めおと上海生活(旧:北京的生活)

北京での留学生活を終了した年とゆっこ。上海での駐在員・太太の生活や食べ物・文化等を写真と一緒に書いてゆきます

緑色の失敗品

2007-04-27 20:58:05 | 上海:生活

なんとな~く、当たり前に思っているフレーバーってありますよね。
海外に出てみると、それは独りよがりだったのだなあと思い知らされます。

たとえば。
ポテトチップスやカールの味、と言えば・・・
のり塩。しょう油。チーズ。バーベキュー。焼きとうもろこし。などなどに囲まれていた幼少時代。大学生になって東京で見たものは!
「ハニーマスタード」「サワークリーム&オニオン」「ソルトビネガー」
・・・アメリカには色んな味が存在するんだなぁと実感。
今まで食べてたのはかなりのジャパニーズ味だったのね。

そしてここ中国に来て、キュウリ味チップスについては以前書きましたが
今回も衝撃を受けた品を・・・。

それは日本人には許せない「低糖緑茶」フレーバーの歯磨き粉
買った自分が心底不思議!!磨いたすっきり感のひとかけらもない、微妙なあと味。
甘さが残る口の中。緑茶歯磨き粉よ、サヨウナラ…。

もう一品は葱味のクラッカー。いちおクラフトから出てます。
中国人はこのネギ味、けっこう好きですよね~。いろんな会社からでてます。

サクサクっ。うむむ~・・・・。想像通り??
後味がねぎ・・・このまま食べるには、いまちょっと物足りないかも。
まずい訳ではないけれど、おいしくも感じないなあ。
コンビニでも売られてるし、中国では順調に売れている、中国の味なんだね




ちゃいなび&Conciergeで記事投稿

2007-04-24 01:52:43 | 上海:仕事
北京での留学生活が終わった時のブログ「留学生活終了。北京から上海へ。」の中で
中国企業の日本上場に携わっていくと書きましたが、最近記事を書き始めました。
4月26日にいよいよ第一号の会社が東京マザーズに上場しますので、旬な話題です。

Conciergeという在中日本人向けのフリーペーパー(上海版のみ)と、同社のウェブサイト
ちゃいなびワークスで同時掲載していますので、興味のある方はご覧になって下さい。

今後も日本IPO傾向と対策というタイトルでしばらく記事を書いていく予定ですので、
みなさんから忌憚のないご意見をもらえると嬉しいです


パジャマでお出かけ

2007-04-19 22:43:34 | 上海:人街人

ひさしぶりに見かけた、この格好のおじさん!!!
出没場所は中山公園の北、屋台風軽食屋が多くならぶ庶民的通り、午後4時ころ。

去年の9月の上海市民世論調査『上海市で見られる最もマナーに欠ける行為は何か』
の質問に対し、堂々の第一だったのが、この『パジャマ姿で外を歩くこと』
(外国人から見たら、タンを吐いたりテバナしたりの方が・・・

この調査結果が出た時点では、
16%の人が『自分もしくは家族がしばしばパジャマで外出する』と答え
25%の人が『たまに(時々)外出する』と答えたそうな。多いね~~!

私も大学生の頃には、寝巻き姿=ジャージ で近所のコンビニに行ったりしたけれど
上下お揃いのパジャマは勇気がいるなあ。

ところが「パジャマ=寝る時に着る特別な服=西洋・贅沢」
中国のほかの都市に比べて、西洋に対する憧れが人一倍強い上海。
オシャレで先進的なものとしてパジャマを見せびらかす意識があったそうなフムフム

今はきっと「ラクチンだから」とゆう理由が多いのかなあ。
近所にふらっと ってな感じでちょいっとお買い物にでてくるんだろな。
でも前よりパジャマ人口確実に減ってきた感が。 ローカル感が薄れてゆくわー
私はパジャマ、別にいいと思う!面白いだけで不快指数は高くないよぉな?

そうそう、こんな感じの文化相違について。
今読んでいる芥川龍之介の「上海游記・江南游記」で、テバナに衝撃を受けたり
街の不潔さ加減に呆れたりしていて、今と全然変わんないんだねー笑

世論調査について詳しくはコチラを参照




南瓜餅

2007-04-16 13:42:35 | 上海:スウィーツ

中国で「餅」というと、北京ダックを包むもののようにうすっぺらい小麦粉製品を
さすことが多いですが、この南瓜餅(nan2gua1bing)は本当にモチ!!
もっちり好きなので、街角で見かけると必ず買い食いをしています

以前、点心教室で作った同じ名前のかぼちゃ餅はコチラ

見た目ちが~う、中身もちが~う、歯ざわりもちが~う
この屋台風のお店で買ってきた、今回の南瓜餅は
周りざっくざくのクラッカー。
中はカボチャが練りこんであるおもち そしてあんこナシ!

店頭に並びたての、揚げたてのものは、モチ部分がとろぉりしていて
かなりカボチャの匂いが濃厚でした。私はもっちり好きなので少し冷ましてから..

このスタイルの南瓜餅で有名なのが徐家匯の天鑰橋路を南下した所にあるお店。
今までこの通りを通るたびにお店を覗いては「売り切れ!次は○十分後!」と
つれないお答えばかりもらってたけど、今回初ゲットーー
さすが、有名店だけあって、冷めた後も外側かりっかり♪中はもっちもち~♪
すぐに売り切れちゃうから出来立ても食べれるのもいいところですな

南瓜餅以外に、中華風ビスケット、クッキー、おもちなどが売っています。
どれも屋台風のものより清潔でおいしそう。制覇してみようかな~



【Data】唐餅家
住所:上海天鑰橋路166号 (×辛耕路)
電話:64285058
価格:基本的に量り売り。南瓜餅は3個で4元ほど。

※その他のお店 武夷路(×凱旋路)の小さなお店のものも好きです。

上海初歯医者

2007-04-14 10:43:10 | 上海:美容・医療・マッサージ

日本でも上海でも、まったく健康・障害保険に入っていない私達。
いざとゆうときのために、入ろうか~と話しつつ日々は流れゆき・・・・・・
先日、発見しちゃいましたおお、黒い穴を、ポツンとね。

穴の規模からいって、どうやら詰め物がとれちゃったみたい。
むむーーーいたし方ない。さあ、歯科医を探そう!!

ある程度中国語ができて急がないなら、中国の病院が安いよ、と友達。
デモ・・・ネットで調べてみると嘘か真か「有害物質を詰められた」
の文字もあり。一生のことだから不安なのね~。
「かぶせますか、つめかますか」とかの中国語も分かりそうにないし
口をアイーンと引っ張られながら辞書も、ねー

とゆことで日系で!フリーペーパーの広告欄、大助かり。今まで素通りしていた
医療欄を熟読 へ~。日本人歯科医駐在、日本語可、など
けっこう沢山あります。
ひとまず片っ端から電話をかけます。なにせ頼るものがないので聞きたいのは値段!

由「詰め物が取れてしまったのですが・・・ちなみに無保険です」
歯科医さん「大きさはどのくらいですか?歯のどの位置ですか?」

けっこう詳しく聞かれます。鏡で確認しておいてヨカッタ

初診料と詰め物代で。。みなさん、いくら位だと思いますか?
最初に電話をした所は、なんと2000元! ≒3万円。。。これは厳しい
前途に不安を覚えつつ、かけること9軒。ついにみつけましたっ
良心的な価格。日本人の先生だし、安心です。

SDM DENTAL(美科口腔診所)に予約をとっていざ、出陣
待たされることもなくスムーズに治療。ものの数分で終了!わ~ぃ♪
「二年間の内に日本で申請すれば、7割が帰ってくるから、ちゃんと取っておくんだよ」
(二年以内に健康保険に入った場合)
と診療書をもらい、お金を払って無事終了。

穴を発見したときの絶望感スッキリー!
これで甘いものも辛いものも、またばくばく食べれます。



【Data】SDM DENTAL(美科口腔診所)
住所:水城南路33号広場大廈1F(万科広場近く)
電話:6278-6602、6275-0072(日本語可)
時間:10時~20時(年中無休)


M50@莫干山路

2007-04-11 12:01:04 | 上海:観光
日本に、上海人の友達がいます。彼の趣味は写真。
上海赴任が決まった一年半前、「莫干山路が面白いよ!」と熱くススメられました。
それから何回か行ったここM50に、先日また行ってきました☆

野菜市場があったりするローカルな地域を抜けると莫干山路。
その50号の奥にアートスペースが広がっています。
倉庫を改造した場所に、アトリエ・ギャラリー・画材道具店・カフェがずらあり!

中に入っている絵や写真ももちろん気になる。けれど、それを入れている
建物が面白い一番印象に残りましたー。

水道塔?の近くにあるお茶屋さんは、巨大なタンクのすぐ傍に見えている。
見えているのに入り口が分からず。洗濯物やでこぼこの階段を越えて・・・・
探検気分で入り口探し 天気のいい昼間に、荒涼とした感覚が不思議空間。

色がかわいい建物もありました。



敷地内には、番号とマップがきちんと設置されているので、分かりやすいです。
蘇州川も近くを悠々と流れておりました

カフェは何軒かありました、レストランとゆう名の中華食堂もあり。
私たちが入ったカフェのメニューはカレー・ラーメン・スパゲッティ。
頼んだ「韓国風手打ちラーメン」は日本の塩ラーメン懐かしい味~~



色々なアート作品に触れて、脳内が活性化された感じでした
ここでは購入可能なものがほとんど。次回また違う作品がみれそう★
冷・暖房設備が整ってないみたいなので、真夏真冬以外に行った方がよさそげです。



【Data】M50
莫干山路50号×昌化路(上海駅北西方向)
入場料無料
営業時間はお店による(a.m11時以降がよさそう)

トマトとたまごのおいしい関係

2007-04-08 23:26:38 | 中国:家庭料理

日本でも、普通に見かける食材。
けれど日本にはない、組み合わせ。な中華家庭料理。

その一番有名ーもう、ベーシックのベーシック、いろはのい、
中国に暮らしたり旅行したことのある人なら、知らぬワケがない・・・
そんな料理がコレ、です!

北京では

『西紅柿炒鶏蛋』(xi1hong2shi4 chao3 ji1dan4) と呼ばれることが多い。
トマト=西から来た紅い柿。シルクロードを渡って入ってきたんだなあ。

上海では

『蕃茄炒蛋』(fan1qie2 chao3dan4)      
台湾の超大物歌手、Jay(イニシャルDの映画主演)の「七里香」とゆう歌の歌詞にも
蕃茄が出てくるので、台湾もこの呼び方みたい。

日本では組み合わせない、この二つ。めちゃ合います!!

ささっと炒め、砂糖や塩で軽~く味がつけてあります。
うぅぅ~~ん、おいしい!!
見た目も鮮やかだし、口の中でのやさしい歯ごたえがたまりません。

サラダで使う生のトマト。イタリアンで使う煮込まれたトマト。
それ以外のトマトの、こんな活かし方があったんだな~

街の食堂風「家常菜」と書いてあるお店で5~10元くらいで食べられます。
以前紹介したこちらのお店の味もお気に入りー☆



筆談で勘違い

2007-04-03 23:11:13 | 中国:ことば

中国を個人旅行したことのある友達が、遊びに来ました。
旅行を始めたばかりの頃、小さな雑貨店で手紙が買いたかったその友人は
「手紙」と書いた紙をお店の人へ。
するとお店の人はトイレットペーパーを出して来てくれたそうな。ふふふ。

そう、中国語で「手紙」とゆうのは、「トイレットペーパー」のことなんですね~
簡略化された漢字、日本だとカタカナな物が漢字、も意味がわかなかったりするけれど
筆談で誤解を生みやすい、代表的な意味が違う漢字を紹介してみようと思います
<名詞>
■愛人 - 恋人
■先生 - 夫(日本と同じくセンセイの意味もあり)
■新聞 - ニュース
■工夫 - 日雇い労働者
■東西 - 物(日本と同じくトウザイの意味もあり)
■花子 - 物乞い


<動詞>
■小心 - 気をつける
■去 - 行く
■走 - 歩く、行く
■告訴 - 言う
■等 - 待つ(日本と同じくナド、の意味もあり)

「これは私の愛人です」と言われてもビックリしないように~
他に面白い例を知っている人がいたら、教えてくださいね。

逆に、聞いてみたら日本語の音と似てる・・・とゆうパターンもあります。
私にとってそれは『イエティ』と『じーちゃん』笑

『イエティ』=液体(ye4ti3)
『じーちゃん』=機場(ji1chang3)=飛行場

こうゆうのって面白いなあと思います。