初の、一人テント縦走。
荷物の重さに出発前から弱気になってたけど(笑)
みんなの応援もあり、元気よく出発。
やすくんの100ℓザック借りた。中身は何キロだっけ・・・16キロだったけ?
1泊目は双六なのでロングコース。
槍の登りがほんっとすすまなくってつらくって、
1泊減らして途中で下りようかなぁ・・・とかやっぱり弱気になる
肩の小屋に着いたのも13時まわったころ。
もちろん槍には登らず、急いで双六へ向かった。
そこからは登りじゃないから、割と元気をとりもどし、
夕方に双六到着。
ごはん炊いたりラーメン作ったり、楽しいー
2日目は双六から雲の平へ。
槍を越えると山もなだらかで女性的な山が多くなるって聞いてたけど、
ほんとだなぁと思った。
双六岳も貸し切りだったし、槍を越えるとほんと急に人に会わなくなる。
蓮華岳をとおり、鷲羽岳へ。
赤いのは三俣山荘。
天気もいいし、荷物もどんどん体と一体化してきて重く感じなくなってきて、
なんだかあっというまに雲の平へ。
テントの受付はちょっと離れた雲の平山荘へ。
今年新しくできたばっかりでキレイでおしゃれな小屋でした。
水晶もキレイに見えた。
3日目は水晶をピストンして烏帽子まで。
水晶の頂上で北ホのお姉さんと再開したりしながら・・・
水晶から先はますます人がいなくなる。
最初は道も崩れそうな所を通って・・・
だんだん槍も遠くなって、
でも槍がみえてると安心。
こっちの方の山は全く初めてだから、槍を見ると安心した。
あそこからきたんだーっていうのもわかるし
どんどん遠ざかっていくから、
すごい距離を歩いてるんだなぁって実感できた。
野口五朗でガスがでてまっしろになり、
チラッチラッとガスの隙間で景色をみながら烏帽子小屋に到着。
長いこと歩いたけど、水晶から烏帽子の間は3組くらいしかすれ違わなかった。
烏帽子もとってもいい小屋で、昔からそのまんまって感じで、あったかくて
小屋主さんも、とおーっても優しい方でした。
4日目は烏帽子から船窪小屋へ。
ほんっっとに大変だから、覚悟したほうがいいよ!って
いろんな登山者に言われた
今年初めての日の出を見た。
烏帽子岳。
みんな烏帽子岳のことは何も言ってなかったけど、
めちゃくちゃ良くてびっくりした。
見た目もかっこいいし、
岩場でちょっとこわ楽しい。
一人だからドキドキしたー
それから先、どんどん道は険しくなり、
景色も見えなくなり、
里山のかなりアップダウンの激しい道をひたすら歩いてる感じで。
景色見えないから先も見えないわけで、
どこまで登ればいいのか下ればいいのかわからずひたすら歩く。。。
しかも崩れてる道も多くてロープも多くって、
足元にかなり注意も必要だし
みんなが大変だって言ってた意味を実感。
でも聞いてたから覚悟ができてたので良かったー
でも、もう針の木まで行くのやめて、船窪から明日下ろうかなぁと真剣に考えたくらい、疲れた。
そして着いた船窪小屋、最高でした!
船窪小屋だけは小屋に泊まりたかったので、小屋泊まり。
お母さんとお父さんの仲の良さと、
ご飯のおいしさと、
あったかいおもてなしで、
疲れもふっとんじゃって、
明日はやっぱり針の木まで行こうとあっさり考えなおした。
いやーーー
ほんとに良すぎでした。
こんな山小屋あったらいいなぁーっていう、山小屋だった。
また行きたい。
5日目は・・・針の木まで行き、針の木雪渓を下って扇沢へ。
こんな景色も最後かーと思って、蓮華岳でちょっと寂しくなる。
でも最後まで天気で良かった。
針の木小屋に着いたらガスが出てきて、
針の木岳をダッシュでピストンして、
アイゼンを借りて雪渓をくだる。
最後の最後で、めちゃくちゃ怖かった!
あぁぁぁ終わったーー!
歩いたー!
扇沢に到着したらほとんど無意識にビールを買い、一人で乾杯
歩けるってすばらしいなぁー
生きてるってすばらしいなぁー
ってな、縦走でした。