○お笑い創価学会・信じる者は救われない〈-1〉
池田大作って、そんなにエライ？
佐高信VSテリー伊藤
知恵の森文庫 光文社
◆公明党のシンパ票を引き剝がせ──「はじめに」に代えて
テリー…佐高さん、今日はどんな話をすればいいんですか。
佐高信…最初から何を言い出すんだよ。『お笑い創価学会信じる者は救われない』という
タイトルの本を作るために話し合うんだよ。
テリー…それは知っていますよ。ちゃんと渡された資料も読んできました。
だけどね、創価学会の本って、本屋に行けばたくさんあるでしょう。これまでにも
遷刊誌や月刊誌に創価学会や池田大作を批判する記事はいつばい出ている。もう、
何年も何十年もそうですよ。
それでも、創価学会も池田大作も依然として変わらないでしょう。全然、彼らは堪
えていませんよ。まったく変わらない。大きな壁の向こうにいて、声も届かないし、
彼らがいったい何をしているのかも見えない。せっかく、こうして話し合っても、
連中は「あいつら、何を言っているんだ」という感じで終わってしまうんじやない
佐高信…そこが問題なんだよ。批判がこれだけ出ていても、まったく変わらない、変わろう
としない体質が怖いし、そんな連中が権力を握ったら、どんなことになるか。
テリー…実際にはもう権力を握っていますよね。自民党、自由党と組んで連立政権ができて、
その後、自由党は抜けて新しくできた保守党が加わった。実態は自公体制でこのと
ころの政治が動いていますよね。
佐高信…そうそう。だから、それを打ち壊そうというのが、この本の狙い。
テリー…できますかね。
佐高信…やらなきやいけないんだよ。
そのためにどうするかというと、まず、創価学会がいちばん一生懸命にやっている
ことに狙いをつける。彼らが必死になるのは、まず財務。分かりやすく言うとカネ
集め。そしてもうひとつが、選挙。創価学会はとにかく選挙で公明党が議席を確保
して力を持っていることが大事なんだ。
テリー…権力を持ち続けるというのは、選挙で勝つことですからね。
佐高信…まそうそう。といっても、公明党が創価学会の会員の票だけで今日の地位を保ってい
るわけではない。学会員以外からも、かなりの票が公明党に入っている。これをF
票というんだ。フレンド票。
テリー…浮動票ですね。
佐高信…このF票を彼らは必死で集める。これがバカにならないくらいあるんだ。
一般には、選挙の時、学会員以外は公明党に投票しないと思われているけど、じつ
はそうでもないんだ。同級生、友人、仕事関係、近所付き合い……。選挙の時、創
価学会の会員はとにかく、あらゆる人間関係を使って、公明党への投票を依頼して
いる。電話をもらって、「えつ、あの人、創価学会に入っていたの」と、驚くこと
もある。
テリー…へえ、そんなに熱心なんだ。
佐高信…私の友人なんか、選挙のたびに、知り合いの学会員から毎回、毎回、電話が来るの
で閉口しているとこぼしていた。私にも創価学会の知り合いがいるけど、私には電
話してこないなあ。
テリー…佐高さんには電話してこないでしょう。逆に説教されそうだもの。
しかし、電話で頼まれたり、挨拶に来られたくらいで実際に公明党に投票する人は
そんなにいるんでしょうかね。
佐高信…何回も電話されたり、家に来られると、何割かは落ちる。つまり、投票してしまう。
テリー…そうですね。どうせ、ろくな候補者がいないし、人情と言うか、人間関係で思わず
投票してしまうことはあるでしょうね。
佐高信…それを阻止しょうというのが、この本の狙い。
そもそも創価学会のメンバーは大雨が降ろうが、雪が積もろうが、必ず公明党に投
票する人だちですよ。それが信心だからね。創価学会の世帯数は推定で七〇〇万世
帯とも、八〇〇万世帯とも言われているけど、この中には選挙権がない人も含まれ
ているので、純粋な学会員票はもつと少ないはず。
たとえば、今年(二○○〇年)の衆院選の比例代表選挙で公明党は七七六万票を獲
得している。一九九八年に行われた参院選の比例代表選挙でも公明党は七七四万く
らいの票を集めた。九六年の衆院選、九五年の参院選は公明党が新進党に加わって
いたので分からないけど、九三年の衆院選で公明党が得た票は五一一万だ。二〇〇
万票以上の差があるわけ。
テリー…なるほど。
佐高信…今年の衆院選では自民党との選挙協力があつたので、七七六万票の中には自民党票
も含まれていると考えられる。一方、九八年の参院選ではかなりのF票が入って、
逆に九三年の衆院選ではF票が少なかったと思う。九三年の衆院選というのは日本
新党がブームを巻き起こして、自民党が政権党の座から滑り落ちた時で、浮動票は
日本新党や新生党、新党さきがけに流れたと見られている。公明党もF票を取り込
むことができなかったんだね。
公明党が獲得する票は一五○万人とも言われる学会の中核活動家によってかき集め
られていると言われる。五〇○万〜七〇〇万票は、とりわけ熱心な会員がひとり数
票を集めることで成り立っているんだ。だから、学会員以外のF票はかなりあると
思っていい。
テリー…驚きですね。
その人たちにこの本を読んでもらいたいということですね。創価学会のメンバーに
は何を言っても無駄だから、シンパというか、F票を引き剝がそうという作戦ね。
佐高信…そう。それと、もしかするとこれから創価学会に入りそうな人たち、そして親が学
会のメンバーでこのままいくと筋金入りの学会員になりそうな若い人たちに向けて
の本だね。F票剝がしとジュニァ剥がし。FJ作戦だ。
たとえば、去年（一九九九年)、盗聴法で公明党はミソをつけた。あんなに反対だ、
反対だと言っていたのに、ある日、コロッと賛成に回ってしまった。「日の丸・君
が代」の問題でも一気に踏み込んできた。これらの動きには創価学会の内部からも
疑問が出ているという。
そうなると、これまで、あまり気にせずに頼まれて公明党に投票していた人たちに
も、「公明党って、ちょっとおかしいんじゃないの」「今度からは投票しないぞ」と
いう声が出てくるはず。
テリー…ほお～。それをはっきり考えてもらおうというわけですね。なるほどねえ。
佐高信…F票剝がしをすれば、自然と創価学会、公明党は萎んでいく。
テリー…そうか。創価学会はとんでもないとこだというのを分かつてもらうわけですね。
よ-く分かりました。言いたいことは山ほどあります。徹底的にやりましょう。
────(～10頁)──────◇────────（引用ここまで……つづく）
◆日蓮系(見延・創価・正宗・立正・法華等の全て)は…《日蓮の妄想!!・妄説!!・妄言!!》
―宗教を語る― ＝源濁れば流れ清からず＝
◆池田創価学会は、日蓮利用の脱税・詐欺・横領等に恐喝・暴力もある反社会団体である。
その親分は、カリスマ・おぞましさで、史上類なき――池田大作
◆これまでも……これからも……池田創価の公明党
大衆から…宗教詐欺・恐喝で、２ケタ・３ケタ煽って…５０年
◆7/13 リチャード・コシミズ 【「創価学会」大阪講演会09.06.20】
池田大作って、そんなにエライ？
佐高信VSテリー伊藤
知恵の森文庫 光文社
◆公明党のシンパ票を引き剝がせ──「はじめに」に代えて
テリー…佐高さん、今日はどんな話をすればいいんですか。
佐高信…最初から何を言い出すんだよ。『お笑い創価学会信じる者は救われない』という
タイトルの本を作るために話し合うんだよ。
テリー…それは知っていますよ。ちゃんと渡された資料も読んできました。
だけどね、創価学会の本って、本屋に行けばたくさんあるでしょう。これまでにも
遷刊誌や月刊誌に創価学会や池田大作を批判する記事はいつばい出ている。もう、
何年も何十年もそうですよ。
それでも、創価学会も池田大作も依然として変わらないでしょう。全然、彼らは堪
えていませんよ。まったく変わらない。大きな壁の向こうにいて、声も届かないし、
彼らがいったい何をしているのかも見えない。せっかく、こうして話し合っても、
連中は「あいつら、何を言っているんだ」という感じで終わってしまうんじやない
佐高信…そこが問題なんだよ。批判がこれだけ出ていても、まったく変わらない、変わろう
としない体質が怖いし、そんな連中が権力を握ったら、どんなことになるか。
テリー…実際にはもう権力を握っていますよね。自民党、自由党と組んで連立政権ができて、
その後、自由党は抜けて新しくできた保守党が加わった。実態は自公体制でこのと
ころの政治が動いていますよね。
佐高信…そうそう。だから、それを打ち壊そうというのが、この本の狙い。
テリー…できますかね。
佐高信…やらなきやいけないんだよ。
そのためにどうするかというと、まず、創価学会がいちばん一生懸命にやっている
ことに狙いをつける。彼らが必死になるのは、まず財務。分かりやすく言うとカネ
集め。そしてもうひとつが、選挙。創価学会はとにかく選挙で公明党が議席を確保
して力を持っていることが大事なんだ。
テリー…権力を持ち続けるというのは、選挙で勝つことですからね。
佐高信…まそうそう。といっても、公明党が創価学会の会員の票だけで今日の地位を保ってい
るわけではない。学会員以外からも、かなりの票が公明党に入っている。これをF
票というんだ。フレンド票。
テリー…浮動票ですね。
佐高信…このF票を彼らは必死で集める。これがバカにならないくらいあるんだ。
一般には、選挙の時、学会員以外は公明党に投票しないと思われているけど、じつ
はそうでもないんだ。同級生、友人、仕事関係、近所付き合い……。選挙の時、創
価学会の会員はとにかく、あらゆる人間関係を使って、公明党への投票を依頼して
いる。電話をもらって、「えつ、あの人、創価学会に入っていたの」と、驚くこと
もある。
テリー…へえ、そんなに熱心なんだ。
佐高信…私の友人なんか、選挙のたびに、知り合いの学会員から毎回、毎回、電話が来るの
で閉口しているとこぼしていた。私にも創価学会の知り合いがいるけど、私には電
話してこないなあ。
テリー…佐高さんには電話してこないでしょう。逆に説教されそうだもの。
しかし、電話で頼まれたり、挨拶に来られたくらいで実際に公明党に投票する人は
そんなにいるんでしょうかね。
佐高信…何回も電話されたり、家に来られると、何割かは落ちる。つまり、投票してしまう。
テリー…そうですね。どうせ、ろくな候補者がいないし、人情と言うか、人間関係で思わず
投票してしまうことはあるでしょうね。
佐高信…それを阻止しょうというのが、この本の狙い。
そもそも創価学会のメンバーは大雨が降ろうが、雪が積もろうが、必ず公明党に投
票する人だちですよ。それが信心だからね。創価学会の世帯数は推定で七〇〇万世
帯とも、八〇〇万世帯とも言われているけど、この中には選挙権がない人も含まれ
ているので、純粋な学会員票はもつと少ないはず。
たとえば、今年(二○○〇年)の衆院選の比例代表選挙で公明党は七七六万票を獲
得している。一九九八年に行われた参院選の比例代表選挙でも公明党は七七四万く
らいの票を集めた。九六年の衆院選、九五年の参院選は公明党が新進党に加わって
いたので分からないけど、九三年の衆院選で公明党が得た票は五一一万だ。二〇〇
万票以上の差があるわけ。
テリー…なるほど。
佐高信…今年の衆院選では自民党との選挙協力があつたので、七七六万票の中には自民党票
も含まれていると考えられる。一方、九八年の参院選ではかなりのF票が入って、
逆に九三年の衆院選ではF票が少なかったと思う。九三年の衆院選というのは日本
新党がブームを巻き起こして、自民党が政権党の座から滑り落ちた時で、浮動票は
日本新党や新生党、新党さきがけに流れたと見られている。公明党もF票を取り込
むことができなかったんだね。
公明党が獲得する票は一五○万人とも言われる学会の中核活動家によってかき集め
られていると言われる。五〇○万〜七〇〇万票は、とりわけ熱心な会員がひとり数
票を集めることで成り立っているんだ。だから、学会員以外のF票はかなりあると
思っていい。
テリー…驚きですね。
その人たちにこの本を読んでもらいたいということですね。創価学会のメンバーに
は何を言っても無駄だから、シンパというか、F票を引き剝がそうという作戦ね。
佐高信…そう。それと、もしかするとこれから創価学会に入りそうな人たち、そして親が学
会のメンバーでこのままいくと筋金入りの学会員になりそうな若い人たちに向けて
の本だね。F票剝がしとジュニァ剥がし。FJ作戦だ。
たとえば、去年（一九九九年)、盗聴法で公明党はミソをつけた。あんなに反対だ、
反対だと言っていたのに、ある日、コロッと賛成に回ってしまった。「日の丸・君
が代」の問題でも一気に踏み込んできた。これらの動きには創価学会の内部からも
疑問が出ているという。
そうなると、これまで、あまり気にせずに頼まれて公明党に投票していた人たちに
も、「公明党って、ちょっとおかしいんじゃないの」「今度からは投票しないぞ」と
いう声が出てくるはず。
テリー…ほお～。それをはっきり考えてもらおうというわけですね。なるほどねえ。
佐高信…F票剝がしをすれば、自然と創価学会、公明党は萎んでいく。
テリー…そうか。創価学会はとんでもないとこだというのを分かつてもらうわけですね。
よ-く分かりました。言いたいことは山ほどあります。徹底的にやりましょう。
────(～10頁)──────◇────────（引用ここまで……つづく）
◆日蓮系(見延・創価・正宗・立正・法華等の全て)は…《日蓮の妄想!!・妄説!!・妄言!!》
―宗教を語る― ＝源濁れば流れ清からず＝
◆池田創価学会は、日蓮利用の脱税・詐欺・横領等に恐喝・暴力もある反社会団体である。
その親分は、カリスマ・おぞましさで、史上類なき――池田大作
◆これまでも……これからも……池田創価の公明党
大衆から…宗教詐欺・恐喝で、２ケタ・３ケタ煽って…５０年
◆7/13 リチャード・コシミズ 【「創価学会」大阪講演会09.06.20】
