めおと上海生活(旧:北京的生活)

北京での留学生活を終了した年とゆっこ。上海での駐在員・太太の生活や食べ物・文化等を写真と一緒に書いてゆきます

旅行:そのご

2009-08-26 17:51:30 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

ちょっと間があいてしまいましたが、旅行記最後!

最終日は宿→空港までをのんびり楽しむことに。若干余力があった私は、朝食後ひとりでぶらぶら散歩へ。

きれいな小川沿いに「辺辺街」という小道があり、そこをひたすらアテもなく歩く。
偶然着いたはコチラ↑!!片道1時間弱をかけて歩いて、何かがあってヨカった(笑)

マニ車があったので、ありがたく廻させていただきました。「××の聖地」と書いてあり、神聖な雰囲気。



宿に戻ったのち、空港→黄龍→ホテルと丸一日を共にした運転手さんの仲間に空港まで送ってもらうことに。
ピックアップに来た車には、初日丸一日を共にした上海人2人。聞くと同じ便に乗るらしい。
このカップルも時間に余裕をもって、空港まで寄り道しながら帰ろうと考えたみたい。

さあ、寄り道スタート☆☆

まずは、ラベンダー?のような花が咲き乱れる草原。ぶわ~~~って広がってます。
空気もシーンと冷えてておいしい、吹き抜けるそよ風、この旅イチバンの爽快感☆ 



お次は近くにあった、古い町並みを再現した建物群たちへ。
よくワカらないままここでも写真を撮りまくる。



快晴の中山を越え・・・窓からの風の気持ちよさに目を細めた後。
最後に寄ってもらったのはチベット村(私のリクエスト!)。そこで出会った人。
ナチュラルな民族衣装がカッコイイ!笑顔が素敵~!!



けっして観光地化しているワケではなく、カメラを向けると照れていました~
こどもに至ってはきゃいきゃい逃げ回っていて!!なかなか撮影できないほど。かわいい。
また、マニ車にも出会えて感激でした。やっぱりこうして人に触れるのも素敵。

そして途中牛さんたちがのんびり草をはんでいる所にて・・・ヤッチャイました!!!
だって空が綺麗だったんだもんっ 車、ほとんど来なかったんだもんっ 

「せーのっ」で跳んで、1回OKでした!
3人同時に目をつむりもせず、同じタイミングで同じくらいの高さまで跳び、それを撮影してもらえた。
4人のタイミング合いまくりの、ハッピーな一枚♪♪♪



ジャンプ写真、楽しかったなあ。他のところでもこれから撮ろうかな?!

そしてこれら全てを楽しんだ後、友人の一人はまた高山病に・・・(涙)
今度は空港に行く道のりでなってしまったため、高度を下げることができず。
解決策は酸素ボンベと飛行機に乗ること!そう、飛行機の中の気圧?は一定に保たれているから
飛行機はすごい高度で飛ぶけど高山病にはならないんですね~。なるほど~。

最後は重慶でおいしいごはんをたらふく食べて、それから上海に帰りました。
ちなみに豪雨の関係で飛行機が遅れて家に辿りついたのは03時・・・。
カップラーメンとペプシは待ち時間に無料で貰えたので、
みなさん、周りの人がカップラーメンを手にしだしたら搭乗口をチェックしてみましょう☆


世界遺産:九寨溝

2009-08-19 10:32:10 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

ここを物語るのに、言葉は不要かとおもいます。

この色が、そのまま待っていました。

晴れ間が覗く、曇る、小雨が降る。
天気が変わるごとに違う顔を見せてくれ、いつまでも見飽きることがありません。

全体的にはY字型になっていて、閉園ギリギリまでいても見尽くせないくらい。
いちば~ん最後に警備員の人に追い立てられながら、最後まで美しい風景を味わいました。

雄大で幅の広い瀑布もいくつかあります。滝フェチにもタマラナイところ。




朝がいい、とのことだったのだけれど、夕方でも鏡になっていました。
標高が高いので(でも高山病にはならないくらい)雲が低く見えますね。




「パンダ池」。午後にここでの民族衣装撮影は5元と格安、おすすめです。おさかな、たくさん。



池の周りをぐるっと一周してみると、その色にただただ圧倒されました。



ここ↑とここ↓、同じ池です。色の神秘と美しさにひたすら興奮&感動。この場所だけで、何回シャッター押したことか。




「美しい風景だけを見るなら、絵葉書や写真集で充分だろう」

そんな風に思う時期もありましたが、今回行ってきて本と~うによかったです。
それは隣で、同じくらい感激して盛り上がっている友達がいたから、なおさら楽しかった。

最近「共有」って大事だな~ってしみじみ思います。ここで少しでもあの色を共有できますように。


世界遺産:黄龍と魔の高山病

2009-08-15 20:57:26 | 旅する:近郊・雲南省・四川省
重慶から飛び立った飛行機が到着した空港は、標高3500メートル。
「ゆっくり歩かなくっちゃ~」「なんか空気うすい?」と、その時点からなんだか高地を感じる。

しかしこの日の私たちが目指す黄龍は、さらに標高の高いところに位置する。
本当なら高山病を配慮して2日目に行こうと考えていたのだけれど、
交通の便を考えて到着してすぐに向かうことにした。乗ったはひとり100元のワゴンバス。

ぐねぐね山道を抜け、ロープウェーに乗り、てくてく歩くとまず見えてきたのは、コレ!↑
ここが標高3800メートルくらい。すぐに息切れするのであります~
とーーっても綺麗!!

途中の道々では「黄龍」の名前の由来はコレか!!と納得の水の流れが。
これ、水が黄色いんじゃなくて下の色が黄色いの。水は清らかな清流でございました。



そして下り始めて・・・事件発生。
友人のひとりが高山病の症状に。頭痛、腹痛、吐き気に全身がしんどい様子。
酸素を買って吸いながら下るも、かなりつらそうです…
雨もパラついたり時間が迫ってきたりしつつ、がんばって下山。

途中こんな素敵色な池も見れて、何も無理して上まで行かなくてもよかったかな~なんて思いも胸をよぎりました。



そしてバスに戻り、とりあえず空港への道へ。
この時もう一人の友達も、高山病を発病。しかも4000メートルを超える山を越えて行かねばなりません。

すでに頭が割れそうな痛みの彼女、涙が出るほどつらい様子で心配です。。。

高度が上がるにつれ、手や胸に痺れと硬直が!!

車内にひとり、高山病に詳しいおじさんがいて色々アドバイスしてくれます。
運転手さんも工事で道が込んでいると「高原反応の人がいるから先に行かせてくれ!」と
大声で叫びつつ道を急ぎます。

とりあえず酸素をより多く送るため、深呼吸。
そして硬直によって慌てた気持ちを沈めて、さすっている内に少し暖かくなってきたようで
高度が下がるにつれて硬直も徐々に取れてゆきました・・・よかった

運転手さんが連絡を付けておいてくれた、空港の医務室へ即座にゴー!!
二人並んで酸素を吸って、なんとか回復。。。本当によかった

高山病の症状として、その痺れや硬直の知識がなかったのでとても慌ててしまったけれど
実際はどうなんでしょうか?ネットで調べてもいまいち出てきません、詳しい人がいたら教えて頂けたら幸いです。

このとき、車内全員の中国人の人たちがとっても協力的で、感動でした
寒いのも気にせず窓を空けてくれ、席も替わってくれ、空港でも待ってくれて…。
中国人の温かな思いやりに触れた旅となりました。

ちなみに私は普通の車酔いで吐きそうに。。。いやあ。強くなりたいっすね!

みなさんも高山病には気を付けてー!


ワンダーワールド:重慶2

2009-08-10 00:56:43 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

重慶の見所は実はあまり調べずにいました。
郊外に2時間行ったところにある世界遺産が凄そう~!!という今回役立てられない情報の他は
現地に行ってから収集することに。そしてそれが吉とでました

宿のスタッフに教えてもらい、まず向かったのは前回紹介した朝天門。
2つの(違う色の)川が交わる様、圧巻でした!あの色も中国ならでは~

そしてその後に向かったのは「洪崖洞」(なにげに紀元前からの歴史的建物)
ここで3D重慶の魔の実力を目の当たりに!!

道路沿いの「地上」から建物に入ると・・・そこはすでに「11階」!!
つまり高低差の激しい坂(崖)沿いに建物が建っているんです面白い!!



屋台街は上海の豫園に似た雰囲気。「酸辣粉」という酸っぱ辛い麺がおいしかった~♪
ライトアップしてからの方がヨイ感じなので、夕暮れ以降に出かけるといいかもしれません。

そしてここから歩いて行ける、重慶の中心地「解放碑」
多くの観光客で賑わってました。なんかずどーんって分かりやすくていいね。



この近くに「シャオチー通り」があるという前情報をゲットしていたので、てけてけ向かう。
どこも辛そうな串がいっぱい! そんな中おいしそ~うな光を発してる屋台発見。



ここで買ったレンコンがおいしかったー!あれはどんな味付けっていうんだろう?
ピリ辛でしゃきしゃきしてて、とにかくビールに合うのですえへへ。

宿に戻ってから、テラスで1瓶5元(約80円)の地ビールをくかーっと呑みながらガールズトークで夜は更ける。


次の日は早起きをして、いよいよ世界遺産「黄龍」へ向かいます。そこでこの旅最大の事件発生です。


ワンダーワールド:重慶

2009-08-08 01:59:22 | 旅する:近郊・雲南省・四川省

今回の旅の始まりは、まず重慶から。
重慶は直轄市になっていて、なんと!!北京や上海より人口が多く3000万人以上が住んでいるそう。
広さは台湾ほどもあるそうな~でっかいなあ~すごいなあ~

その中でも繁華街のところに行ってきました。
そして朝天門埠頭で川辺をぶらり。

暑い中にものんびりした空気が流れていて、多くの地元の人が夕涼みをしてました。
中には泳いでる人も・・・いっぱいいる!!
しかも普通にパンツで泳ぎ、その上にズボンを履いて帰る人もちらほら。洗濯してる人もちらほら。
自由ですなあ。

そして二つの川が交わるところは、色がハッキリ分かれてる!!面白い~!!流れの速さも違うようでした。
あんまり激しく色が混ざり合うことはないのが不思議。両方すごい色だけど☆ひとつは揚子江です。



重慶が面白いのは川だけではありません。その町の様子。
ビルやマンションがひしめきあい、坂と曲がりくねった道そして細い通路や階段がぐにゃぐにゃ存在。
「この町でひとり迷子になってみたい!!」そんな訳の分からぬ衝動にかられました~。んふふ。




そして、木と路地裏が融合。いい雰囲気で共存している様が素敵です。

歩けば歩くほどもっと歩きたくなる。カーブや坂や階段の向こうには何があるのか?!
そんな好奇心を掻き立ててくれる町のようです。

【追記】
昨日公共バスに乗っていたら、車内のテレビでノリピーの事件が扱われていました!
かなりの人数が利用するバス、そこで放映されるニュースで取り上げられるほどやっぱり知名度があったんですね~。