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ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

活動する上で大事なこと・・・決めるのは地元の人、それから人づくり

2020年04月10日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

新型コロナウイルスに阻まれ、しばらく現場(ロンボク島)に行くことができないゆいツールですが、毎年この時期は「ふりかえりと計画づくり」をしています。

「ふりかえりと計画づくり」については、以前のブログ(2017年05月01日)に書きました。

2019年度にやりたかったこと、やれなかったこと、達成できたこと、2020年度も続けていきたいこと、新たにやりたいこと・・・。

いつも思うことは、予算を取るために具体的な計画を立てるのですが、細かな道筋をびっしりと決めすぎて進むよりも、大まかな方向性と到達点を決めて、細かなことは現場で決めていけるようにするのがよいなぁということです。

なぜなら、本当は決めるのはロンボクの人だから。

(バリで。2019年12月撮影)

世界には、よい事例がたくさんあります。例えば、自然エネルギー(太陽光利用や小水力発電など)について。例えば、バリのグリーンスクールのようなエコ教育について。

そういう成功事例を、木の苗木のように持ってきて、地元の人の意見も聞かずに勝手に植えつける、という活動方法があるかもしれません。

立派な花が咲いて、大きな実がなるかもしれません。うまくいけば。

でも、よそ者が持ち込んで、地元の人たちが参加していない活動は、それは持続可能ではないのではないか、と私は考えます。

(ロンボクの場合は、たいてい妬まれて根こそぎ掘り起こされて枯れる、と末路を迎えます。これは、たとえ地元の人が持ち込んだものであっても、根回しをしていないとたいてい同じ結果になります)

私は本当は、計画の段階から、地元の人たちと一緒に作っていきたい。

でも、短い滞在期間で、適切な人たちを集めてワークショップなどを開いて、計画を作っていく、というのは現状では難しいので(何しろ、計画をする段階では予算がついていないので)、ひとまず計画はゆいツールが作ります。

そして、だいたいこんな活動をしたいんだけど、と一回目に渡航したときに、協力してくれる人たちと打ち合わせをします。

今まで、よく聞いたのは「Kaori(つまりゆいツール)が、やりたいことに協力するよ」「成果が出て、ゆいツールが成功するためにがんばろう」という言葉です。それは、違うんだけどなぁと私はいつも思っています。

環境教育のための活動は、ゆいツールが成功するために行っているわけではないのです。

インドネシアの人たちは、とてもやさしいので、「(ゲストを)がっかりさせてはいけない」「せっかくプロジェクトを作ってくれたんだから、よい結果(見せかけだけでも)を持って帰ってもらわないと」と考えるのが常です。

ゆいツールは、最低でも、地元の人(ゆいツールが繋がっている団体や若者たちなど)がやりたい、と言ったものから活動を作るようにしています。

ビジネスでないので、これやったら絶対成功するぞ、というものを、勝手に計画することはありません。

(ロンボクで。2019年12月撮影)

実はインドネシアの中でも、企業のCSR活動や行政の支援の枠で、市民や団体の活動に予算がつくことがあります。

これらは、日本の助成金と一緒で、プロポーザル(企画書)を書いて申請するものです。

でも、訓練されていない人がいきなり、立派なプロポーザルは書けません。

そして、その前に組織を作っていなければいけません。

私の知る限り、ロンボクの人たちは、組織づくり(マネージメント)がとても苦手のような感じがします。少なくとも、市民活動においては。

そのため、自分たちがやりたいと望む活動に、上手に予算を取りに行くことができません。

(活動主体となる上質な組織がないため。プロポーザルを書く前提としての訓練ができていないため)

本当であれば、地元の人たちが自分たちの国の中のお金を使って、自分たちのやりたいと思うことをやれるのが一番です。

でも、環境分野に関しては、そこはまだ十分にできていないところだな、と感じます。

(ロンボクで。2019年12月撮影。ドラゴンフルーツの花のつぼみ)

さて、そんなわけで、ゆいツールは人づくりにも重点を置いています。

ゆいツールがやりたいことを、地元の人に命令して、言ったとおりにやるようにするだけでは、人は育たないと私は考えます。

時間がかかっても、地元の人たちと一緒に考えて、できるだけ彼らを主体にして、目標地点に向かって進むこと。

残念ながら、人づくりはすぐに成果が出ません。

「井戸を掘る」「学校を建てる」「リサイクル工場を作る」そんなわかりやすい結果が、すぐに現れるものではないのです。

おまけに、人なので、仲間割れをする、とか、育てていたと思ったらどこかに行ってしまった、とか、スムーズにいかないこともしばしば。

だから私は、昨年9月に知り合った、ロンボクのプラマさんはすごいと思うのです。

Perama Tour & Travelという、一大旅行会社を築き上げたプラマさんは、引退して、ロンボク島のナルマダ地区スラナディ村でガーデンづくりと人づくりをしています。

今年の1月に東ロンボクのマングローブ林を見に行った時に、そこでマングローブの見回りなどの管理をしている住民グループの男性が、プラマさんのところで色々学んだ、と言っていて、ああ、と思いました。

その人は、マングローブ林や珊瑚礁を守るために、ボートを止める桟橋まで浅瀬に乗り上げることは本当はしたくないのだ、と言っていました。

できれば、桟橋をもう少し遠いところに作って、そこからカヌーなどでマングローブ林を見て回れるようにしたいと思っている、と計画を話してくれました。

(東ロンボクのギリ・ランプ島付近のマングローブ林)

少しでも、環境を気にかける人が増えることが、インドネシアの今後の環境保全に繋がっていくと思います。

今年度は始まったばかりです。予想外の出来事で、3-4ヶ月は何もできませんが、ゆいツールはあきらめず新しい予算を探しながら、計画を温めていこうと思います。

アフターコロナのビジョンを、具体的にイメージしながら、日本でもロンボクでもしばし、籠り生活です。(山)

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C.W.ニコルさんを偲んで・・・

2020年04月04日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

C.W.ニコルさんが亡くなられました。(79歳、2020年4月3日、直腸がんのため)

環境保護活動家で作家、という肩書きですが、私にとっては東京環境工科専門学校の名誉校長という存在でもありました。

私は高校3年生の時に、C.W.ニコルさんと畑正憲(ムツゴロウさん)の対談集「森からの警告」(ソニー・マガジンズ出版)を読みました。

自然を守る仕事に就きたい、と考えるきっかけになった本でした。

私は、大学入試(推薦)の小論文を、この書籍について書きました。

北海道の大学を卒業し、社会人を4年経験してから、改めて東京環境工科専門学校で自然環境保全について学ぼうと思い、入学したところ、ニコルさんが名誉校長だと知りました。

在学中に、教室で一回、実習地(長野県黒姫)で一回、話を聞いた記憶があります。

ニコルさんはウェールズ出身で、最初に教室で話を聞いたときに、「イギリスという国はないんですよ」と言われてびっくりしたことを思い出します。

専門学校の実習地、黒姫には、ニコルさんが作った「アファンの森」があり、私たちも見学する機会がありました。

そして、卒業後、何かの催し物で話を聞いて会場で挙手して質問したこともあります。

それから、環境を守る立場になって仕事をするようになって、専門学校の先生に誘われて、ニコルさんと直接会ってお話しする機会がありました。

ニコルさんは、自然をとても愛していました。

専門学校で私たちは、自然について正しい知識を身につけ、それを守れる人になるように、と育成されました。

(黒姫実習の様子)

現在、多くの仲間たちが、日本中で、自然を守る活動(農業を含め)に携わっています。

ニコルさんは酒豪で、専門学校の先生から、ニコルさんに関わるエピソードを何度か聞いたこともありました。

近年は、毎年4月に東京代々木公園で開催される、アースディ東京イベントの実行委員長をされていて、イベントを通してニコルさんの元気な姿を見ていました。

ニコルさんから教わったこと、専門学校で学んだこと、しっかり胸に抱きしめてこれからも自然を守る活動を続けていきたいです。

(山)

(黒姫実習地で。ねずみの標本づくり)

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海洋プラスチックごみについて考える

2019年10月06日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

近年、海のプラスチックごみ問題が、地球温暖化と同じくらい、一般の人たちに認知されてきたな、と感じています。

海洋プラスチックごみについてインターネットで検索すると、様々な記事を読むことができます。

私のオススメはこちら。

海洋プラスチック問題について(WWFジャパン)

プラスチックの海(プラなし生活)

「既に世界の海に存在しているといわれるプラスチックごみは、合計で1億5,000万トン。そこへ少なくとも年間800万トン(重さにして、ジャンボジェット機5万機相当)が、新たに流入していると推定されています。」(WWFジャパン)という記事を読むと、ちっぽけな自分にできることは何もないのではないか、と絶望したくなります。

そして、ちっぽけなNPOにできることも。

(インドネシア・ロンボク島、スコトンの海のごみ)

実際、NPOの活動のために、海のプラスチックごみを減らす目的で企画したいくつかの活動に助成金は通らず、今年度はずいぶん少ない予算で活動をしています。

ゆいツールは来年度に向けて、合計4つの助成金申請をする予定です。(ひとつは申請済み)4つ欲しいのではなく、ひとつでも通ることを祈って申請します。

さて、海洋プラスチックごみ問題に戻りますが、私たちの体内にはすでに微少のプラスチックが取り込まれているようです。

それがどんな影響を及ぼすのか、今のところよくわかっていません。

海洋を漂っていたプラスチックが粉々になり、貝や魚に取り込まれて人間が口にした場合は、有害な化学物質が体内に取り込まれる恐れがあります。

私たち人間は、自分たちで開発したものによって、生存を脅かされるようになっていくのかもしれません。

オススメの本

・プラスチックスープの海 北太平洋巨大ごみベルトは警告する(NHK出版)(チャールズ・モア、カッサンドラ・フィリップス著、海輪由香子訳)

・海ゴミー拡大する地球環境汚染(中公新書)小島あずさ、眞淳平著

・「海はゴミ箱じゃない!」(岩波ジュニア新書)眞淳平著

地球温暖化問題と一緒で、問題があまりに大き過ぎるため、「そのことについては、とりあえずなかったことにしよう(自分の関わる問題として認識するのはやめよう)」「自分が生きているうちにどうにかするのは無理だから、放っておこう」と考える人が多いのも現実です。

でも、この地球に人間だけが住んでいるわけではありません。人間の活動によって住処を追われた野生動物、プラスチックごみが漂う海で生きている海洋動物、人間によって飼育されて食用にされている多くの動物たちなどがいます。それらの動物たちは、人間に運命を握られています。

問題を引き起こしているのが人間ならば、放ったらかしているのも人間です。

便利かもしれないと開発されたプラスチック。便利だからといって大量に生産されているプラスチック製品。

それらが売られ、輸出され、消費され、捨てられ、人間の体の中にまで入っている現実。

作る人、使う人、売る人、捨てる人、みんなに責任があるのではないでしょうか?

(山)

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コラム:プラスチックのごみをどうしたらいいだろう?

2019年05月25日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

今日(2019年5月25日)の東京新聞を見ていたら「こちら特報部」という面で、国内のプラスチックごみに関する記事が載っていました。

5月20日、観光省によって、全国の市町村の焼却施設で企業から出るプラスチックごみ(廃プラ)を積極的に受け入れるよう要請する通知が出されたことも、新聞を読んで知っていましたが、この記事はそれを受けて産業廃棄物のリサイクル会社や環境省廃棄物規制課、一般社団法人プラスチック循環利用協会などに話を聞いて、廃プラの問題を掘り下げていました。

(回収されたペットボトル。2014年3月横浜市にある区のごみ処分場にて)

昨年末のエコプロダクツ展で、プラスチックリサイクル関係の団体のブースで、「中国が2017年末に廃プラスチックの輸入を禁止したことで国内に廃プラが溢れている、というテレビのニュースを見たのですが」、と担当者に話しかけたときには、「テレビは一部分を誇張しているだけ。国内でプラスチックのリサイクルは十分に回っている」というような話を聞きました。

ところが、この記事を見ると、「行き場をなくした中国向けの廃プラが、国内のセメント会社やRPF製造会社などに入るようになった。そこから押し出された汚れた廃プラがどんどんウチ(産業廃棄物リサイクル会社:東港金属)などに入ってきている」とあります。

日本国内では、「汚れた廃プラはセメント会社や製鉄会社に燃料として売られたり、『RPF』と呼ばれる固形燃料などに利用されている」そうです。

もしかしたら、エコプロダクツ展で話を聞いた団体はきれいな廃プラだけを扱っていて、汚い廃プラを含めた全体のリサイクル事情には詳しくなかったのかもしれません。

前述の産業廃棄物リサイクル会社は、東京湾岸に浮かぶ東京都大田区の人工島・京浜島にヤードがあり、高さ5mの廃プラの壁ができているそうです。「このままの状態が続けば、受け入れを断らざるを得ない」と社長は言っています。

そういう現状を受けて、環境省が言ってみれば「おたくの持っている焼却炉で、企業が出したプラスチックごみを燃やしてくれない?」と市町村に頼んでいるというわけです。

市町村が持っている焼却施設は、本来住民の家庭から出るごみ(一般廃棄物)を燃やすためのもので、企業が出したごみ(産業廃棄物)を燃やすためのものではありません。ちなみに、レストランやオフィスなどから出るごみも企業が出したごみ(事業系のごみ)とみなされ、事業者の責任で処理するのが原則です。(事業系一般廃棄物は市町村指定の一般廃棄物収集運搬業許可業者へ委託して、あるいは手数料を払って、最終的には市町村の焼却施設で燃やしているようです)

いずれにせよ、企業活動で出たプラスチックごみは産業廃棄物なので、一般廃棄物を扱う市町村の焼却施設では処理しないのが日本のルールです。

気になるリサイクル率ですが、記事によると廃プラ(事業系プラスチックごみ)は年間940万t(2013年)で25%がリサイクルされ、焼却による発電や固形燃料化など、燃やすことを前提に活用する「サーマルリサイクル」が57%、単純な焼却が10%ということです。(環境省の資料より)

家庭から出るプラスチックごみは、「資源ごみとして分別されてくるのは約2割。燃えるゴミとして回収されるのは7割で、残りが不燃ごみ扱い」(一般社団法人プラスチック循環利用協会)で、資源ごみの何割からは汚れなどの理由でサーマルリサイクルに回されるということです。

つまり、7割のプラスチックごみが焼却されている、ということです。

記事に、東京農工大の高田秀重教授のコメントが載っています。「焼却すれば二酸化炭素が出て温暖化が進む。高温で燃やすとダイオキシンは出なくても、地下水汚染などの原因となる窒素化合物が出る。焼却炉建設も巨額の費用がかかる。環境や財政に多大な負担を強いるのが焼却だ」

(ロンボクのごみの様子。2014年)

インドネシアを訪れてごみ問題を目の当たりにした日本人旅行者は、ほぼ全員「どうして焼却施設で燃やさないの?」という疑問を持ちます。あるいは、どうして行政が回収に来ないの?

答えは、「お金がないから」。シンプルです。

増え続けるプラスチックごみを、どうしたらいいのだろうか。

燃やしているから大丈夫?燃やせない国はどうする?

プラスチック製品を製造している企業、利用している企業、販売している企業、利用している私たち。

責任は私たちみんなにあるのではないだろうか。

(山)

(ロンボクの海辺のプラスチックごみ。2019年)

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コラム:NPO/NGOの活動を支援するということ

2019年05月24日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

今日は、「NPO/NGOの活動を支援するということ」について、ちょっとした思いを書いてみます。

私が初めて環境NGOでボランティアを経験したのは、社会人を4年やった後、専門学校に入りなおしたときでした。

それまでは、NGOでボランティアというのは気になっていても、一歩を踏み出すきっかけがありませんでした。

「ボランティアをしよう!」と思ってから、気になるNGOを探しました。

専門学校に入った時に、自分のテーマを「森林保全」にしよう、と決めたので、NGOも森林保全に関わっているところを選びました。

熱帯林行動ネットワーク(JATAN)というところでした。

専門学校の友達を誘って、おそるおそる事務所へでかけていきました。

事務局の人は快く私たちを迎えてくれました。

それから、他のボランティアさんとの会議に出席したり、今やっている活動について説明してもらったり、少しづつ馴染んできたところで、インドネシアでの調査へ同行することを誘われました。

スマトラ島の熱帯雨林の破壊の現状について、調査をする、というものでした。

2002年の夏、私は初めてスマトラ島の土を踏みました。そこで見たこと、経験したことが、今ゆいツールの活動をしている私の原点になっています。

(2002年8月、スマトラ島での森林破壊の調査で訪れた伐採地と現地NGOスタッフら)

その後、私は日本インドネシアNGOネットワーク(JANNI:2019年3月で解散)のボランティアも経験しました。

そこでは、イベント出展のお手伝いや、事務局の事務仕事のお手伝いをしました。

専門学校卒業後、6年半環境省の外郭団体で働いた後、ゆいツールを立ち上げ今に至っているわけですが、最初にJATANの事務所の戸を叩いたことが結局今につながっているのだ、と思うと感慨深いです。

今まで小さな環境NGOと関わってきたこと、ゆいツール自身も小さなNPOとして活動していることを通して、私が今言えるのは「NPOやNGOの活動に関心を持って支援をすることは、重要な社会貢献である」ということです。

NPO/NGOで働く(ボランティアをする)多くの人たちは、「お金が儲かるから」活動をしているのではありません。「有名になりたいから」でもありません。「社会のために」(あるいは自然保護のために)活動しているのです。

もちろん、それらの活動がお金を生み出し、NPO/NGOで働く人や周りで関わる人に潤沢に分けることができるのであれば、それに越したことはありませんが、多くの場合、お金がたくさん生み出されることはありません。

それなのに、関わる人たちは一生懸命活動を続けます。

誰かに命令されたわけでもなく、お金をたくさんもらえるからでもなく。

それを不思議がる人が、世の中には一定数いるのも事実です。

最近、企業の側がSDGsを意識して、社会貢献(活動)を気にするようになってきた、という話を聞きました。

SDGsとは持続可能な開発目標のことで、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省ホームページより)

より詳しくは、こちら

17のゴール(目標)のロゴ。

SDGsが目指す「持続可能な世界の実現」とは、なんでしょう?

それがわからないと、SDGs自体がチンプンカンプンだと思います。

私は、NPO/NGOの活動はすべて、この「持続可能な世界の実現」を目指していると言っても過言ではないと思っています。

今私たちが享受している豊かさ(物質的な、自然環境的な)、幸せ、安心・安全・平和などを、この先生まれる人類も享受できるように努力すること。そもそも、今現在その豊かさ、幸せ、安心・安全・平和を享受できていない人たちのために、私たちができること。

そもそも、お金を儲けようとするビジネス活動と、SDGsがどうして関係あるのか?と思う人もいるかもしれません。

でもそれこそが、CSR(企業の社会的責任)ではないか、と私は思います。

SDGsをビジネスのチャンスとすることもできるし、投資家からの信頼度を高めることにもつながります。

いずれにせよ、企業はこの共通の社会でビジネスを展開している以上、同じ社会の中で起こっている諸問題に関係がないとは決して言えないはずです。例えば、貧困から抜け出せない国、日本国内にもいる貧困から抜け出せない人たちに対してさえも。

さて、話は戻りますが、一個人としてでも企業としてでも、NPO/NGOを支援する(会員になる、ボランティアをする、寄付をする、一緒に活動する)ことは、重要な社会貢献となります。

ゆいツールにも、正会員・賛助会員・ボランティアの方々がいます。

NPO/NGOには、それぞれ独自の目的(ミッション)があります。

それらに賛同してくれる人がいなければ、NPO/NGOの活動は成り立ちません。

想いを同じくする人がいるからこそ、目的に向かって活動していけるのです。

(山)

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夢想...いつかロンボクで、マングローブ林環境教育プログラムを。

2019年05月19日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

今日は、計画というより、もう少し漠然と「ロンボクでやりたいなぁ」と思っていることについて、書きます。

それは、これ。

(これは沖縄のマングローブ林)

マングローブ林をカヌーで進むこと、ではなく。マングローブ林でカヌー体験をしながら、環境教育を行うこと。

私に言わせれば、インドネシアには環境教育というものがありません。(外国から輸入したものではなく、自ら作り上げた教育、という意味で)

日本だって、40年か30年くらい前から先人たちが道なき道を切り開いて、やっとここまで来たくらいです。

今では、環境教育活動を行っている団体や個人は、日本各地に広がっています。

一方、インドネシアでは。まだ、社会に環境教育が発展する余裕がありません。

少しづつ豊かになってきたとはいえ、人々は身の回りの環境の大切さに気づくより、たくさんのものを消費することに追われています。

日本も、1960年代に深刻化した公害問題、自然破壊問題を経て、環境教育が発展してきました。

何か、取り返しがつかないことが起こって初めて、人間は「失ってはいけないもの」の大切さに気づくのかもしれません。

それでも、インドネシアで開発され広がっている「ごみ銀行」は、環境教育的要素を含んだ重要な取り組みだと私は考えています。

何より、市民が自発的に行っている活動として(中には行政主導のものもありますが)、それは大きな意味を持っています。

さて、そんなインドネシアには、マングローブ林が各地にあります。もちろん、ロンボクにも。

(東ロンボクのマングローブ林。2017年3月の様子)

そして、インドネシアでは、非常に多くの「マングローブ植林」が日本のJICAや民間団体・企業などによって行われています。

ちなみに、マングローブという名前の植物はありません。

熱帯の海岸に森林をつくる、主にヒルギ科の常緑高木(冬に落葉しない背の高い木)の総称です。

日本では、沖縄などの温かい海でしか見られません。

そのため、日本人にとってマングローブ林はとてもめずらしいものです。

マングローブ林の生態について、詳しく知っている人はあまりいません。

そして実は、インドネシア人もマングローブについて、あまりよく知らないのです。

汽水域に生えている木、くらいの知識しかないと言ってもいいでしょう。

汽水域というのは、海水と真水が混じっている河口付近のことなどを指します。

せっかくマングローブ林が身近にあるのに、その生態や機能、恩恵について何も知らないなんて、なんてもったいない。

ということで、マングローブ林で環境教育をやってみたいなぁ、と思っています。

(沖縄でのカヌー体験&マングローブ林環境教育。やんばる自然塾にて)

(山)

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2019年度にやりたいこと in Lombok

2019年05月12日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

前回は2018年度を振り返りましたが、今回は今年度やりたいなーと思っていることを記します。

ゆいツールは、こうしてやりたいことを時々記しますが、予算がつかず実行できないことも多々あります。

まあしかし、アイデアがあっても困ることはないので、予算がついてるもの・まだはっきりしないものもあわせて載せていきます。

★まずは、ロンボク島の「ごみ銀行」の活動を、若者たちと一緒に発展させていくプログラムです。

こちらは、今回初めて、公益財団法人りそなアジア・オセアニア財団の環境プロジェクト助成をいただいて行います。

ロンボクの若者向けのスタディツアーを開催して、ごみ問題解決のための勉強したり、観光地で「クラフトワークショップ」を開催したり、村で、ごみ銀行のインストラクターと一緒に「クラフトづくり講習会」を行ったり、観光地で清掃活動などの「エコ活動イベント」を開催したりする予定です。

だれが?ロンボクの若者たちが、です。たとえば、彼ら。

インドネシアは、普及啓発活動がまだまだ不足しています。

行政も、ごみ銀行と協力したり、あちこち視察に行ったり、計画を立てたり、やることはやっていると思いますが、十分ではありません。

最近は、浜辺のごみ清掃や観光地のごみ清掃などは、民間の団体やロンボクに暮らしている外国人が企画して実施していることが多いです。

ゆいツールとしては、そういう活動に積極的に参加する若者を増やしたいと考えています。

こちらは、5月5日にスンギギのビーチで、海の中のごみを拾う活動に参加した時の様子です。

スンギギでレストランを経営する、ドイツ人のサキナさんが呼びかけて定期的に実施している活動です。

★さてそれから、村に小規模なごみ処理場を作りたいなぁと考えています。

これは、昨年度の活動の中で出てきたアイデアで、地方の環境局が村に希望するのは“各村でごみの量を減らしてほしい”ということでした。

インドネシアでは、まずごみを分別して捨てる習慣がありません。そのため、分ければ資源のごみも無駄になってしまっています。

ごみ処理場では、生ごみをコンポストにしたり、紙ごみや段ボール、ペットボトルなど廃品業者が集めているごみは分別して業者に売ったりします。そして、もしできたら、廃プラスチックからブロックを作りたいと考えています。

そういった情報を集めたり、ロンボク島内や他の州に勉強に行ったりして、予算がついたらやる気のある村を探して実験的に小規模なごみ処理場を作りたいです。

そして、運営は村の若者主体で行い、ノウハウを蓄積します。

(昨年度、見学に行った中部ロンボク県コマン地区スンパル村の処理場の様子。村人が作った焼却炉が左奥に見えます)

そして、年度内に村でごみを減らすことを目指して、若者たちの活動をPRするフォーラムを開催し、村長や行政担当者、一般の人たちに関心を持ってもらえたら、と考えています。

私が、ロンボクで6年間活動をしてきて思うことは、確かにインドネシアは日本に比べて貧しく、日本のような焼却場や行政によるリサイクルシステムなどを真似ようとしても意味がありません。でも、国内ですでに小さなよい事例がいくつもあります。

そういった先進事例を学び、村長が本気になって村人も一緒に取り組めば、村単位のごみくらいであれば分別して再利用できるのではないか。実際、上の写真のごみ処理場は、村のごみに関してはここで処理している、という話でした。

以上、2019年度にやりたいこと、でした。

予算がつきますように・・・。

(山)

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ロンボク島での日々 in Lombok

2018年07月19日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

今日は、6月の活動の合間に、ゆいツールスタッフがロンボクでどんな日々を送っていたのか、ちょっとご紹介しましょう。

ロンボクでの滞在拠点です。州都マタラム市の中心地にあります。

さあ、活動にでかけるぞー、と車を出そうとすると。

おいおい。通れないよ。どかしてもらわないと、と私が考えていると、運転手でガイドのゆいツール現地スタッフは、黙って車を発進させます。なに!!

うそ!ほぼ、同じスタイルの車ですが、通れるの!?

サイドミラーを倒した状態で、まっすぐまっすぐ進みます。通れちゃいました!

インドネシア人すごい!

さて、6月中旬はちょうどラマダン明けでした。ラマダンとは、1か月間日中飲食を断つイスラム教徒の行事です。

ラマダン明けは、日本のお正月のような感じで、家族・ファミリーが集まってお墓参りをしたり、ショッピングにでかけたり、にぎやかです。

私もお墓に行きました。

モールにも行きました。(用事があったので、ですが)

クトゥパットのお祭りの日(断食明けからちょうど1週間後)には、友達を訪ねました。

まだ若いのに結婚して、子供を産んだ友達です。

クトゥパットとは、食べ物の名前で写真下の右側のお皿に入ったものです。

ココナツを編んだ中に、もち米を入れて蒸したものです。これを、何種類かのおかずと一緒にいただきます。

(インドネシアでは、料理は取り分け式です。出てきたお皿の料理を独り占めしてはいけません)

ロンボクでは、赤ちゃんにもたくさん出会います。

そういえば、ギリ・メノ島に行った時にはこんな飾りに出会いました。

いつもお世話になっている、Diana Bungalowです。

ご主人のヒックスさんのアイデアです。

それから、以前ゆいツールの活動をよく手伝ってくれたラフマンくんが結婚したので、お祝いにも行きました。

さて、ラフマンくんはどれ?(答えは、このブログの一番下に)

この日の夕方、ニョンコラン(花嫁花婿が隊列を組んで行進する結婚式の催し物)にでかけるための車が準備してありました。

お祝いに来てくれたお客さんに振舞うお菓子です。

田舎の結婚式は素朴です。

以上、ロンボクの日々の様子でした。

(答え:ラフマンくんは写真の左端の人です)

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若者たちの学びとプラスチックごみとの付き合い方

2018年05月27日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

本日、昨年12月の学生向けエコツアーの一部の参加者と都内で会って、いろいろと話をしてきました。

もう半年近くたつのに一緒に行ったメンバーで集まると、強烈にロンボクを思い出し帰りたくなるようでした。

そして気がついたのですが、参加者が書いたレポートをきちんとブログで紹介していませんでした。

過去2年間の学生エコツアーの成果(レポート)は、このページからダウンロードできます。

2017年12月のレポートの目次です。

1. ツアー概要
2. ロンボクで体験した村ツーリズム
3. ランタン村での暮らし
4. ロンボク島のいくつかのごみ銀⾏について
5. 芸術村カウィス・クリサンとNTB マンディリごみ銀⾏
6. インドネシアのマングローブに対する考察〜マングローブ観光地を訪れて〜
7. 私を⾒つめたインドネシア〜2度目の村ツーリズム〜
8. 宗教文化の濃いロンボクの村で感じた、愛と幸せ
9. ツアーに参加した感想
10.あとがき〜2017年度のツアーを振り返って〜

8人8様の感じ方と学びがありました。

今日、ツアー参加者が言っていたこと。

「日本に帰ってきてしばらく、コンビニで買い物ができなかった。買ってきた商品のパッケージを考えるとすごくごみが出ると思って。」

「ペットボトルとか捨てられなくて、何かに使えるはずと思って工作とかしてしまった」

「あんなに村でごみごみって言ってたのに、日本に帰ってきたら、働いてる店で毎日大量に捨てる食べ残しとか、その他のごみを見て、心が重たくなった」

そうそう、そうだよね、と聞いていて頷きます。

だからもう文明社会とは縁を切る!とか、そういう話ではありません。

ごみが出るなぁ、と思いながら買い物をする。

どうやって、プラスチックを使わないようにしようか、と考えながら生活する。

それが、学びです。私たち人間が捨てているごみで、環境が汚れていく。

考えないようにしよう、と思うことが一番の罪だと私は思います。

捨てているのは人間。ごみになる商品を作り出したのも人間。

先日、こんなビデオを見つけました。⇒植物由来のレジ袋の紹介ビデオ

どんどん技術が進んで欲しいと思います。

なにしろ、これ(下の写真)がインドネシアの現実なので。

これを、見なかったことにはできません。

これからも、日本の若者とロンボクの若者と一緒に、ごみの問題について考え、チャレンジし続けていきたいです。

(山)

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ロンボクの新しい村ツーリズムスポットの紹介 in Lombok

2018年04月16日 | 11. ≪スタッフコラム≫

◎ ◎ ◎ スタッフコラム ◎ ◎ ◎

ゆいツールは、2月に新しい村ツーリズムスポットを訪れました。

インドネシア・イスラム観光協会のマストゥールさんに、是非にと誘われて西ロンボクのブウン・スジャティ村に出かけました。

おっと、なんでしょう。この生き物は。この種類の〇〇は、日本にはいませんね。(多分)

ヤギたちでした。こちらには、母子の姿も。(かわいい)

なんと!乳やりもできます。

ヤギの乳から作った飲み物(加糖してありました)をいただいて、パシャリ。

お次は、工芸品工房へ。おじさんがなにやら削っています。

木くずがいっぱいです。

お土産屋でよく見かける、器を作っていたのでした。

そのあとは、若者たちと面会しました。

この村には、ヒンドゥー教徒(バリ人)とイスラム教徒のササック人(ロンボク人)が、暮らしています。

この村の村役場には、こんなに立派な看板もかかっていました。

実は、この村のツーリズムを紹介するビデオも製作されています。

ブウン・スジャティ村のプロモーションビデオ(Youtube)はこちら

かなり、素敵なところです。

水源地なので水がきれいで、森との境界線にあるため訪問者もあまりいません。

こんなきれいな川が、ロンボクにあったとは。

ここでは、こんな水遊びもできます。

まだまだ知られてないスポットなので、これからツーリストを呼び込んで、観光開発をしていこうとしているところです。

ゆいツールでは6月後半に、ロンボク在住の日本人の方を誘って見学ツアーを計画しようかな、と考えています。

まだいろいろ整っていないので、モニターとして体験してもらって、ツーリズムの発展のために意見をもらったりするのはどうだろうかと考えたり。

今年度のゆいツールのエコツアーに、少し組み込んでみるのも悪くないな、と思ったり。

年度の初めなので、いろいろと考えています。

ロンボクで村ツーリズムが発展して、ごみの問題が解決していくことが、ゆいツールの望みです。

(山)

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