わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

全国教育研究集会が富山で開催「3.11後」がテーマ

2012-01-30 11:12:41 | 教育
 1月28日から30日までの予定で日教組主催の全国教育研究集会が富山市で開催されました。石川県教組として、隣県ということもあり、レポーター、組合役員、一般参加含めて120名が参加し、私も加わりました。
 朝8時半からの開会に備え、自宅を4:30に出て集合場所へ向かい、5:30にバスで出発しました。金沢に比べて富山は雪がことのほか多かったです。
 支部、県の教育研究集会での討議をもとに作成したレポート発表のレポーター、オブザーバーは3日間参加です。石川県教組からの初日の1日参加は40人いました。

  全国からの約3,000人の参加で全体集会が始まりました。中村譲・中央執行委員長は「防災教育、減殺教育の充実を図っていかなくてはならない。学校が地域とともにあることを再確認して実践を深めあいたい」と呼びかけました。
 開会に先立ち、福島県教組から「福島では、4,000人の人が失業手当打ち切りを目前に控えている。12,000人の人が故郷を追われている」との報告がありました。
 また、東北被災地での学校、子どもたち、教職員、日教組ボランティアの様子のDVD放映がありました。学校が再開されて、友達と再会できたことを喜び合う子どもたち。子どもたちをつなぎ、人々をつなぎ、地域をつなぐ「学校のチカラ」を感じました。

 私は、全体集会での講演を大変楽しみにしていました。講師は東大の大沢真理さん。専攻は社会政策の比較ジェンダー分析。政府税調や内閣府男女共同参画会議などにもかかわりがあります。テーマは「子どもと女性に投資するとが日本再生のカギ」
 ところが、なんと、雪のため講師が到着できないというとんでもないハプニングが起こったのです! 前日の夕方まで会議があり、飛行機で向かったが雪のため富山空港に着陸できず引き返す、当日の朝一番の飛行機で向かうが、またもや雪のため引き返さざるを得なったというのです。雪国でこの時期の開催となれば、飛行機はリスクが大きいことは当然認識していたはずです。3,000人対象の記念講演なのだから、陸路で向かう手はず、あるいは講演の録画配信など、参加者の期待を裏切らない手立てを主催者は当然取るべきです。
 12年前、石川県で全国教研が開催されたとき、私も県教組役員として運営に携わりました。開会式の前日は猛烈な吹雪でした。講師の暉岡いつ子さんは「私はレールの上を歩いてでも駆けつけなければならないと思った」と冒頭話されたことを記憶しています。

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