本日開花なり

季節のうつろいの中で、日々健気に育っている大好きな植物たちの様子を綴っています

ビオラ、パンジーによせて

2013-05-13 | 1年草
思えば2000年の秋から12年間毎年タネまきをして育てていたビオラやパンジーでしたが、昨年はその記録が途絶えました。
もちろん、記録を伸ばそうとかそんな気持ちでタネまきを続けてきた訳ではありません。


虹色スミレ・ロイヤルブルー
11月下旬購入


小さなタネを一粒一粒ピートバンの上に並べていく時の集中力、
芽が出てくるまでの不安と期待、
生まれたての双葉をポット上げする時の緊張感、
冬の間軒下で待機しているポット苗を窓越しに見るのは、ほんの短い時間だけれど毎日欠かすことはなく、
寒さの中で一輪蕾を見つけた時の安堵感、
店頭に並ぶ花数の多い逞しいビオラやパンジーにチョッピリ嫉妬しながらも、迎えたばかりの春を彩ってくれるビオラやパンジーは自分がタネから育てたんだ、という小さな自負、


ビオラ・わいんももか
11月下旬購入


そんな時々の思いが、タネまきの原動力となっていたのかもしれません。


ブルースワールに似ていますが品種名不明
3月6連ポット購入


でも、手塩にかけて育てたわりには意外に長くは楽しめないこの地方のタネまきビオラたち。
暖かい地方では晩秋から晩春まで楽しめる花期の長い植物なのでしょうが、こちらでは秋、冬の開花はそう多くは望めません。
ここ数年でますますその傾向が顕著に…
長く厳しい冬、短い春、そして急上昇する気温。


ビオラ・ひぐれももか
11月下旬購入


タネまきするのをやめようかな…
ここ2、3年はタネまきの時期になると、そんな思いがよぎるようになってきました。


左 ビオラ・デニムラビット
右 ビオラ・スノープリンス
11月下旬購入


昨年は色んな行事が重なってタネまきは諦めたのですが、もしかしたら、タネまきに対する気力の薄れが時間的余裕の無さに乗っかっただけかもしれません。


虹色スミレ・メープル
11月下旬購入


これからは、その時々の状況や気持ちに応じてやれる方法でビオラたちに接していきたいなぁ、と思っています。


品種名不明
3月6連ポット購入


やっぱりビオラやパンジーが無くっちゃ、春は始まりませんからねぇ~♪

コメント (2)
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