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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

遊びざかりの綾里っ子

2013年04月19日 | 綾里っ子

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一昨日の夕方、ヤマトの手綱を握って散歩させていたレン君が、ヤマトに強く引っ張られて手綱を離してしまい、自由になったヤマトは、一目散に走り去って姿が見えなくなりました。

野性に帰ったヤマトの機敏な動きに驚き、罪悪感にさいなまれたレン君、「大丈夫!、そのうち帰ってくるから」と慰めたものの、不安な表情で、この日は帰宅しました。

昨日も遊びに来て、まず犬小屋をのぞき、ヤマトの姿を確認し「ヤマト いつ帰ってきたの?」とレン君 。「今朝、小屋をのぞいたらちゃんと帰ってきていた」と答えると安心した様子で、「遊んで来よう!」と友達と一緒に田んぼの方に走っていきました。


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少し遅れてやってきた仲間も合流し、綾里っ子たちは池で生きもの探しをしていました。

近づいていくと「田んぼに入ってもいいですか?」とミウちゃん。「田植えをするまでは、どこでも自由に入っていいよ」と答えると「ワ~イ」と素足になってサユちゃんと一緒に水を張った田んぼに入っていきました。


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「ウワー冷たい!」と、沢の水はまだ素足にはこたえるようです。それでもだんだん水の冷たさに慣れ、「ネチョネチョして気持ちがいい!」と田んぼを歩き回って、泥の感触を楽しんでいました。


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一方男の子たちは、竹の棒や丸太を剣にして、戦いごっこを始めました。

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サユちゃんとミウちゃんは、川に入って田んぼの泥を落とし、その足で、今度はカエルを捕まえて遊び始めました。

しばらくして様子を見に行くと、女の子たちは、その後も川の中で生きものを探したり、じゃぶじゃぶ走り回って飽きずに遊んでいました。

男の子たちは、散り散りになり、つまらなそうにしていたレン君に「どうしたの?喧嘩でもしたの?」と聞くと「う~うん、ショウキ君がいじけてしまった。ヤマトと遊んでくる!」と犬小屋に向かって歩き出しました。

池のヘリには一人ぽつりとしているショウキ君の姿が見えました。しばらくそっとしておくことにしました。


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しばらくして、ショウキ君が「千田さ~ん、この音聞いて~!」とネットにもみ殻を入れ、上下に振って聞かせてくれました。「うん、いい音だね。」と答えると「マラカスの音に似ていない?」とショウキ君、「ほんとだ!マラカスにそっくりだね」と言うと「マラカス作りたい!」とショウキ君、「じゃ、ペットボトルを持ってきてあげるから」と話していたところに、お母さんが迎えに来たので、もみ殻を袋に入れて持ち帰り、家で作ることにしました。

放課後の限られた時間ですが、綾里っ子たちは、遊びを通して発見したり、時には友達とぶつかり合いながらも元気に里山を駆け巡っています。


10人の園児がやってきた

2013年04月17日 | 綾里っ子

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昨日、庭先で草取りをしていると、賑やかな声が聞こえ、子どもたちがつむぎの家に向かって歩いてきました。

「綾里こども園」から二人の先生に連れられて10人のかわいい園児たちがつむぎの家に散歩にきたようです。

「何歳ですか?」と声をかけると「4歳!」「3歳!」と指を立てて教えてくれました。


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里地に入り、まず目についたのは落ちていたクルミ、園児たちは珍しそうに拾い始めました。

2つにきれいに割れた殻を見て「割れてる!」と・・「リスさんが来て食べたのよ」と言うと「えー いいなあ~」と動物も大好きなようです。


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次に氏神様に向かって土手を上っていくと「あっ ツクシだ」と一人の女の子がツクシを見つけました。先生からビニール袋をもらい、みんなでツクシを摘み始めました。

つんと伸びいてるツクシを見て「わ~大きい!」胞子の固い芽を出したばかりのツクシは「かわいい!」「首が曲がっている!」などと豊かな感性の園児たちです。


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一方こちらでは、坂道を駆け上ったり、駆け下りたりと、おぼつかない足取りで「キャーキャ」言いながら走り回っていました。


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氏神様の前では街を見おろし、園児たちは「子ども園が見えた!」と大喜び。

先生が「ヤッホー と大きな声で叫ぶと、届くかもしれないよ」と言うとみんなで声をそろえて「ヤッホー」と力強く叫んでいました。はたして園まで届いたでしょうか?。


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今春整備したばかりの、氏神様裏の薄暗い山に入り「クマが出そう」とか「先生!チクチクしたものがあるよ!」と園児たち。

整備を終えた場所とはいえ、切り株が出ていたり、ネットが埋まっていたりと不安定な足場を避けるように園児たちは慎重に山を降りてきました。


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氏神様下のベンチで、記念撮影をし「ありがとうございました」とお礼を言って園に向かって歩き出しました。

「楽しかったね」と言い合う園児たちの言葉を聞きながら「またきてね~」と後姿を見送りました。

短い時間でしたが、天使のような笑顔に元気をもらった春の一時でした。


遊び盛りの放課後

2013年04月13日 | 綾里っ子

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昨日の放課後、理科担当の杉山先生と3年・5年担任の新任の先生が、今年度の学校菜園や米作りの打ち合わせに、つむぎの家に来ました。

まず現場を見てもらいました。山から流れてくる沢の水を、水田や畑に利用している話をしている中、すでに遊びに来ていた綾里っ子たちが、自分たちの担任の先生を見つけて近寄ってきました。


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次に、先生方を案内して学校菜園に向かって行くと、綾里っ子たちは遊びを中断して先生の後についていきました。

自分たちが遊んでいる所に担任の先生が来てくれ、嬉しかったようです。また、先生方が何をしに来たのか興味がわいたようでした。


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先生方が圃場の見学をしている間、綾里っ子たちは学校菜園の土手の下に作ったツリーハウスを拠点に、それぞれに遊び始めました。遅れてきた来たレン君とキョウセイ君も即座に仲間入り。

レン君は私に会うなり「ふきのとう おいしかったよ!。 妹は食べられなかったけどみんなおいしいって食べたよ!」と。すると、そばにいたヨウ君も「俺んちは、ふきみそにして食べた。おいしかった!」と2日前に摘んでいったフキノトウの報告をしてくれました。


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現場での打ち合わせが終わった後、咲き始めたカタクリの花を見せにカタクリ山に案内しました。子どもたちも一緒についてきました。

整備を終えたカタクリ山に上るのは初めての彼らにとって、目に留まるものが幼虫達の住みかに見えるのか、先に上ったレン君とトモヤ君は朽ちた切り株の皮をはがしています。彼らの眼は、カタクリの花ではなく、幼虫探しの方に光っているようです。ヒビキ君とヨウ君は、ヤマアカガエルが入った飼育ケースを離しません。


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やがて整備されたカタクリ広場にたどりつきました。足元に咲くカタクリの花よりも、この子たちの興味は高台に上った喜びにあるようです。「ヤッホー!」と声をそろえて対岸の山に向かって叫んでいます。


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眼下に広がる綾里の街を見おろし、山裾を走る南リアス線の車両を見て「列車が走っている!」と歓声を上げていました。

カタクリ山を下りてからは、綾里っ子たちは池の方に向かって走っていき、再び生き物探しや遊びに入ったようです。私どもは、新宅で先生方との今年度の自然観察学習についての打ち合わせに入りました。

時計は午後5時を過ぎ、打ち合わせも終わり先生方は学校に戻られたが、綾里っ子たちは帰った気配がなく、たぶん裏道からそれぞれ帰っていったのだろうと思い、ヤマトの散歩に行く準備をしていました。


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午後5時半、玄関から外に出てみると、何と!裏の田んぼの方から、綾里っ子たちの元気な声が聞こえるではありませんか。

田んぼに寝転んでいる子、畦を走りながらはしゃいでいる子の姿が見えました。

「君たち!もう5時過ぎだよ!」と声をかけると、「え~! いま、5時何分?」「先生!帰ったの?」とあわてふためいた様子。どうやら全くチャイムが聞こえないほど熱中して遊んでいたようです。

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「そんなに泥んこになって何して遊んでいたの?」と聞くと、「田んぼの端から端まで走って誰が<泥んこ大将>になれるか競争していたの」と、元気いっぱいの返事。「で~誰が大将になったの?」と聞くと、「まだ決まっていない!」と遊びが中断され少々不満顔。

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あまりにも泥だらけなので、帰る前に川で汚れを落としている子どもたちに、「ア~ア こんなに泥んこになって~ お母さんの洗濯が大変だから、家に帰ったら自分で洗うのよ!」と言うと、「大丈夫!ばあちゃんが洗ってくれるから」とヨウ君。「泥だらけになって帰っても、怒られないもん!」とキョウセイ君。トモヤ君も「オレンチも怒られないよ!」とげんきな声。

綾里っ子たちは、監視の目の無い中で、帰りのチャイムが聞こえないほど元気いっぱい田んぼの中を駆け巡り、日暮れの長くなった春の夕方を、思い切り遊び回って、泥で濡れた寒さを吹き飛ばすように帰っていきました。

こんな綾里っ子たちの姿を、ホットな気持ちで見送りました。


生き物探し-パート2-

2013年04月11日 | 綾里っ子

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昨日は、子どもたちが遊びに来ていないようなので、イワウチワの花の状況を見ようと、午後4時ごろ、ヤマトをつれて山に向かいました。すると「千田さ~ん!」と子どもの呼ぶ声が聞こえました。振り返ってみると、遅い時間でしたが何と、3年生が4人でやってきました。一昨日に来ていたのはヨウ君だけであとの3人は久しぶりの顔ぶれです。

トモヤ君は両手を後ろに回し、腰を曲げた恰好で「久しぶりで、爺さんになっちゃったよ~」と挨拶がわりの一声。身体全体を使って、待ち焦がれていたことを表現するなんて、明るく元気な子どもたちに誘われて、引き返しました。


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犬のヤマトにもご挨拶「ヤマトー!ふわふわ毛で気持ちいいね~」とヨウ君。その傍らで、以前他の犬にかまれたことがあるというケイスケ君は、「ヤマトは噛んだりしない?」とこわごわと両手を伸ばしています。

「千田さんは、これからヤマトと山に散歩に行ってくるけど、君たちは遊んでられる?」と言うと「うーん」とちょっと心もとない返事。


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それでも元気よく、ため池の方に走って行く子どもたちの後ろ姿を確認し、山に向かって歩き出したところ、「千田さ~ん!池に水がない!イモリが死んでるよ~、カエルの卵があるよ~!」と矢継ぎ早に叫ぶ声。

池に引き返すと、干上がった池で小さなイモリが4匹死んでいました。暖かさに誘われ冬眠から目覚めたものの、急に寒くなり、環境の変化に対応できなかったのでしょうか?。

ヤマアカガエルの卵も十数個産み付けられていました。ヨウ君とトモヤ君はカエルの卵を触り「ぷりぷりして気持ちがいい!!」「ゼリーみたい!」と感触を楽しんでいました。


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その後は川に移動し、川の中で生き物探しを始めたようです。

「いたいた!カエルがうじゃうじゃいたよ!」とトモヤ君。「ほしい!ほしい!」と飼育ケースを持って近寄っていったのはヨウ君とヒビキ君。包接していたヤマアカガエルを二組同時に捕まえたようです。


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これから産卵するヤマアカガエルを飼育ケースに入れた二人に「そのカエルどうするの?」と聞くと、「育てるの!」とニコニコ顔。「カエルを育てるのは大変だから、カエルの卵を持っていったら」と言うと、「卵はお母さんがダメっていうから」とヒビキ君。結局、ヨウ君だけが包接したカエルを持ち帰りました。

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その後は、みんなでヤマトの散歩に行きました。

手綱を持ちたいというヨウ君とトモヤ君に、紐を預けるとヤマトにぐいぐい引っ張られて、二人は必至で手綱をひいています。


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山の中に入ると、綾里っ子たちは、もう自分の世界に浸っていました。

「こっちにちゃんとした道があるよ~」と言っても、あえて道なき道に入り込み、さながら原野を探検している気分なのでしょうか、ヒビキ君は「ワオ~」と叫びながら山の中を駆け巡っていました。

1時間足らずの短い時間でしたが、生き物や自然に最も興味を持つ年頃、綾里っ子たちの感性に刺激されたひと時でした。


子どもたち(低学年)の生き物探しが始まる

2013年04月10日 | 綾里っ子

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新学期がスタートした昨日の午後、低学年の男の子たちが次々とつむぎの家に遊びに来ました。

リツト君(3年)の弟、新1年生のオオスケ君もやってきました。3年生のマナト君は、手に虫かごを抱えて、早速生き物探しにやってきたようです。

私たちは遅い昼食を済ませて外に出てみると、綾里っ子たちは、長屋の前で鹿の骨やヤマドリの羽、絵付けした石などを興味津々に眺めていました。

近づいて行くと「カブトの幼虫がほしいんだけど・・・」とマナト君。「かぶとの幼虫はまだ見ていないけど、クワガタの幼虫はいたよ」と、午前中に朽木の片付けていた時に見つけたことを話すと、その方に駆け上がっていきました。

 

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後からやってきたヨウ君も加わって、川べりの土手にに横たわっていた古木を転がして、幼虫探しを始めたようです。

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こちらでは、レン君が杉の葉をはがし、小さなアリが自分の体よりも大きなゲジゲジ虫を運んでいる様子を見て驚いていました。オオスケ君も興味ありげに覗き込んでいます。


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クワガタの幼虫がなかなか見つからない3年生たち。こんどは、木の切り株の朽ちかけた樹皮を剥がし始めました。剥がしながら懸命に幼虫探しをしていますが、出てきたのは、ムカデやシロアリ、クモなどでした。

しばらく朽木の中をのぞいたり、木の皮を剥いだりして幼虫探しに専念していましたが、狙いのものが手に入らずあきらめて、里地に下りていきました。


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今度は、川に入って生き物探しを始めたようです。

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1年生のオオスケ君が、両手でヤマアカガエルを捕まえて嬉しそうに見せてくれました。お兄さんのリツト君はカエルが触れないだけに得意顔です。

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マナト君は、包接したヤマアカガエルをホタテの貝殻に乗せ、触っても離れないカエルたちのかっこいい姿を、「どうだ!」と言いながら、誇らしげにみんなに見せています。

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春とはいえ川の水はまだ冷たく、長い時間入っていることはできません。

そんな中、新人のオオスケ君は、ヤマアカガエルを輪切りにした竹の上に乗せ、オス・メス離れないカエルを不思議そうに観察し、ひとり悦に入っています。

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一方、カエルの嫌いなレン君、一人で土手のフキノトウを見つけ「千田さん!、これ食べられる?」と花開いたフキノトウを手にしていました。「食べられないことはないけどもう少し小さいほうが食べやすいよ!」と別の場所に案内しました。

「レン君はフキノトウ好きなの?」と聞くと「最初は苦かったけどおいしくなった。ばあちゃんに揚げてもらうんだ!」と袋いっぱい採って行きました。

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ヨウ君とユウト君もついてきて、「僕もフキノトウとっていく!」とヨウ君。ユウト君もにこにこしながらフキノトウを摘んでお土産に持ち帰りました。

まだ生きもの探しには寒い時期ですが、昨日は春の香りをお土産に、喜んで帰っていきました。

間もなくカエルの産卵も始まり、カタクリやニリンソウが咲き乱れると、放課後が待ち遠しい子どもたちが一気にやっくるてくることでしょう。