わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

10年ぶりの 小坂校下”三獅子舞”共演会

2010-08-28 21:04:02 | 地域
 8月28日、小坂小学校グラウンドで、小坂公民館主催の「小坂校下”三獅子舞”共演会」がありました。
 町会の枠を超えて伝統芸能に対する住民の関心を高め、若い担い手の育成につなげる狙いで、藩政期から小坂校下に伝わる神谷内、御所、小坂3地区の獅子舞が10年ぶりに共演することになりました。(写真は、御所町の獅子舞の演技)

 3地区に伝わる大きなカヤのある獅子舞は、百万石行列で観ることはあっても、間近でじっくり見る機会はなかったため、とても面白かったです。私の田舎の獅子舞よりスケールも大きく、棒振りの仕方も衣装も異なり、とても興味深かったです。

 3地区とも、棒振り、頭(獅子頭)持ち、ケンタイ、おはやし(三味線、大小太鼓、尺八、笛)胴竹持ち、太鼓かつぎ、世話人の総勢60人からなっていました。
 棒振りは、小学生から中学生、社会人と、いろいろな世代の人が練習を積んできている様子が十分伝わってきました。かつては、棒振りは男性だけに限られていたそうですが、今は、小学女児、女子中学生も加わり、男女共同参画が進んでいました。また、担い手不足を補い、大学の地域貢献事業の一環として、御所町の獅子舞には、星稜大学の学生も加わっていました。

 暑い中、地域ぐるみで、連日練習に励まれたことでしょう。小坂獅子舞保存会は、今年10月に開催される「ねんりんピック」で演技されるそうです。私の隣に座っていたおじいちゃんは、「小坂の獅子舞はわしが60年前、青年団の時始めたがや」と、小坂の獅子舞を誇りに思っていらっしゃいました。

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