ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

里いもカレー

2011年11月20日 | ごはん

 

嵐の中、恐怖のドライブを経て家にたどり着き、ホッとしたのもつかの間。あー、晩ごはんつくらなあかん。

その前におだいどころには朝のお茶碗がそのままだ。まずはこれを片付けなくちゃ(泣)。

 

もちろん買い物に行く気力はなし、ありあわせで何か作ろうと冷蔵庫をごそごそ。うーん、何もかも中途半端な感じ。

シンクの中は空になったけど、また大量の洗いものはしたくない。・・・こんなときは丼かカレー・・・よね。

牛肉冷凍してあったし、野菜も・・・う、じゃがいもがない。普通のカレーが作りたいのに。

 

ブツブツ言ってると、娘が「今日の晩ごはん何?」「カレーにしようと思ったんやけど、じゃがいもないし・・・里いもならあるけど・・・」

「里いも、いいじゃん。冬野菜カレー、なつかしい。里いもがいい!!」と、たたみかけられる。

 

おー、冬野菜カレー覚えてたのね。ちょっと心が温かくなる。

それは、彼女の小学校の時の給食。調理員さんたちの学校オリジナルメニュー。

当時、レシピが給食だよりに載ってたから、何度か作ってみたの。そうだね。里いもで作ってみようか。

 

 

材料は、牛肉、玉ねぎ、人参、ピーマン、そして里いも。これだけでシンプルに。疲れているときに欲張るのは御法度。

肩の力を抜いて・・・そう、ちょっと生き方を変えてみたい(^^)v  

カレー如きで大げさな(笑)。

 

牛肉を炒めて、玉ねぎを炒めて、人参と里いもを入れて、軽く炒める。

里いもは炒めたり煮えすぎるとぐちゃぐちゃになるイメージがない?

そんなことないの。小さく切りすぎなければ、グツグツ煮込んでも原型のまま、しかもやわらかく火を通すことができる。

 

水を入れてアクを取りながらしばし煮込む。ふつう・・・だけど、少し気持ちはていねいにアクを取る。

アク取りの作業が好きなの。お鍋の中がどんどんきれいになっていくのを見るのが好き。

 

煮えたら火を止めてカレールーを入れる。ごく普通に作る。

カレールーの基本装備は「奄美カレー」。本当においしい。

奄美大島産のウコンを生のまますり潰したものを使って作られてる、無添加のルー。もうかれこれ20年使っています。

カレールーを使うなら2種類は混ぜて作ったほうが絶対おいしい。甘口と中辛を半分ずつ使おう。それに私はプルーンエキスを大さじ1杯くらい加える。

そのままでは少し私にはしょっぱく思えるから、プルーンの甘みを加える。するとまろやかな味に変わるの。

 

あまり時間がなくてもこのルーは味がまとまりやすい。もちろんカレーだから、少し置いたり、何度か火を入れるとおいしくなるけど。

さて、普通にしばらくコトコト煮込む。そうそう、ピーマンを入れよう。さっと加熱できたら火を止める。

 

ピーマン入りカレーも懐しい味。長男がお腹にいた頃、数ヶ月働いていた保育園の給食の味。

よく煮込まれたカレーは少しほろ苦かったけど、3歳児クラスの子どもたちはひとり残さず食べていた気がする。もう遡れないほど昔の話。でも、舌の記憶は今でもふっとよみがえるのよね。

 

 

できた!!と思った途端、にぎやかな声がする。

剣道の稽古から子どもたちが帰ってきた。日中も部活の稽古や試合をして、嵐の中帰ってきて、また稽古に行ってきた下2人。

タフやなあ。

 

 

ちょっと遅い晩ごはん。

遅い時間のカレーは少し胃に重たかったりするけど里いものおかげでやさしい味に仕上がりました。

ほら、やっぱり煮崩れたりしていない。ねっとりほくほくのおいしさは主張しすぎず、ふつうにカレーの中に収まってる。

今日はこのカレーと、かぶのあっさり漬け風。昨日作って冷蔵庫に入れておいたから、さっと出すだけ。程よい塩味とひんやりした美味しさがごちそう。

 

おかわりして戻ってきて、ひと口食べた娘が言う。「さっきよりおいしくなってるよ。」

ほんとやね。ふしぎふしぎ。こんなにも味が違う。まろやかになってとってもおいしい。

 

里いものおかげで疲れた体と心が少しほぐれた気がするなあ。

うーん、こんなにおいしいんだもの、これからしばらくはじゃがいもがあってもわざわざ里いもを買って作ってしまいそうです(^^)

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行きはヨイヨイ・・・

2011年11月19日 | 日々のこと

今日は一日雨模様でしたね。

そんな中、私は小田原へ車でひとっ走り。

ちょっと気分転換したかったから・・・。なんちゃって。

実は、初めてです(^^;)

 

 

前に、羽田に車で行って逆方向に行って迷ったから、もう車で遠出はしない!!・・・って書いたのですが、そう、高速飛ばして・・・って苦手なんですけど・・・。

今日は子どもの試合の応援に電車で行く予定でしたが、この前も小田原行って電車でヘトヘトで新宿にたどり着いた・・・のを思い出して・・・。

あのヘトヘトがまだ体感として残ってる今、気持ちがそれを拒否してて、よし、それならいっそ車で行ってみようと。

なんだかいつもとちがう自分で過ごしたかったのだ・・・かな!?

 

実は全然高速に乗れないってわけはないの。

数年前までお稽古で月2回くらい使ってました、違うルートだけど。それも着物着て(^^;)。だから、きもが据わったら高速も運転できるのよ。

それに、東名は関西への帰省で何度でも通ってるし、景色はおなじみ。一度だけ京都まで運転して帰ったこともあります。

でもなー、今の車になってからはほとんど都筑区から出たことないんだよなー。

 

とりあえず友だちもいっしょだし。時間も急がなくてもいいって言うから、それなら安心。いざ出発。

乗る時と分岐と合流だけ緊張したけど、今回はちゃんとETCにおののくこともなくスイッといけたし、問題なく1時間ほどで到着。

ふふ。やればできるじゃん(^^)v

 

 

そして、夕方。さあ帰るぞ。

でも、すごい雨。ううん・・・しかたない。進むしかない。

同じルートをひたすら。高速はナビに「みちなり」って出るのね。たしかに「みちなり」だわ。

 

そやけどそやけど。雨と風がすごい。あー、なんで車で来てしもたんやろ。電車やったら何もしなくても絶対着くのに。

後悔とこわいのと緊張で気持ちが萎えそうになるけど、進むしかないし。でも友だちにそれがわかったら、きっと恐くて降りたくなるやろし。必死でおしゃべりをしながらとにかく前へ・・・。

 

そうこうしているうちに、おなじみのインターについてホッとしました。

 

あー、よかった。帰ってきた(涙)。

雨の中の運転も初めてじゃないし、それも着物のときに経験もしてるし(^^;) 

でも、ひさびさってのがアカンよね。どうしても固くなっちゃう。

ほんじゃ次に備えて高速に慣れとく(笑)・・・いえいえ、そんな修行みたいなことせんでもね。

 

行きは音楽ならして楽しみながら。帰りはまた好きなのをかけた・・・けど雨音で全く聞こえず。

まあ、無事に帰れてよかった。

今度は雨じゃないときに・・・いえ、遠出は当分・・・(^^;)
やっぱ、電車サマサマです。
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奇襲攻撃!!

2011年11月18日 | 日々のこと

やっと平静を取り戻した昨日、奇襲攻撃(^^;)に遭いました。

「今、横浜に来てるんだけど会わない?」っていうメールが突然届いたの。

奈良の友だちです。

そういえば昔も、「今から行ってもいい?近くにいるんだけど」って電話があって、「どこ?」って聞くと「角んとこ」・・・みたいな(^^;)

いやいや、すごいタイミング。一日早ければまだモンモンとしてました。これはぜひ会わねばね(^^)v

 

何年ぶりかなあ。

母の入院中にちょこっと用事で会ったことはあるけど、ランチするのはもう思い出せないくらい前な気がする。

何度か関西に帰ったときに「会おうよ。いつでも連絡してね」って言ってくれてたけど、そんな気もちになれなくて、連絡できなかった。

ここ数年あれだけ京都に通っていたのに、楽しい時間を過ごせる友だちだからこそ会うことができませんでした。

 

 

待ち合わせに向かうと、いつの間にか街はクリスマスムード。

このところバタバタしていたから、気に留めていなかったみたい。そういえば、ラジオからもクリスマスソングが流れるようになりました。

写真撮ろうって携帯いじくったけど、まあ下手くそ(^^;)

光が流れて、怪しい感じよね。

 

 

イタリアンがいいね・・・って入ったら、「今日から解禁です」ってお店の方がワインリストを持っていらしたから、「まあ今日は昼間から飲んでもいいか」って・・・。

 うーん、おいしい♪ 

でもまたうまく撮れないや(^^;)

解禁日にボジョレー・ヌーボー、初めてかも。

久々の再会の特別なこの日にふさわしいね。

 

んだけど、お料理は・・・実はイマイチでした。お野菜も魚も産地直送を謳ってるから期待したけど・・・。ワインもさわやかな香りとフルーティーさがおいしかったけど、グラスがね・・・まあ贅沢は言わない。

窓際で、10階から見える景色を期待したけど、ロールスクリーン降りてるし、なのに暑いし・・・(^^;)。

でも、もちろん、そんなこと気にならないくらい楽しいおしゃべりの時間はなによりものごちそう。

たしかに食べたはずなのに、どこに収まったかわからないくらいしゃべってました。

 

そういえばもう20年になりますね。昔話も今の話もしてもしても尽きません。なんて楽しい・・・。

すべてが悲しく見える時期を経て、やっとこういう時間を楽しめる自分になったんだなあと思い、それがうれしかった。

 

 

横浜某所。場所はないしょ。だって、「おいしくなかった」なんて書いてるんですから(^^;)。

吹き抜けのエリアのカフェに場所を移してまだまだおしゃべり。周りにはツリーやリースがいっぱい。

 ちょっとかわいいしつらえ♥

 

 

その横にはこんなのが。

プラレールとサンタさん。きゃ~かわいい♪ 

そういえばさんざん子どもをプラレールで遊ばせながら(いや、私けっこう、組み立てるの好きだった)、その横でおしゃべりしたね。

うーん、ついプラレールの歌とか口ずさんでしまいそう。

ラ~ラララ~ラ~、ララララ~ラ~♪  

・・・きっと、・・・ううん、絶対歌えるし(^^;)。

 

あっという間に時間は過ぎて、お別れの時間。でもなぜだかさみしくなくて、心はあったかいものでいっぱいでしあわせで。

全部空っぽにしたから、だからかな。

 

「女子会企画するから、いつでも連絡して。大阪も楽しいよ」って、うれしいお誘い。

そうやね、ひさびさにみんなに会いに行くのも悪くない。

楽しい時間は今も私をしあわせにしてくれてます。れいこさん。ありがとう♥

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心を届けたい ~そして今のわたし~

2011年11月18日 | ひとの『わ』ランチ

 

ここまでいろいろ書けるようになるまで1週間。昨日まで全然だめだったんです。いろんな思いがありました。

 

80食のランチ、それだけでもすごい食数。加えてまかない分や予備を含んだから100食計算で試算とプランニング。

実際に、当日100名近くの方にごはんを食べていただき、最後余った分は「今晩のおかずにどうぞ」と分けさせていただきました。

余ったのは多めに頼んだ岩手の根菜類と白菜を使ったおかずのみ。だいたいの試算が合っていてうれしかったです。

 

 

ランチにお越しいただいた方の感想は概ね好評で、ホール担当の話では「おいしかった」と行って帰られた方も少なくはなかったとか。

また、「厨房に返ってきたお皿を見てて、残してる人はほとんどいなかったよ、さんまがひと切れあったのは見たけど」と言ってくれたのは、さて誰でしょう(笑) すごいなー、ちゃんと見てるんやなー、と尊敬。

「おいしい」と食べて帰ってもらいたい、楽しい時間を過ごしてほしい・・・という願いはある程度叶ったのかもしれません。

 

 

でも、いくつか配慮が行き届かないことがありました。ひとつひとつは小さいことかもしれないけど、それは実際心配りが足りなかったから起きたのだと思います。

たとえば、この日のお茶は京都の「柳桜園」の「香悦」。私のいっとう好きなほうじ茶です。

いろいろ考えた末に選んだお茶ですが、注いだ時に茶葉が出てしまう急須を茶こしなしで使ったために、茶葉が湯のみの中に入ってしまい、入れ直す時間がなくそのままお出ししたのもあったようです。

また、チーズケーキはフォークを添えてあると思い込んでいたのだけれど、実際にはお箸で食べることになってしまったようです。

・・・こんなことあんなこと後日知りました・・・。あちゃーっ。

 

いずれも代表の私がそこまで細やかな意識を持ち、伝えたり確認していれば、よりよい形で提供できたのではと思います。ごはんはお茶や甘味まで含めた全体だから。料理のチーフとして、もっと全体を見る必要がありました。

他にもきちんと整理をすれば、もっとこうすればよかったということが出てくると思います。

 

 

当日スタッフ全員、ホールも厨房も気持ちをひとつにして頑張っていました。それはきっとお客様に何らかの形で伝わったのではないでしょうか。

また、お料理も普段の10倍以上の量になっても、いつもと同じようにひとつひとつていねいに作ったつもりです。塩加減やココだ、ピタッというさじ加減はなかなか難しかったけれど、できるだけ普段の味に近づけるように集中して頑張りました。

 

 

しかし、余裕がなかったなあ・・・って今思います。私がです。

これでは人をもてなすことはできないと思います。遊びというかゆとりというか、そういうのが心にもものごとにもある時こそ、プラスアルファのおもてなしができるんじゃないかしら。難しいけど。

 

でも、それはどうしたって、あれだけの量をこなすイベントのランチでは、なかなか不可能な願いな気がします。ただ作るのはできるの。だけど、人に食べていただくものに思いをこめたいじゃないですか。

私の作るごはんはふつうのごはんで、おなじみのもので。だからこそ心を尽くして作りたいのです。お出ししたいのです。

 

 

サポートスタッフのみんなは本当に大変だったと思うけど、「勉強になった。また手伝わせて」「楽しかった」「声かけてくれてありがとう」

・・・とってもうれしいことばをくれました。

「次はいつですか」「また食べに来ます」「今回行けなかったけど、次回の予約今からしとく」・・・ありがたくて涙が出るほどうれしいです。

かかわった人がみんな元気で笑顔になるランチ・・・目標は達成できた気もします。

でも、肝心の私は心から笑うことができませんでした。これは一番ダメなこと。周りがどうだろうといつも笑っていたい自分なのに。

 

 

だから、また一からスタートです。一度空っぽになったから、これからどういう形にでもなっていけるって思っています。

自分で自分を縛るのはやめよう。せっかくお料理という楽しいことをしているのだから、楽しいことを考えよう、そう思います。

 

 

高畑さんの作品とタカコちゃんの字からは心が伝わってきます。温かくてやさしい心と一緒にお出しできた私のごはんはしあわせもの。

でも、上の写真のボードの上に乗るごはんを、今の私は描けません。

ここに乗せるごはんを心から作りたいと思えたら、またやってみたいと思います。

 

 

それまでは、毎日淡々とごはんを作り、きれいなもの、楽しいことに心を躍らせ生きていきたいと思います。そうしながら、自分の身の丈に合った、心を届けることのできるごはんを続けていきたいです。

そして、いつかうちに大切な友だちをお招きするように、心を尽したごはんを作れると思えたなら、また、人の和・輪・・・でできたランチをやってみたいです。

それは数ヶ月後、半年後、1年後・・・もっと先かもしれないし、明日ふと浮かぶものかもしれない。

その時が来たら、またみんな力を貸してね。そして、みんなの心も伝わるランチをいっしょに作りましょう。

みなさま、本当にありがとうございました。

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みんなありがとう ~つづき・ひとの『わ』ランチ~その4

2011年11月17日 | ひとの『わ』ランチ

さっきの記事に日本酒が合うなんて書いたら、急にお酒が飲みたくなって・・・(^^;)

夕飯を作りに台所に立ったんだけど、ほらほら誘惑が。炊き込みごはんもお吸いもんにもお酒使うし、結局一升瓶抱えて和佳さんからもらった器についで飲んでしまった(^^;)

うーん、うまいなあ。実は今日は昼にも飲んだのやった。ほら、今日、ボジョレー解禁やし。それならって。まあこれは今はおいといて(^^;)

 

あ、画像は今夜の晩ごはん。

大根めし、小松菜ごま和え、牛肉とごぼうのしぐれ煮、しまあじのお刺身、あさりのお吸い物。と、和佳さんの器で日本酒(^^)v

なんかこの前のランチのイメージかぶるけど・・・本文とはなんの関係もございません(笑)。

 

 

さて、まじめに話をしてしまおう。もうしばしお付き合いください。

 

ランチの終わった日に「まさに、ひとのわでランチができました」って書いたのですが、本当にそうだったなあ・・・って、あれから毎日次から次へといろんな人の顔を思い浮かべてはうるうるしてました。

 

一番は、当日スタッフとして活躍してくれた人たち。

受付をしてくださった池田さんのお友だち以外はみんな、気心の知れた私の友だち。スタッフは自然で出すぎず普通の心配りをし、あったかい雰囲気ができるといいなあと思ってお願いした方たち。

っていうか、好きなの。みんなのことが(#^.^#)

  終わってまかないをほおばるスタッフのみなさん(^^)

記念写真を撮る余裕もなかったから画像はこれしかないんだけど。

 

ホールを担当してくれた、みきちゃん、ともこちゃん、ちえこちゃん。いや、いつもはこんな呼びかたしたことないけど(^^;)。

この3人組は子どもの幼稚園時代のママ友(だったよね ^^)。私はたまに会ったときに話に寄せてもらう、そんな感じだけど、5月の「おうちカフェ」に来てくれたときから、いつかまた何かやる時には手伝ってもらいたいなあ・・・と、目を付けてました(笑)。

2週間程前に急遽ホールをしてくれる人を決めないといけなくなって、お願いしてみたら仕事を休んできてくれました。

ありがとね。素人の接客はたどたどしかったかもしれないけど(見てないけど ^^;)、温かでやわらかい雰囲気が生まれてたと思います。

 

そして、「おうちカフェ」スタッフもしてくれた、かっちんときょうこちゃん。

ホール、厨房、洗い物・・・と柔軟に動いて、私の抜けもきっとさりげなく察知し、冷静にさくさく片付けていってくれた・・・と思います(見てないけど ^^;)。

厨房のヒロミさんはもうこのブログではすでに有名(^^)? 私の分身でした。

この6人は知り合ってから10年近くなる友だち。

 

加えて、カエさん。一緒に何かをするのは初めてだけど、「おうちカフェ」に斎木さんと食べに来てくれた方だから、どんな風にお料理をしたいか、分かってもらえてる。これはとても大きな安心感。

このカエさんは食べ物をとても大切にする。終わったあと、さんまの煮汁もかつお節のだしがらも全部もらってくださったの。「煮汁でおからを炊くの」・・・ってにこにこ。

彼女とやっていろいろ勉強させていただいたけど、煮汁も喜んでたよ、きっと。それを思うだけでしあわせになりました。

 

「大地を守る会」のさきさん。ママスハウスの「おうちごはん」にも来てくださった、大好きなかわいい方。

大地のお菓子の販売のついでに、おじゃことかの販売品の会計もお願いしたけど、当日の喧騒の中、お茶やケーキまでいろいろとやってくださったと後から聞き・・・。大変だったよね、ありがとう。

彼女が手配してくださったおかげで、本物の調味料をふんだんに使って作ることができました。

 

 

チラシを配ってくれた友だち、口伝えで広めてくれた友だち。頑張ってねと励ましてくれた友だち。

都筑の農家の宮台さんご一家、馴染みの原木さん。

岩手からはるばるお越しくださった佐藤さんご夫妻。

マケてくれたお肉やさんとお魚やさんのおっちゃんたち。

決まってから何かとアドバイスをいただき、直前には温かい励ましのことばをいただいた、みんなのキッチン編集部のみなさま。

ブログやFacebookでメッセージを寄せていただいた方々。

目に見えるものはなくても心で応援しそっとみまもってくれてた友だち。そして家族。それから・・・。

そして、もちろん、この日足を運んで食べに来てくださった81人のみなさま。

本当にありがとうございました。

あー、またうるうるしそうです(^^;)

 

 

しかし、今日の「大根めし」おいしかったな。こんな地味なおりょうりおいしくできるのって、私天才かもしれん、なんて(^^)。

だんだん、日々ごはんのことが書きたくてうずうずしてきちゃってる私なのでした。

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愛のおしながき ~つづき・ひとの『わ』ランチ~その3

2011年11月17日 | ひとの『わ』ランチ

「つづき・ひとの『わ』ランチ」の当日、その場に来られなくても、準備の段階から終了後までずっと見守り励ましてくれていた友だちがいます。

それは、今回に限らず「おうちカフェ」の字なども書いてくれて、私の影のプロデューサー、タカコちゃんです(^^)♥

今回も上のような素敵なおしながきを書いてくれました。

 

そのおしながきと「小さなお花畑」の高畑さんの作品とのコラボ(^^)

 

悲しいことに、私はランチ終了後のこういう状態しか見てないの(泣)。すごく残念。

1本1本手書きされたお箸のかわいかったこと。(これは拝見)。

秋を感じて欲しいと拾ってきて飾ってくださった落ち葉・・・この心遣いにまたうるうる・・・。

お箸の画像が見たい方は、「小さなお花畑」のブログの→こちらへ

 

このおしながきはテーブルのところどころに置いてあったのだけれど、小さくコピーしたのをおひとりずつには受付でお渡ししました。

読んで楽しんでいただけたのではと思います。

また、家でふとこの日食べたものを思い出してくださったなら、これを眺めてご自分も作ってみようと思っていただけたらうれしいです。

 

タカコちゃんは私の料理を気に入ってくれていて、「日本酒に合うわ~♥」と言ってくれます。そっかなあ。うふ。きっとおいしい純米酒どばどば入れてるからかもね。

メニューを伝えたら、「こんなんどう?」って書いてきてくれたたたき台がとても楽しくて。なんだかちょっとイカした飲み屋さんみたいでしょ。お料理作るのも楽しくなって、きっとこれを読んでくれはった人も楽しんで食べてもらえるだろうなあって思いました。

 

そうそう。いらっしゃれなかった方のために一応おしながきを書いておきますと・・・

*京あげときのこの炊き込みごはん

*お吸い物

*秋野菜たっぷりのおばんざい五種

筑前煮・さんまの甘辛煮・小松菜のごま和え・白菜の赤じそ和え・切干大根の甘酢和え

*甘味 はちみつ王国の抹茶チーズケーキ 

(甘味だけ、私でなく池田さんの手作りチーズケーキでした)

*京ほうじ茶(柳桜園「香悦(こうえつ)」)

 

おばんざいは四種でお知らせしていたのだけど、どうしても全部作りたくて、5つになっちゃったの・・・^^;)

 

たぶんお気づきの方も少なくないと思うのですが、最近のママスハウスのクラスのごはんも、お弁当も、結構同じものが入ってるでしょう。シチュエーションや召し上がる人がちがうと、同じお料理でもちがう彩りをもつ気がしました。

まして器や盛りつけ、サーブする人・・・などでも変わるよね。お料理っていきものだと思います。

 

タカコちゃんはこんなものも作ってくれました。

 

なんだか無人のお席もぽっとあったかくなる気がしませんか?

 

当日はその場にはいなかったけれど、私はこのおしながきやもろもろのタカコちゃんの字にふれながら、近くで「がんばれ~。いつものでいいんだよ」って言われてる気がしました。

そして、無事に終わって報告して「お疲れ~」ってメールが来たとき、ふっと力が緩んで「頑張ったね」って自分に言えたのでした。

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当日!! 80食完売です!! ~つづき・ひとの『わ』ランチ~その2

2011年11月17日 | ひとの『わ』ランチ

さて、どきどきで迎えた当日。

お客様予約で満席なんだけど、ほんとに皆さん来て下さるんやろか・・・、とドキドキで迎えた朝。

昨日今日の段取りはしておいた。まずは・・・とヒロミさんが一升炊きの炊飯器4つ分のお米とぎを始めてくれてました。炊飯器の半分は2回転させ、54合炊く予定。

私は安心して、よし、小松菜を茹でよう。ごま和えを作るんです。

 

・・・と。ぎゃあ~。忘れてきた!!

 

そうなんです。玄関横に置いたまま、メモに大きく「小松菜忘れるな」って書いておいたのに。あ~どうしよう(泣)。車で片道10分。取りに帰るしかないか・・・。少しでも新鮮なものをと、昨日の夕方の受け取りにしたのが失敗。でも、あーもう今更悔やんでもどうしようもない・・・。

 

しかし、カミサマは見放さなかった。そう、ホールの当日サポーターでお隣さんが来てくれることになってたの。

即座に電話して・・・よかった~、つながった。ピックアップして持ってきてくれることになりました。ほんまにほんまによかった(恥です)。

 

平常心を取り戻して、冷静に他のことをやろう。

そこからはフル回転。厨房は私とヒロミさん、チームKコアチームの斎木さん、お友だちの畑山さん・・・で、淡々とながら、進んでいきます。

小松菜も無事届き、洗って茹でて・・・。簡単な料理だけど100人分となると大変な作業でした(ありがとね)。

 

ホールでは事務局の池田さんが陣頭指揮を取り、当日サポーターや岩手の農家さん、大地を守る会のスタッフ、飛び込みで取材を兼ねていらした大学生・・・の皆さんと、打ち合わせ・セッティングなどをしてくれてたようです。

 

あー、時間が近づいてきた。ぎりぎりで完成。「小さなお花畑」の高畑さんが見本の盛りつけを作ってくれて、そこからはただひたすら盛りつけ、温め、洗いもの、追加のご飯を炊く、おつゆを温める・・・と、緊迫してました。途中、炊飯器がうまく機能せず、いつまでたっても炊きあがらない、一部が半ナマという事態も・・・。

でもね、波が遠のくとどこかしら楽しいムードも一瞬漂い・・・。あー、私、こんな仲間に囲まれてしあわせやなあ・・・と思ってました。一瞬でまた嵐やったけど(^^;)。

 

  ほらね。って、実はこれは終わってからのまかない。

だから、手前のひと皿しか5品入ってないの。厨房で写真を撮ってる時間は一切ありませんでした(^^;)

 

 

さて、私の携帯をあずけて撮ってもらった、ランチの様子をご紹介。

 

わあ~。こんな感じだったのね。

前半後半でほぼ40人ずつだったので、それに合わせて席をご用意させていただいたようです。かえってお待たせしたりしたこともあったようで、すみませんでした。

 

 

 販売品コーナー。

 

始まったときはこうして豊富にあった商品も・・・

こうして買われていって・・・

 

だあれ、真剣に悩んでる・・・?(^^)

 

 

 

「大地を守る会」の安心なお菓子のコーナー。

 

 

調味料もこんな感じで飾っておきました。実は空っぽ。

 

 岩手からはお野菜と江刺金札米を提供していただき、当日は農家の方が見えて、大根などをいただいたり、りんごとお米の直売もありました。

 

 しかし、私が見たときは試食も残らず・・・(^^;)。

 

 農家さんお手製の販売品。

原木さんの一味唐辛子と、宮台さんのラベンダーポプリ。どちらもちがう方向でいい香りのものでした(^^;)

 

「小さなお花畑」さんの心尽くしのお箸たち。見たときはほら完売間近。

ランチでお出ししたものはプレゼントとしてお持ち帰りをしていただけました。かわいかった~。

 

 私のちりめん山椒と山椒昆布も、ほらこのとおり。

うーん、写真撮っとけばよかったよ(^^;) おなじみタカコちゃんにこちょこちょ書いてもらったハチマキがかわいいの。

 

  スタッフも全食出し終えてからお買い物。上のは事務局池田さんの「蜂蜜王国」の商品ね。

 

 

さて。まかないです♪

  みんな~ありがとう(涙)。

たんと食べてね。

 

 

 岩手から来てくださった佐藤さんご夫婦。

まかない中にお話してくださってるところをパチリ。

 

こうして、なんとかなんとか無事に終了。

お客様のご来店の波にうまく合わせて盛り付けられず、お待たせしてしまったこともあったかと思いますが、何とか全食出すことができました。

来てくださったみなさま、サポーターのみんな、そしてコアチーム・・・みなさんのおかげでこうしてできました。

本当に本当にありがとうございました。 

 

私は終わってからの画像とかしか載せられてないけど、「小さなお花畑」さんのブログで、素敵な写真つきで記事が読めます。

ぜひ、そちらも見てみてください。何だか熱い愛を感じる、私にとってとってもうれしいうるうるな記事です(涙)。

「小さなお花畑」 → こちらから

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前日準備 ~「つづき・ひとの『わ』ランチ~その1

2011年11月17日 | ひとの『わ』ランチ

お久しぶりです。ほぼ1週間ブログをおやすみしてしまいました。

いつも見に来てくださってる方、すみません。体調崩してるんじゃない?っていうメールもいただきました。

そうなんです。柄になく、ちょいと寝込んだり、メソメソしたりしてました(^^;)。

先週の「つづき・ひとの『わ』ランチ」を前にここんとこ眠れなかったり、一生懸命になりすぎたからだと思います。終わったら何だか抜け殻みたいになっちゃって(笑)、何も書けなかったの。

でも、もう大丈夫です。元気にヨロズのこと綴っていきたいと思います。

ランチのこと、4つくらいに分けて書きますので、ぜひ全部読んでね(^^)。

 

さて、まず9日の前日準備から。

集合11時の前に、原木農園さんに向かい、目の前で白菜と生姜をとっていただく。

「11月初めだとあまり巻かないかも」とおっしゃっていたのに、しっかり立派な白菜。ミニなので少し小ぶり。

生姜はね・・・

 

その場で掃除をして、たわしでゴシゴシこすってくださいました。

うるうる・・・お気持ちに感激・・・。

 

そのあと買い物に行き、岩手の食材やあらかじめ用意したものを並べてイザ!!

 見てください、この食材。

写しきれなかったけど100人分です。

 

下ごしらえを開始。

  真剣な眼差しです(^^;)。

奥でひたすら根菜を洗ってくれてるヒロミさん。(ひとみとややこしいからカタカナ ^^;)

100人分の筑前煮に使う根菜がどんな量か想像つきますか?

それを心をこめて洗って下処理、アク抜きなどしてくれました。

この前のお弁当の時もやってくれたから、ヒロミさんがどんな風に食材と向き合うか知ってたけど、横で私はほんとに感謝してました(涙)。

で、私と言えば、さんま30本と向かい合うこと、おそらく1時間。クラクラするようだった(汗)。

 

 見て。下処理して洗って、ピカピカでしょ。

 

それに一番上の写真のように、原木さんの生姜を入れて、二つのお鍋を使って煮始めました。

本番は翌日だからどこまで煮ておくかが難しい。でも、味が染み込むのは温度が下がるとき。少し手前で止めて置いておけば量が多くてもきっと美味しく仕上がるはず。

 

このさんまに時間がかかり、あとは超特急でやったけど結局夕方まで仕込みはかかりました。

会場設営の段取りを終えた、事務局の池田さんと、「小さなお花畑」の高畑さん二人も加わって、わいわいがやがやにぎやかな仕込みタイム。

この前のお弁当作りの時は静かだったのに、なぜ・・・? 

そう加わったのは・・・(^^)。

明るい笑い声についつい釣られて手が止まりそうになり、必死で(笑)集中して何とか本日の予定終了。いや~、仕込みですでに疲れてるけど楽しかったです(^^)。

 

今回大地を守る会から提供していただいた調味料+お酒と千鳥酢。私が家で普段使ってる標準装備。

 

ヤマヒサの杉樽仕込みの醤油の薄口と濃口は無理を言って用意していただきました。めっちゃおいしい。これを使ってランチを作れるなんて、もううれしくてたまらなかった私です。

調味料にこれだけのものが使えるなんて、召し上がった皆さ~ん、めっちゃ贅沢なんですよ(^^)。

 

さて、明日頑張るぞ!!の誓いを胸にここを後にし、向かった先は宮台さんのところ。ここでとりたての小松菜とゆずを受け取り、さあ家に。

そうや、小松菜外に出しておこう、忘れたらあかんし、玄関のドアの横に。

 

・・・皆さん、もしやと思われるでしょうか。そうなんです、あー(@@)

続きは本編で。

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ちょっとね・・・ぽくない?

2011年11月11日 | ひとの『わ』ランチ

 

厨房で格闘中、「小さなお花畑」さんが写真を撮ってくれました。

直前まで大波が来てて、顔引きつってたけど、少しホッとしながら、白菜をモミモミしていたところ。

なんだかこの感じ、料理研究家っぽくないですか?(#^.^#)

 

こどもに言ったら「キモイ!!」のひとこと。そうかなあ・・・。「だって、研究してないじゃん」・・・。

いや、だから写真がね。いい感じやん。ちょうど、あー楽しいなあと思ってたとこで、周りのみんなも笑ってるのよ。

 

サポーターとして手伝ってくれたみんなの顔をひとりひとり浮かべながら、もう寝よう。おやすみなさい。

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満員御礼!! 「つづき・ひとの『わ』ランチ」

2011年11月10日 | ひとの『わ』ランチ

本日の「つづき・ひとの『わ』ランチ」 無事に終わりました!!

80食、完売です。

こんなにたくさんの方がいらしてくださり、またたくさんの方の援助と応援のおかげで、本当に素敵なランチになりました。

まさに「ひとのわ」でできたランチです。

みなさま、本当にありがとうございました。

 

詳しい様子はまたあらためて書きますね。

今日は早く寝たい(^^)。

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