めおと上海生活(旧:北京的生活)

北京での留学生活を終了した年とゆっこ。上海での駐在員・太太の生活や食べ物・文化等を写真と一緒に書いてゆきます

旅行:そのご

2009-08-26 17:51:30 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

ちょっと間があいてしまいましたが、旅行記最後!

最終日は宿→空港までをのんびり楽しむことに。若干余力があった私は、朝食後ひとりでぶらぶら散歩へ。

きれいな小川沿いに「辺辺街」という小道があり、そこをひたすらアテもなく歩く。
偶然着いたはコチラ↑!!片道1時間弱をかけて歩いて、何かがあってヨカった(笑)

マニ車があったので、ありがたく廻させていただきました。「××の聖地」と書いてあり、神聖な雰囲気。



宿に戻ったのち、空港→黄龍→ホテルと丸一日を共にした運転手さんの仲間に空港まで送ってもらうことに。
ピックアップに来た車には、初日丸一日を共にした上海人2人。聞くと同じ便に乗るらしい。
このカップルも時間に余裕をもって、空港まで寄り道しながら帰ろうと考えたみたい。

さあ、寄り道スタート☆☆

まずは、ラベンダー?のような花が咲き乱れる草原。ぶわ~~~って広がってます。
空気もシーンと冷えてておいしい、吹き抜けるそよ風、この旅イチバンの爽快感☆ 



お次は近くにあった、古い町並みを再現した建物群たちへ。
よくワカらないままここでも写真を撮りまくる。



快晴の中山を越え・・・窓からの風の気持ちよさに目を細めた後。
最後に寄ってもらったのはチベット村(私のリクエスト!)。そこで出会った人。
ナチュラルな民族衣装がカッコイイ!笑顔が素敵~!!



けっして観光地化しているワケではなく、カメラを向けると照れていました~
こどもに至ってはきゃいきゃい逃げ回っていて!!なかなか撮影できないほど。かわいい。
また、マニ車にも出会えて感激でした。やっぱりこうして人に触れるのも素敵。

そして途中牛さんたちがのんびり草をはんでいる所にて・・・ヤッチャイました!!!
だって空が綺麗だったんだもんっ 車、ほとんど来なかったんだもんっ 

「せーのっ」で跳んで、1回OKでした!
3人同時に目をつむりもせず、同じタイミングで同じくらいの高さまで跳び、それを撮影してもらえた。
4人のタイミング合いまくりの、ハッピーな一枚♪♪♪



ジャンプ写真、楽しかったなあ。他のところでもこれから撮ろうかな?!

そしてこれら全てを楽しんだ後、友人の一人はまた高山病に・・・(涙)
今度は空港に行く道のりでなってしまったため、高度を下げることができず。
解決策は酸素ボンベと飛行機に乗ること!そう、飛行機の中の気圧?は一定に保たれているから
飛行機はすごい高度で飛ぶけど高山病にはならないんですね~。なるほど~。

最後は重慶でおいしいごはんをたらふく食べて、それから上海に帰りました。
ちなみに豪雨の関係で飛行機が遅れて家に辿りついたのは03時・・・。
カップラーメンとペプシは待ち時間に無料で貰えたので、
みなさん、周りの人がカップラーメンを手にしだしたら搭乗口をチェックしてみましょう☆


世界遺産:九寨溝

2009-08-19 10:32:10 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

ここを物語るのに、言葉は不要かとおもいます。

この色が、そのまま待っていました。

晴れ間が覗く、曇る、小雨が降る。
天気が変わるごとに違う顔を見せてくれ、いつまでも見飽きることがありません。

全体的にはY字型になっていて、閉園ギリギリまでいても見尽くせないくらい。
いちば~ん最後に警備員の人に追い立てられながら、最後まで美しい風景を味わいました。

雄大で幅の広い瀑布もいくつかあります。滝フェチにもタマラナイところ。




朝がいい、とのことだったのだけれど、夕方でも鏡になっていました。
標高が高いので(でも高山病にはならないくらい)雲が低く見えますね。




「パンダ池」。午後にここでの民族衣装撮影は5元と格安、おすすめです。おさかな、たくさん。



池の周りをぐるっと一周してみると、その色にただただ圧倒されました。



ここ↑とここ↓、同じ池です。色の神秘と美しさにひたすら興奮&感動。この場所だけで、何回シャッター押したことか。




「美しい風景だけを見るなら、絵葉書や写真集で充分だろう」

そんな風に思う時期もありましたが、今回行ってきて本と~うによかったです。
それは隣で、同じくらい感激して盛り上がっている友達がいたから、なおさら楽しかった。

最近「共有」って大事だな~ってしみじみ思います。ここで少しでもあの色を共有できますように。


世界遺産:黄龍と魔の高山病

2009-08-15 20:57:26 | 旅する:近郊・雲南省・四川省
重慶から飛び立った飛行機が到着した空港は、標高3500メートル。
「ゆっくり歩かなくっちゃ~」「なんか空気うすい?」と、その時点からなんだか高地を感じる。

しかしこの日の私たちが目指す黄龍は、さらに標高の高いところに位置する。
本当なら高山病を配慮して2日目に行こうと考えていたのだけれど、
交通の便を考えて到着してすぐに向かうことにした。乗ったはひとり100元のワゴンバス。

ぐねぐね山道を抜け、ロープウェーに乗り、てくてく歩くとまず見えてきたのは、コレ!↑
ここが標高3800メートルくらい。すぐに息切れするのであります~
とーーっても綺麗!!

途中の道々では「黄龍」の名前の由来はコレか!!と納得の水の流れが。
これ、水が黄色いんじゃなくて下の色が黄色いの。水は清らかな清流でございました。



そして下り始めて・・・事件発生。
友人のひとりが高山病の症状に。頭痛、腹痛、吐き気に全身がしんどい様子。
酸素を買って吸いながら下るも、かなりつらそうです…
雨もパラついたり時間が迫ってきたりしつつ、がんばって下山。

途中こんな素敵色な池も見れて、何も無理して上まで行かなくてもよかったかな~なんて思いも胸をよぎりました。



そしてバスに戻り、とりあえず空港への道へ。
この時もう一人の友達も、高山病を発病。しかも4000メートルを超える山を越えて行かねばなりません。

すでに頭が割れそうな痛みの彼女、涙が出るほどつらい様子で心配です。。。

高度が上がるにつれ、手や胸に痺れと硬直が!!

車内にひとり、高山病に詳しいおじさんがいて色々アドバイスしてくれます。
運転手さんも工事で道が込んでいると「高原反応の人がいるから先に行かせてくれ!」と
大声で叫びつつ道を急ぎます。

とりあえず酸素をより多く送るため、深呼吸。
そして硬直によって慌てた気持ちを沈めて、さすっている内に少し暖かくなってきたようで
高度が下がるにつれて硬直も徐々に取れてゆきました・・・よかった

運転手さんが連絡を付けておいてくれた、空港の医務室へ即座にゴー!!
二人並んで酸素を吸って、なんとか回復。。。本当によかった

高山病の症状として、その痺れや硬直の知識がなかったのでとても慌ててしまったけれど
実際はどうなんでしょうか?ネットで調べてもいまいち出てきません、詳しい人がいたら教えて頂けたら幸いです。

このとき、車内全員の中国人の人たちがとっても協力的で、感動でした
寒いのも気にせず窓を空けてくれ、席も替わってくれ、空港でも待ってくれて…。
中国人の温かな思いやりに触れた旅となりました。

ちなみに私は普通の車酔いで吐きそうに。。。いやあ。強くなりたいっすね!

みなさんも高山病には気を付けてー!


ワンダーワールド:重慶2

2009-08-10 00:56:43 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

重慶の見所は実はあまり調べずにいました。
郊外に2時間行ったところにある世界遺産が凄そう~!!という今回役立てられない情報の他は
現地に行ってから収集することに。そしてそれが吉とでました

宿のスタッフに教えてもらい、まず向かったのは前回紹介した朝天門。
2つの(違う色の)川が交わる様、圧巻でした!あの色も中国ならでは~

そしてその後に向かったのは「洪崖洞」(なにげに紀元前からの歴史的建物)
ここで3D重慶の魔の実力を目の当たりに!!

道路沿いの「地上」から建物に入ると・・・そこはすでに「11階」!!
つまり高低差の激しい坂(崖)沿いに建物が建っているんです面白い!!



屋台街は上海の豫園に似た雰囲気。「酸辣粉」という酸っぱ辛い麺がおいしかった~♪
ライトアップしてからの方がヨイ感じなので、夕暮れ以降に出かけるといいかもしれません。

そしてここから歩いて行ける、重慶の中心地「解放碑」
多くの観光客で賑わってました。なんかずどーんって分かりやすくていいね。



この近くに「シャオチー通り」があるという前情報をゲットしていたので、てけてけ向かう。
どこも辛そうな串がいっぱい! そんな中おいしそ~うな光を発してる屋台発見。



ここで買ったレンコンがおいしかったー!あれはどんな味付けっていうんだろう?
ピリ辛でしゃきしゃきしてて、とにかくビールに合うのですえへへ。

宿に戻ってから、テラスで1瓶5元(約80円)の地ビールをくかーっと呑みながらガールズトークで夜は更ける。


次の日は早起きをして、いよいよ世界遺産「黄龍」へ向かいます。そこでこの旅最大の事件発生です。


ワンダーワールド:重慶

2009-08-08 01:59:22 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

今回の旅の始まりは、まず重慶から。
重慶は直轄市になっていて、なんと!!北京や上海より人口が多く3000万人以上が住んでいるそう。
広さは台湾ほどもあるそうな~でっかいなあ~すごいなあ~

その中でも繁華街のところに行ってきました。
そして朝天門埠頭で川辺をぶらり。

暑い中にものんびりした空気が流れていて、多くの地元の人が夕涼みをしてました。
中には泳いでる人も・・・いっぱいいる!!
しかも普通にパンツで泳ぎ、その上にズボンを履いて帰る人もちらほら。洗濯してる人もちらほら。
自由ですなあ。

そして二つの川が交わるところは、色がハッキリ分かれてる!!面白い~!!流れの速さも違うようでした。
あんまり激しく色が混ざり合うことはないのが不思議。両方すごい色だけど☆ひとつは揚子江です。



重慶が面白いのは川だけではありません。その町の様子。
ビルやマンションがひしめきあい、坂と曲がりくねった道そして細い通路や階段がぐにゃぐにゃ存在。
「この町でひとり迷子になってみたい!!」そんな訳の分からぬ衝動にかられました~。んふふ。




そして、木と路地裏が融合。いい雰囲気で共存している様が素敵です。

歩けば歩くほどもっと歩きたくなる。カーブや坂や階段の向こうには何があるのか?!
そんな好奇心を掻き立ててくれる町のようです。

【追記】
昨日公共バスに乗っていたら、車内のテレビでノリピーの事件が扱われていました!
かなりの人数が利用するバス、そこで放映されるニュースで取り上げられるほどやっぱり知名度があったんですね~。

成都の旅⑦さいご

2009-06-13 09:39:39 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

今回の旅の柱・とても快適だったゲストハウス。
屋外にのんびりできるスペースが盛りだくさんで、ゆったり過ごせるのが魅力的。
エレベーターもついているし、部屋についてるトイレ&シャワーも清潔でした。
ホテルにはない良さがあるなあと思うのが宿泊者同士の交流。バーで出会いがありました。

そして成都といえば「陳麻婆豆腐」行って来ました~おいしかった。



そしてそして四川といえば「坦々麺」。残念ながら売り切れとかで食べれなかった。こちらは「ジャージャー麺」



おいしくてお替りしてしまうほど。下に溜まっているつゆと混ぜて戴きます。

そしてそしてそして、旅のいちばん最後に出会ったこちら「暈(かさ)」という現象。
空を見上げて写真を撮っている人を大勢目撃。何があるんだろ~?と目をこらしてみると、まん丸な虹が!!



持っていたレンズの関係で全部を写せなかったのは残念だけど、とても神秘的でした。謝謝。


【Data】Sim's Gesthouse
http://www.gogosc.com/jp.asp

成都旅行⑥穴場ローカルランチ

2009-06-09 17:27:11 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

パンダ基地に行く途中で見かけた釣堀が気になってしょうがなかった私たち。
説明がうまく通じ、帰りに寄ることができました~!わーい
こんな風に↑のんび~りと釣りを楽しむ人々の隣のレストラン。屋外の桃園で頂きました。
中華料理の好きなところは、丸テーブルが多いところ。みんなの顔が見えていいよね。

ごはんがおひつ?入りで雰囲気満点。味の方は・・・水を足して炊きなおしたい!って感じでしょうか。

他には旨みと辛味がほどよい麻婆豆腐、ナス、青菜の炒め物、涼粉…どれもこれもおいしい。ビールに合います。
そして右側の「鲟鱼」。辞書でひくと「チョウザメ」ほー。これがおいしい!!一番人気でした。
注文を受けてから調理してくれて新鮮。運ぶ途中で地面に落っことしてたけど(笑)おいしいからヨシとします。

 

ほんとうにのんびりとした、素敵な雰囲気の午後。渡る風が気持ちいい

お茶も注いでもらって風に吹かれながらとりとめのないオシャベリ。ん~屋外の食事は本当に格別だなあ。



どのくらいのんびりしてたかというと・・・
桃園をことこと走り回っていた子犬が、気づけば私たちのテーブルの椅子でお昼寝をしていたほど。
かわいい、かわいい、かわいすぎるっ



この後宿に帰り、ビール片手に卓球&ダーツ&ビリヤード。そして昼寝と読書。
なんだかリゾートか合宿に来ているみたいな雰囲気で寛げる宿でした

成都旅行記、帰ってきてからすぐ書き始めたものの、もう10日近くが経ってしまいました。
ごはんがおいしいところは、やっぱり写真も多くなるなあ

次はいよいよ最終回!最終日にも、ミラクルな偶然に遭遇すことができました

【Data】東魚林庭
電話:81358357

成都旅行⑤ぱんだ!

2009-06-08 14:44:57 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

四川省といえば、そう、パンダ!行ってきました~♪♪

宿の近くから10分ほどバスに乗り、終点へ。
そこには…中国語でなんて言うんだろう?あれです、あれがいっぱい待ってました。
日本語でオート三輪、タイではトゥクトゥク、インドではオートリクシャー。あれですね。
5人一緒に乗りこみ裏道を通り抜け、自然の風と旅情を感じながら一路パンダ基地へ。

実はこの日のために用意していたものがあります。それはパンダカード。空港で1元でゲットし、
電話で登録を済ませると色々な観光地の入場料が無料になるという観光客には嬉しすぎるカードです。

このカード、利用時にはパスポートが必須!!ということを露知らず持って行かなかった私。
カードがあってもPPがなければ入場料(58元)を払って、とのなんとも悲しい通告を受けてしまいました
これから成都旅行をお考えの方、街歩きの際にもどうぞPPはお忘れなく!

まず見たのはこちらの子↑。う~ん、かわいいモリモリばきばき、旺盛な食欲を見せてくれます。
そしてその後、起きているパンダはたったの一匹でした…
動きが活発と言われている午前中に行ったのだけれど、ちょっと遅かったみたい。

仲良くお昼寝中 ぽてっとしたフォルムと足の先っちょを少したらしてるのが、たまりましぇ~ん



こちらも4匹仲良くお昼寝中。寝ててもカワイイなんて。
じゃれあう姿を見れなくてそれは残念だったけど、しょうがないね。



もう一匹の起きていた子はのそのそ色々な動きをみせてくれました
ただ撮り過ぎてどれを載せたらいいのか分からず…割愛(笑)

そしてそして。産まれた時にはなんとたったの50gしかないというパンダの赤ちゃん。
この子はずいぶん大きくなったんだね ガラス越しだったけど近くで見れて大満足!



シアターの内容も充実してたので、時間のある人にはおすすめです。
パンダを抱っこして撮影できる(orできた?)ようだったのですが、ポイント見当たらずでした。
これまた残念。だけど、気持ち的に大満喫すると、あんまり気にならないものですね。
本当にほとんどの出来事は「気の持ちよう」なのかもしれないなあ

もうひとつのパンダ基地は地震の影響で道路が断絶してしまったようです。
新たな基地が数年後に完成する模様。中国の友好大使的役割も担っているパンダ。いつまでも元気でね。

そして6月4日成都市内でバスが炎上、74人の方が負傷・27人の方が命を落とされる凄惨な事故が起こりました。
亡くなった方及び遺族の方に心より深くご冥福をお祈りいたします。
こちらの記事に事故の詳細やバスで火災が起きた場合の対策が載っています。

いつどこで命を落とすことになるか分からない。あらためてそう思います。
日々惜しみなく感謝や幸せやわくわくや共感を感じながらできうる限り真剣に、自分らしく生きてゆこう。


最後に一件告知です。
知り合いの方のダンナ様が先日ジャズバーをオープンされました。おめでとうございます!
そのバーで今晩21時半から日本よりスペシャルゲストを迎え、イベントがあるそうです。
なんとも魅力的な企画。面白そう!年と私は参加予定。元気と時間のある方、ぜひぜひいかがでしょうか


【Data】成都パンダ基地
詳細:http://www.panda.org.cn/japan/index.asp

【Data】SOUND BLUE JAZZ CLUB(中国名:藍音)
住所:思南路107号(泰康路との交差点近く、サックス奏者の絵のある大きな青い看板が目印です)
電話:6473-2688

成都旅行④目撃の奇跡

2009-06-06 07:08:20 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

映画「レッドクリフ2」を見て以来ファンになっていた孔明灯。
元宵節のときに上海で見かけて大感動したもの。でもそのときはたったひとつだったんだよね。

それがそれがそれが、空一面に舞う姿を目撃できたのでした。そう、この日は端午節。
孔明灯発祥の地・成都ではこうした「節」のときに、とある橋に集まりそれはそれは多くの人が孔明灯を次々に飛ばします。



そして、「自分も飛ばしてみたい」という夢も叶いました
友達5人、願いを込めてリリース。すごい勢いで上昇する、愛しの我らが孔明灯(↑写真左)



写真では伝わらないかなあ。空一面に赤や白の灯りが舞う姿は本当に幻想的でした。
大興奮がおさまると、後は静かな感動。。。言葉では言い表せないくらい。
ピンクの蓮の花をかたどった灯篭もたくさん川に流れていて、これも本当にキレイ。
偶然この光景に出会えたこと、それを心行くまで堪能できたこと…いろいろなことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

たくさんの人の願いが込められた孔明灯。火事やゴミの問題はあると思うけれど私は好きだなあ。





成都旅行③とにかく食す

2009-06-03 18:04:22 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

お寺から出てきたわたしたち。
まだまだ小吃ハシゴは続きます。お寺の向かいにこじんまりとした、ちょうどよさそうな食堂を発見

坦々面は残念ながら売り切れだったので、この3品をチョイス。
「黄涼粉」「白涼粉」それに「甜水麺」どれも3元前後。やすいっ
黄色は四川味噌の風味が豊かな一品。白い方は黒酢と辛味でさっぱりからい~。食感はもちもちよりプッチリ。

特においしく人気が高かったのは、初めて聞いた名・コチラの「甜水麺」。
日本のうどんほどコシがあるわけではないけれど、もっちりした歯ざわりにバランスのよい辛旨ソースが絶妙にマッチ!
伊勢丹のデパ地下まで買いに走るほど、トリコになっている旅メンバーもいたよ。



その後向かったのは・・・ごはんやさん。上の3つはおやつだったんですね~(笑)

着いたは火鍋屋さんそう、いまや日本でも知名度があがっていると思います。
あの赤くて辛~いスープと白濁した辛くないスープが太極拳のマークのように分かれた鍋で出てくる中国式シャブシャブ。


ここ四川が発祥の地。店内に入るともう空気が辛いそして頼んでみると・・・見事に辛い所の面積多し!



上海で食べる火鍋は、赤い方のラー油の下にスープのようなものが入っているのですが
本場四川はラー油のみ!!そしてありえない程の山椒がゴッソリ沈んでおります・・・フフフ

口の中も外(唇)も真っ赤にしながら、ハーヒーフーフー一生懸命食べました。
うん、ほんと、一生懸命という表現は正しいと思う。特に白菜はがんばったなぁ(遠い目)

タレは特になく、ゴマ油に香菜(パクチー)もしくはニンニク(生)を入れて食べるようです。

辛いほうの面積が辛くない方の面積の5倍ほどあるのに、食べた量は半分以下。
不甲斐ないけどしょうがないね。でもとってもおいしく戴きましたまたいつの日か挑戦したい♪

そしてこの後、思いもよらなかった超ハッピーな偶然が私たちを待ち受けていました。それはまた明日


【Data】老码头火锅
住所:武侯区玉林中路27号
電話:028-85555705 85550728


成都旅行②ゆるやかな時間

2009-06-02 23:12:24 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

前回紹介した場所のすぐ隣に(こちらがメイン)仏教寺院の「文殊院」。
四川省の仏教の中心地みたいです。入場料5元をお布施し、お線香をもらって中へ。
のんびり寛いでいる地元風のおじいちゃんやおばあちゃんもいて、ゆったりした空気が流れています。
鳩用のエサ台も充実。鳥の鳴き声もいいねえ。

ひとつひとつ絵が微妙に違って面白い。
みんなで「豚みたい!」なんて言ってたけど・・・じっくり見ると「アイーン」って感じ?(古くてすみません~笑)



寺院内&付近には、お坊さんの姿もちらほら。
なんとも深みのある袈裟の色、好きです。チベット仏教の緋色も素敵だけれど、こちらの芥子色も味があります。



寺院内は撮影禁止の場所もあったので、実際の仏様は直接行って見てからのおたのしみ。
屋外でお茶が飲める茶館もあって、全体に漂うゆったりした空気感が気持ちいい寺院でした。

【Data】文殊院
住所:文殊院街15号
時間:8:00-17:00 
URL:http://www.konglin.org/

成都旅行①屋台のものたち

2009-06-01 00:29:08 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

上海で今日出勤のみなさん、お疲れさまです。四川省・成都から戻って来たゆっこです。
昨日まで3連休だった中国。告知の通り私たち夫婦は別々の都市でそれぞれ楽しんで参りました

修学旅行のような異様な盛り上がりを最初から見せていたこの旅。一日目はとりあえず食い倒れ!!
とっても素敵なゲストハウスに着いてまずはビールを味わったあとは
仏教のお寺「文殊院」の、隣にあるグルメ&ショッピングエリア文殊坊を目指してGO

今回の食い倒れ隊長Fの嗅覚で選んでくれたシャオチー(手軽に食べれるものたち)の数々
えーっと、買ってもらった物を食べてたので名前や値段を忘れちゃいました残念っ
これはジャガイモかと思ったら、お餅のようなもちもちのもの♪ハオチー☆



お次はこちらの鶏さん。四川省らしい、口が痺れる「麻(マー)」の味がピリっと利いた一品。
口の中&唇がヒリヒリむずむず、なんとも形容しがたい状態に…ヤミツキになる味!!私的ヒット



こちらは昔からある?街頭で音を出してお客さんの注意を引きつけながら売るタイプのおもち。
手前のてぬぐいの下にお米があり、注文を受けてから丸めてきなこを塗った台に思いっきり投げつけてきなこをまぶす!
という荒業勢い余って外に飛び出すおもちもあったよ。職人~!(笑)ご愛嬌だね。



黒蜜をかけるところ、それにお米に相当甘みがついているところが日本のおはぎと違うところ。
ひとくち食べて「あまーいっ!」と言うのがお約束。
四川省の食べ物は、辛いものはトコトン辛く、甘いものはトコトン甘い。と言われているそうです。



そしてこの後、ここで開催されていた白酒(バイチュウ)会社のイベントに参加。5人で一組だったのに運命を感じて
端午節に掛けたゲームが5つあって、なかなか面白かったです。
個人的には小学生くらいの子供までもが白酒を飲み干す姿を見て中国のおおらかさを垣間見た気がしました。

自分の内面と静かに向き合って、その土地とじっくり関わるのが旅の醍醐味な時期もあるけれど
最近は友達と一緒に非日常をただひたすら楽しむ。それもいいなぁってしみじみ感じてます
今回の旅も色んな偶然が重なってわくわくとドキドキと感動の連続。最高に楽しかったー!!
一緒に行ったみんな、ここでも再度、素敵な時間を本当にありがとう


1日で春夏秋冬を味わう

2007-03-21 22:31:24 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

いよいよ、シャングリラを出て年は昆明→上海
私は5日間の一人旅、はじまりはじまり~。

目的地は大理。詳しい説明はガイドブックに譲るとして、ここでの目的は
周辺の村のマーケットまわり。白(ペー)族がたくさん住んでいるのです

古城周辺で宿を探しまわり、やっと空きを見つけたのは男女共同ドミ・・・
テンション下がりまくりで迎えた朝。
トイレで出会った白人の女の子・・・

「夜寒くてこごえ死ぬかと思った!シャワーも何度試しても水しかでない!宿かえる!」

とのこと。一気に意気投合!ここから3日間は彼女と一緒に行動しました。
菜の花咲く大理。毎日快晴で気持ちよかったーー。
ただ、「1日で春夏秋冬が味わえる」ところ。昼暑く、夜寒いデス。

■3日目のこと。
5と0の付く日にだけ開かれるマーケットがあるとゆう、湖の対岸ワセへ行ってきました。
バスの中のおばちゃんいわく「今日はお正月の祭りがあるよ」とのこと。
着いてビックリ 本当にお祭りしてるよーーーーーー!!!!

ここでも大興奮!!
龍を先頭にして、踊り担当の色とりどりの民族衣装のお嬢さん(推定平均年齢45歳)
獅子舞、お神輿、お供え物、、、と村の中で大行列が起こっている!!
龍はいちばん運動量が多そうでした そして楽しそうなおじちゃん



サングラスに紅い頬っぺた。なぜかその組み合わせをしている人が多く
かなりユーモラス 本当に謎! でも陽気な感じがいい!

行列の一番最後を飾るお神輿は、前に進む勢力進ませない勢力の
男たちのぶつかり合い! 本気でののしりあい、押し合い、すごい騒ぎです。

おまけにお神輿が通る前に、道の両端で待っている人たちが一斉に爆竹を放つ!
サオについてるタイプやら、ドでかいものやら、音・音・音



この写真を撮ったとき、ぐわ~~っと男たちが押し寄せてきて、観客倒れまくる~。
私ももみくちゃになりました やーーー熱いね! 本気だねっっ

道端で見ている人たちも、かなり正装してました。民族衣装はかわいっいな~

お神輿前の、平和地帯にいる獅子舞、ごはんを食べます。
これがお供えのごはん。家族が後ろに正座をして控えています。



食べ終わった(フリ)の獅子のツノに、紅い布を巻きつけてました。

行列の先頭を抜け、さらに先を歩いてみると 打って変わって敬虔に祈る人々が。
頭に巻く布も、少し趣向が違ってます。お線香、太いなあ~。直径10cmはある。



ものっすごく2人ではしゃいだのだけど、残念ながらバスの時間があって途中で
帰ってきちゃいました。後ろ髪ーー。また来よう。
お祭りの情報は大理までは届いてなくて、観光客は私達2人だけでした。ラッキー☆

その他、情報を少し載せておきます。

<近郊の村>
■喜州
毎日マーケットあり(8~12時)藍染など一部お土産も買える。素朴な雰囲気。
西門からバスで5元、所要30分。バスを降りてから歩きor三輪車

■沙平
月曜マーケット。この辺りではいちばん有名。
私は月曜に重ならず行けず。

■周城
藍染工芸で有名な町。しかーし大理古城の中で買った方が安い。
作る場面を見学したい人はどうぞ。

■ワセ
5と0の付く日にマーケットあり。村人相手のもの。規模が大きい(らしい)。
8路のバスで森工管理局下車。向かいのバスターミナルからミニバス、片道8元。
全部で所要1時間半~。船を使って行く手もある。

※更に詳しい情報は博愛路の日本料理店「菊屋」もしくは博愛路×人民路のチベタンのお店で。とても親切に対応してくれます。

<ドミトリー>
■MCA
ロンリープラネットにも載っているらしいが、街の中心部から離れている上に設備もいまいち。デジカメが盗難にあった人がいた。一泊20元。

■No,3ゲストハウス
ベッド毎にカーテン&電気がついている!部屋に鍵がつき、安全☆
フリーインターネット、フリーランドリー。中庭が暖かい。一泊20元。

■太陽島
いわゆる日本人宿。沈没してるパッカーがわんさか。満室でした。


<昆明の宿>
■茶花ホテル
素晴らしい設備のドミトリー!日本人も西洋人もたくさんいて、情報交換ができる。清潔。鍵付き。一泊30元。


<移動>
■上海→昆明、昆明→麗江 飛行機(価格は季節により大きく変動)
上海→麗江の直通便もあり

■麗江→シャングリラ バス40元くらい。1日2便。約5時間。

■シャングリラ→昆明 飛行機600元くらい。朝便が多い。1時間。
バスだと12時間。

■シャングリラ→大理 バス50元くらい。多数。約7時間。

■大理→昆明 バス110元くらい。バスの種類時間多数。
約5時間。

自由旅行は宿、移動の手配が面倒だけど、
気軽にプラプラできるのでやっぱり好きだなあと実感したたびでした


シャングリラの夜

2007-03-19 22:31:11 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

シャングリラ2日目の夜、古城とゆうオールドタウンにて踊りがあると聞いたので
四方街が見えるカフェで時を待つことにしました。

情報減はお土産屋のおばちゃん。
「たぶん7時頃から踊るような感じだと思うけど~。今日あるかな~?
とゆう、心許ない未確認情報。 他にすることもないし、私の強い希望により
待つこと2時間。民族衣装を着た人々が続々と集まり始め、7時半に開始!
やったね!待ってましたー!

フォークダンスや盆踊りのような単調な踊りかなぁ?との予想に反して
曲ごとにめまぐるしく振り付けが変わる!回転する!片足跳ぶ!

おばあちゃんやおっちゃんの鋭い踊りをみながら、もたもたながら一緒に踊って
楽しかったーー 一時ながら寒さを忘れられたよ。

その後晩ご飯をたべて南北に走るメインストリートを歩いていると、
どこからか歌声がー!!



男性が楽器を鳴らしながら歌う。
女性がそれに呼応して、返歌?のようなものを歌う。
それが繰り返し、繰り返し続いていました。

同じチベット族だけど、どうやらちょっと派が違うみたい。
(チベット族は4つの民族支系に分かれていて、言葉も違ったりするらしい)

北京や上海の路上でも売られている、大ぶりで鮮やかなアクセサリーが息づいてる!



こう、観光客用ではなく、自分たちのために踊っていて、
そうゆうのっていいなと思いました。
話しかける勇気もなく、踊りの意味や由来とかすべて不明のままだけれど。

そうそう、シャングリラはマツタケの産地。旬の季節に行く人はご賞味ください☆




大興奮!!!

2007-03-16 22:57:12 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

シャングリラは麗江のように、新街と古城が分かれています。
若干観光地化された古城をぶらぶらしていると・・・なんだか民族衣装の人がいっぱい!



同じ方向から続々とくる!これは何かある!!ってかもう終わっちゃったところ?!
人の流れに逆らって、走る走る俺たち~

数分で着いたその場所は。



お寺・広場。
そして、祭りの後な雰囲気・・・!メインイベント逃したみたい~~
残った人々の様子を見て、いったい何が行われていたのか推測。
どうやら踊りの大会が行われていたみたい
まだいる人の近くにゼーゼー駆け寄り、夢中でシャッター押しまくりデス!!



一等賞に輝いた彼らの舞、ううう、見たかった~~
でも、こんな彼らの姿に間に合っただけでもヨシとしましょう!

この日見た中で文句なしにナンバー1の美少女☆かわいーー



民族衣装は、後ろ姿も華やかで独創的な色使い。
こんなに柄柄してるし、多くの色を使ってるのにスッキリ魅力的な衣装に脱帽!



そして本物で賞は一番上のトップ写真のお兄さん!!
長髪・真冬なのに片腕露出・馬2匹を操り・・・ザ・チベット族素敵だぁ

他にもかわいい人やかっこいい人を見つけては、パシャリ。たのし~♪

大量の民族衣装の興奮冷めやらぬまま、お寺(大亀山)とマニ車を目指す。

坂を登るときにまたもや怒涛の息切れ
その音を聞いたおばあちゃん、くるっとこっちを振り返り、一言。「シンコキュー」
ぬお?! チベット語だったのかなんなのか笑
深呼吸をしていたら、うんうん、と優しく微笑んで足取り軽く登ってゆきました。



巨大なマニ車。3回廻すとご利益がある、とのこと。

ちなみに「マニ」とは「願いをかなえてくれる宝物」という意味で、マニ車には、手で持つ小型のものもあり、大・小さまざまな大きさのものがあるそう。
丸い筒の中には紙に書かれた経文(マントラ)が入っていて、
マニ車を一回まわすと経文を一回唱えたのと同じ功徳があるとされているんだって
チベット仏教は生活に穏やかに根付いているなあ。



ちゃんとお経が読めるように、必ず時計周り。
これでご利益がある一年になりますよぉに!



PS 今月12日発売の女性ファッション誌「流行通信」4月号の上海特集、
一部撮影しました。日本にいる方、本屋に立ち寄る際は見てみてください☆