春の使者 ふきのとう 2011年02月24日 | 草花 春の使者、ふきのとうが土手の陽だまりに顔を出しました。 つぼみをいくえもの苞でまとい、恥ずかしそうにちょっぴりテレながら顔をのぞかせています。 触れると春の香りが漂ってきました。北国で2月にふきのとうが? 最近新聞で知ったのですが、大船渡市は、岩手の湘南とも言われ、県内で最も暖かい地方だそうです。 「春の皿には苦味を盛れ」 と言いますが、ふきのとうの独特の香りとほろ苦さを体が欲し、早々にみそ炒めをつくりました。独特の風味に気分が引き締まり、パワーをいただきました。
ガガイモの種髪(綿毛) 2011年02月03日 | 草花 整地した緩やかな斜面の草地でガガイモの種を見つけました。種髪が飛ぶ前に刈り取られ、地面に落ちたものと思われます。嬉しさのあまりカメラに収めようとした時、強い風が吹き種髪が飛出し、舞い上がりました。感動の瞬間です。 家に持ち帰り、舟形の袋果をじっくり観察しました。 袋果の中には、まだたくさんの種髪が残っていました。 1個の種を手のひらにのせてみました。種には楕円形の翼があり、種髪は絹糸のごとく、繊細で美しい輝きです。頬ずりしたくなるようなふわふわした感触と優しさです。
ヤマユリの球根 2010年12月13日 | 草花 ヤマユリは私の大好きな花です。 清楚で美しいヤマユリの花を身近に愛でたいという思いで、裏山から球根を掘ってきました。里山の一角にヤマユリの花咲く園を思い浮かべて・・・・ 「花より団子」の食い気の欲望もうずく、ほくほくとした甘い食感も楽しませていただきました。豊かな食を実感! 自然の恵みに感謝! 冬枯れの風景にひときわ目立ったオモトの実、倒木の根元で輝いていました。
ヤツデのシャンデリア 2010年12月08日 | 草花 裏庭の門前で、シャンデリアのように花開いたヤツデ。冬の開花は、昆虫たちの貴重な蜜源。 クリーム色の花床に甘い蜜を用意し、ミツバチ、ハナアブ、ハエなどをおびき寄せる。他の花が少ない時期の開花は、受粉を確実にするヤツデの戦略。
ノブドウ 2010年10月30日 | 草花 めくらぶどうと虹 今日こそ、ただの一言でも虹とことばをかわしたい。丘の上の小さなめくらぶどうの木が、よるの空に燃える青いほのおよりも、もっと強い、もっとかなしいおもいを、はるかの美しい虹に捧げると、ただこれだけを伝えたい・・(宮沢賢治の小説)