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めおと上海生活(旧:北京的生活)

北京での留学生活を終了した年とゆっこ。上海での駐在員・太太の生活や食べ物・文化等を写真と一緒に書いてゆきます

カエルの卵じゃないよ

2009-06-26 18:14:43 | 上海:スウィーツ

台湾や香港系アジアンテイストのデザート屋さんに行くと、
タピオカ・マンゴー・ココナツミルク。。。など定番の南国風アイテムがあります。
こちらは脇役?たまにトッピングで乗っていて見るたびに「なんだろなあ」と
激しく気になっていたもの。にゅるっとしてツブっとして…不思議な食感なんです

そしてある日。これがふわふわ浮いて入っているジュース発見!!
(家に来た友達がこのペットボトルを見ると「カビ?!」と驚く見た目)
パッケージに書いてあるのはキウイ。。。それはちがうハズ~
名前を見ると「明列果」と書いてあります。
そこから調べに調べに調べて分かったのは、こちら、「バジルシード」だったのです

バジルってなんだかイタリアンなイメージだったけど、こんな処にもいたとは

そしてそして…んふふ、このバジルの種を入手しました、ワタクシ。
真っ黒い小さな粒粒が袋に入ってるサマはまるで一回り小さな黒胡麻。
これをティースプーン半分くらいを水に入れたところ。。。

種の周りに膜ができはじめました!!わ~い、これぞまさに。
そして乾燥ワカメもびっくりの膨張率です。お椀びっしり。

レモンとメープルシロップをかけて、甘酸っぱい味で食べてます。

友達に「カラダや美容にいいの?ゆっこちゃんなんでこんなに持ってるの?」
とツッコマれたのですが、うーん、答えは純粋なる好奇心とでもいいましょうか

苦労して捜し求めて手に入れた割りに、まだまだ家にあるので興味ある人は遊びに来てね

隠れ家ごはん

2009-06-22 19:59:33 | 上海:ごはん

「隠れ家風」と言われつつ、ぜんぜん隠れてないよね!あのお店。
そんな会話を友達と交わすこともありますが、ここは本当にちょっと隠れた上海家庭料理の名店。

ウワサはかねがね聞いていたけれど、バスやタクシーで通り過ぎるときに見つからない。
徒歩でしっかり目指したらちゃんとそこにありました。わ~い、発見!!

とってもディープな概観に似合わず、内装も接客もきちんとしています。
お料理もすごくおいしい。
基本お任せOK。黙っていると人数にあわせて次々とお料理が運ばれてきます。

何度食べてもおいしいのは、揚げジャガイモ千切りに葱がかかったもの。大好き~
それに「鯧魚」も上海ならではの味。白いごはんがどこまでも進みそう~(危険っ)
そして安い。たらふく食べて一人30元!家の近くにあったら毎日でも通いたい。

円卓は8人くらいまで。席数が少ないので確実に行きたい時は予約必須。
名物美人ママの素敵な髪型を拝みに行くのも密かな楽しみのひとつです。


【Data】永興餐庁
住所:復興中路626弄1号
電話:6473-3780

しっかり見て

2009-06-18 20:11:08 | 上海:人街人

上海では、たまにどっきりするような絵?が壁に書いてあります。

その中で何回か見かけたのがコチラの、「目」。

詳しいことはよく分からないので憶測になってしまうのだけど
工事現場で「気をつけて」と促すものや、切符売り場で
「値段が変わりましたので注意」と、主に注意を喚起する目的で書かれている模様。

でもうちの隣の公園の有料公衆トイレのドアにもなぜか目が書いてある。
トイレの入り口が両目…迫力があるツリ目で怖いですが、確かに注意を惹きます。
ってトイレに気をつけてもしょうがないよね(笑)

成都の旅⑦さいご

2009-06-13 09:39:39 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

今回の旅の柱・とても快適だったゲストハウス。
屋外にのんびりできるスペースが盛りだくさんで、ゆったり過ごせるのが魅力的。
エレベーターもついているし、部屋についてるトイレ&シャワーも清潔でした。
ホテルにはない良さがあるなあと思うのが宿泊者同士の交流。バーで出会いがありました。

そして成都といえば「陳麻婆豆腐」行って来ました~おいしかった。



そしてそして四川といえば「坦々麺」。残念ながら売り切れとかで食べれなかった。こちらは「ジャージャー麺」



おいしくてお替りしてしまうほど。下に溜まっているつゆと混ぜて戴きます。

そしてそしてそして、旅のいちばん最後に出会ったこちら「暈(かさ)」という現象。
空を見上げて写真を撮っている人を大勢目撃。何があるんだろ~?と目をこらしてみると、まん丸な虹が!!



持っていたレンズの関係で全部を写せなかったのは残念だけど、とても神秘的でした。謝謝。


【Data】Sim's Gesthouse
http://www.gogosc.com/jp.asp

成都旅行⑥穴場ローカルランチ

2009-06-09 17:27:11 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

パンダ基地に行く途中で見かけた釣堀が気になってしょうがなかった私たち。
説明がうまく通じ、帰りに寄ることができました~!わーい
こんな風に↑のんび~りと釣りを楽しむ人々の隣のレストラン。屋外の桃園で頂きました。
中華料理の好きなところは、丸テーブルが多いところ。みんなの顔が見えていいよね。

ごはんがおひつ?入りで雰囲気満点。味の方は・・・水を足して炊きなおしたい!って感じでしょうか。

他には旨みと辛味がほどよい麻婆豆腐、ナス、青菜の炒め物、涼粉…どれもこれもおいしい。ビールに合います。
そして右側の「鲟鱼」。辞書でひくと「チョウザメ」ほー。これがおいしい!!一番人気でした。
注文を受けてから調理してくれて新鮮。運ぶ途中で地面に落っことしてたけど(笑)おいしいからヨシとします。

 

ほんとうにのんびりとした、素敵な雰囲気の午後。渡る風が気持ちいい

お茶も注いでもらって風に吹かれながらとりとめのないオシャベリ。ん~屋外の食事は本当に格別だなあ。



どのくらいのんびりしてたかというと・・・
桃園をことこと走り回っていた子犬が、気づけば私たちのテーブルの椅子でお昼寝をしていたほど。
かわいい、かわいい、かわいすぎるっ



この後宿に帰り、ビール片手に卓球&ダーツ&ビリヤード。そして昼寝と読書。
なんだかリゾートか合宿に来ているみたいな雰囲気で寛げる宿でした

成都旅行記、帰ってきてからすぐ書き始めたものの、もう10日近くが経ってしまいました。
ごはんがおいしいところは、やっぱり写真も多くなるなあ

次はいよいよ最終回!最終日にも、ミラクルな偶然に遭遇すことができました

【Data】東魚林庭
電話:81358357

成都旅行⑤ぱんだ!

2009-06-08 14:44:57 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

四川省といえば、そう、パンダ!行ってきました~♪♪

宿の近くから10分ほどバスに乗り、終点へ。
そこには…中国語でなんて言うんだろう?あれです、あれがいっぱい待ってました。
日本語でオート三輪、タイではトゥクトゥク、インドではオートリクシャー。あれですね。
5人一緒に乗りこみ裏道を通り抜け、自然の風と旅情を感じながら一路パンダ基地へ。

実はこの日のために用意していたものがあります。それはパンダカード。空港で1元でゲットし、
電話で登録を済ませると色々な観光地の入場料が無料になるという観光客には嬉しすぎるカードです。

このカード、利用時にはパスポートが必須!!ということを露知らず持って行かなかった私。
カードがあってもPPがなければ入場料(58元)を払って、とのなんとも悲しい通告を受けてしまいました
これから成都旅行をお考えの方、街歩きの際にもどうぞPPはお忘れなく!

まず見たのはこちらの子↑。う~ん、かわいいモリモリばきばき、旺盛な食欲を見せてくれます。
そしてその後、起きているパンダはたったの一匹でした…
動きが活発と言われている午前中に行ったのだけれど、ちょっと遅かったみたい。

仲良くお昼寝中 ぽてっとしたフォルムと足の先っちょを少したらしてるのが、たまりましぇ~ん



こちらも4匹仲良くお昼寝中。寝ててもカワイイなんて。
じゃれあう姿を見れなくてそれは残念だったけど、しょうがないね。



もう一匹の起きていた子はのそのそ色々な動きをみせてくれました
ただ撮り過ぎてどれを載せたらいいのか分からず…割愛(笑)

そしてそして。産まれた時にはなんとたったの50gしかないというパンダの赤ちゃん。
この子はずいぶん大きくなったんだね ガラス越しだったけど近くで見れて大満足!



シアターの内容も充実してたので、時間のある人にはおすすめです。
パンダを抱っこして撮影できる(orできた?)ようだったのですが、ポイント見当たらずでした。
これまた残念。だけど、気持ち的に大満喫すると、あんまり気にならないものですね。
本当にほとんどの出来事は「気の持ちよう」なのかもしれないなあ

もうひとつのパンダ基地は地震の影響で道路が断絶してしまったようです。
新たな基地が数年後に完成する模様。中国の友好大使的役割も担っているパンダ。いつまでも元気でね。

そして6月4日成都市内でバスが炎上、74人の方が負傷・27人の方が命を落とされる凄惨な事故が起こりました。
亡くなった方及び遺族の方に心より深くご冥福をお祈りいたします。
こちらの記事に事故の詳細やバスで火災が起きた場合の対策が載っています。

いつどこで命を落とすことになるか分からない。あらためてそう思います。
日々惜しみなく感謝や幸せやわくわくや共感を感じながらできうる限り真剣に、自分らしく生きてゆこう。


最後に一件告知です。
知り合いの方のダンナ様が先日ジャズバーをオープンされました。おめでとうございます!
そのバーで今晩21時半から日本よりスペシャルゲストを迎え、イベントがあるそうです。
なんとも魅力的な企画。面白そう!年と私は参加予定。元気と時間のある方、ぜひぜひいかがでしょうか


【Data】成都パンダ基地
詳細:http://www.panda.org.cn/japan/index.asp

【Data】SOUND BLUE JAZZ CLUB(中国名:藍音)
住所:思南路107号(泰康路との交差点近く、サックス奏者の絵のある大きな青い看板が目印です)
電話:6473-2688

成都旅行④目撃の奇跡

2009-06-06 07:08:20 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

映画「レッドクリフ2」を見て以来ファンになっていた孔明灯。
元宵節のときに上海で見かけて大感動したもの。でもそのときはたったひとつだったんだよね。

それがそれがそれが、空一面に舞う姿を目撃できたのでした。そう、この日は端午節。
孔明灯発祥の地・成都ではこうした「節」のときに、とある橋に集まりそれはそれは多くの人が孔明灯を次々に飛ばします。



そして、「自分も飛ばしてみたい」という夢も叶いました
友達5人、願いを込めてリリース。すごい勢いで上昇する、愛しの我らが孔明灯(↑写真左)



写真では伝わらないかなあ。空一面に赤や白の灯りが舞う姿は本当に幻想的でした。
大興奮がおさまると、後は静かな感動。。。言葉では言い表せないくらい。
ピンクの蓮の花をかたどった灯篭もたくさん川に流れていて、これも本当にキレイ。
偶然この光景に出会えたこと、それを心行くまで堪能できたこと…いろいろなことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

たくさんの人の願いが込められた孔明灯。火事やゴミの問題はあると思うけれど私は好きだなあ。





成都旅行③とにかく食す

2009-06-03 18:04:22 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

お寺から出てきたわたしたち。
まだまだ小吃ハシゴは続きます。お寺の向かいにこじんまりとした、ちょうどよさそうな食堂を発見

坦々面は残念ながら売り切れだったので、この3品をチョイス。
「黄涼粉」「白涼粉」それに「甜水麺」どれも3元前後。やすいっ
黄色は四川味噌の風味が豊かな一品。白い方は黒酢と辛味でさっぱりからい~。食感はもちもちよりプッチリ。

特においしく人気が高かったのは、初めて聞いた名・コチラの「甜水麺」。
日本のうどんほどコシがあるわけではないけれど、もっちりした歯ざわりにバランスのよい辛旨ソースが絶妙にマッチ!
伊勢丹のデパ地下まで買いに走るほど、トリコになっている旅メンバーもいたよ。



その後向かったのは・・・ごはんやさん。上の3つはおやつだったんですね~(笑)

着いたは火鍋屋さんそう、いまや日本でも知名度があがっていると思います。
あの赤くて辛~いスープと白濁した辛くないスープが太極拳のマークのように分かれた鍋で出てくる中国式シャブシャブ。


ここ四川が発祥の地。店内に入るともう空気が辛いそして頼んでみると・・・見事に辛い所の面積多し!



上海で食べる火鍋は、赤い方のラー油の下にスープのようなものが入っているのですが
本場四川はラー油のみ!!そしてありえない程の山椒がゴッソリ沈んでおります・・・フフフ

口の中も外(唇)も真っ赤にしながら、ハーヒーフーフー一生懸命食べました。
うん、ほんと、一生懸命という表現は正しいと思う。特に白菜はがんばったなぁ(遠い目)

タレは特になく、ゴマ油に香菜(パクチー)もしくはニンニク(生)を入れて食べるようです。

辛いほうの面積が辛くない方の面積の5倍ほどあるのに、食べた量は半分以下。
不甲斐ないけどしょうがないね。でもとってもおいしく戴きましたまたいつの日か挑戦したい♪

そしてこの後、思いもよらなかった超ハッピーな偶然が私たちを待ち受けていました。それはまた明日


【Data】老码头火锅
住所:武侯区玉林中路27号
電話:028-85555705 85550728


成都旅行②ゆるやかな時間

2009-06-02 23:12:24 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

前回紹介した場所のすぐ隣に(こちらがメイン)仏教寺院の「文殊院」。
四川省の仏教の中心地みたいです。入場料5元をお布施し、お線香をもらって中へ。
のんびり寛いでいる地元風のおじいちゃんやおばあちゃんもいて、ゆったりした空気が流れています。
鳩用のエサ台も充実。鳥の鳴き声もいいねえ。

ひとつひとつ絵が微妙に違って面白い。
みんなで「豚みたい!」なんて言ってたけど・・・じっくり見ると「アイーン」って感じ?(古くてすみません~笑)



寺院内&付近には、お坊さんの姿もちらほら。
なんとも深みのある袈裟の色、好きです。チベット仏教の緋色も素敵だけれど、こちらの芥子色も味があります。



寺院内は撮影禁止の場所もあったので、実際の仏様は直接行って見てからのおたのしみ。
屋外でお茶が飲める茶館もあって、全体に漂うゆったりした空気感が気持ちいい寺院でした。

【Data】文殊院
住所:文殊院街15号
時間:8:00-17:00 
URL:http://www.konglin.org/

成都旅行①屋台のものたち

2009-06-01 00:29:08 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

上海で今日出勤のみなさん、お疲れさまです。四川省・成都から戻って来たゆっこです。
昨日まで3連休だった中国。告知の通り私たち夫婦は別々の都市でそれぞれ楽しんで参りました

修学旅行のような異様な盛り上がりを最初から見せていたこの旅。一日目はとりあえず食い倒れ!!
とっても素敵なゲストハウスに着いてまずはビールを味わったあとは
仏教のお寺「文殊院」の、隣にあるグルメ&ショッピングエリア文殊坊を目指してGO

今回の食い倒れ隊長Fの嗅覚で選んでくれたシャオチー(手軽に食べれるものたち)の数々
えーっと、買ってもらった物を食べてたので名前や値段を忘れちゃいました残念っ
これはジャガイモかと思ったら、お餅のようなもちもちのもの♪ハオチー☆



お次はこちらの鶏さん。四川省らしい、口が痺れる「麻(マー)」の味がピリっと利いた一品。
口の中&唇がヒリヒリむずむず、なんとも形容しがたい状態に…ヤミツキになる味!!私的ヒット



こちらは昔からある?街頭で音を出してお客さんの注意を引きつけながら売るタイプのおもち。
手前のてぬぐいの下にお米があり、注文を受けてから丸めてきなこを塗った台に思いっきり投げつけてきなこをまぶす!
という荒業勢い余って外に飛び出すおもちもあったよ。職人~!(笑)ご愛嬌だね。



黒蜜をかけるところ、それにお米に相当甘みがついているところが日本のおはぎと違うところ。
ひとくち食べて「あまーいっ!」と言うのがお約束。
四川省の食べ物は、辛いものはトコトン辛く、甘いものはトコトン甘い。と言われているそうです。



そしてこの後、ここで開催されていた白酒(バイチュウ)会社のイベントに参加。5人で一組だったのに運命を感じて
端午節に掛けたゲームが5つあって、なかなか面白かったです。
個人的には小学生くらいの子供までもが白酒を飲み干す姿を見て中国のおおらかさを垣間見た気がしました。

自分の内面と静かに向き合って、その土地とじっくり関わるのが旅の醍醐味な時期もあるけれど
最近は友達と一緒に非日常をただひたすら楽しむ。それもいいなぁってしみじみ感じてます
今回の旅も色んな偶然が重なってわくわくとドキドキと感動の連続。最高に楽しかったー!!
一緒に行ったみんな、ここでも再度、素敵な時間を本当にありがとう