ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

「ごはんやひとみ」開店のご案内

2012年02月29日 | ごはんやひとみ

みなさま、お待たせいたしました。開店のご案内です。

 

 

「ごはんやひとみ」店主の上野ひとみです。

店舗はありません。

どこでも作ります。

どこへでもお持ちします。

作り育てた人、食べていただく人の顔を思い浮かべて、こころをこめてごはんを作っています。

ごはんでたくさんの人とつながっていけますように。

 

 

 

こんなお店を始めることにしました。

というか、もう始まっているようなものなのですが、こういうのを名乗ることにしました。

自分らしくごはんをつくり、自分らしい生き方を見つけていくために、始めてみることにします。

形でなく思いがあれば成り立つものがあるのではないか、そう思って進んでいくことにしました。

ご縁に感謝し、できることひとつひとつから。

思いは届くと信じて。

 

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

2012年の閏日に 

「ごはんやひとみ」店主 上野ひとみ

 

 

 

・・・洒落たのにしたくて頑張ってたけど、これで精一杯です・・・。

   4月から、あちこちに出没します。よろしゅうに♪

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雪の閏日

2012年02月29日 | 日々のこと

朝起きたら、一面の雪景色にびっくり。その後も降り続いています。

朝みんなが出ていった時についた足あとも、このとおり、すっかり消されてしまいました。

お昼の時点でもう10cmくらい積もっています。

さっき、どうしても今日買わなくちゃいけないものがあって車で出たけど、こわいこわい。まだ凍ってないけど、夕方の運転は大変だろうなあ。

でも、バス通りはこれほど積もっていない。いつもこの辺りだけ、しっかり雪国になります。

 

 

鳥さんはいないけど、寒そうなおうちです。

 

 

閏日って、なんだか得した気がします。2月は逃げる、ほんとにあっという間に過ぎちゃうから、一日多いの、ありがとって思ってる私です。

こんな日は、書きそびれてるメールの返事や、手紙を書こう。

そして、明日晴れたら投函しに行こう。

大切なひとのことを、いつもよりちょっとたくさん思い出してみよう。

 

 

4年後の次の閏日にはどうしているだろう。

だれのことを思っているだろう。

その日も雪が降っているだろうか。

今日のことを少し懐かしく思い出すだろうか。

 

うるうび、ちょっとかわいいひびきだなあ。

小さく声に出して言ってみる。

もの思ふ、今年の閏日です。

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せりの根っこのきんぴら

2012年02月29日 | ごはん

今晩せりのおひたしを作ったのだけれど、今回のせりはちょっとしっかりしていました。

子どもが「なんか今日のせり、太いね」って言うくらい、とはいえほんの少し感じる程度なのだけれど。そしたら、根っこも幾分太くてしっかりしていました。

気候が春に向かう中で、せりも勢いが出てきたのかもしれないですね。

 

せっかく太い(幾分ね)根っこが手に入ったんだもの、これをみすみす捨てるわけにはいかない。もちろん、きんぴらにしよう。

おいしいんだな、これが♪

 

 

茎の根元で切り落としたせりの根っこをていねいに洗います。泥を落として、汚い根っこは思い切って捨てます。っていっても、この作業してると、ちょっとくらい汚くても食べられるような気がして、捨てる方に置くのがもったいなく思えてきます。

この時点では根っこの根元(わかるかなあ)は固まりとなってひっついています。これを包丁で落としてバラバラにします。

フライパンにごま油をひき、セリの根っこを入れ、さっと炒めて、少ししんなりしたら火を止めるか止めないくらいで醤油を回しかけてできあがり。

盛りつけて、仕上げに上からすりごまをふってみました。

 

 

うーん、せりのいい香りがする。こういうのは味はシンプルなのがいい。しょうゆだけなのがかえって味を引き立てると思う。

ごまはなくてもいいくらい。

きりっとした味でごはんが進みます。

しかし、せりひと束では如何せん、これだけしかできません。それがまた有難くてみんな味わっていただいてくれるのがうれしい。

 

春の香りはこんなふうにしても楽しめます。子どもたちも大好きな、季節限定のごちそうです。

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カレーうどん定食

2012年02月28日 | ごはんよもやま話

さっきの記事を書いてから台所に立ったのですが、ふと、元気のなかった原因がわかった気がしました。

だって、まともにごはん作るの久しぶりだったのですもの。いや、朝ごはんもお弁当もちゃんと作ってましたよ。おむすびも、サンドイッチも、おかずも。でも、料理した感覚久しぶりだなあって思って。

 

さかのぼること、土曜日。 

子どもの部活の行事で、朝からカレーを作りました。ほぼ100食分。・・・っていっても、私はほとんど何も。玉ねぎを少しむいて、いくつか切っただけ。 

中学でカレーづくり。もう何度もしています。いつもは山になった野菜たちを黙々と切って炒めて、煮て、調味・・・まで、大体中心になってやっていました。

でも、先輩母になっちゃったら、こうして指示というか見張り(^^;)というか、ちょっと立場変わっちゃうんだなあ、とちとさびしい。



私はこうして、普通にみんなが家で作ってるものを、普通にみんなで作るのが好きなのだ。

こういうカレーとか、豚汁とかって、その家のカラーが色濃く出ます。「えー、そんなふうにするんだ、びっくり」、というものから、「そうそう一緒一緒、そうだよねー」というものまでいろいろあっておもしろい。

それが混ざり合って煮込んでいくと、どこの家のでもない、その日だけのおりょうりができていきます。

だから本当はみんなの下働きというか、下ごしらえとか、そういうのをずっとやりたいのだ。でもまあ、今日はひとつ下の学年母の結束固し、でどんどん煮込まれていきます。



できたのは、おいしいおいしいカレー。

ルーは某社ので、廊下までカレーの香りでそそられます。でも、ルーってそのままでちゃんとまとまった味がするけど、まとまりすぎてる気がして。ちょうど「もうひと味ほしいね」っていう声が上がったので、持参したプルーンエキスを入れてもらう。うーん、いい感じ。誰かがどこからか見つけてきたガラムマサラも振られて・・・。

大鍋から普通の鍋に小分けにして温めて、正味100食分くらいできました。

だけど、かなり余ってしまいました。どうする? ・・・お鍋を持ってきた特権でほぼ満杯、いただいてきました♪

 

 

夕方、疲れたしこのまま夕飯に。と思ったけど、それではもらってきたままの手抜きとバレてしまう。なので、いろいろ入れて煮込むことにしました。

プルーンをさらに追加、ドライトマト、乾燥させたしょうがの皮、しょうゆ、もちろん昆布も。それだけだったかな。

弱火でことこと煮込んで、とめてしばらく置いておいたら、ほらほら、いい感じの私のカレーに変身。大好評でした。

 

さて、次の日曜日。なんだかんだとみんないなくて、私も例の宴会。夕飯を家で食べるのはひとりだけ。またこのカレーを食べていただく。それと、もらってきた宴会のチャーハンと唐揚げもね。

 

そして、昨日、月曜日がこの「カレーうどん定食」。

だってまだ大量に余ってるから何とか食べてしまわないといけないし。みんな大好きカレーうどん。

うちのカレーうどんはだしで割りません。単に実家がそうだったから。うどんにかけるだけです。だしで割ったカレーうどんは苦手なのです。

でも、やっぱちょっとごはんも食べたいよね・・・と言って、子どもたちがごはん茶碗によそってきてくれました。

え、カレーかけて食べるんじゃないの?・・・「だって、うどんにはご飯でしょ」と子ども。

うーん、やっぱり関西人の血が流れてるんやなあ・・・。おいしいおいしい、熟成したカレー。ありがたや・・・。

写真の端に、まだ残ってた中華屋さんの唐揚げが写ってしまった。そう、まだこれも食べなあかんかったね・・・。

 

こうして、ほぼ3日間、まともにご飯をつくらず過ごしてしまったんですけど、どうもこれがあかんかった気がするのです。ボワンとした原因は。

台所に立ったとたん、そうかも、と思って、今夜は基本の和食ごはんにしました。

肉じゃが、焼き魚、せりのおひたし、せりの根っこのきんぴら、雑穀ごはん、さつまいもとねぎの味噌汁。

野菜切って、今日はかつおも使ってていねいにだしとって、何だかやっとシャンとしたみたいです。

たまに手抜きしたり休んだり、それはとても楽だし、ホッとできる時もあるけど、やっぱ定番のごはんは大切。作るのも食べるのも。

よくわかったのでした。

 

 

やっぱ、これやね、あー食った食った。

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パソコン、苦手です。

2012年02月28日 | 日々のこと

もうひとつ、とっても苦手なこと。パソコンです。

いや、こうしてほぼ毎日使ってますよ。ブログもやってます。はは。

だけど、私が使ってるのは、こうして文章を打つことと、何か調べることと、お買い物することと、音楽を録音することくらいです。

今は学校でも技術の教科でパソコンの授業があるから、私よりずっと子どもたちのほうがわかってて、いろんなことができます。私にはほんと、ただのワープロみたいなもんです。

 

だから、いったん何かトラブルがあると、めっちゃパニクってしまいます。

少し前になるけれど、夜電源を落とそうとしてなんだったか忘れたけど、急に壊れたのだった。

変な英語がバーッと出てきて、なんかいろんなとこ押したり、電源入れたり消したり、たぶんやっちゃいけないことを全部して、そしたら変な音がしてくるし、熱くなってくるし、もう泣きそうで夜中全然寝られなかった。

結局、私のパソコンのお医者様(ありがたいことに専属のお医者様がいてくださるのだ)と朝電話して、そしたら見てもないのにスラスラと指導してくれて、あっという間に治りました。すごいすごい。いつもすみません。

これ見てますか?見てないか。ほんとですよ、感謝してます。

 

この時は慣れない手紙を作ってました。和紙の便箋に印刷、覚えました。それから、ハガキの印刷。これもできるようになりました。よかったよかった。

でも、絶対わからないのがエクセル。

マスの中に数字やことばを打って、でもいつも思い通りにならない。途中で消えちゃったり、字がおかしくなっちゃったり。

たまにエクセルの表が添付ファイルで送られてきたりするけど、もうそれだけで気分が落ち込んでしまうときもある。それほど苦手。

大体、なんで表のもので文章が作れるんだろう。それがとても不思議。

でも、この週末、少しできるようになりました。行を増やせました。数字の入力もできました。進歩進歩。だけど、たぶんこれもしんどくなった原因だと思う。合わないのだ。

ワードだったら表もできます。罫線引いて引いて・・・。だめなんですよね、これじゃ、きっと。

 

もうひとつ、画像の変換もできない。だから、いい画像を時々送っていただくのだが、大きいままだからブログに貼れない。貼っても見苦しいいことになってしまう。

これにも実はチャレンジしていたのだ、先週。でもだめです。クリアならず。

 

こんなこと言ってないで、本を読んで勉強するか、誰かに習うかすればいいのだと思うけど、今なおオタオタしています。かといって、字もヘタクソなので、手書きで勝負、というわけにもいかず、そしてまた今日もただこうして文章を打つワープロとして使ってます。

もしかしたら、パソコンの神様が使いこなさない私に怒ってるのかもしれない。いいかげんにしろ、オレはこんなもんじゃねえって・・・。

ま、いいや、いいよね。許してね。

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引っ込み思案なのかもです。

2012年02月28日 | 日々のこと

昨日、私の粗相のことを書いたら、コメントとかメールとかたくさんいただいて、ほんと恥ずかしいやら、うれしいやら、恐縮です。

でも、こうして顔が見えない、画面の中のことばなのに、たくさんの方が読んでくださっていて、たくさんの方とつながっているんだなあと、実感しました。本当にありがとうございました。

またよく寝たので復活・・・と書きたいのですが、なんだかまだボワンとしています。なので、買い物に行ったけど、早々に切り上げて(また失敗したら大変だし・・・^^;)帰ってきて、こうしてまた思うことを書いてみることにしました。

私は文章を書いたり料理をしたり、そうすることが一番元気になる特効薬な気がするからです。

 

 

このところ苦手なことばかりが私を取り巻いていました。その仕上げが日曜の夜にあったからだと思います。

それは、宴席です。

飲み会・・・苦手なんです。

内輪の数人の・・・は好きですけど、というか、この日曜のは町内会のエラい人々との懇親会だったのです。と言っても、見知ったおじさまが大半なのですが。今期から町内会のささやかなお役をお手伝いさせていただくことになったので、それに出席。

でも、所用で遅れていくことになり、そういうヤツって絶対「挨拶」がつきものですよね。

やりましたよ、やりました。にこにこ笑顔で。

そして、しっかりカラオケも。もちろん演歌で。(20年ぶりくらいのやつをサラっと熱唱。)

できます、あいさつも、カラオケも、お酌も、受けるのも、呑むのも。

でも、苦手です(^^;)。

 

実はわりと早く、というか、ものすごく早くその場は終わりとなり、すでに予約してあるという2次会会場へマイクロバスで移動。でも、行かない方もいるというし・・・。

「帰っても大丈夫でしょうか」というと、いいよいいよ、私も帰るしって、ほんじゃまあいいかと、外に出てお見送りしてたら、ありゃりゃ、私だけ?えーいいのか、こんなことで、新米のクセに!!

5時起きだったとか、子どもが家で待ってる、とかを理由に笑顔でお店の方と一緒にお見送りしてしまった。まだ20時だったのに。

 

そして、「よかったら持って帰ったらどう?」というお言葉に甘えて、宴会の残ったチャーハンやら唐揚げやら、アンニンドーフまでしっかりいただいてきました。地元の中華料理屋さんだったんです。

 

お店の方と一緒にパックに詰めながら、いろいろ話していて、「ウエノさん社交的だもんねー」と言われたけど、いや、苦手なんですよーと答えるも、「でも、呑んでたよね」・・・しっかり見られてる。そして、素性も割れてる。

そうなのだ、社交的・・・なんだと思うけど、なんで苦手なんだろう。こういう時は、あー私ってほんとは引っ込み思案なんじゃないかと思ってしまいます。

だって、ほんとにくたくたに疲れちゃうんです。

それに、そう、数年前まではこういう場に出ることが多かったから、挨拶でもちょっとした話でもまあまあうまくやれたのに、どうも気の利いたことがだんだん言えなくなって、この前日もある会で少し話し合いをしたのだけれど、そのときも意図をちゃんと伝えられてなかった気がする。

歳をとってきて頭が回らないのだろうか、うーん。やらないとできなくなるんだろうか。

 

でも、おじさまたちのことはそんなにイヤじゃない。むしろ、数年前も今もずっと地域の人たちのために頑張り続けてるその姿に感動すら覚える。すごい!!って心から思う。

だって、私の父が生きていれば同い年くらいの方だって、こうして頑張ってる。だからこうして、地域の安全や私たちの生活が守られているのだ。(ほんとにそう思う。)

だから、話をするのは全然いいし、むしろ、お開きになったあと、昔PTAのときにお世話になった方に挨拶に行ったくらいです。だけど、宴会が苦手なんです。

 

たくさん女の人も二次会に行ったから、帰ってから子どもに「なんで行くのかなあ、楽しいのかなあ」というと、「お酒が飲みたいんじゃないの」という。そうか、そうだったのか、いや、真相はわからない。聞くに聞けない。仕方なしかもしれない。当然の任務としてみんな遂行しているのかもしれない。私がただのサボリなんだろうか。

 

昔はなんだかんだとそれなりにこなしてこれたことなのに、もうすっかり遠ざかっててオドオドしてしまう。なんて言ってるけど、一年後もおんなじことを言ってるのだろうか。慣れるどころか、毎回午前様になるまで「わーい。お酒だ、酒が飲めるぞ」なんて言って満喫するようになるんだろうか。

一年経ったら・・・、また報告します。

 

あ、これ、今さっき、返してきました。アンニンドーフを入れてもらったお鉢です。

  

これにたっぷりと。子どもたちのおやつになりました。

ごちそうさまでした♪

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やっちまった。

2012年02月27日 | 日々のこと

週末、子ども関連の行事や試合の応援、町内会の懇親会などで、ちょっとグロッキー気味だった私です。

昨日は早々に布団に入ってダウン。

普段宵っ張りで、睡眠は4時間でも平気な方なのですが、8時間近く寝てしまいました。

おかげで今日はからだも心も軽く・・・と思って出かけたのですが・・・。

 

どうも、なんとなくバランスが悪いらしい。

歩いていて、柱にぶつかりそうになったり、基本ぼおっとしているので、つい粗相をしてしまう・・・。

そして、やっちまいました。

無印良品に寄って、お気に入りのホーローのタッパを買おうとして、他の雑貨と手にもってレジに向かおうとして、わわわ・・・。

バランスを崩して落っことしてしまいました。

 

ホーローって、釉薬をかけて焼いてあるじゃないですか。だから、表面が粉々になって散らばってしまって。

家で使っているものもすでに使ったり洗ったりしているときにかちゃっとやっちゃって、角っこが欠けてるものもあるんですけど、お店で落としてしまうなんて・・・。

仕方ない、どうせまたこうなるんだし・・・と拾おうとしたら、そのとき。

お店の方が見えて、ささっと拾って「大丈夫ですか、おケガはないですか」と。「大丈夫です、すみません」と言って持っていこうとすると、「片付けますよ」「いえ、買います」「いいですよ」と。

結局新しいものを買わせていただきました。

無印良品の方、本当にすみません。ご迷惑をおかけしました。

 

あー、大失敗。もっと注意深くならなくては。

 

新しく買ったホーロー容器は、これです。

  

小さいサイズがほしくて、やっと買いました。

タイルのカウンターで撮ると、洗面所みたいだなあ(^^;)。れっきとした台所です・・・。

 

これではイカン・・・と、このあと、ちょっと気分を変えるために、スタバに行って、少し休憩。本を読む。

短い本だったから、すぐに読み終わって、しばらくぼおっと過ごして帰ってきました。

少し気分転換できたから、また今週がんばろう!!と思います。でも、ぼんやりしている時は、出かけるの、やめよう(^^;)。

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映画「しあわせのパン」観てきました。

2012年02月24日 | 日々のこと

久しぶりに映画を観ました。っていっても、すでに3週間経過。

とってもよかったので、どう書こうかなあ・・・と考えているうちに、また後回しになってしまってました。

 

映画でも展覧会でも、公開終了間際に駆け込みが多い私ですが、これは封切り後すぐに見に行ったのだった。

たまたま数時間空いた日があったので、もしかしたら今行けってこと!?と、すぐネットでチケットを取って、車を飛ばして行ってきました。

 

映画って、昔はこうじゃなかったですよね。人気のロードショーなんか、前の回の最後のほうでもう中に入って、席を確保すべく後ろの方に立ってダッシュの用意。

だから、一番観たくないクライマックスはしっかり予習できてしまうという、がっかりな感じ。

・・・こんな話を子どもにしたら、いつの時代?って取り合ってもらえなかった。ふん。贅沢なやつらめ。

 

 

さて、「しあわせのパン」

この映画を知ったのは、アフタヌーンティーのメルマガ。ティールームでこの映画のコラボパンを作るという記事があって、それでサイトを見に行って。

そしたら、主題歌が矢野顕子さんと忌野清志郎さんの「ひとつだけ」で、2週間だけ「幻のライブ」の限定配信がありました。

「ひとつだけ」。

この歌は私にとって、とっても大切な歌なのだ。その歌のライブ映像。あったかくてやさしくて、期間中、何回も何回も見に行きました。

映画のサイトもとてもあったかく、素敵。これは絶対観ないといけないんじゃない!?・・・そんな思いが私を包み、劇場に向かったのでした。

   映画「しあわせのパン」公式サイト → こちら

 

 

映画の舞台は北海道・洞爺湖のほとりの小さなまち、月浦。この響きだけで惹かれてしまう。月が好きだから。

ここの湖が見渡せる丘の上に、東京から移り住んだ、りえさんと水縞くん夫婦が営むパンカフェ「マーニ」があります。

ここには宿泊設備もあって、日々いろんなお客さまがやってくる。そんなマーニの日々は全編あたたかさに包まれています。

 

そこには、私が好きな、日々の暮らしのエッセンスにしたいものがいっぱいです。

手作りの食事、かまどで焼かれた焼きたてのパン(めちゃくちゃおいしそう)、淹れたてのコーヒー、丁寧に煮込まれたポトフやスープ、採れたての野菜、きれいな景色に澄んだ空気、ナチュラルな木でできた家具、白い食器に木のカトラリー。そして、気のおけない友だちとの会話。

どれもこれも見ていてうれしくなるものばかり。でも、わぁっとあたたかさを感じつつも、なぜかさびしいのです。

 

パンの焼ける音、コーヒーを淹れる音、カトラリーのふれあう音、おりょうりの音、・・・好きなものばかり。でも、それもしあわせを感じるものなのに、なぜかかなしい。

かなしい音があるというのを初めて知った気がしました。いや、知っていたかもしれないけど、初めて気づいたというのかもしれません。

 

りえさん(原田知世さん)と水縞くん(大泉洋さん)は、とってもすてきな空気の漂うご夫婦。互いに深く思いやっている。ふたりにふれるひとはきっとしあわせな気持ちになる。でも、このふたりは少しさみしくてかなしい。

あたたかいのに、あたたかいと感じるほどさみしい。

笑顔がふんわりと包み込んでくれるのに、なぜかかなしい。そんな気がしました。

 

 

しあわせってなんだろう。観ながら、観てから、ぼんやり考えました。

しあわせそうに見えても、人は何かしらかなしみを抱えているように思います。

それは理由がわかるものもあれば、何かわからないけどそこはかとないかなしみもある。

かなしくて笑えない日もあれば、笑いたくなくても笑う日もある。そして、よけいにかなしくなることも。

 

十分しあわせで不足はないのに、でも澱のようにたまるかなしみを感じることを、罪悪のように感じていたことがありました。そして、そう感じる自分をさらによくないと思うことで、果てしないかなしみの中にいました。

でも、きっとしあわせとかなしみは隣り合わせ。

かなしみの気持ちを知っているからこそ、しあわせであること、今こうして生きていることの有り難さをより感じられるのかもしれない、観終わったあと、ぼんやり思ったのでした。

 

映画の中には、何度もパンをわって分け合うシーンが描かれています。焼きたてのパンを分け合って、口にほおばって、おいしさを分かち合う、心がつながる、とてもあたたかかったです。

そういえば、私もそういう風においしさを分け合う食事をしたことがあります。とてもしあわせな時間。一度きりでもその記憶はいつまでも私をしあわせにしてくれる。

そういうふうに人と関わっていきたい、ふとそう思いました。

 

 

とてもあたたかい映画です。

ていねいに、スタッフの方が愛情をもって創られたことがよく伝わってきました。涙腺弱い私は何度もうるうる。

映画のパンフが、またとてもいいです。小さいブックレットみたいで、パンやお料理、カフェマーニ、月浦の景色などの写真がとてもきれい。読み物もよくて、時々手にとりたくなる、そういう1冊です。

原田知世さんは美しくてかわいらしいし、大泉洋さんはおさえた演技で、寡黙でやさしさ漂う愛情深い男のひとで素敵。

もちろん、主題歌のすばらしさ。

思い切って観に行ってよかったです。

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2月23日の「ひとみさんのおうちごはん」~お豆づくしで~

2012年02月24日 | ひとみさんのおうちごはん(ママスハウス)

昨日のママスハウス 「ひとみさんのおうちごはん」は、お話も試食も全部お豆づくし。

赤ちゃんのインフルエンザで来られなくなった方がいらして、6組のご参加となりました。1才過ぎると病気にもかかりやすくなりますね。でも、お母さんは残念残念。また次回。

 

 

おそらく一番身近であろう「大豆」を中心に、簡単な茹で方、冷凍保存の仕方、いろいろなお料理に使うときのコツなどお話させていただきました。

質問も飛び交う、活気のあるいい雰囲気の中で、楽しい時間になったのではないかと思います。

ゆでただけの大豆も食べていただき、缶やパックのとはちがったおいしさを感じていただけたのではないかしら。

参加者の方々は皆さん今まで乾物のお豆を使ったことのない方ばかりでしたが、「この日参加したら煮てみよう」とすでに買って臨んでくださっている方や、「帰ったらいただきものの黒豆を煮てみる」とおっしゃった方もいらして、お話させていただいた私はとてもうれしかったです。

でも、いつもいつもは難しいのかもしれません。

缶詰などのお豆をおいしく食べるコツもお伝えさせていただきました。

 

 

大豆の他には、前日のブログに書いた赤いお豆の話を。

 茹でたらこんなふうになりました。

これは「紅しぼり」といいます。これ、すごくおいしい。ハマリそう・・・。

 

 

さて、今回はいろいろと、でも全部豆づくし。ひとりで勝手にワクワク。早く食べてほし~い♪と思いながら並べたところ。

これに、簡単な野菜とお豆のスープを初めに作りました。

皆さんがいらっしゃる前に仕上げておくつもりだったけど、やっぱり作り方を見て欲しいと思って、お話しながら順々に。

作ってしまっておいたほうが落ち着いてやれるのですが、一番知りたいのは手順ですものね。人数がそれほど多くない時はこんなふうに進めたいと思っています。

おだしはもちろん昆布がベース。途中経過の味見もしていただいて、赤ちゃんには取り分けて先にどうぞ。ぱくぱく食べてくれる赤ちゃんも多かったですね。

 

 

さて、今回のメニューはこんな感じ。

お豆と雑穀ごはんのおむすび(黒豆、大豆、小豆、押麦、もちきび、もちあわ、たかきびが入ってます)

お豆のサラダ

紅しぼりの甘煮

春の彩り野菜とちょっっぴりお豆のスープ

大豆とチーズのマフィン

三年番茶

 

 

ちと張り切りすぎちゃって、試食というよりちょっとしたミニランチ風になりました。

お豆はお料理によってゆで時間も変えているので、食感のちがいも楽しんでいただけたのではと思います。

マフィンは家にあった子どものお弁当のギンガムチェックの仕切りカップを使ったので、なんだか私っぽくない?かわいい感じに見えるかしら。

 

 

 

あー、楽しかった。お豆はやっぱり楽しい。

張り切りすぎたのか、昨夜はパソコンに向かったけど全然書けずに終わってしまいました。

でも、今も楽しい気持ちは続いています。

素朴でかわいい、調理法によっていろんな表情を見せてくれるお豆さん。いいなあ。そんなふうな女に私はなりたい、なんちゃって。

 

 

お豆特集はまた来年2月の予定。

でも、これからも毎回、お豆含めて何かしら乾物が身近になる話や試食を含めていきます。またぜひ次回、お待ちしています。

みなさま、ありがとうございました。

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あさりと菜の花のパスタ

2012年02月23日 | ごはん

 

「おうちごはん」前日。一日、お豆ラブラブモードで過ごしました。

いろいろ作って、食べて、食べて・・・。お豆ってつまみやすいから、ついついつまみ食いして、子どもも横からつまんで・・・結構なくなってしまった。

でも、「試食」だし、少しずつあればいいか、なんて思いながらいつもいろいろと作ってしまいます。

 

 

そんな一日だったけど、お昼は気分を変えて、春の気分のパスタを作りました。

子どもたちが試験中で早く帰ってきてみんな食べるというから、じゃあガッツリとパスタがいいかと。

買い物に行ったら、あさりが安かったので、よし、これを使おう。

 

帰って急いで塩水に浸けて砂抜きをして。その間にいろいろ準備。

ちょうど昨日「大地を守る会」で菜の花が届いてたから、本当はこれとベーコンでペペロンチーノ風に作るつもりだったんだけど、あさりと合わせたらそれはそれできっとおいしいはず。

茎は太いけど、見た感じ、やわらかそう。大きめのざく切りにしました。

 

フライパン(ていうか、ステンレスの中華なべという、ヘビロテもののなんだけど)にオリーブオイルを入れて、薄切りにしたにんにくと鷹の爪何本か。火にかけて弱火で香りを出します。熱くしてしまうとこげこげになってしまうので注意。

火を強めて、菜の花を茎、花、葉の順に入れてさっと炒めて取り出しました。これは結構やりにくかった。にんにくが絡んでくるので。パスタを茹でるときにさっと湯通ししてもよかったかもです。

で、そこにあさりを入れて、じゃあっと炒めて、ワインをいれて、ちょっと蒸し煮。

殻があいたら、菜の花を戻して、この間に茹で上がったパスタを入れて、塩こしょう。茹で汁も入れて、かき混ぜてできあがり。

最後に、オリーブオイルを回しかけてさあどうぞ。・・・これは、もこみちクンの真似してみました♪

(毎朝、モコズキッチン、見てるのだ ^^)

 

 

写真撮るのに、ちょっと山盛り過ぎたかな。みんな食べ盛りなので・・・。

でもまあ、さっと簡単に作ったけど、あさりの旨みが菜の花と絡んで、とってもおいしくできました。こどもにも大好評。

あさりっていい仕事してくれるなあ、と思ったお昼のひとときでした。

 

さあ、起きたら、「ひとみさんのおうちごはん」。楽しい時間になりますように。

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