めおと上海生活(旧:北京的生活)

北京での留学生活を終了した年とゆっこ。上海での駐在員・太太の生活や食べ物・文化等を写真と一緒に書いてゆきます

西安といえばコレ!兵馬俑

2008-06-11 10:55:55 | 旅する:新疆ウイグル自治区(シルクロード

西安といえば何を思い浮かべるでしょうか?
私が西安まで付いて来た最大で唯一の目的は、兵馬俑を見ること

そう、あの社会の教科書で衝撃を受けたであろう、秦の始皇帝のお墓の隣に眠っていた兵士達です。

秦の国のかなりの予算をつぎ込んで作られた地下の王国。
ひとつとして同じ顔はないとか?8000体以上もあるのに!!
これが紀元前220年には行われてたってゆうんだから…ああ、中国の歴史ってすごいな。

西安市から東へ約35キロ。
私たちは急いでなかったので、西安駅東広場から公共バスで向かいます。
大勢の客引きタクシーが「ビンマーヨン!(兵馬俑)」としつこく声を掛けてきますが無視無視で
バス(遊5・915・914)へ。クーラーのきいたバス、1時間ほどで兵馬俑博物館に着

この日は相当の暑さ。少し歩くとじっとり汗ばんで顔はほてってきます。
チケット売り場から兵馬俑まで15分ほど あっつー!凍った水を買っておいてよがづだ…。

まずは陳列室。意外とあっけない。??

お次は第3抗へ。おお!ちょっと居ましたぜ。首なし・・・若干不気味。。



第1抗がトップの写真。いちばん写真で目にする有名なところです
ズラーーっと並んだ兵士達はさすが。もうちょっと近くで見れたらもっとよかった。
(その願いは次の日に叶うことに

帰り道のお土産やさんでは、首部分に自分の頭を出して写真を撮れるレプリカあり。
なかなかウケルことになりそうでした! や~いっぱい歩いたっ




餃子宴

2008-06-09 10:45:31 | 旅する:新疆ウイグル自治区(シルクロード

日本では「毒餃子」の記憶もまだ新しいことと思いますが、ここ中国ではとても一般的な食べ物。
おまけに西安は餃子が名物とのこと!!これは食べねばまいね~ってことで老舗有名店の「徳発長」へ。
ネットで検索するとこのお店ばかり出てくる、西安きっての餃子専門店のようです。

1階は食堂風になっているので、「餃子宴」を目的の人は2階へ向かいます。
窓際の席からは西安の中心?とも言える鐘楼が見えるので雰囲気も◎

1人前からコースを承ってくれるので、私たちは下から2番目の値段のコースにすることに。
上のコースは餃子の量が増えるワケではなく、質があがるとのことわくわく~。

まずは冷菜(いわゆる中国の前菜)をつまみにご当地ビールをちびちび。
赤い狼がガオーっ!と瓶の正面を飾っているこのビール、青島(チンタオ)が製造してるらしい。がくーっ。

そして出てきました!!!セイロに入ったあつあつほっかほかの餃子たち



ひとり一種類づつ、手前は海鮮とくるみ。形もくるみ、中の具もくるみ
わたしてきにはこのくるみが一番おいしかった! あとの餃子くんたちは…目でたのしむ感じ?

10種類以上の餃子がほいほいほいっと次々にでてきます。
中には「麻辣味」なんてゆうから~いのも。(年のお気に入り



それにしてもキレイな作り~… 手先が器用な人が多い気がします、中国人。
ひとつひとつウェイトレスの女性が説明してくれるのだけど、西安訛りが聞き取りにくい!!
ちょっと北京にも似た巻き舌が特徴的なくぐもった喋り方。う~ん耳が退化してるなあ。

最後に出てくる一番小さな餃子のスープも面白そうなのによく分からなかった
「適当によそおってお椀に入っていた数が1つだったら…2個だったら…」なんだろう?幸運かな?

最後はてんこ盛りの水餃子と果物でシメ!この水餃子がすごい量~~
ここで一気におなかがいっぱいになったよ

ちなみに上から2つめのランクの餃子宴(400元位)を頼んだ友達は
「ワケわかんないもんばっかだった」とイマイチだった模様。高級食材がおいしいとは限らないもんだね


【Data】徳発長
住所:西安西大街3号(鐘楼の北西の角、鼓楼の並び東側)
電話:7214065

シルクロード起点、西安で食べたもの。

2008-06-07 16:03:23 | 旅する:新疆ウイグル自治区(シルクロード

西安は1泊2日で戻ってまいりました~ あっとゆうまのトンボ帰り。でもたのしかった♪
2日目はホテルで食べたりレストランが決まっていたりしたので、
ローカル食事隊は着いた日に発動!! 今回も地元メシを喰らってきましたよ~

まずはコチラ↑「刀削面(トウショウメン)」
この西安レストランランキングサイトで見つけた、西安郷土料理とのこと。
汁がいっぱいのラーメン状のものと、汁がほとんどないものの2種類しか置いてない所に
この食堂の専門性とゆうかコダワリとゆうかが垣間見える気がします(1椀5元也)

ピリ辛にふんわり香る香辛料の味が、かなり濃厚。
名の通り刀で削られているため太さがバラバラの麺のコシ加減もいいかんじ
この地方を中心に100店舗くらいチェーン展開しているだけあるね!と年もほくほく顔

次のハシゴ先は、泡[食莫]のお店。
イスラム系の屋台が立ち並ぶとおりの一角にありました。
この屋台通りが庶民の香りむんむんでオススメ! やっぱり下町をみるのが好きさ!

羊・牛・普通、の中からせっかくなので羊をチョイス。窓口で食券を買います。(1椀11元也)
「お店がちぎる?それとも自分でちぎる?」と聞かれ、「自分」と答えると渡されるのがコレ↓



かわいらしい ころんとしたフォルムの餅(小麦を練って焼いたもの)が2枚。
そのままパクンとしてみると、かなり素朴な味 いいぞぉいいぞぉ、おいしそうだぞぉ
他のお客さんを見よう見真似で適当な大きさに細かくちぎり、窓口へ。
そこにダシのきいた白濁スープに春雨、それにやわらか~い口当たりの羊肉が載ってきます



スープがないとボソっとしがちだったパンも、程よいオダシに浸されてご機嫌♪♪
もちもちの歯ごたえに変身~~ うまい!好みの味!!
刀削麺でオナカいっぱーい。。。と胃袋を服の上からさすっていた我らでしたが無事完食
これは上海にも欲しいなあ。あったらかなりの頻度で食べにゆくよ。
ニンニクの甘酢漬けも、元気がでるらっきょみたいで おいしくいただきました。

以上、ローカル店でも大丈夫な人にはゼヒ試してみて欲しい2軒でした!

今日の上海は、タライの水をひっくり返したような土砂降り!!
かれこれ2時間くらい相当の激しさで降り続いてます、台風?!梅雨も近いのかなぁ~


【Data】鉄蛋鶏湯刀削面
場所:西安交通大学南門から南に向かって伸びる、食堂通りの一角。

【Data】老米家
場所:北広済街277号。朱雀門からひたすら北上。一通が多い地域。


西安に来ています

2008-06-05 22:05:17 | 旅する:新疆ウイグル自治区(シルクロード

今日は年の出張にくっついて西安に来ています。
「長安」と呼ぶとピンとくる人も多いのでは??
そう、唐の時代に遣唐使などがはるばると目指した当時の首都、かの長安です。

「そうとう空気が悪いよ!」
「兵馬俑もがっかりするよ~行ってもあんまり面白くなし!」

などなどあまりよい噂を聞かなかった西安。
でもずーーっと気になってました 出張ってちょうどよい機会だよね☆

1泊2日の強行、かなりの暑さ(明日の天気予報最高気温は36度
なのでピンポイントで外出してまいります♪

とりあえず空気はそんなに悪くない。。。上海よりチョイ悪くらい?
兵馬俑は、まあこんなもんでしょう!ってゆう感じ、なかなかよかった
また詳しくは上海に戻ってから写真つきでレポいたします~

南新疆の旅5-トルファン

2008-05-27 13:57:51 | 旅する:新疆ウイグル自治区(シルクロード

え~っと、随分と日が経ってしまいましたがウイグル自治区ではもう一つ都市へ行きました

日の出前にウイグルを出発約3時間後にトルファンを通り抜けてベゼクリク千仏洞へ。
こちらも岩場を掘りこんで作られた、山にぼこぼこ穴が開いた外観。すごー!



向かいに孫悟空で有名な火焔山が聳え立っています。
ただ年々赤みは薄れてきてしまっているとのこと。確かに他の山の方が赤かったり。
ただ昔から耳なじみのある地名とゆうのは、来た時の感慨が違いますね!
火焔山の頂上までは階段が続いていたので暑さに強く元気があって時間もある人は挑戦してみたらどうでしょう。

こちらトルファン、中国国内で一番なものがなんと4つもあります

海抜・・・一番低いところで海抜マイナス150メートル。そりゃスゴイ!
暑さ・・・なんと史上最高気温49.6度。一日の平均気温が35℃を超える日が100日以上平均ですヨ!
葡萄・・・間違いなく中国で一番有名な産地。生産量・糖度ともにズバヌケ。
乾燥・・・年間降水量20m前後。。井戸がなかったら人が住むとこじゃないですね!

そんなトルファンもオアシス地域があって人が住んでます。タクマシイ。。。!
民家訪問のできるお宅で、お昼ごはんをいただいてきました♪
ぶどう棚の下の木陰で、大きなファンが廻る。吹き抜ける風が気持ちいい~外で食べるの大好き。

前菜は干し葡萄がズラリ この多彩な種類の葡萄たち、どれも味が違うの。
私は右下の薄茶色の味が甘酸っぱくて、適度な歯ごたえで今まで食べたレーズンの中でいちばんおいしかった



トルファン特有の干し葡萄入り「手抓飯」。栄養満点ごはんらしいです。別名ポロ。
ピラフみたいでばくばく進む味。



ラグ麺かナンかこのポロを主食として食べているんだって。
あとレーズンが栄養たっぷりだからトルファンの人は健康で長生きするとか?!
とにかくごはんはおいしかった~ あーー。食べたくなってきたぞ。

この最終日は、飛行機が勝手に変更されてたりとこの旅唯一のアクシデントらしきものもあったにも関わらず
交河故城とゆう遺跡も廻ってなかなか充実しておりました。

そうそう、こうゆう中国僻地旅行で避けて通れぬのがトイレ問題
おいしい話題で締まりたいところなんだけど ちょっぴり書いておきます。

まず。こんなに乾燥してて水もそれほど飲んでないのに普段よりトイレの間隔が近い!!
ついつい水を飲みすぎてるのか?車の揺れが激しいからなのか?ナゼ~?
ものすごい謎なんだけど、普段の倍くらいの回数トイレにいってました。
ホテルやお土産屋さんのトイレはまだよい。問題は公衆トイレやガソリンスタンドのもの。

先に入った友の悲鳴、出てくる友のげっそりした顔。。。
「やばいよ」「ゼッタイ下見ちゃだめ」と精力を使い果たしたボソっとしたコメント。。。
ズボンの裾をめくり、トイレットペーパーを握りしめながら
なんど「青空トイレ」の方がマシだと思ったことか
考えてみればホテルと一部のレストランを除いては沙漠での青空トイレが一番よかった

ま、そんなことも共有できて一緒に旅した友だちとの絆は深まります!

火焔山前には高速道路が建設中。今はまだ素朴な昔ながらの面影が色濃く残る新疆にも
開発の波は着々と進んできてるようです。行ってみたい方はどうぞお早めに~!


南新彊の旅4-カシュガル!カラクリ湖

2008-05-13 22:35:23 | 旅する:新疆ウイグル自治区(シルクロード

中国は最果ての西の西、カシュガルにやってきました。
ここからさらに西を目指しパキスタンとの国境への道沿いにある「カラクリ湖」を目指します!

まずは朝ごはん♪まんま~るな大きなナンの他に、このタイプのナンもあり。
ずっしり重く小麦粉の味わいがしっかりした素朴なパン。ベーグルよりさらにズッシリ。



途中の村ではロバ車、ではなく馬車に揺られてみました。
この日は快晴!もうやっほ~!と意味もなく呼びかけたくなるくらい気持ちヨーーイ!! 



鈴を付けているので軽やかな音が、チリンチリン。パッカパッカ走る姿が愛おしいね。

何百キロと走行していると徐々に標高アップ。
パスポートがないと通れない道を抜け7000メートル級の山並みの間を駆け抜けてゆきます。
富士山で3800メートルくらいだよね?!ざっと倍!!スケールがおっきいなああ。

めっちゃ強風なのでサングラスは必須。帽子をかぶるならヒモ付きがよいかも?私は現地風にしちゃいました、フフフ。


強風+強烈な陽射しが自然環境の厳しさを物語ってます。
カラクリ湖は「黒い湖」とゆう意味だそうで、なるほど、暗めの色でありました。
湖畔にはラクダがいっぱい。ラクダって熱いところも寒いところもオッケイな強い生き物だよね。かっこいい!

帰りにはキルギス族の民家にお邪魔させてもらいました。



岩肌に張り付くように建てられた家、薄暗い家の中、囲いの中のひつじたち。。上海では見えないモノが見えてきそう。

カシュガルは今回の旅でいちばんしっくり来たところ。
もっとゆっくりと見たかったなぁ~。古い町並みがまだ残っていてそこがたまらなくよかった!!
「カシュガルに行かなければ新疆ウイグル自治区に行ったとはいえない」
とゆう言葉に納得。カラッカラに乾燥してるところなのに、なんだかキラキラした印象の懐の深い街。


PS四川省での大きな地震、たくさんの命が奪われてしまったようです。
心よりご冥福をお祈り申し上げますと同時に上海の私たちを心配して下さったみなさんありがとう。上海は無事です。

南新彊の旅3ータクラマカン砂漠

2008-05-09 15:08:23 | 旅する:新疆ウイグル自治区(シルクロード

3日目にはクチャ→タージョンの道をひた走る。
タージョンは「塔中」=つまり、タクラマカン砂漠の真ん中。とゆう意味の町!わひょ~
日本の国土面積とそう変わらない面積を持つタクラマカン砂漠をいよいよ縦断です。

そして今回の旅のメインイベントと呼んで差し支えのない、砂漠でテントの日でございます!

朝から空が白いのは気になっていたのですが。。。。
途中お昼を食べたレストランの従業員さん「こうゆう風が吹き始めたら3日は吹くね」
・・・・・・・・星って曇ってたり砂が舞ってると見えんよね?!(涙)

今回の道中、みな胸の中にそれぞれの熱い想いがあったでしょうが
この「砂漠でテント、そして満天の星空」を一番の楽しみにしていた友も少なくないハズ。
風によって細かな細かな砂が容赦なく舞い上がり、視界何メートル??!とゆうくらい周囲は真っ白。
砂の世界に埋もれてしまいそうだよ~。バスも休み休み、私たちのテンションも休み休み下がり続けます。

テントポイントを探して、まずはテント設営。
一人分のテントを6つ、女6人でえっさえっさ作り始める、も。ここで強烈な突風の連続!!
サングラス、帽子、マスクの上にストールをぐるぐる巻きの完全に怪しい人スタイルにも関わらず
口の中はジャリジャリ、目からは涙、そして何度杭を打っても無情に飛ばされ続けるテント。。。。
もうどの位時間が経ったのか分からないような無我夢中の時間を過ごし、ようやくなんとか設営完了。

ところが、私たちの敵は風だけじゃあなかった。
それは数え切れぬほど大量のシャクトリ虫。
ぴっこんぴっこん体がこれでもかって位曲がる、足のないぐにゃとしたアヤツです。
バスの止めてある道から砂漠まで、その距離わずか5メートル前後。でも、でも!!
その道のりのなんと険しくつらかったことか・・・
しかも苦手な私ともう一人を狙ったかのようにくっついてくる!ヒー!キャーキャー騒いでエネルギー浪費。。

疲労困憊のため夕ご飯はノドを通らず。
ピーチジュースが体に染み渡った~~人生でいちばんおいしく感じたピーチジュース。

また恐怖の虫虫ゾーンを走りぬけ、テントを目指します。
ここで随分風が穏やかになっているー!ちょっぴり希望の光が

テントの側にシートを引いて、大量のお菓子とシャンパンと梅酒で、さあ、砂漠の宴、はじまりはじまり~!
ろうそくの光に照らされてキャラバンみたいだったなー(ワインは栓抜き忘れたため下界)
ガイドさんに現地の歌を聴かせてもらったり、語ったり語ったり、砂山を登ったりしてると。。。
見えてきたよ~いよいよ星が!!目のよい組みは「プラネタリウムみたいっ」と大感激。
メガネの度がよろしくない私はまあまあの見え、でも3時間後くらいにはキレ~に見えて嬉しかった
それにしても人間ってちっぽけだなぁと毎度思うことをやっぱり思う。
この雄大で厳しく優しい自然の前で、自分の夢も欠点もはっきり見えてきて、なんだか胸がいっぱいになった。
研ぎ澄まされるなぁ。

次の朝はありえないくらいキっっっっったない顔に、我ながら大爆笑!!顔中砂だらけっす。
朝の砂漠もまた素敵でぶらぶら。



4日目は砂漠の残り半分を踏破し、玉で有名なホータンに。
ホータンでは夕食後夜市アリ。やったー!買い食いのチャ~ンス☆

新疆に来てからことあるごとに食べているプレーンヨーグルト。ここのやつがぷりっぷりでいちばんおいしかった。蜜もサイコー。



次はいよいよ旅の最終目的地、カシュガルへ向けて西へ、西へ。

南新彊の旅2-クチャ

2008-05-07 19:33:03 | 旅する:新疆ウイグル自治区(シルクロード

話し声の大きなおっちゃん、大音量の音楽、瞬殺能力120%の悲惨なトイレ。。。
中国で電車の旅をするとなると覚悟しなくちゃいけない、諸々の事が
だーいーぶ軽減されてた!ほっとひとあんしん♪

朝は友だちの「月がすごい!」の声で夜明け前に目覚め。
車窓から…ごつごつした岩肌の上にキラっと光る月が幻想的な雰囲気素敵ー☆

ゆらゆら揺られて午後2時ころにクチャ到着。
ちなみに新疆には「ウイグル時間」があり、「北京時間(中国標準)」よりも2時間遅れ。
着いたらドライバーさんに挨拶してソッコー待ちに待った現地ごはんごはんごはん!!

はずせないシシカバブ~
羊の串焼き。上海や北京の10倍はあろうか?!とゆうボリューム。
香ばしいカオリが堪りませぬの~。スパイス効きすぎず、臭みのない新鮮なお肉に感動!さすが本場やね~



こちらは夢にまで見た「ラグ麺」、この地方独特の手打ち麺です。
トマト味がベースのものが多く地中海のパスタと繋がっているんだなぁ~とロマンに浸りつつ…
とゆうのはウソで、優に2人前はあるだろう!とゆう大量の麺にかぶりついてました



この麺がもっちもち、歯ごたえサイコー!味わいサイコー!!
讃岐うどんマスターの人々にも大歓迎されるであろうコシの強さです。
そして量が多い・・・。この後何回か食べましたが一回も完食できず大食いの看板さげよっかなぁ。

おっと、食べ物のことばかり熱く語ってしまいましたが、クチャの見所はなんといっても「キジル千仏洞」
膨大な量の仏教典をサンスクリット語から漢字に翻訳したかの有名な鳩摩羅什さんの像あり、
砂岩山をえぐって作られた修行窟や宗教画が見れるところです。
詳しい説明はガイドブックなどに譲ります、とにかくガイドさんが面白くって面白くって
何度も思い出し笑いをするくらい。あ、中もモチロン素敵でした。仏教が分かったらもっと面白いんだろな。

そしてココに着くまでの道のりが、まるで火星みたいー。。。。壮大です、雄大です。(トップ写真)
今道路を工事中であと一日ズレていたら見学できなかったとのこと!セーフ!ラッキー☆

この日はクチャに宿泊、次の日はいよいよタクラマカン砂漠縦断ー!!

南新彊の旅ーウルムチ

2008-05-05 19:16:16 | 旅する:新疆ウイグル自治区(シルクロード

ただいまです!
【南新疆:自然たっぷり8日間】から戻ってきました
結論:新疆めっちゃヨイ!!! すごい所です。
&女子だけの旅もすっごく楽しいー!!!本当に笑いの多いたのしい旅だった~

まずは一日目。
最近乗り遅れる人続出!とゆうコワイ噂を聞いていた虹橋空港。
かなり余裕をもって早朝6:45に集合。が!!
空港から一番家が遠く、一緒にタクシーで行く予定だった友人Aから5:30頃に電話が鳴る。
「今会社でて、これから荷物詰めるから先に向かってて~」
うぎゃー!大丈夫??徹夜でお仕事お疲れさま&遅れないように頑張って~

タクの中で「もう家出たかな?」などなど友人Bとヤキモキしていたら・・・・・
なぜか私達より先に着いてました!どうゆうこと~(笑) 嬉しいミラクルに大爆笑。

激行列もなんとか乗り切って無事搭乗。(乗り遅れてる人けっこう居そうでした)
行きの飛行機の中から語る語る。ディープに語りまくって約5時間。ウルムチ到着!

迎えてくれたガイドさんはマエンさん。
私達と年も近いウイグル族の女性ですかわいー。
突然の乾燥とカンカン照りの太陽に迎えられ、向かうは博物館。
この「新疆ウイグル自治区博物館」、最大の魅力は「ミイラ」
その歴史なんと3800年!! スゴー。

かなりハッキリした状態で残っているので、みごたえ満タン。
歯も睫毛も見えたりして・・・・なんだか不思議。そして現代の私たちから見ても美女でした☆

次はいよいよ街歩き



■基礎知識■
ウイグル族はイスラム教の人が多いので男性は帽子を、女性はスカーフを
頭にかぶっていること多数。
また東西の中間に位置するため混血の人が多くヨーロッパっぽい顔立ちの人
アジアっぽい人、そのミックスと多種多様な顔立ちの人がいる。

それも相まって一気に異国情緒たっぷ~り ここは中国じゃない!と相当コーフン。

思ったよりも発展しすぎていなくて(行った所がたまたま旧市街だったのかもだけどね)ちょっぴり安心。

さっそく買い食いしたのがコチラ。[火考]包子。



中からは羊肉の肉片が程よい塩気でこんにちは!外がパっリパリっでしあわせ~
ナンもそうだけど、揚げずにパリっと炉の中で焼かれたものは香ばしくて大好き。
これで0.5元≒8円。ううっ毎日食べたい。

国際バザール、とゆう名の大きな新しいバザールは観光客向けな感じであまりそそられず。
小さな地元民が大勢いるバザールの方がしっくり。@新疆民街手工芸品集市(写真一枚目)

夜ご飯は中華。ウイグル料理が食べたかった…ちょっと残念。でもおいしかったのでよし◎

夜は夜行列車、硬ベッドで一路クチャへ向かいます ガタンゴトン、ガタンゴトン。