本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

よせばいいのに、寄せ植え

2009-11-02 | 庭日記
先日、店先に並ぶストックと、ついつい目が合ってしまいました。

香りも良いストックは1年草の中でも大好きなもののひとつですが、この辺りでは冬越しは戸外では無理だし、早春もいつも気にはなるのですが、近頃では秋まで愉しめる1年草が早々と出荷されているので、お得感という点からいつもスルーしてしまうのでした。

傷みもない状態なのに割引価格で、でもきっと売れないでこのままポットの中で枯れていくんだろうな…



そう思ったら…

ダイアモンドフロストとハツユキカズラを寄せて植えていた鉢ですが、冬越しに室内に取り込むのに出来るだけコンパクトになるように、ダイアモンドフロストだけ掘り上げて小さな鉢に植え替えておきました。
そしてハツユキカズラが残ったこの鉢は、戸外でそのまま越冬するつもりで…
ああ、それなのに、また風除室に取り込む羽目になってしまいました。
しかもシクラメンは何度挑戦しても、どうしても3年目をうまく咲かせられなくって、封印したはずなのに…
空間を埋めるのに取り入れちゃってます。



玄関先に置いてある大きくて重い鉢、昨年の冬は葉ボタンとパンジー、ビオラを植えたのだけれど、やはり北風には耐えられず、葉ボタンはとう立ちするまでには到らず、茶色く傷んで見苦しくなってしまいました。
パンジー類も日照不足のせいか、早々と徒長してしまいました。
なので、今年は何も植えないで春になったら開花したビオラを植えようと思っていたのに、やっぱり葉ボタン植えちゃいました~



こちらでは、冬に室外で寄せ植えを愉しむというのは、やはり無理があるのかな…
「よせばいいのに、寄せ植え」という声が、頭の片隅をよぎったりもするのですが、何日も何日も陽射しがない長い冬の間、小さな植物の持つ色のパワーに心暖められて、私にとってかけがえのないものとなっています。

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