ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

8月31日のフクザツ。

2012年08月31日 | 日々のこと

昔なら、8月31日って、宿題の追い込みで大変だった、なんとなく追い立てられる、いや、追い詰められる気分の日だった気がします。

今は夏休みが終わるのが早くなって、横浜の小中学校はもう今週から授業開始しているし、当然慌てて宿題をしなくてはならなかったのはもう先週のことで。

高校生は開始日がずれてるけど、まあもともと宿題も小中の頃とはちがうので、とても変な感じだなあと思って今日を過ごしていました。

私は子どもの宿題はあまり手伝ったことがなくて、(覚えてないだけかもしれないけど)、ちゃんと終わったのか?ってやきもきしながら口うるさくしたり、チェックして余りにも汚いときは書き直しなさいとか、そういうのをカレンダーや時計をにらめっこしながら「大丈夫か?終わるのか?」とキリキリしていたのが母親になってからの夏休み最終日だったけど、今でもこのキリキリ感がなんとなく蘇ってくるんですよね。

残ってる宿題はたいてい、読書感想文、それと、夏休みの予定表みたいなの。

小学校も中学校もそういうのがあって、出来事とひとこと感想を書くんだけど、・・・まあ、これ以上は言明を避けます(^^;)。

ということで、自分の中には「8月31日」という音だけで追い詰められてたような感覚が残ってるし、でもそういえば今日は金曜日だし、全てが中途半端。

明日からまた新しい始まりだとも思えず、なんとも落ち着かず、けったいな一日です。

まあこれも決まった勤めのないお気楽な身分だから言えることだと思っていますが・・・(^^;)。

 

 

そんな落ち着かない気分の今日は、お昼から娘とたまプラーザに用事を済ませに行って、家に帰って遅めのお昼を食べようと思っていたのですが、歩いていて懐かしいお店を見つけました。

 

 

 「ラ・ベルコリーヌ」

 

ここはとってもクロワッサンやハード系のパンがおいしいパン屋さんで、もう10年くらい前かな、子どもが小さかったときにたまの贅沢で買いに来ていました。

お店で軽くいただくこともできるので、ひとりの時間ができたら寄ってみようとずっと思っていたのに、いつの間にか忘れていました。

そうだ、入ってみようか・・・。

 

パンとスープのセットは500円。お手頃です。

   

 

娘はかぼちゃの冷製スープ。私はミネストローネ。具沢山であっちっち・・・おいしかったです。

パンも温めてくれて、手に取ると、熱っ!!

ここのパンは噛み締めるととてもおいしい小麦の味がします。力があります。 

テラスでもいただけますが暑かったので明るい店内でひとときのおしゃべり。楽しかったです。

 

でも、結局これだけでは満足できず、ついついコーヒー260円を頼み、甘いものもほしいねとクリームパン150円も買ってふたりで半分こ・・・。まあいいや、ささやかな贅沢。

帰りにお店のパンにも使っているというくるみを買ってきました。

 

 

そのあと、東急に寄ったら、京都の物産展みたいなのをやっていて、お豆腐とゆばの試食などをいただいて、ひろうすを買って。

ぎんなんも百合根も入ってるのはなかなかこっちでは買えません。

甘辛く炊いて今夜の晩ごはんに。

冷蔵庫に残っていた冬瓜とモロッコインゲンと一緒に炊き合わせ、なすの田楽、塩鮭の切り落とし焼いて、かぶと赤じその浅漬け、島おくら、じゃがいもと玉ねぎとわかめのお味噌汁、雑穀ごはん。おっと、どぼ漬けも。

結構豪華やん。おなかいっぱい。

 

 

そういえば、今日の夕方の風は少しさわやかで、季節が変わる予感がほんのりしました。なんとなく落ち着かない一日はまたこうして終わっていきます。

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夏の履物 お誂えご報告

2012年08月30日 | 着物

 

昨日は着物を来てお稽古へ。

暑い。暑かったけど、お盆に着た時に比べ、これでも幾分日差しが弱まり風も変わり、わずかだけど着やすくなったのを感じながら、いざ。

足もとは先月浅草の長谷川商店で誂えた夏ぞうり。

浅草デート(^^)っていうことで書きましたが、その時のです。

 

「本日、浅草デート。」 → こちら

 

鼻緒をすげてもらうのはもう今月初めに終わっていたのだけど、何しろ足の具合が悪かったから新しいぞうりをおろして歩くのは、イマイチ気が乗らない。

だから、もしよくなったら昨日履こうと楽しみにしていたんです。

そしたら、まだ完治ではないけどずいぶんよくなったので、よし!!と思い切っておろしました。せっかく夏の着物を楽しむために買ったのに・・・って。

それが上の写真です。ジャーン、お披露目です(^^)。

 

わかりにくいと思うのですが、麻でできたぞうりです。

めちゃくちゃ涼しいとか汗をぐんぐん吸うとかそういうのはないけれど、でも、気持ちが涼しくなってきます。

そしてびっくりしたことに、想像以上に履きやすい。

鼻緒は痛くないのがいいよ・・・って教えてもらったけど、どれがいいのかわからない。

それに私のは共布でセットになったのだし・・・と思っていたら、長いこと履いても疲れません。キツいように感じた足の指先も長くはいてても全然痛くならないの。そして、ほどよく歩きやすい。裏がビロードになってるからだと思います。

底は3段になってるからある程度のところには履いていけると教えてもらったのだけど、正式の場は避けます。フォーマルな素材ではないですものね。だから、お稽古にはちょうどいいかなと思いました。

 横から見たところ。

撮るいい場所がなく、ウッドデッキです(^^;)

 

うーん、履き物ひとつでとっても気持ちがワクワクします。あーとても贅沢。でも、ここで買うとお手頃価格で誂えられました。

 

 こんな箱に入ってました。「御誂」・・・この文字だけで何だか気分上々に。

 

 

 

この時一緒に作った長男の下駄は・・・。

 

ほれ、この堂々の姿。会津桐です。底はゴムのついたのにしました。これだと浴衣にも着物にも使えると、お店の方に教えていただきました。

見ていて、・・・ちょっといいなと羨ましくなります。だって、息子のはちゃんと鼻緒も選んで決めたのですから。そして、取りに行ったときに調整もしてもらったみたいです。

私はその時足が痛くて歩けなかったので、息子に持ち帰ってきてもらいました。私のも、また持っていくと調整してもらえるでしょう。

 

 

並べて撮ってみました。光のかげんでちがうものに見えます。

  

 

 

 

この履き心地のよさ、誂える楽しみ、そして、壊れてもまた直してもらえる安心感。これはめちゃくちゃ幸せです。

まだ9月は履けるでしょうし、そしてまた来年、再来年と、夏に着物を着る楽しみが増えました。

 

さて、もう明日で8月も終わり、着物も単衣(ひとえ)に変わっていきます。

お気に入りの薄桃色の薄物は来年まで着られないと思うと、ちょっとさびしいけれど、また来年を楽しみに。早めにお手入れに出さなくっちゃ。

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さんまの甘辛煮

2012年08月29日 | ごはん

 

昨日は「大事故(^^;)」の記事を書いたあと、夜は11月の料理講座の写真撮り。

この暑さの中、秋冬野菜を使ったほかほかあったまるお料理をつくらなくちゃいけない。その前に買い物に行って秋冬野菜を集めるのが大変でした。

いえ、スーパーに行けばもちろん普通になんでも揃うのですよ。でも、自分で調理するものは意識して旬以外のものはなるべく食べないようにしているので、普段と目的のちがう買い物をするのはなんだか違和感というか、罪悪感にも似たものを感じるのです。

そんなに神経質になってるわけじゃないですけどね。

でも、今の時代、直売所や自然食品店などで買わない限り、意識しないと何が旬かわからなくなってきていると思います。有り難い面もあるものの、意識しないと紛れてしまうわからなくなってしまう、自動的に流れてしまう・・・他のことでも同じだなと思います。

 

 

まあそういうわけで、昨夜の晩ごはんは根菜を使ったお料理を中心に写真撮りしたメニューを並べたのですが。

買い物してるときに「これだけだったらきっと子どもから仕事のために作ったものばかり・・・ってチェックが入るんでは」と思ったのです。

それでさらにウロウロしてたら、おお、ぴかぴかの生さんまが出始めていました。

うーん、食べたいなあ。これを煮付けにしたい。・・・とむらむらきてしまいます。

でも、肝心なのは撮影する数品を作ること。だから、これに時間はかけられない・・・。

と見ると、「はらわた処理済み」と書かれた2尾入りがありました。おお、これは頭が落とされ内臓もないのか、うーん、気が進まないけど特別、これを買ってみよう。

 

家に帰って、お料理、撮影の準備もできてから、さんまを取り出すと・・・、ほんとだ、全部処理されきれいに洗ってあります。

これは楽です。あっという間にかかれるじゃありませんか。

でも、私、さんまのはらわたの掃除をするの、結構好きなんです。だからちと残念。

 

そんなこんなでそのさんまをさっと洗ってぶつ切り。そうしてそれを平鍋にいれて、しょうが、酒、みりん(味の母)、濃口醤油と水でひたひたにして火にかけます。

途中でアクがでるからそれは丁寧に取ります。

そうだ、お砂糖も少々足さなくては・・・と思って見たら、むむ、ない。普段お料理にはたまにしか使わないから切れてたのを忘れてたんです。

 

どうしよう、そうそう、ずいぶん前に来客用に買ってあったアフタヌーンティーの角砂糖があった、あれを入れてみよう。

うーん、そんなに悪くはないけど、やっぱり白砂糖だなあ、いつもの粗糖にあるうまみやこくが感じられない。まあ今日は仕方ない・・・とそのまま調理。

今回は長男が力を貸してくれ、デジカメで撮ってくれている間に、ほらできた。火を止めて、あとは余熱調理で。

 

はらわた処理済みのおかげ?で、手早くしあがった甘辛煮は作るのも食べるのも大好きなおかず。

まだまだ暑い夏の夜、さんまのおかげで少し秋を感じる満足な一品となりました。

 

 

写真は今朝の朝ごはん。ささっと撮りました。

夜の間にまたいっそう美味しくなっていて、また今朝もごはんが進んだぞ~♪

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私ったら、もう。・・・大事故!?(^^;)

2012年08月28日 | ごはんやひとみ

今日は朝からずっとパソコンに向かってお仕事。

夏季休業中だった、「ごはんやひとみ」。8月いっぱい休んで9月からまた・・・と思っていたら、そんなゆうちょなこと言ってられなくて。

今日締切の原稿やら何やらでアップアップ。

なんせ、足のことやら子どもの部活や学校説明会やらで休むといってもごはんの仕事を休んでいただけで、家事も子育ても夏休みは普段以上に次から次へとやってきます。

でも、今日は原稿とお料理の写真と私の顔写真まで送らないといけなくて、ぼんやりした頭をフル回転して昨日から格闘してました。

一度なまったものは体も頭もなかなか回復しません(^^;)。

ううっ。

とにかく晩ごはんはおいしいもんを作ろうと、いかをさばいておなすと炊いて。なかなかいい出来(^^)v

やっぱ、美味しいもん食べたら元気になるねえ・・・。

 

 

なんて思って、台所の片付けして、次の日の準備もして・・・と。

最後にどぼ漬け(ぬか漬けのことを京都ではこう言ってました)をかき混ぜて朝の胡瓜を入れなくちゃ、おっとっと、先にお米に押麦を入れないと、お漬けもんのにおいが移ってしまうやん。

とか考えながら手を動かしてたんです。

さあ、あと少しだ。早く座りたい・・・。

 

 

で。ふと見ると。

 

ん?

なんだか変な写真でしょうか。けっして怖いもんではありません。

おわかりでしょうか???

 

 

この白いのは押し麦です。そして、この陶器の中のものは・・・。そう、ぬかどこ。

私ったらぼおっとして、お米に投入すべき押し麦を、横にあったぬか漬けの容器に何の疑問もなく入れてしまったのです。

ひえ~、私ったらひどい。情けない。これはあかんわあ。

 

 

げっそりめげつつ、これはもう仕方ない。とにかく元通りにしよう。

押麦・・・入れといたらもしかして発酵が進むやろか。いや、水分が多めの時だったらそれを吸ってくれて、取り去ればいい感じになるかもしれない。

ところがどっこい、今ちょうどいい感じなんです、ぬかどこくん。

かさが減ってきたからこの前炒ったぬかを足さないといけないくらいだけど、バランスも酸味もやわらかさもちょうどいい感じ。これを崩すのは忍びない。

 

それで、泣く泣く、この押麦をそおっとそおっと取り去りました。なるべくぬかが減らないようにていねいに。

・・・ふぅ。無事に終わりました。

ふと、子どもの時に、お米やごはんを粗末に仕掛けると「あんた、あかん、目ぇつぶれるえ」と母に言われたことを思い出します。

麦だけどおんなじ。穀物の仲間。うう、どうしよ、ほんまほんまにごめんなさい。神サマに心の中でつぶやきながらゴミと一緒に捨てさせてもらいました。

 

 

あかんなあ、でたでた、注意力散漫になるクセ。慌てると失敗するクセ。

こんな基本的な毎日してることで大失敗。これは私にとって大事故だ・・・。

それで昨日はそのあとは原稿のことは考えず、子どものことと自分が寝ることだけを考えることにしました。そして、いつもより少しだけ早く床につきました。

 

 

今朝起きたら、おいしいお漬けもんがいつもの通り漬かっていました。

よかったあ。うーん、これだけでごはん進むわあ。夏の朝ごはんはやっぱりこれ!! きゅうりとみょうがとなすの古漬けです。

画像はありません。撮ってる暇はない。忙しい朝、いえそれ以前に食欲には勝てません。

お昼も残り物とお漬けもんで済ませ、しっかり充電。その前に原稿もでき、送って、さっきOKも出て、よっしゃあ。

買い物にも行ってきたし、さてこれから料理です。夜は写真撮り。一気にいきます。でも落ち着いて。

もう事故はこりごりです(^^;)。

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夏のにおい

2012年08月27日 | 日々のこと

夏のにおい。

葛のにおい。

なつかしいにおい。

 

 

あれは、小学生の頃。夏休み、学校のプールの帰り。

田んぼのあぜ道をじりじり照りつける太陽の中歩いた日の記憶。

そこらじゅうで感じた甘い香り。

 

ゆっくり歩くと片道1時間の道のりをてくてく歩く。

その間に何度もしたにおい。ずっと漂っていたにおい。

 

葛のつるの伸び方は強靭で、道の傍の大木も、コンクリートで固めた土手もなんなく覆い尽くしていた。

こわいような不思議な胸騒ぎのする、でも吸い寄せられるにおいだった。

 

 

母になって、子どもが小さいころ、夏のお散歩でこのあたりを歩いたときも感じたにおい。

ニュータウンの開発真っ只中で、夏になれば造成された土地の土留めに広がっていった葛のつる。

つないだ子どもの小さい手が汗ばんでいたのを思い出す。

砂遊びの道具や足でこいで乗る手押し車とともによみがえる思い出。

 

 

隣の空き地に大きな葉っぱをつけた蔓が広がったときは閉口した。

なんてったって、カメムシが好んでやってくるから。洗濯もののところにも飛んできて、ヘタするとにおいが付いてしまう。難儀だった。

 

 

数日前、家の周りを歩いているとふと見つけた葛の茂み。

私の何倍もの高さで生い茂っている。

隣の電信柱も順調に占領されてしまっていた。

つる物はなんとなく怖い。できれば近くを通りたくない。でも、ついいつもとちがう通りを通ったら、遭遇してしまった。

でも、なつかしさは香りとともによみがえり、息を吸い込んでみた。

 

 

もう少ししたら、きれいな花がめだつほどに咲くだろう。そして、香りももっと強く広がるだろう。

その前にまだほのかな、夏に感じるなつかしい、葛のかおり。

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ふたりごはん

2012年08月25日 | ごはんよもやま話

一昨日はひさしぶりにふたりごはん。

なんだかちょっとドキドキ緊張する(#^.^#)

相手は・・・次男なんですけど。

 

 

イマドキの中学生は忙しい。夏休みも夏期講習でほとんどいない。夕方で終わっても、暑い家にいるより快適だと言って塾に夜までいたりする。友だちといるのが楽しい・・・も大きな理由だろうけど。

目の前にコンビニがあるからお腹が減ったらそこで買う・・・というけれど、たまにはいいけど毎日それが続くのは心配になる、というより、私はそれは許せん!!です。

なので、おにぎりを4個ほど持っていく。それと冷たい三年番茶。もしかしたらそれプラス「肉」とか買ってるのかもしれないけど、そこは関知できない。信じるか黙認するしかない。

でも、おにぎりを持っていくだけでもマシだと思ってる。これは自分で持ってくと言ってくれた。よかった。コンビニのよりおいしいんだ、きっと。もしくは、この前熱出したから、食の乱れは体調の乱れって自分で思ってるのかもしれない。

雑穀ごはんに中味は自家製梅干か私が炊いた塩昆布。それである程度おなかはふくれてそれほど他に食べられないはずだから。

だけど、なるべく一度夕飯を食べに帰ってくるように言っている。夜遅く食べさせるのはあまりしたくない。自転車で片道5分ちょっとだから、食べてまた行く。

 

それが、この日は塾がお休みだったんです。そして、うちは5人家族だけど他のメンバーはいろいろでいなくてふたりだったのです。

よーし。なんだか久しぶり。好きなもの作ったげよ。

 

と、思っていたのに、ほら、この日は具合悪くなってグルシクて寝てた日。うう、ふたりだったらもうどっかに食べに行っちゃおか。それでいいよ・・・という息子。

 

いやいや、コンビニはあかん、遅い時間もあかん・・・なんて言ってるのに、外食は今日はあかん。家で普通に食べられる日だから。

・・・、とゆるい服に着替えたらちょっと楽になったので、ささっと作ることにしました。

 

 

とりあえず30分で作れるものを作ろう、そしてなるべく好きそうなものばっか。

できたできた、できました。

 

雑穀ごはん、なすとえのきと豆腐の味噌汁、鶏もも肉・おかひじきと舞茸のソテー、もずくときゅうりの酢の物、島オクラ、どぼ漬け(きゅうりとかぶのぬか漬け)。

せっかくのふたりごはんなのに、いつものフツーのごはんになってしまった。

でも、でも、全部おいしい。全部好きなもの。

もずくは能登の天然もの。さっと湯通ししてから酢の物にするから、ちとひと手間。これがとってもおいしい。

それから、島オクラ。沖縄のこのオクラは甘みと滋味があって茹でただけでおいしい。なんにもつけず、このままぱくぱく食べる。

いつも取り合いの島オクラも、お肉も、好きなだけ食べていいよ。・・・これだけで喜んでる。

 

なんだか気分がよくなってきて、そうだ、期間限定ふじりんごのシードルをあけよう・・・といそいそと取ってきたら、息子がじろり。

「お酒?」って。

いや、その、ジュースみたいなもんだし、ちょっとだけ、なんとなく。妙に焦る(^^;)。

そのせいだったのか、お茶を湯呑に入れようとして、空っぽになった切子の器に入れてしまった。げっ、ちょっとお酢が残ってた・・・。

くすくす息子が笑ってる。くそっ・・・と思いつつ、なんだか愉快。

 

こうしてささやかだけど楽しい晩ごはんもごちそうさまでした。食べに行かなくてよかったな、こんなのだけどおいしく食べてくれたようだ。

私もとってもおいしかった。

 

 

そういえば、昨日もふたりごはん。こっちは娘と。息子はまた塾で、一時帰宅のパターンだったけど、その前に娘とふたりで食べたから。

雑穀ごはん、玉ねぎとさつまいもの味噌汁、賀茂茄子田楽、豚肉とゴーヤと舞茸の炒め物、しめさば、どぼ漬け、そしてまた島オクラ。

前日よりちょっぴり豪華かな。お腹いっぱい食べて満足。

 

娘との時間も楽しい。でも、前日の息子との時間はまたちがったな。この先成長していくとまた変わるだろう。兄ともまたちがうだろう。

それが楽しみでもあり、ちと不安でもある。

でも、食べることが好きならばこの先も楽しい時間はきっと持てるよ、きっと・・・と自分に言い聞かせる。

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ニコタマ・スタバでリフレッシュ♪

2012年08月24日 | スターバックス

 

今日は午前中、日本橋の「三井記念美術館」へ。

昨日は老化現象が進んだばあちゃんみたいなことを書いてしまいましたが、寝る前と起きたときにちょっとストレッチをやってみたら気のせいか今日はマシになっていて。こういう時は出かけたほうがいいと思い立ちました。

今やってる展覧会が日曜までだったから、今日しか行けなくて慌ててとりあえずだったのですが、いい気分転換になりました。

足は疲れたけど、じっとしてるよりいいなと思いました。

それに、ほんとは心配してるのは「老化」より「太ったかな」ってこと。昨日の記事を読んだ人が「筋肉が脂肪に変わったのでは」とメールをくれたけど、ひえーそうなんかな~、いや、もともと筋肉自体がない、いや最低限あるそれがかしら・・・。

まあ、三井のことはまた書けたら書きます。

 

 

ここには美味しいお店がたくさんあるからお昼を食べたいところだったけど、所用があってそのまま二子玉川へ。

そして、娘と待ち合わせして、玉川高島屋7階のスタバでランチ。お茶、じゃなくランチ。

ここはお気に入りで・・・といってもたしか一年ぶり。去年ブログに記事を書いて以来行けてなくて、ちょっとうれしい。

 

この店舗はいくつものエリアに分かれてて、とても広い。そして、メニューはボリュームたっぷりのサンドイッチもワンプレートのセットもあるし、ケーキや焼きたてパンやデニッシュ、スコーンもあって、楽しいのです。

 

カウンターでケーキから順番に注文していくのだけれど、娘と相談して、クラブハウスサンドを半分こして、ケーキをひとつずつ頼むことにしました。

それが上の写真。

サラダがたっぷり。上にのったドレッシングとフライドオニオンがおいしい。

クラブハウスサンドはラタトゥイユ?夏野菜の煮込みみたいなのが入ってます。トマト味にとろけたチーズが絡まってとてもおいしい。温めてくれるので、とろりとしてるし、焼き色がついたパンもおいしい。

 

そして、ケーキはこの2種を頼みました。

角度がうまくいかず、こんな写真ですが(^^;)、ロールケーキと洋梨のシブースト。シブーストはちょっと甘めだったけど、どちらもおいしかった。当然娘とナイフで半分こ。

 

実は、サンドイッチを食べ終わったあと、「むむむ、なんだか物足りない・・・」と追加することに。

カウンターに行ったら、チョコのスコーンが焼きたてで、まだ熱いてっぱんの上にのってました。わー、あれを注文しない手はない!!

 

焼きたてスコーンはお皿にのせてもらって席についてもまだ温かくホカホカで、即座にまたナイフを入れて半分こ。

わ~。めちゃくちゃおいしい。他のお店でも食べられるスコーンですが焼きたてはそれだけでごちそう。写真を取る暇も、いやそんなこと思いつく間もなくふたりで一気に食べてしまいました。

 

 

座ったのは窓際のソファーの席。明るくていいのだけど、今日は暑いくらい。

窓から見える眺めも・・・眺めもgoodと言いたいとこだけど、いや、イマイチなんですよ、それが。

 

ほら、これですよ・・・。

二子玉川の駅と電車と、多摩川の河川敷も見えるんだけど、このビル群が立ちはだかって、このとおり・・・。

網目模様は危険防止で仕方がないとしても、この景観はとても残念(^^;)。

でも、それでもこの窓際の席に座って娘と二人おしゃべりのひとときはとっても楽しかったです。

 

そのあと、地下で買い物やぶらぶらを楽しんで程よい時間に帰ってきました。

楽しくリフレッシュできた時間。

日本橋、玉川高島屋とハイソなところをハシゴしつつ、庶民のちょっと贅沢でした。

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一気に老化!?

2012年08月23日 | 日々のこと

なんだか今日は苦しい。息がしにくい。体が思うように動かしにくい。

どうしたんやろう、気持ち悪くなってきたしちょっと横になってこよう。

・・・そんなことを朝も午後もしてすごしてしまった今日。夏バテかな、とにかく苦しいよ~。

 

外は今日も暑かったけど、家の中に入れば結構風も入ってきて扇風機だけでもまあまあ過ごせる感じだったから、ちょっと一日片付けをしようと決めていたのに。

ちょこっとやっただけでへこたれる。なんでやろ・・・と思ってふと、ん?着替えてみよかと思う。

今日は少しピタッとしたものを身に付けていました。といっても、ただの普段の格好。でも、なんだかこれがイカン気がする。

 

上から下まで少しゆったりしたものに変えてみると、あらら不思議、いや思ったとおり、楽になりました。

うーん、もしかして太ったのかもしれない。だから、グルシイのかも。

 

思えば、ここ3週間くらいの運動量はめちゃくちゃ少ない。運動というより動きが少ないというか、左足に原因不明の湿疹ができて以来、お出かけも最小限。家の中にいてもなるべく歩かなくていいようにしてきた。

歩くときも痛かったし、治ってきた今もお薬を足の裏に塗るとしばらくは床につけないようにして歩くから、めちゃくちゃバランスが悪い歩き方で、今や普通に歩くのってどうするのか、どういうふうに足をつくのかわからないような感じになっている。

そして、足首の筋肉が弱ってきたかのようで、やっぱり使わないとテキメンくるんだろうか。

よく入院すると歩けなくなるとか途端に老化の一歩をたどるというけど、ひゃー、早くも私もその域に入ってしもたんやろうか。

美しい動きができるようになりたいと、最近は「姿勢」に気をつけてきたけれど、そんなことどっかに飛んでってる。

 

もしかしたら、ものすごい体重増加を遂げてるかもしれない。そういえば、1ヶ月半で10kgやせた人の話を聞いたばかり。私はその逆かも・・・と心配になって、さっきおそるおそる測ってみたら・・・大丈夫でした。全然変わってません(^^;)。

でも。服がキツくなってるのはなんでやろ。急に3週間で体型変化ってするもんやろうか。ここで変化ないように見せて油断させといて一気に知らぬまに・・・とかで騙されたらどうしよう。ん?いったい誰に?

 

 

と、くだらないことを考えていたのですが、とにかく足腰が弱っているのは事実みたい。

これではいけない、何もできない、立ってても歩いててもすぐ疲れてしまう。

とにかく何かしなくては・・・と明日の朝は早速ラジオ体操でもやってみようか。あわわ、早く寝なくては。おやすみなさいzzz(^^;)

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六本木ミーティング♪♪

2012年08月22日 | ごはんやひとみ

今日は六本木へ。

と言っても遊びやランチではないのです。(ちと残念 ^^;)

11月に「大地を守る会」で料理講座をさせていただくことになったので、その打ち合わせで「大地を守る会」六本木事務所へ。

 

ちょうど1年程前にも「六本木ミーティング」と称して記事を書きましたが、そのときも打ち合わせ。

それから、今日までの間に「ひとみさんのおうちごはん」や「つづき・ひとの『わ』ランチ」で食材や調味料提供でご協力いただいてきましたが、今度は料理講座です!!

 

 

大地を守る会とのご縁は、十数年前に関西から横浜に引っ越してきて、安全安心な食材を提供してくれる宅配を探していた時から始まります。

長男が生後すぐ卵アレルギーとわかった時から食の勉強を始めた私は奈良にいたとき「よつば連絡会」というところで宅配を頼んでいました。

横浜でも同じように厳しい基準で食材を選定していたところを探していて、ひとづてに知ったのでした。

それからまた数年して、ご縁があって、2001年には自宅で料理教室をさせていただいたり、取材にも来ていただいたりしたことも。その時は次男はまだ幼稚園にも上がっていなくていつも私のそばにひっついていた頃ですから、本当に長いお付き合いをさせていただいています。

 

最近の「ごはんやひとみ」のチラシやレジュメ、資料などをどさっと持って伺い、あれこれ話が飛びながら、気がついたらなんと2時間半!!

でも、おかげで講座のテーマも内容も決まり、心地よい充実感で帰ってきました。

 

特別にここでご披露。ジャーン!!

 

「ごはんやひとみの旬野菜講座」

 

え、そのままやん・・・って(^^;)

 

いや、これに至るまでには本当に本当に熱い議論が交わされたのだった。そして、やー、しっくりきたきた。

シンプルイズベスト。まさにそうですなあ。

 

おばんざいに限定することもなく、食育を語るのでもなく、旬の野菜を使って野菜の力をいただいて元気でここちよい暮らしにつながる毎日のごはんを提案できたら・・・きっと楽しい料理講座になると思います。

会員さん限定の講座ではありますが、またこちらでいろいろお知らせ等していきたいと思います。

 

 

夏休み宣言した「ごはんやひとみ」ですが、秋の教室やイベントに向けて、こうしてボチボチ動き出すことになりました。

早速今月末締切の原稿などなど、取り掛からなければ。

気がつけば足の方もかなり普通に歩けるようになってきて、少しほっとしています。まだ治ってはいないのですけど(長いんです 泣)、無理せず休み休みやっていこうっと。

秋、冬はまたおいしい野菜が出回る時期。楽しみです♪

 

 

打ち合わせが終わって見上げた空。

  

六本木・・・といえば、都会でおしゃれな雰囲気が漂うし、もちろんそういうエリアなのだけれど、夕方近くなって少し曇ってきた空はどこでも同じ。

ビルの頭と空と雲だけだと、どこかわからないくらい普通で、何となく深呼吸して元気に帰途に着きました。

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母校

2012年08月22日 | 日々のこと

所用があって、息子の母校へ行ってきました。

母校・・・というと自分のをいうのだと思うのですが、京都に帰ってもなかなか足を運ぶことはできず、残念。というより、最近まであまり自分の母校に行ってみようと心に浮かべることがなかったのが事実。

 

息子が卒業してまだ数年だけど、なんだか当時と違って見えました。

高校になるともう子どもの学校に足を運ぶことなどないと思っていたけどそうでもなくて、私は部活関係とか体育祭を見に行ったりとかするくらいだったけど、それでも懐かしい気分になりました。

オンボロプレハブの建物も(校舎ではないです)、初め見たとき牛小屋かと思ったほどの食堂も、夏の暑い陽射しを浴びてかえってとてもよい空気が漂っていて、いい環境で過ごしたのだなあとしみじみ。

すべて100円の自販機で飲み物を買い、日陰で少し涼を味わいながら、当時の子どもの姿を思い出したのでした。

卒業式で感じた以上になんだか感激してしまい、ひとり感慨深くなって帰ってきました。

 

そのころは身辺いろいろあって、入院中の母に会いに2週おきに京都に帰っていたことも。留守中の家事を子どもで分担させたり、お昼は買い弁かその古めかしい食堂でうどんにしてもらったり。もう大きくなったのだからと長男にまであまり気持ちを払えずにいたり、部活のお手伝いも最低限しかできなかったし、親としての責任がちゃんと果たせていたのかどうか。

でも、ここで確実に3年間過ごし大きく育ったのだと、先生のみならず校舎、グランド、靴箱にまで感謝の思いでいっぱいになりました。

 

 

そういえば、私の母校は今どうなっているのだろう。

中高、大学の話は耳にするけれど、小学校はどうなのかな。私が在学中に百周年を迎えたから今はえっと・・・。

大きなくすのきはそのままかな。たしか二宮金次郎の銅像があった。

百周年で大きな人文字を作った運動場は、大雨の日はあたりの田んぼの水が流れ込んで、完全に池になってたけど、今でもそうなのかな。いや、まさか整備されてそんなことはないだろうけど。

 

 

社会人になって勤めた幼稚園は統廃合のあおりを受けて、今はもうなくなりました。

いつまでも変わらぬものもあれば、知らぬまにそうしてなくなっていくものもある。

形ではない、思い出は生き続けると思っても、それでもさみしい思いはします。

今度京都に帰ったら見ておきたいもの、場所がたくさん出てきそうです。

 

所用で出向いただけなのに、いろいろなものを想った夏の終わりです。

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