ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

ロンボク島コーヒーものがたり~高地スンバルンと低地北ロンボク~

2023年07月26日 | ★2023年度(ロンボク)

7月上旬、ゆいツールはロンボクで活動してきました。

今日は、ロンボクの高地スンバルンのカフェ・コーヒー園と北ロンボクのコーヒー園を訪問したときの様子をご紹介します。

標高1,000メートルのスンバルン(東ロンボク)は、ロンボクの人にとっては避暑地・観光地、島の外の人にとってはリンジャニ山(3,726 m)の登山入り口でもあります。

Yui-Tool telah jalan-jalan ke Sembalun,Lombok Timur pada tanggal 8 Juli 2023.

(リンジャニ山登山入り口)ini gunung rinjani..

スンバルンを訪れるのは2020年1月ぶりです。(コロナ禍直前!)

7月8日に、ゆいツールボランティアメンバー(サマラスメンバー)3人と一緒にでかけました。

途中で、水がきれいなレモールの森を訪れて(でもごみがいっぱい)、気分一新スンバルンに向かいました。

(左から、パティ、コマン、マデ)

今回の目的は、コーヒー。

スンバルン在住のボランティア・ルスくんが、カフェ・コーヒー園に連れて行ってくれました。

YouTube ゆいツールチャンネルでビデオアップしています!

【ロンボク島でコーヒーを堪能】スンバルン♪

コーヒーを注文して、ガラス張りのテラスへ。

(ルスくんと)

 

(コーヒーを飲むコマン)

私が注文したコーヒーは上の写真のコーヒーと同じもので、細長いガラスの容器に入って出てきて、小さなコップに移して飲みました。

琥珀色をしていて、飲むと強い酸味と香りがありました。

山の斜面にあるカフェの上には、コーヒー農園があって自由に散策できました。

標高の高いスンバルンでは、アラビカ種が栽培されています。

(コーヒーの実)

(コーヒー豆が干されていました)

このカフェでは豆の販売などはなかったのですが、私がいつも買っているスンバルンのオーガニックコーヒーはこちらです。

インドネシアでは、基本的に豆をそのまますりつぶして粉にしたものを、コップに沈めて飲むのが主流のため、こちらの商品もそのタイプになります。

7月15日には、北ロンボクのコーヒー園を訪問する機会がありました。

こちらは低地のため、ロブスタ種が栽培されていました。

こちらも、YouTube ゆいツールチャンネルでビデオをアップ!

【インドネシアのカカオ園&コーヒー園】ロンボク島♫

Yui-Tool telah kunjungi kebun kopi di Lombok utara, pada tanggal 15 Juli 2023.

(ロブスタ種のコーヒーの実)

こちらでは、とても素朴な方法でコーヒー豆を選別・天日干ししていました。

(水に沈めて悪い豆を選別するそう)

管理(プロセス?)の違いで何種類かの風味の豆にしあがるそう。

(天日干し中の豆)

ロンボクの村ではよくコーヒー豆の天日干しを時々見かけますが、完熟した豆だけでなく、青や黄色の豆も一緒に収穫しています。

そのため質が悪く、煎るときもかなり黒くなるまで煎っているので、粉にして飲もうとするとたいへん苦く、どっさり砂糖を入れて飲むのが普通です。

今回、スンバルンや北ロンボクの農園で見かけた収穫された豆たちは、完熟した赤い実だけを摘んでいるので、苦みも少なくすっきりと飲みやすくなっています。

(農園でコーヒーをいただきました。中央の男性はガイドのココさん)

こちらの農園は、タイの団体(?)からオーガニック農園の認証を受けているそうです。

施設・設備は素朴そのものでしたが、コロナ禍前は国内国外から訪問者がよく来ていたようです。

ゆいツールも、コーヒー農園でのアグロツーリズムをやってみたいな、と思いました。

ロンボク島は、海や山だけでなく田んぼやコーヒー園など、素朴ながら魅力的なスポットがたくさんあります。

今回の訪問で、たくさん動画を撮ったので、追々プロモーションビデオなども作れたらいいな、と思っています。(山)

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