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めおと上海生活(旧:北京的生活)

北京での留学生活を終了した年とゆっこ。上海での駐在員・太太の生活や食べ物・文化等を写真と一緒に書いてゆきます

紅葉の名所・香山公園

2005-11-05 23:52:51 | 北京:観光・人街人
北京には、はっきりとした春夏秋冬があります。
中国語の教材にもこの四季ネタがあって、授業で「北京的秋天特別可愛」の流れで
紅葉を見に香山公園へ行こう!という話があったなぁ

そぅ、外国人向けの教科書に載るくらい、北京で秋といえば香山公園の紅葉なのです

休日はかなぁり道や公園内が混むらしいので、平日の午後に行って来ました。
(市内からタクシーで50元・40分くらい。北西方向にあります)

まず公園へ通じる道。ほぼ歩行者天国と化していて、両脇にお土産やさんや
屋台・果物売り・動物売りなどが並んでいて、なんだか縁日みたいです。
(朝鮮餅、というのを食べた、日本のきなこ餅風、なかなかイケます)
その賑やかな通りを抜けると、香山公園の門が見えてきます。結構立派。

かなり大きな公園、ずんっと大きな香山が聳えて、周りにだ~っと公園が広がります。
ところどころ、葉は黄色くなってるけど、日本の紅葉のように真っ赤だったり
銀杏並木のように黄金だったり、そうゆう風景は残念ながら見当たらなかった~
山が公園になっているので、ひさしぶりに深呼吸したくなる空気だった!

北門を入って左方向にまっすぐ行くと、頂上まで行けるロープウェーがあります。
でもあまりに行列が長いため、断念。片道10分くらいかかるらしぃ~~

そのまま更にまっすぐ行くと、噴水そして、虹がー☆彡☆彡
半円に近い、見事な虹でありました。記念撮影する人続出。
 


その他にも散策コースがたくさんあったので、お弁当もって朝から一日コースでも
十分楽しめそうでした♪ 


天津

2005-10-27 23:23:52 | 北京:観光・人街人
北京駅から電車に乗り1時間20分。天津に行ってきました。

天津駅に降りるなりずらーっとものすごい量のタクシーの列
北京よりも女性ドライバーの数が多いかな?
北京と違ってどのタクシーも一律基本料金8元の1キロ当たり1.5元。
宿泊先まで歩けそうだったので、タクシーには乗らず地図を片手に歩きました。

宿泊先は、中国人の家庭教師の先生に教えてもらった『鼓楼客桟』
天津の見所の『鼓楼』や『古文化街』から近いので便利です。
駅から少し歩くと『海河』という川があるのですが、天津は昔租界だったので
建物や風景がヨーロッパのようになっています。
昔行ったザルツブルグの川辺の風景を少し思い出しました。

『百盛』というデパートまで歩いたところで、宿泊先までの細かい道が
よくわからなく迷いそうだったので『二輪タクシー』に乗りました。
『一人5元で計10元』と言われたのですが、値切りに強い嫁さんが
『いや、二人で5元でどうだ』と言い、結局7元で乗りました。
天気がよかったのでタクシーに乗るよりも快適です

夜は解放北路にある金融街に行き、ヨーロッパ式の建物を観光。
銀行や証券会社の建物がすべてヨーロッパ式になっているのが面白い。
その後に繁華街の濱江道も観光。とても賑やかでした。

その夜は『中国・天津情報中心』のブログで有名なはらけんさん夫妻と食事
実ははらけんさんとは全く会った事も面識さえもなかったのですが、
ブログを見たり北京GREE会の人からも色々とはらけんさんの話を聞いていたので、
GREEでリンク申請してかなり強引に食事に誘ってしまいました。
そんな強引な誘いにも関わらず、はらけんさんは本当に快く引き受けてくれました。

連れて行ってもらったお店は市街からタクシーで20分ほど南へ行った海鮮のお店。
瀚金伯[はんじんばい](※)というお店で、天津で1・2を争うお店だそうです。
お店に入るなり海亀とサメの入った水槽があって圧倒されます。



他にもものすごい量の食材があり、慣れていない人でないと注文すら難しそう。
またアザラシ(食用ではない)もいて、まるで小さな水族館のようで楽しいです。

メインで頼んだ海鮮料理は、
・伊勢海老の刺身→残った伊勢海老の頭でだしをとってお粥で食べる
・貝のガーリック焼き
・カレイの中華風煮付け
で、どれも新鮮で本当にうまい!さっきまで生きていた魚で料理しますからね。
一番おいしいと思ったのは僕は貝の料理、嫁さんはカレイの料理でした。
はらけんさんは仕事でよく来るようですが奥さんのじぇすけさんは初めてだったそう。
じぇすけさんもとてもおいしかったと言っていました。

その後にはらけんさんの家にもおじゃまさせてもらい(本当にあつかましい・・・)、
至れり尽くせりでした。はらけんさん・じぇすけさん、本当にありがとうございました。

他に僕の上司で以前天津に駐在していた人に『百餃園』というお店を薦められました。
ちなみに天津で有名な『狗不理包子』は僕の会社の上司に言わせると
『あそこはおのぼりさんが行くところだ』との事。
北京にも狗不理はあるのでまぁ行かなくてもいいかと思い、翌日の昼に『百餃園』へ。

さすが天津に駐在していた人が薦めるだけあって、ここの水餃子はうまいです。
注文したのは豚三鮮と海三鮮10個ずつ(最低10個から)でしたが、どちらもうまい。
その他に魚系の普通の料理も注文しましたが、それもおいしいかったです。
ちなみにじぇすけさんもこのお店をお薦めしてくれました。

一泊二日でしたが、はらけんさん夫妻のおかげもあってかなり楽しかったです。
でもきつきつスケジュールだったので帰りの電車では二人とも爆睡でした



※海鮮料理 瀚金伯(はんじんばい)
天津市河西区大沽南路985号
TEL:022-88326666

胡同

2005-10-20 23:06:26 | 北京:観光・人街人
昨日に引き続いて胡同。主として元・清・明の時代にできたものらしく
700年もの歴史を感じさせてくれる、とても貴重な文化遺産☆彡

とはいっても、最低気温が軽く0度を下回る北京の冬には
公衆トイレは大変そう・・・。朝、そして晩考えただけでも眩暈がぁ~

ところで、写真の赤ちゃん、お尻に注目!!中国のほとんどの赤ちゃんは
このようにお尻の部分が切れたずぼんを履いてます。
これは・・・・、そう想像の通り、おむついらずなのであります

都市化が進むと、赤ちゃんのこの格好も徐々に消えてゆくのかな


北京の胡同を歩く。

2005-10-19 23:14:24 | 北京:観光・人街人
「北京の胡同」そう、北京の胡同(こどう・ふーとん)。
胡同とは日本語の路地・横丁に当たるもので、金魚胡同や南豆芽胡同 などの
可愛らしい名前の胡同(通り)もあります。

最近北京は気持ちのいい晴天のつづく、秋。
 ぶらぶら~っと 北京の胡同を散歩してきました。
後海ちかくには、いわゆる人力車で胡同巡りができるポイントがありますが
今回は東2環近くの門楼胡同といわれる辺りがメインです。

ざわざわと木の葉ずれの音を聞きながら、細い路地をゆっくり歩きます。




椅子をだして、のんびりお喋りする年配の方たち、将棋を愉しむおじさん
小学生などが 道端で集っていました。まさに近所で憩いの場



今オリンピックに向けてこの胡同を保存するのか、改造するのか
さまざまな意見が飛び交っているようです。北京は「歴史」が素晴らしい町。
そこに住む人の便利さも、もちろんとても大切です。が、
古い歴史は一度壊したら帰ってきません。
ぜひ政府には慎重に取り組んでほしいなぁと感じました。


工事現場に見る中国

2005-10-06 23:55:47 | 北京:観光・人街人
今北京では、(たぶん)オリンピックに備えて、地下鉄を増やし中です。
なので街中いたるところで、工事をしてます。
私たちの通っている経貿大学の前のとおりも、しかり。

その工事方法というのが・・・。人力、なんですね。

機械化・効率化はあまり必要ないみたい
アスファルトをはがすのにも、大勢が棒で押してました!!

シャベルやツルハシ、といった物を担いで歩いてる人も多くいて
そうゆう人の多くの足元は布靴だったりするんだなぁ。

これは地方から出稼ぎで来ている人が大半のようで、昼休みにはお昼寝して夜まで働いてる人も多いみたい。労働条件はかなり悪そうです。

内陸部と沿海部の貧富の格差は確実に広がりつつあるようで、
少しネットで調べると「農村部・両親の出稼ぎで残された子供2千万人」とか
その出稼ぎ労働者の労働環境問題などのニュースがごろごろ・・・・

日本とはまた質の違う問題が、たくさん潜んでいるようです。




北京の観光地にあるもの

2005-10-02 23:25:08 | 北京:観光・人街人
中国は今「国慶節」という建国記念日を中心とした9連休の真っ只中。

この時期には、各地へ旅行・帰省する人が多いと同時に
「いっちょ北京へ行ってみるか~」と、周りの都市から北京に観光客が多くくる時期でもあります。

観光地で・・・。必ずあるものといえば、お土産屋さん、茶屋。
そして中国で多いのが、この「衣装屋」さん★

好きな衣装を選んで、ポーズを撮って写真を撮る、といういたって簡単な仕組み。
中国の民族的衣装は日本の着物より気軽に着れるから、これも結構人気です。
だいたい1着10元~。 

なりきりポーズ!笑顔きめきめ!な女の子もたぁくさん。

の中で、今回は車椅子のおばあちゃんが記念撮影してたので、隣で撮らせてもらいました。
ご高齢なのですが、色鮮やかな衣装、すごく似合ってた!


芸術の秋~大山子798芸術区

2005-09-25 22:58:18 | 北京:観光・人街人


北京国際航空へとのびる高速道路を脇に入り、15分ほど歩くと
昔軍事工場であった場所を改造した「大山子798芸術区」が見えてくる。

なるほど国営工場だっただけあって、「毛主席万万歳!」という表記があったり
くら~ぃトンネル状の通路があったり。
その中にぽちぽちと、さまざまな芸術家の展示そして販売店が点在している。

現代アートを楽しむなら、798。そんな感じだ。
絵がある、写真がある、オブジェがある、雑貨がある、服もある。
そのほかもろもろ、色々創っている。
もちろんおしゃれで雰囲気があるカフェも、ある。
コーヒー好きの知り合いがここにある at cafe のコーヒーを絶賛していた。

私がなにより嬉しかったのは、アートブックのお店。
ひさびさに様々な国の写真集をみた。(立ち読み約1時間。長い、迷惑ですね)



そしてやっぱり写真のギャラリーが気になる。纏足の写真。
社会や歴史に対する意識の強い作品が多いと感じた場所だった。
魅力的なモダンアートを愉しみたい方にお勧め!





改修まっさかり・北京

2005-09-15 23:18:00 | 北京:観光・人街人
2008年にオリンピックを控えている北京は、今その年に向けて
町中いたる所で工事をしています。新しいビルの建設・道路の補修・・・。
そして歴史遺産の改修。これがすさまじい勢い!!

知っている所だけでもざっとあげます

■故宮   1911年来はじめての大改修
■頤和園  仏香閣を修繕中
■北海公園 島に建つ白塔を修繕中
■天壇公園 祈年殿を修繕中

と主な見所(他にもあるかも)の、いちばんの目玉が修繕中なので
今観光に来た方はがっかりすることも多いのではないのでしょうか

話し変わりますが、取材を兼ねて北海公園にさいきん行ってきました
そこで目についたのが公衆電話デス



町中にあるのも可愛いですが、これもなかなか凝っています!
ん、これって つまり携帯電話??の模倣??
歴史的遺産の中で、この赤く可愛らしい公衆電話意外に合ってました~★



泳ぐ人を北京で見た

2005-09-08 22:57:20 | 北京:観光・人街人

海もなく大きな河もない、北京市。
特に蒸し暑かった8月、泳ぎたいね~って時にはホテルのプールなどに行ってました。

ところがある日 観光名所のひとつである「後海・前海」エリアをぶらぶらしている時
面白い現場に出会いました!そぅ、いわゆる湖で泳いでるひとたちがいたのであります

おしゃれなバーが立ち並び今や日本のガイドブックの巻頭カラーを飾るようになった後海
での出来事だったので、このあたりの新旧入り混じり具合を 目の当たりにした気分でした

この一帯は中国の伝統的下町である「胡同」地区にもなっているので
そこの住人が家で水着をきて、自転車を押して・徒歩で のんびり泳ぎにきてるんですね




老若男女、それぞれが楽しんでいました☆
おじさんが膨らませてた浮き輪も、ほんとうにゴム製な感じでレトロ加減がいい感じ
(ただし湖の水位は大人で腰くらいなんだけどね)
泳ぎの授業がない学校もあるようで、周りすべてを海で囲まれている島国日本とは
泳ぎの位置づけがまた違うんだろうなぁ

おそらく昔からの習慣で、みなさん普通に泳いでたのだと思いますが
観光客を乗せた遊覧船あり、釣り糸たらす人あり。どうもちぐはぐな風景に見えました

以前から当たり前だったことが時の流れとともに、だんだん現状に合わなくなってくる・・・。
あと何年かの内に「遊泳禁止」の文字が貼りだされるかもしれないなぁと
一抹の寂しさがよぎった夏の終わりでした




雨の日の北京

2005-08-25 23:33:27 | 北京:観光・人街人

最近晴れの日が戻ってきましたが、北京も割りと雨ふりの日があります。
そんな時でも自転車で通勤・通学する現地の中国人の格好がこんなかんじ

この、カッパ状のもの、便利そぅですよね~!!!
前かごよし・手も濡れません。
ちなみに後ろ姿は…こんな感じ☆てるてる坊主みたいでかわいいな~



色もいろいろあって、赤・黄色・青・緑から
鮮やかなピンクやアズキ色、微妙な色合いもあって見ていて目にたのしい。
雨の日のささやかなたのしみです☆


これが北京の太極拳

2005-08-23 23:50:28 | 北京:観光・人街人
中国の朝、といえばイメージとして思い浮かぶのは自転車、
そしてこの太極拳ではないでしょうか??
日本でもう長いこと太極拳を習っている父と母のリクエストに応えるべく、
先日気合をいれて朝6時前に起き、大学近くの川沿いの公園へといって来ました。

すると・・・・いるわ、いるわー!たくさんの人が散歩やらストレッチやら
している中で、太極拳・太極剣をしてる方達がいらっしゃいました。
先生(らしき方)の声とラジカセの音楽に合わせて、楽しそうです!

この太極拳、日本での歴史は意外と浅く、最初に紹介されたのが
1956年だそぅ。それが今や約100万人の愛好家がいて、北京五輪オリンピック
正式種目登録に向けて19万もの署名も集まったそう。(すごい数っ!)

今屋外では社交ダンスが大人気の中国。
そのうち日本が世界で一番太極拳を楽しんでいる国になるかもしれませんね~。

ちなみに、あの有名な太極拳のマークは道教に由来しているそうで、
「気」が絡んで来るようです。う~ん、なかなか奥が深いぞ、太極拳!



北京の夜に浮かぶ影・・・

2005-08-13 23:01:15 | 北京:観光・人街人

おじさんの写真を撮るのが割りと好きみたいです。
もっと綺麗なおねえさんとか撮ればいいのに・・・自分。

と思うのですが、なんだか今私の中で一番熱いのが
どうやらおじさん達みたいです。

ちなみにこれは普通のおじさんたちが涼んでいるだけで、
けっしてこわいおじさんではありません。念のため。



万里の長城・司馬台

2005-07-29 00:50:20 | 北京:観光・人街人
北京といえば、万里の長城!と思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
今日はちょっと真面目に、万里の長城について書いてみます!

紀元前221年に中国を統一した 秦の始皇帝が手がけたのが最初だそうですが
今残っているのは明代(1505年)に建設されたものだそうです。
北方民族の侵入を防ぐ、という目的で作られたのですが
結局明は北方民族の手に落ち、清という新しい国に変わります。

行ってみると 「こんな山道を駆け抜けて、領土を得ようとしたんだなぁ」と
その地形の険しさ、人々の土地への憧れなど に感心したり、思いを巡らせたり。
作り続けた無名の人々も、ほんと すごいなぁ~。ふあぁ。中国、悠大なり。

そして、そんな万里の長城が見れるポイントは、いくつかあります。
① 「八達嶺長城」・・・いちばん有名できれいに整備されているそう。
             ツアーだと普通はここ、人の多さは想像以上だそう。

② 「慕田峪長城」・・・八達嶺よりも観光客が少なめで歩きやすい模様。

③ 「司馬台長城」・・・いちばん最近公開されたため、土産物屋・観光客ともに少なし。
             
先日クラスメートと、一番遠く一番人気のない③に(なぜか)行ってまいりました~☆
土曜日だというのに、想像以上に人が少なく(笑)長城を思う存分満喫してきました!
ただ 急な勾配がおおいのもあって、最後には足ががくがく笑いっぱなし・・・

ので、最後はスライダーで一気に下降~ うひょー!キモチい~!by年



紐でくくりつけるだけの、簡単なしくみで「だいじょぶ?!」とちょっとひやひやしたけど
なにげにこのスライダーが一番愉しかったかも☆ 気分爽快~

船が故障したり、バスが故障したり、とハプニングはたくさんあったけど
北京の喧騒を忘れて、こころから自然と遊んだ一日でした





アジア座り

2005-07-16 18:48:08 | 北京:観光・人街人

名づけて、「アジア座り」 これ、アジア各国でよく見かける座り方です。
(正式名称知ってる方いたら、教えてくださぃ)

以前これを見かけた西洋人の方が「できない!!すごい!」と驚いていました。
たしかにこの座り方 以外にコツが要るかも・・・??
重心のかけ方や、関節の柔らかさ、などなど。
でも中国のおじさんは、ひょいっと気軽に座っています。



夏到来、北京のおじさんは?!

2005-07-05 21:57:20 | 北京:観光・人街人
さてさて、連日気温が35度前後の北京、ほんとうに暑い!
そんな時に街中に出没するのが--

ランニング姿 ・シャツの前ははだける ・Tシャツのおなかをめくる(ヘソ出し?!)
そんなおじさん達です。(夜が更けると上半身はだかな、裸族続出~~っ
これが いわゆる下町のみならず、繁華街にも沢山いるのが、また面白い!

北京に来てよく思うのは、基本的に中国人はのびのびしてるなぁ、ということ。
暑ければ脱ぐ!眠ければ寝る!というような。自分の欲求に素直な感じがします。