうです。