ユーチの気まぐれ日記

感じたこと、考えたこと、記憶に残った出来事を気まぐれに更新しています。

職場で思うこと・・・

2008-05-31 23:49:53 | お仕事日記
「今日は何人?」と利用者様の人数をしょっちゅう聞かれる。
答えた人数によって「結構いるね」「まぁまぁだね」「少ないね」などの反応。
それは別に良いのだけれど…

「どうなの今月は?」とか
「最近のデイはどうよ?」とか
「お客さん増えてる?」とか
「頑張ってお客さん増やして」
もしょっちゅう…

定員を25名に増やして、でも1日の来所者は10~15人ぐらい。
まだまだ空きはあるし増やしてっていうのは重々承知しているけれど…
でも実際、今のデイルームを見てると、今の人数でもいっぱいいっぱいなことがある。
問題は利用者数:スタッフ数だけじゃないんだけどなぁ…。
今のデイのスタッフ数は十分とは言えないけれど、足りないというわけでもないとは思う。
けど、徘徊で部屋を出ていってしまう方に付き添ったり、歩かせたい人を個別に散歩に連れ出したり、個別に機能訓練を希望している方の対応をしたり、レクの輪に入りたくない方に別の対応をしたりと、ひとつの輪以外の対応をしようと思うとけっこう厳しいというのが現状だと思う。
また、事故防止を考えても目が行き届かなくなることが出てくる。
午前中はお風呂があるのでフロアは1~2人で見ることになるし、午後も連絡帳があるので似たようなもの。
看護師さんは処置以外はトイレ誘導とかはしてくれるけど、レクの補助や連絡帳書きはしていないので、スタッフ数に1として考えるのは難しい。

連絡帳だってある程度様子が伝わるように書くようにしているので大変ではありますよ。
リーダーからは内容の簡素化もという話も出ているけれど、私はそれには断固反対です。
今、うちのデイのスタッフが頑張って書いている様子が伝わる連絡帳はひとつの売りになると思うし。
ご家族様からも「様子が分かるから助かる」「様子が分かるから安心して預けられる」と喜ばれているものでもあるし。
自分が家族を預けるとしたら…やっぱりどんなふうに過ごしたのか知りたいとだろうと思う。
認知症が強い方なんかだと家に帰ったときには何をしたかなんて覚えていないし、連絡帳やスタッフの話からしか様子を知るすべはないのだから。
ちょっと大変でも、評価されていることを止めるというのはいかがなものかと…。
ちょっと大変でもやっぱり今の連絡帳の内容は継続していくべきだと思う。

利用者数ですが私的には増やす前の定員15人ぐらいの規模が正直良かったです。
それくらいの人数のほうがきちんと皆さんのことを把握して関われるから。
今、多い日で15人ぐらい来るようになって、一人ひとりと向き合うにはこれぐらいが限度かなぁと思います。
定員10人ぐらいの少人数でアットホームなデイに憧れちゃいます(そんなことを言っていても仕方ないのですが)。
あんまり人数がいると何が何だか…慌ただしいだけでゆっくり関わることが難しくなる。
工夫をしろというけれど、介護スタッフはヘトヘトですよ。
経営を考えれば利用者増やせは重々分かるのだけど…
まぁ、こうなった以上できる限りは頑張りますけどね。

でもなぁ…
それをデイだけに求めてくるのは止めてほしいよなぁ。
みんなの給料を上げれるか、ボーナスが出せるかはデイにかかってるとか本当、ないよなぁと思う。
実際、そうなんだろうけど、それを言われることはものすごく負担に感じます。
それは私だけの気持ちじゃなく、介護スタッフからも聞くことです。
そのたびに「頑張りますよ」とは答えるけれど、押し潰されそうな気分になる。
入所やショートは部屋数が増やせないからっていうのは分かるけど、だからってデイだけに毎日のように努力を求めてこないでよ。
そんなにいつも言われなくても私もみんなも頑張っている。
頑張っているように見えるかどうかは他人が評価するものだから頑張りが足りないって言われればそれまでなんだけど…けど話を聞くとみんなけっこういっぱいいっぱいですよ。
ああしてこうしてって言ってる人が利用者様を見るわけじゃないしね。

事務所から利用者をどんどん増やせと言われ、リーダーからもどんどん増やそうと言われ、
介護スタッフからは今のスタッフ数のまままだ増やすの?身体がもたないよと言われ、
一体どうすれば良いんだい?・・・私だって身がもたないよ。
不平不満の愚痴を聞く方も大変ですよ・・・利用者様への対応にイライラが現れていたりするのが分かることもあるし、スタッフ間の関係もいまひとつになってきている感じがするし、良い大人相手に話を丸く収めるようにしていくのは困難極まりない話です。
デイでは私が一番年下、一番経験も浅いから下手なことも言えないし、指示的なことも言えないもの。
愚痴を含めて話を聞いて遠まわしに宥めることぐらいはできなくはないけれど。

最近、自分も危ういかなぁって思うことがある。
何かをしていて、話しかけられたりして違うことをしていると、前にしていたことを忘れてしまっていたり、ちょぃっと置いたものを何処においたか分からなくなって探したり。
思考回路がこんがらがってきているのだろうか?忘れっぽくなった気がする。
それに、ふっと歩いていて机の角とかにぶつかったり、ペンとかを取り落としたり・・・注意力散漫か?
この前、デイのスタッフの一番歳の近い一人に「救いようが無い」って言われちゃった。
それに、職場である人から話をされて、攻められているわけでもないんだけど、どうしても涙がこらえられなくなることがある。
それも特定の1人だけ・・・私のことを思って、少しでもそれで成長できればと思って、言ってくれているんだっていうのは分かっているんだけど、だけどどこかでこらえ切れなくなる。
自分でも何でだかよく分からないんだけど言葉に刺激されて涙があふれてきてしまう。
今日は何とかこらえられたけど、ちょっと泣きそうになって・・・実績と報告書に負われていたのもあってついつい少し強い口調で「その話、明日以降にしてもらえます?」と言い返すようなことをしてしまった。
悪いことしちゃったな。ごめんなさい。申しわけなかったです。
別に話が嫌だったわけではないのですよ。

前はこんなこと無かったんだけどなぁ・・・年末に職場で思い切り泣いてしまうことがあってから、今年に入ってからときどきあるんですよね。
何かの糸が切れた・・・のかな?そういえば小学校の頃はいじめられっ子で毎日の様に泣いてたっけな。
当時はただ辛くて嫌で泣いていた感じだったけど、今の涙はまた違うものだとは思う。
時々気遣うような言葉をかけてくれたり、諭すようなことを話してくれたり、嬉しいことなんだけど、もしかしたらそういうことに慣れていないからなのかもしれない。

それ以外でも、一人でいるふとした瞬間に涙がこみ上げてきそうになったり(そんな時、だいたい頭の中にあるのは仕事のことな気がする)。
いったい私はどうなっているんだか?
そのくせ、利用者様とかと話すときに妙に笑顔で話せているって感じたり・・・この前、利用者様のご家族様が「○○さんはいつも明るくていいねぇ」っておっしゃってくださった。
もしかしたらカラ元気なのかな?って思うことも無くはないんだけど。
もともと、私は明るく振舞うことに慣れてないし、ふっと気が抜けると空しさを感じることもあったり。
考えてはみたけど分からないし、細かいことを気にしてもしょうがないのかもしれないけれど・・・。

話は変わるけど、デイの中に問題児扱いされているパートスタッフがいて、その方に関して波風が多い。
確かにおっちょこちょいだったり、ミスが多かったり、危なっかしいところもあるし、利用者様の安全を考えたら評価できるかは微妙だけれど。
でも、底抜けに明るくて、愛想は良いし、元気も良いし、一生懸命さは伝わって来るんだよなぁと思う。
たぶん、彼女なりに一生懸命で、でもそれが皆にとったらちょっと空回りなのかもだけど。
一部のスタッフに対して思うこと・・・「どうして彼女の良い面を見ようとしないのだろう?」
彼女のことを全否定みたいな扱いで見ているスタッフが1.2名いる。
「信用できない」「いてもいないのと同じ」とか、彼女がベッドに誘導しようとしたときとかに「良いから私がやりますから勝手にやらないで!」とか、利用者様と会話が弾んでいるのに「何にもやってない」とか・・・会話が弾んでいるのなら何もしていないことにはならないと思うんだけどなぁ、だって利用者様から会話を引き出すのも大事な仕事だもの(口腔ケア誘導の途中でちょっとタイミングは悪かったかもだけど)。

ある人は、利用者様の前でも彼女のことを露骨に注意する。
注意するのはもちろん別に悪いことではない。
でも注意の内容が、本当にまずかったことだけかというとそうでもなく、気分によって目に付いたことというのも多いような気がする。
彼女がしたから注意したけど、他のスタッフが同じ事をしても別になんともなかったり。
「○○なんだから、勝手にやらないで! 私がやるから!!」なんて大きな声で注意したりするものだから、利用者様も怖がっているようだし。
実際、「○○さんは怖いから、ちゃんとしなくちゃね」と他のスタッフに話された方がいた。

立場的になかなか注意できないんだけど、それはいけないなぁとは思う。
職員間の人間関係のごちゃごちゃした部分を利用者様に見せるべきじゃないと思うし。
たとえ、心の中でそう思っていたとしても、送迎後にスタッフだけになってあーだこーだ言ったとしても、
利用者様がいる前では極めて平静に、普通に関わらなければいけないんじゃないかと。
普通、お客様の前でケンカ越しの会話とか、大声で注意とか、しないですよね?
「今それじゃ危ない」みたいな緊急的なことはともかくとして、そうじゃないことのほうが多いし。
物陰に呼んで注意するとか、近くにそっと行って小声で注意するとか・・・できないのかなぁって思いませんか?
あくまで利用者様の前では思いやりをもって対応を、人間関係がいまひとつなスタッフ同士であっても別に深く関われというわけじゃないんだし、仕事と割り切って普通に会話すること・・・それも仕事ではって思うんだけど。

一人ひとりのスタッフがもうほんの気持ちだけ心を寛容にもつこと。
もちろん、利用者様の安全に関することはしっかり気持ちを引き締めておかないといけませんよ。
そうではなくて、人を見る気持ちを・・・です。
良い面を見てあげようとすれば、悪い面だけ目に付くということは少なくなります。
そうすれば、大声で注意したくなることも減り、もっと体裁を保った注意ができるのでは?
職員が職員を注意する姿で利用者様に恐怖を与えてはなりません。
ただ、もともとの性格的なところからの溝が大きいだろうから難しいのかぁとも思うけど。

でもやっぱり、注意の仕方にも気をつけて欲しいなぁって思う。
必要な注意はして改善していくべきだけど、注意の仕方は考える必要がある。
普段からの対応にトゲが感じられるなんていうのは問題外じゃないかと思うんだけど。
でも、実際にあるわけで、気づいているのかいないのか、分からないけどできないんだろうなぁって思う。
みんなもう、いい大人・・・なはずなんだけどなぁ。
これもまたしかり、一人一人考え方や感じ方は違うからなんとも言えないけれど。

「心を大きく持て。思いやりの心を忘れるな。人の良いところを見つけよう。」
世の中にはいろんな人がいる・・・一人一人考え方も感じ方も性格も違うもの。
でもどの一人も大切な一人という存在であるべきで、ダメと言い切れる人なんているのだろうか?
一人一人考え方が違うのは当たり前なのだから、自分と違う考え方をする人がいるのも当たり前なこと。
むしろみんなが同じな方が不自然なわけで・・・そう思ったらもう少し心をゆったり構えて関われるんじゃないかと思うんだけどな。
穏やかな気持ちで関われば、利用者様も少し落ち着いて過ごせると思います。
デイルームの空気を和やかに、時間をゆったりと感じて欲しいじゃないですか?
いい時間を過ごせたと感じて家路について欲しいですもの。

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