ヤブ林の整備作業中の様子。十数年前の大風で倒れた杉林がヤブ化し、風倒木やイバラで覆われていました。
http://blog.goo.ne.jp/yukitixyann/d/20130111
今回はここを整備することにし、1月10からスタートしました。昨日ようやく森林整備第一弾が終了しました。
作業は、まず朽ちかけた鹿柵ネットの取り外しから行い、自然に生えたケヤキやホウノキ、クロモジ、ヤマハンノキやハシバミなどを残しながらイバラを刈り払い、風倒木を切り倒しながら進める、手間のかかる整備でしたが、日曜日と雨や雪の悪天候日以外は毎日行いました。
柿の木畑から見た整備の状況です。
以前は、風倒木とヤブに覆われていた無残な状況でしたが、柿畑から続く上の藪が、きれいに整備され明るくなりました。
また、整備地に続く氏神様周辺も、間伐や下草刈りをしてすっきりしました。
氏神様下の風景
里山整備を始めた3年前に作った椅子は、一部朽ちかけてきましたので、新たに間伐材で丸太椅子を設置しました。
太い杉材を縦に切り、立派な長椅子も作ってくれました。
春が来れば、綾里っ子や地域の方々が綾里の町を眺めながら、お弁当を広げここで談笑してくれることでしょう。
整備作業にあたった方々が、冬の日差しを浴びてほっと一息ついているところです。
女性は、鹿避けネットを外したり、下草刈りなどの作業を、男性は、風倒木や樹木の伐採、間伐、ブッシュの整備作業と、とてもよく働いてくれました。
荒廃した里山がたくさんの日差しを浴び、埋土種の芽生えと共に、さまざまな生きもので賑わう里山へと少しずつ変わっていくことでしょう。