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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

休日の綾里っ子

2014年05月12日 | 綾里っ子

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一昨日(土曜日)は、4年生のマナちゃんとミウちゃんが福岡から転校してきたレミちゃんを連れて、お弁当持参でつむぎの家に遊びに来ました。

農作業をしていた私たちに、レミちゃんを紹介するマナちゃん。

つむぎの家が初めてのレミちゃんの表情は、少し緊張した様子。

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朝から遊びに来ていた2年生の男の子3人組は、ツリーハウスや川べりで仲良く遊んでいましたが、女の子たちの姿を見ると、遊びを中断して近づき、何やらご挨拶。小さな学校なので、学年が違ってもみんなお友達。綾里っ子たちの礼儀正しさと仲良しに感心しました。

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でも、もうその後は、2年生たちはツリーハウスへと戻って再びあそび始め、4年生たちは氏神様の方へ散策に行きました。

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作業の手を休めて子どもたちの姿を追うと、女の子達3人は、高台のベンチに座ってお弁当を食べたり、おしゃべりを楽しんでいる様子。

しばらくして高台から降りてきたマナちゃんが、「千田さーん!オタマジャクシを取りたいので、長靴3つとバケツ3個、貸してください」と。でも、子どもたち用の長靴は用意していないので、「長靴はないので、後でタオルを貸してあげるから素足で入んなさい」とバケツを用意してあげました。

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少したってから様子を見に行くと、マナちゃんとミウちゃんは、オタマジャクシ取りに熱中していますが、レミちゃんは初めての体験だったのか考え込んで足を踏み出せずにいます。マナちゃんが手を取ってあげて、田んぼの中に入れてあげ、数歩いていましたが・・・。


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レミちゃんは、やっぱり足についた泥が気になる様子。すぐに田んぼから出てきたようです。

5年生になると田植えや草取りなどで田んぼに入る機会もありますので、レミちゃんの変身を期待しましょう。

ミウちゃんは、草陰に産卵したシューレーゲルアオガエルの卵を指で撫で「マシュマロみたい!」と感触を楽しんでいました。

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昨日(日曜)は、4年生と1.2年生の男の子たちがやって来ました。田んぼに苗を植え始めていましたので、田んぼの中には入らずに、小さなため池でオタマジャクシやカエル、イモリなどの生き物と戯れる綾里っ子たちでした。

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一昨日、4年生の女の子たちがお弁当持参できたのが羨ましかったようで、2年生のアキ君とカズキ君は、おにぎりを持参でやってきてツリーハウスで仲良く食べていました。

午後からは、5年生の女の子たち数人が田んぼの様子を見にやって来たり(今週14日に田植えを行う予定)と、休日の里山は、三々五々に子どもたちで賑わっていました。

春の暖かい日差しを浴びて、自然の中で遊び回る子どもたちの姿を見ながら、時折農作業の手を休めて、エネルギーを充電した休日でした。



振替休日で遊びにきた新中学生

2014年04月29日 | 綾里っ子

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昨日の午後、中学生になったばかりの5人の生徒が、つむぎの家に遊びにやって来ました。

「平日なのにどうしたの?」と聞くと「土曜日が授業参観日だったので、今日は振替休日なの。山に行きたい!」とのこと。彼らは慣れた手つきで、つむぎの家ノートに名前を書き入れ、リュックには飲み物も入っているようです。そこで、一緒に山に入ることにしました。

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まず、自分たちで植樹した木を見に行きました。

カツラの木を植えたモモちゃんは、ヘキサチューブから枝を伸ばして新芽を展開した様子に、「ワー元気だー!」と喜びの表情を見せてくれました。鹿の食害にあい、再度植え替えたツバサ君のサクラや、葉をいっぱいつけたレン君のコブシ、食害にもめげずに新芽が出始めたタカヒロ君とルキ君のコブシなど、順調に育っていることを確認して、南尾根コースの散策に行きました。


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歩き出してまもなく、垂れ下がった赤い花を守るように、たくさん切れ込みのある葉を見て「これなんですか?」とツバサくん。

「葉っぱの形をよく見てごらん。天狗のウチワに似ているでしょ、ハウチワカエデって言うのよ!」。「あっ ほんとだ!」と葉っぱを見て感心した様子。その他、破れた傘のような形のヤブレガサや芽を出したばかりのモミジガサの群生などを見つけては足を止めて観察していました。


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尾根道の中程では、「なに これ?」と大きな声で叫ぶレン君。盛り上がった木の根元に二つの穴を見つけました。

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4mほど離れたところにも、同じょうなむき出しの盛土を見つけ、動物が出入りしたと思われる穴がありました。

「南尾根からはよくキツネが降りてくるので、キツネの巣穴かもね。」というと、穴に長い枝を入れて「出てこないかな?」と探り始めたツバサ君。枝は、1m近く入っていったようですが、「動物は賢いから、巣穴は迷路のようになっているかもね」というと「あっ! そうか~」と諦めたツバサ君。


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途中、芽吹き始めた木々の間の倒木で、ルキ君を先頭にバランスをとりながら綱渡りを始めました。

木の芽晴れの尾根道は、ヤマザクラやオオカメノキの白い花、オレンジのヤマツツジが咲き始め、春の森をを彩っていました。


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フジの鞘を拾ったレン君、モモちゃんに見せると「それな~に?」とねじり飴のような形に驚きの表情。

「フジの実が種を落とす時に、ねじれることでより遠くに種を飛ばすことができる植物の知恵かもね」というと、「スゴイ!」とモモちゃん。


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約1時間半ほど南尾根を散策し、山から下りてきて、棚田跡で一息ついているところです。

この後、トウホクサンショウウオが生息する、上流の砂防ダムまで足を伸ばすことにしました。

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サンショウウオは、まだ卵塊の中ですが、幼生がうごめいていました。

ツバサ君は手にすくって確認し、卵塊をじっくり観察し始めています。好奇心の旺盛さは、中学生になっても変わらないようです。この後、ダム周辺を探検したり、水遊びや丸太遊びをして、里に戻りました。


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里に戻ってつむぎの家に来ると、今度は疲れも見せずに、鬼ごっこで里山を駆け巡っていました。この子達は、小学3年生の時からつむぎの家に来ており、昨日は、目一杯遊んで午後5時近くになって帰って行きました。

綾里小を卒業したばかりの生徒たちが、振替休日を利用して、つむぎの家に遊びに来てくれたこと。そして彼らと一緒に木の芽晴れの森を歩き、自然の中で生き生きとした姿に、元気をもらったひとときでした。


花冷えの休日 つむぎの家での綾里っ子

2014年04月21日 | 綾里っ子

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木々が芽吹き、野山の花々が咲き始めてきましたが、昨日は花冷えの休日。そんな中、綾里っ子たちがつむぎの家に遊びに来ていました。

遅れてきたヒナちゃんが、「みんなどこに行ったのかな?」と探していましたが姿が見えません。大きな声で「ヤッホー」と山に向かって叫ぶと「ヤッホー」と返ってきました。先に来た綾里っ子たちは、カタクリ山にいました。

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山で合流し、ヒナちゃんも一緒に遊び始めました。松ぼっくりを拾い集めてはベンチに並べ「松ぼっくりの背比べー」と言いながら、それぞれ何か思い描いている様子。ナオちゃんは、腰をかがめてカタクリの花を覗き込んでいます。


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次は、木の切り株に木の実を拾い集め、木の実で埋め尽くされた円形の切り株と芽出ししたホオノキの枝をロウソクに見立て「クマさんのケーキだ!」とメルヘンの世界に浸っていました。

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ハルちゃんは、松ぼっくりでお手玉遊び、「軽くて風に飛ばされそう!」と言いながらも上手に操っていました。

ハルちゃんが肩から下げている赤いバックの中には、長靴が入っています。水辺で遊ぼうと用意してきたようですが、あいにく、風が冷たく水遊びには寒い陽気でした。

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山から下りると、母屋のシンボルの大木、”オンコの木(イチイ)”の折れ曲がった枯れ枝が目にとまり、「木が逆さまになっている!どうしたの?」とハルちゃん。「5年前の大雪で幹が曲がってしまったの。」と答えると「木の迷路だ!」と狭く入り組んだ枝の中に入ってあそび始めました。

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いつしかイチイの木が、綾里っ子たちの遊び場になっていました。樹齢350年とも言われる折れ曲がった木に上って、笑顔を見せる4年生のナオちゃんと2年生のレナちゃん。

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今度は、生垣周辺で拾ったカタツムリ(キセル貝)の抜け殻集め。

4年生のヒナちゃんは、陸生のキセル貝を手に「こんな形の殻があったよ!」と見せてくれ、色とりどりのさまざまな形の殻に不思議を感じたようです。

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その後は、シーソーなどの遊具で遊んだり、ヤマトの相手をして楽しんでいる様子でしたが、ヒナちゃんが傍にやってきて「千田さ~ん、ヤマトが、隠しておいた鹿の角を見つけて掘ったんだよ!」とヤマトの手柄を、驚きの表情で知らせくれました。

しばらく思い思いに遊んでいましたが、やはり体を動かしていないと肌寒いようで、綾里っ子たちは、みんなで「鬼ごっこ」をして庭を走り回っていました。

4年生3人と1年生のミリアちゃんに2年生のレナちゃんたちが一緒になって、仲良く走り回っている姿はなんとも微笑ましく、お掃除や、学校行事など、綾里小の縦割り集団での活動の成果ではないかと思ったひと時でした。


野球部の新4年生がやってきた

2014年04月15日 | 綾里っ子

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昨日、農作業をしているとひょっこり目の前に「お久しぶりです!」と新4年生のトモヤ君が現れました。

「あら!今日はどうしたの?」と聞くと、「野球が休みなのできました。ヨウ君とレン君も来るよ」・・・と。そうこうするうちに、川の土手を、トモヤ君の後を追いかけるように二人も走ってきました。

「ホントに久しぶりだね。ヤマトに忘れられて吠えられたんじゃないの?」というと「裏口から来たので、ヤマトに挨拶してくる!」とヤマトがいる玄関の方に走っていきました。

3人は、”オタマジャクシ”と”竹の剣”が欲しいことや、カタクリ山に行きたいと、放課後の限られた時間で何をするか予定を組んできたようです。

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ヤマトに挨拶後は、早速カタクリ山に駆け上がっていきました。

さすが野球で鍛えた3人、素早い走りについていこうとしたら、息切れしてしまいました。


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夕日を浴びたカタクリ山には、咲き始めたカタクリの花が、花弁をいっぱいに広げていました。花を囲んでポーズをとってくれた3人の顔は、キラキラ輝いていました。


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その後は、竹林にまっしぐら。それぞれに好みの布袋竹をとっています。

(山に入る途中で、「ナタとノコギリを持ってくるのを忘れたので取りに行ってくる!」というと、「大丈夫!この腕で折れるから」とレン君。道具なしで竹取りです。)


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好みの竹を取り終えて下山途中、レン君とヨウ君は竹の剣をかざして戦いを始めました。

互いに、巧みに剣を交わす動作に感心しながら、しばし見入りました。


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最後は、オタマジャクシ取りです。

2週間ほど前のヤマアカガエルの卵が孵って、卵の周りではオタマジャクシが真っ黒になってうごめいていました。


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ミニバケツでオタマジャクシをすくい上げ、家に持ち帰って育て「カエルになったら返しにくる!」とバケツを抱えて意気揚々と帰っていきました。

1・2年生の時には、つむぎの家に来ては、溜池で泥んこになって生き物と戯れていた3人ですが、野球部に入ってからは、(土日も殆んど部活で)遠のき、寂しく思っていましたが、忘れずに来てくれたようです。運動靴を泥だらけにしながら、そーっとオタマジャクシをすくい上げている姿に、成長を感じるとともに、竹の剣をかざしながら意気揚々と帰っていく後ろ姿を見送り、嬉しく思いました。


綾里っ子たちの春

2014年04月14日 | 綾里っ子

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春とは言え、まだ行きつ戻りつの肌寒い陽気ですが、溜池には、ヤマアカガエルやアカハライモリ、マツモムシやガムシなど、生き物たちの姿が見られるようになりました。

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休日には、低学年の綾里っ子たちが、飼育ケースや網を持って、つむぎの家に遊びにやってきます。


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2年生のオウスケ君は、網ですくった泥の中に、小さなドジョウを見つけたようです。1年生のタクトくんは、興味津々に覗き込んでいます。

里山は、生き物たちと戯れる綾里っ子たちの春を迎えました。


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こちらでは、2年性のシュン君と4年生のアヤナちゃんが、里山探検。

道なき道の山の斜面をかけ上っていきました。

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「木登り大好き」というシュンヤ君、身軽にホオノキに上り得意満面。


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トチノキのベトベトした冬芽や葉痕を覗き込むシュンヤ君親子とアヤナちゃん。

冬ごもりをしていたトチノキの冬芽は、厚いコートを剥ぎ、中から新芽が顔を出し始めました。

木々の芽吹き、生き物たちの賑わいとともに、つむぎの家に綾里っ子たちの歓声が響き渡る日がやってきました。

自然に体当たりして、春の光や風を感じながら、水辺の生き物や虫たちとふれあい、身近な里山の春を謳歌して欲しいと願っています。