ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

ひじきと大豆の炒り煮

2011年11月30日 | ごはん

一昨日の夕飯。買い物に行かなかったので有り合わせのもので作ることにしました。

こんな時にもっとも登場する定番は、やっぱりひじきの煮物。

最近いろんなところで作っていたけど、イベントとか教室の前は家では作らないようにしていました。家で普通に作ってしまうと、人様に食べていただくときになんていうのかなー、気持ちがくっとこめられないようなこわさを感じちゃって。大げさだけど。

でも、ほんとはごくごく普通に食べたいおかずなんだよね。

 

 

乾物だし、こんな時のために買い置きしちゃえるし、安いし、ミネラルも鉄分も豊富だし、おいしいし、家族みんなが好き。お弁当にも入れられる。

なんてスバラシイおかずなんやろ。

 

 

ひじきは私は乾燥を使います。もちろん、生ひじきでもいいんだけど。乾物はあれ?これだけ?っていうのが戻すとぐわんとたくさんになるじゃない。あれがうれしいの。なんか変かな(^^;)

 

水に浸けておいて戻ったらざるにあけて・・・ってのが定番だけど、私はいつも「おうちごはん」でお話しているように、中華鍋にそのまま入れてひたひたの水を入れてふたをして火にかけて、やわらかくなったらお湯を捨てて・・・。これだとざるにひじきがつまることもないし、ボールもいらないし。

いたって簡単でしょ。・・・って簡単に言うけど、頃合とかコツがあるのだ。ふふ。

まあ、何度かやってみるに限る。もしくは「おうちごはん」などに来て、実演をみてくださいませ(^^)v

 

 

 

ひじきをなたね油で炒めて、人参も炒めて、お水と濃口醤油と味の母とお酒を入れて煮ます。醤油と味の母(みりん)は同量くらい。

いつもはここで水じゃなくて大豆の戻し汁を入れるのだけれど、残念、最近忙しくしてたから、ゆでて冷凍して常備してるはずの大豆がない。ということは戻し汁もない。戻し汁は甘いから味の母(みりん)も少なくていいのだけど、今日は仕方ない。

と、水煮大豆の缶詰と細切りにした油揚げも加えます。

おあげは今日は京都の藤野の。これも冷凍して常備しています。ひじきにはとようけ屋さんのより、藤野のちょっと肉厚であっさりしてる方が合うと思うの。

おっと、干ししいたけも入れなくちゃ。いつものようにキッチンバサミでちょきちょきと小さく切って。

 

これでしばらく煮て、味見して、調味し直して。ちょっと塩を加えると味が締まります。

うーん、できたできた。缶詰だから、大豆がやわらかいけど、まあいつものとは別物ということで。

 

 

さて、どうかな、いつもとちがうけど、文句言われるやろか。ドキドキ。

 

 

ところが。

「おいしい!!」「いつもとちがうけど、なんか、妙においしい」「お豆が柔らかいけど、これはこれでおいしい」

うーん、なぜか大好評。

うれしいような。くやしいような。複雑。でも、おいしい!!って言われるとやっぱりそれだけでうれしいや(^^)v

 

と、一応写真を撮ったけど、ひじきの煮物っていつもいつもうまく撮れない。だから、ずっと書けてなかったけど、今日は載せました。

 

気合入れないで作ったからそれがよかったのかな。軽々とした気持ちで、何かのためではなくて、家族のためにただ作った晩ごはんのおかず。なんだかやさしい味になった気がしました。

 

 

それで、ってわけじゃないけど、一夜あけた昨日、こんな感じに詰めてみました。ひと晩置くとまたさらにおいしくなっててうれしい。

ちりめん山椒と、山椒昆布と、そして、このひじき。

詰めてたら、なんだかすごく楽しくなっちゃって、あー、なんかこうやってひじきとかお豆とかずっと毎日炊いて量り売りしてっていうおかずやさんいいなー楽しいなー、ってわくわくしちゃって。

割烹着きて対面販売とか、うーん、やってみたーい。でも、どこで。こんな住宅街のまんなかで売れへんやん・・・とかひとりで朝から盛り上がってしまいました。

 

 

あー、まずい、はよ行かな・・・って、これ持って出かけた先は・・・。

つづきはまたあらためて(^^)

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朝の上野公園

2011年11月27日 | 日々のこと

今朝10時の上野公園。

急に思い立って、朝早く家を出て、行ってきました。

日曜日の朝だけど、思ったより人影はまばら。広いからそう思うのかもしれませんね。

上野にはさみしいときよく行きます。

ここはいろんな人がいて、いろんな表情があって、どんなときでもやさしく迎えてくれる気がするの。

今日はさみしかったわけじゃないけどね(^^)。

 

 

いつもなら家を出るのがこんな時間なので、今日は少し早い到着。だからかな、おなじみの景色もちょっとちがって見えます。

 

 大きないちょうの木。

まだ色づきが今ひとつ。

 

 

 

木と木の間から見える空は道のよう。私はこの道がすき。

 

 

 

 博物館近くのいちょう。

今工事しているから、いつもの好きな木に近づけないのが残念。全体的にこれが一番きれいだった。黄色い絨毯が見られるかと思ったけど、どこにもなかったなあ。

 

 

 

 野口英世像。

見にくいですけど(^^;)。

もう何十遍も来ているのに、こんなとこにあったのね。気が付きませんでした。

 

 

 

上野駅近くの高い高いいちょうの木。

 

 

 

今年はいろんなことがあったし、天候も安定しなくて、来るべき時に来る暑さも寒さもちゃんと来ていないからか、こんなふうに紅葉も鮮やかさに欠けているんじゃないかなと思います。

だけど、それでも秋から冬に移り変わるさまはこうして目を心を楽しませてくれて、心のだいじなところに何かをぽとんと落としてくれた気がしました。

今年はこんな秋の色が合っているのかもしれないなあ。

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輪切り大根の煮物

2011年11月27日 | ごはん

木曜日、また都内に出かけた日、帰ってすぐ夕飯に取り掛からなくっちゃと在庫を見ると、大したものはなく。

そうそう、こんなときにお役立ちなのが乾物なのよ!!・・・と取り出したのが、輪切りしてある乾燥大根。

これはね、あの辰巳芳子さんご推薦のものなんです。

実は、この前の「つづき・ひとの『わ』ランチ」ので使った切干大根ときょうだいみたいな感じで、売り場はもちろん隣り、そして産地は岩手県遠野なの。

また気持ちだけ応援でね(^^)v

 

 

袋には「水で約半日(1夜)もどして・・・」って書いてあるんだけど、いやいや、とてもそんな時間はないから、お湯に浸けて戻すことにしよう。

しばらく置いておくと、おー、大根になってきた(^^)。

戻し汁をちょっとお味見・・・うーん、甘いよ~。

これはおいしくできそうだ。ワクワク。

 

 

人参とお揚げを細切りにします。今日は輪切り大根だから少し大きめに切ろう。

お揚げは京都とようけ屋さんの。もちろん油抜きはしない。おいしい油だからこれをいただかないわけがない。

大根をお鍋に入れ、戻し汁をそおっと入れます。底のほうに少しゴミとかが沈殿していたりするから、それが入らないように。

火にかけて、しばらくこのままコトコト。そうそう、昆布を細切りにして入れなくちゃ・・・とまたいつものようにキッチンバサミでチョキチョキ。

 

大根が大分戻ってきたら、お揚げと人参、それから干ししいたけも小さくキッチンバサミで切って入れます。

干ししいたけも心持ち大きめにして入れました。

お酒と薄口醤油を入れてまたしばらく煮て、濃口醤油と味の母をぽとんぽとんくらい少しずつ入れます。濃口醤油は香りづけ、味の母は甘味にコクを加えたいのと、塩が少し入ってるからしまるの。

味を見て、仕上げに少しだけ花がつおを砕いたものをお鍋に入れて、かき混ぜてできあがり。

 

このまましばらく置いておく。もう食べられるけど、置いとくことでどんどん味が変わっていく。

とは言ってられず、さていただきまーす!!

 

 

うーん・・・おいしい。まだ大根の苦味みたいなのが残ってるけど、それはそれでおいしいし。

あの乾物がこんなに存在感があるなんて。って、袋の上から「これ絶対おいしいやろうなあ」ってひそかにウキウキしてたのよ。

 

でも、息子たちには不評。「おいしくない!!」

たぶん苦味がいやなのね。

ガーン。だけど、娘はこういうのが好きなので私といっしょにぱくぱく食べました。息子たちもなんだかんだと残さず食べてくれたけど。

 

 

さて、次の日、お弁当に入れようと思って一度煮返して見て味見・・・。

あれ?おいしくなってる。甘さと味の深まりを感じました。

これ、私容器かかえて食べてしまいそう。ヤバいなあ・・・。

 

 

今度は一度ちゃんと袋に書いてあるとおりに戻して作ってみよう。

そしたらもっと美味しくできるに違いない。

 

素朴なこういうおかずは、なんとなく懐しくてやさしい気持ちで満たしてくれる、そんな気がします。

そうそう、もちろん赤ちゃんの離乳食にも使えます。もっとコトコトしてやわらかく煮て、大根が大きかったら小さくチョキチョキしてね。

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渋谷でデート(^^)

2011年11月26日 | 日々のこと

先日、友だちと渋谷へ。

渋谷って、どこかに行くときに経由するのがほとんどで、関西で生まれ育ち十数年前にこちらに越してきた私には、いつまで経ってもどこが何やらわからないまま(^^:)

この日は子ども関連の用事でさがしもの。

行ったのは渋谷伊東屋。

文房具屋さんって、魔の場所なのよね。

特に私は紙とペンのコーナーがヤバい。

ツボって人によってちがうと思うけど、手芸屋さんがヤバい人もいっぱいいると思うし。私も昔そうだった。毛糸とか、布とか。いつの間にかそういう手作りを楽しむ余裕がなくなっちゃってるけど。

 

とにかく目的のものを買ってからかなりじーっと見て、それでも足りず、ついハンズにも付き合ってもらった。

そこでも手帳をかなり長い時間物色。

迷いに迷って結局決められず、保留にして退散。それでも何も嫌な顔をせずのんびり付き合ってくれてほんまになんとありがたい。

手帳問題は毎年大問題。今年こそお気に入りを見つけると決めているので、何とかここは妥協したくないのです。

一年の計は手帳にあり!! ほんとにそう思う。

・・・実は、携帯を使いこなせないんです。トホホ(^^;)

 

 

さて、歩いている途中、パルコ前で発見したのが上の写真です。

なんだかきれいでしょ。

見ると「携帯を手に中へどうぞ」みたいなことが書いてあって。

ついついふたりで入ったら、・・・変身コーナーでした(^^;)。

鏡みたいなのがあって、ぼやぼやしてるうちにカシャッて撮られてしまうから、変顔ばかりで。携帯でバーコード読み込んで画像を取得・・・それもおっつかず、オバサンふたりきゃあきゃあ言いながら楽しんでしまいました。

中に入れば外から見えないからね(^^;)

友だちのマユミちゃん。いいよ、載せても・・・って言ってくれたけど、やっぱちょっと・・・。

お姫様のほか、ヒゲの王様のとかもあっておもしろかったから、勇気ある方はどーぞ(^^)

 

 

裏から見たほうがクリスマスっぽくてきれい(^^)

 

 

さてさて、お昼食べようよ・・・っていってもふたりともよくわからないなあって言って、そんなだったら調べてきたらいいのに行き当たりばったりで入ったのが、スペイン坂のとこのオーガニックカフェ「Biocafe」

  

ガラス越しにベーグルがいっぱい並んでいて、初めおしゃれなパン屋さんだと思いました。

東北応援メニューとして、宮城県の米粉を使ったドーナツが売られてたけど、買い損ねちゃった(**)

中に入ると内装はナチュラルな感じで、おひとりさまのお客さんもいっぱいでした。

 

さて、お料理は

私はビジネスランチの「ソイミートのハンバーグ」を注文。左にちょっと見えてるのがもち米玄米ごはん。

ぼてっとしたお餅みたいになってて、紙にくるまれてて、手で持って食べられるようになってました。おいしかったけど、私は普通に食べたいかな。

 

友だちが頼んだ「赤と緑の米粉ニョッキが入った豆乳クリームシチュー」・・・についてたサラダプレート。

 

 

実は、デザートがとってもとってもおいしかったの。

 「りんごのシュクレ」。

これはマクロビスイーツ。卵も乳製品も砂糖も使ってない、でもりんごがとても甘くて、下の生地もしっかりおいしい。

 

友だちが頼んだ「きなこと黒みつ きびタルト」見た目がとってもかわいい。

ランチのセットの無農薬コーヒーはたっぷり入っていて、ケーキとゆっくりいただいて満足でした。

ランチタイムにはケーキを頼むとこんな風に可愛く盛り付けてくれてテイクアウト料金の200円引きです。

 

 

このあと少しブラッとして、またね・・・とお別れ。

ものすごくのんびりした、ちょっとへんてこりんな渋谷デート(^^)。

私らにはこのくらいがちょうどいいよね。

何だか妙に楽しかったね。

またあてづっぽうに歩きに行きましょう(^^)。

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「宮城を応援!!」

2011年11月25日 | ごはんよもやま話

先日月曜日、「産前産後の集い」の帰りのこと。

よく行く某百貨店の食料品売り場でお買い物。ここは月曜市をやっていて、100円均一でいろいろ買える。

この日はお魚も100円のがあって、見ると銀鮭の切り身が一枚100円(正しくは105円 ^^;)。

ここの魚売り場には鮭専門コーナーがあって、カマ部分とか、紅鮭、銀鮭など価格もいろいろで買えて結構おいしいの。

おっちゃんは物静かな感じなんだけど、私は対面販売が好きなので、ついつい話しかけてしまい、そうするとおっちゃんも思いのほかしゃべってくれる。

大体3枚パックなので「5枚ほしいんだけどなあ」とかいうと、詰め替えて計算もしてくれたりもします(^^)

前なんて、「ちょっと待ってて」とか言って奥に消えたかと思うと全然帰ってこないしなんでかなあ・・・と少しイライラしてると、「こっちの方がおいしいから」なんていって、凍ったままのでっかい鮭を抱えて帰ってきて、わざわざ切ってくれたこともある。

でも、全然顔なんて覚えてもらえないんですけどね。

 

 

さて、その銀鮭なんですけど、他の切り身の間に遠慮がちに置かれてて、本日の特売品なのに、影は薄いしあまり売れてない感じ。

でも、なんだろ、その銀鮭、身の感じがすごく素直な感じがしたんです。油乗りまくってます・・・ってのではないんだけど、寒いとこからやってきました的な。

ふとみると、「宮城産」と書いてありました。

買おうかなあとおもってじーっと見ていたら、おっちゃんが「おいしいよ。宮城産」って言う。

「宮城。宮城を応援ね」って言うと、おっちゃんも「宮城を応援」ボソッと言う。

「そやね、うん、私買うわ。4切れちょうだい」(3枚パックだった)というと、ささっと4枚パックを作ってくれた。

「ありがとう」と鮭売り場をあとにして、レジへ。

 

 

レジに行くと、顔見知りのおばちゃんふたりでやってるレジがあったので、そこに並ぶ。

おばちゃんはカゴの中の銀鮭を目ざとく見つけて、「おいしそうな鮭だね。ん?これ105円?うそっ。」

「そうなんです。105円。宮城を応援で」ってまた言うと、

「お、そうだね、宮城を応援」「私も帰りに買っていこ」って。

なんだか楽しくなって、呪文のようだなあって思いながら帰りました。

 

 

夕飯に焼いてみたら、うん、思ったように油ノリノリって感じじゃないけど、しっかりうまい鮭。

むしろ最近のギトギトなほどの銀鮭は胸焼けがするようであまり好きじゃないんだけど、これはほんとにおいしい。昔っぽい感じ。

子どもたちも「むしろこのほうが好き」だとか言ってました。

うん、おいしいね。

 

 

応援、いろいろあるけど、私にできる確実な応援はこんなことです。

「つづき・ひとの『わ』ランチ」もささやかだけど、岩手の応援でお米と野菜を購入しました。

ささやかだけど、せめてもの応援。

そして、たぶんあの日のレジのおばちゃんも買ったでしょう。

こうしてさりげなく思いを分かち合うのも悪くないんじゃないかな。

 

 

唱えた言葉は応援の気持ちと楽しさとおいしさを運んできてくれました。

日々できること、きっとたくさんあると思います。

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12月の「ひとみさんのおうちごはん」のお知らせ

2011年11月25日 | ひとみさんのおうちごはん(ママスハウス)

このところいいお天気が続き、日中の暖かな日差しがうれしいですね。

今日は、年内最後となりました、ママスハウスの「ひとみさんのおうちごはん」のお知らせです。

気がつけばもう2週間を切ってしまったので、慌ててアップしています(^^;)。

12月8日(木)10:30~です。

 

 

今回のテーマは「冬の暮らしとおうちごはん」です。

先日の「産前産後の集い」でも、寒くなってきて寝る時の服装、お布団のかけ方、靴下は・・・など、冬の赤ちゃんとの暮らしのいろいろの話がでました。

初めて赤ちゃんとの冬を迎えられるお母さまはわからないこと、不安なことが多いと思います。

また、お母さま自身の体調も風邪ひいちゃったらどうしようとか、授乳中だからお薬飲みたくないし・・・と、不安などあるかと思います。

 

 

今回の「おうちごはん」では、冬の時期に食べてほしい野菜のこと、望ましい食生活は?避けたほうがよいものは何か・・・など、具体的にお話します。

おっぱいを飲んでいる赤ちゃんなら、お母さまの食べたものがそのまま赤ちゃんに行き渡ることになるので、お母さま自身の食生活はとても重要です。

また、体調を崩してしまった時はどうすれば復調しやすいか、対処法は?何を食べたらいいのか?など、自然療法の観点から、私の経験を交えてお話したいと思います。

 

もちろん、旬のお野菜を使ったレシピや試食もあります。

すべて離乳食に使っていただけるものばかり紹介しますので、大人のおうちごはんのみならずきっとお役に立てることと思います。

試食はいつものように、ごはんもの、温かいお汁関係のもの、その他2品くらいを考えています。

手当の話を詳しくするのは、基本的にこの時期だけです。

子どもさんが赤ちゃんの時期だけでなく、この先大きくなっても役に立つ情報をお伝えしたいなと思っています。

いつものように料理の名脇役の調味料のご紹介もいたします。(買えません ^^;)

 

 

年末年始にかけて、クリスマス、帰省、お正月、パーティーなどイベントが多くなる時期かと思います。

「今日だけ特別だしいいか」と思って勧められるままにごちそうをいただいていると、年明けに不調で・・・というのは毎年お聞きする話です。

でもお付き合いもありますしね。難しいですけれど、ではどうしたら・・・というようなお話もしたいと思います。

 

 

なお、10月の「ひとみさんのおばんざいランチ」の際に、クリスマスメニューやお正月メニューのリクエストがありましたが、「おうちごはん」は基本的な考えやレシピをお伝えする場ですので、それをメインにすることは今回見送りました。

また機会を見つけてそういう特集的なことはやってみてもいいなと思っていますので、ご了承ください。

ただし、ご質問、ご希望があれば、当日ご紹介させていただきます。

 

 

参加ご希望の方は、ママスハウスまでお申し込みください。

ぜひ多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

 

詳細はこちらをご覧ください。 ↓

****************************************************

ひとみさんのおうちごはん ~からだとこころがほっとする暮らし~

日時:12月8日(木) 10:30~12:00(受付10:15~)

予約制(定員10組)

場所:ママスハウス(センター北駅すぐ)

参加料:2000円

持ち物:特にありません。赤ちゃんに必要なものは各自でご用意ください。

****************************************************

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冬の愉しみ

2011年11月22日 | 日々のこと

寒くなりましたね。今日は12月の気候だったとか。

夕方になって薪ストーブを焚きました。

 

今シーズン2回目。本格的に焚くのは今日が初めてです。

 

薪ストーブがある話をしたり、煙突から煙が出ているのを見たりすると、「素敵ね~」って言われること、よくあります。

でも、実際はなかなか大変です。

火が点いて燃えさかってくるとあとはそれを保てばいいのですが、それまでがなかなか。

家を建てて使い始めた10年ほど前は要領がつかめず、朝4時に起きて、点火に2時間格闘していたことも(泣)。

今ではうまくなって、夜寝るときは熾火にして寝て、朝は空気と新たな木を入れてさっと点けられるようになりました。

 

だけど、家の中はどうしたってすすとか木屑で汚れちゃうし、洗濯物は風向きによっては風に煽られた煙がかかりにおいが・・・。息子は昔「ハム」というあだ名をつけられたとか。ほら、燻製のにおいがするんですって(^^;)

主婦にとってはなかなかにくたらしい要素もあるのです。

 

 

それに、昔はもらった丸太を家の横で子どもたちと薪割りをしたり、火をつけるのも取り合いだったこともありましたが、今では私が火の番。

みんなは部屋があったかくなったころに、次々と帰ってきます。仕方ないけど(^^;)

でも、都会でこれを味わえるのは贅沢です。

そうそう、昔、頼んだ薪が雪で届かず、燃やすものがなくなって、某Y公園までたきぎ拾いに行ったこともありました。

桜の木があるのよね、広葉樹なら大丈夫だから(^^;)

 

 

 

火をつけるまでが億劫で、2年ほど前にやっと付けてもらえたエアコンの便利さに、このご時世でもピッと押してしまっていたのですが、こうして点けるとじんわりしたぬくもりが広がって、あー、ほんとにあったかい。

このあたたかさは、かじかんだ体と心をほぐしてくれるような気がします。

 

 

だから、今年は「冬の愉しみ」と言ってみよう。

あたたかい部屋ですごせることに感謝しよう。

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かぶの簡単浅漬け

2011年11月21日 | ごはん

土曜日の「里いもカレー」といっしょに食べたのは、このかぶの浅漬け。

木曜日、横浜に出かけた帰りにセンター北駅構内の農家さんの直売をしているところに寄りました。

「つづき・ひとの『わ』ランチ」でお世話になった宮台さんに会えるかな・・・と思ったのですが、残念・・・今月は火曜日だったのね。

でも、ちがう農家さんがお店を出していて、ほとんどが100円。

このかぶピッカピカやなあ・・・とそそられて、ピーマンとかぶを買いました。

 

たぶん朝採りのお野菜。

少しでも新鮮なうちに使いたかったのですが、結局次の日になってしまいました。それでもまだ葉っぱもピンピンしているし、かぶはやわらかい。

ついナデナデしたくなって、しばし・・・。ん、これ何かに似てる・・・。

あ、わかった。赤ちゃんのおしりだ(^^;)

 

 

変態みたいなことしてないで、早く料理しよう。

といっても、めちゃくちゃ簡単な浅漬けにすることにしました。

 

 

かぶの実は薄めのいちょう切りにします。

葉っぱは小口切り。

ビニール袋(私はジップロック)に入れて、キッチンバサミでちょきちょき細く切った昆布を入れ、塩をぱらぱらと入れます。

量・・・ですか・・・?適当・・・。ダメですか?(^^;)

 

はい、それではモミモミしましょう。

ひたすらモミモミします。

 

しばらくするとしんなりしてくるから、ここで一度ひとつまみ食べてみるの。塩気が足りなかったら足します。

多かったら・・・うーん、どうしよね。食べるときにちょっと洗うか、お酢とか加えて少々変化をつけて。

 

このまま冷蔵庫に入れておきます。置いておくと水がいっぱい出てきます。だから味は少し薄まります。

食べるときに出して、しぼって、味をみて。

このままでもいいし、すりごまやかつお節をかけたり、醤油や酢、梅酢などを足したり。

 

こんなふうにするとかさが減って、一把なんてすぐ食べられてしまいます。

新鮮なうちに作って冷蔵庫に入れておけば、2,3日なら大丈夫だから、この前の私みたいに出かけた日でもすぐ食卓にだせます。

 

 

浅漬けって、浅漬けの素を使ったり、浅漬けの容器がいったり・・・って思いがちじゃないかしら。

でも、こうして切って袋に入れてモミモミ・・・それで簡単にできます。

やっているうちに好みの塩加減もわかってきます。まずは失敗しないように少し少なめでやってみて後で足すといいかも。

 

そうそう。今日の「産前産後の集い」でも「とりわけ離乳食」の話をしましたが、これも離乳食に簡単に使えるよ。

切ったときに取り分けて、やわらかく茹でて、おかゆに混ぜるだけ。おかゆ炊くときにしあげにいっしょに入れて炊いてもいいです。

かぶをおかゆに入れると、ちょっと七草がゆを思い出します。あたり前か(^^;)。

 

今、かぶもおいしいから、ぜひ作ってみてね。

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11月21日の「産前産後の集い」

2011年11月21日 | 産前産後の集い(ママスハウス)

今日のママスハウス「産前産後の集い」は8組のお母さまと赤ちゃんの参加で、比較的こじんまりした輪でのお話となりました。

 

一番小さいのは2ヶ月の赤ちゃん。お母さまの腕の中にすっぽりと収まってました。

それを見た他のお母さま方が「小さい~。かわいい~」と言う声を上げていましたね。

私からしたら、みなさんの赤ちゃんだって十分まだ生まれたてのホヤホヤのような、はかない感じがするけど、自分の子どもより月齢の小さい赤ちゃんを見るとそうなるよね。わかるわかる(^^)。

 

 

人数がいくぶん少なかったから、みなさんからのお話を一つ一つ話題に乗せることができました。なんて言って、十分でなかったらごめんなさいね。

小さめに生まれた赤ちゃんのこと、授乳のリズムのこと、夜寝ているときのお布団のこと、離乳食・・・など赤ちゃんのこといろいろ。

腱鞘炎になってしまって困っていること、職場復帰のこと・・・など、どちらかというとお母さま自身のこと。

それから、育児グッズがぐんぐん進化していること・・・これは、なぎさ先生、助産師の下村さん、そして私が自分が育児をしていた頃を振り返って思わず盛り上がってしまいました(^^;)。

 

そして、私が「里いもカレー」の話をしたからか、なんだったか、豚汁に入れる具の話になって、里いも派、じゃがいも派、さつまいも派・・・さてあなたはどれ?みたいなことにもなり、何だか今日は話があっちこっちに行きながらも楽しいひとときになったのではなかったでしょうか?

私自身はいつもにましてとっても楽しかったです。

最近ごはんの仕事の方でめいっぱい頑張っていたので、古巣に帰ってきたような感じがして、ほっこりした気持ちにさせていただきました。

 

 

終わりがけになって、お水は浄水がいいの?という話から、放射能に対する不安の話がでました。

震災以降、小さいお子さんがいるお母さまたちはさぞ不安だろうなあと思いながら、集いでも話題に上る日がくるだろうなあと思っていました。

昨今の報道を見ていて私自身不安に思いながらも、赤ちゃんのいるご家庭の切実さとはまったくちがう状況だと思います。

実際の影響は今現在ははっきりわかるものではなく、これがいいとか、こうしたらいいということは、私を含め今日参加してくださっていた方誰も言えないと思います。

ただ、食や生活の中の不安要素は放射能のことだけでなく、農薬、添加物、化学物質その他・・・、震災以前からもたくさんあります。

これらを含めて何を選ぶか、どう暮らしていくかは、個々で決めていくことです。

勉強するしかないね・・・ということで終わりましたが、私自身ももっと知ること、ここから始めたいと思いました。

赤ちゃんのためだったら結構何でもできるよね。

ほら、今日も、鼻水を吸ってあげた話で盛り上がってたもんね。

頑張りましょう!!(^^)

 

 

帰り際、お母さま方が身支度を整えていらっしゃる間、少し赤ちゃんのお相手を。

・・・遊んでると我慢できなくなって、抱っこさせてもらいました。

あ~、かわいい。やわらかい。

気がつくと私の人差し指をにぎにぎしてくれちゃって、うーん、楽しいな、幸せやな・・・って。心がどんどんまんまるになりました。

こんな時間を毎月過ごせる私はなんてしあわせなんだろう・・・。

赤ちゃん、お母さまたち。今日は来てくださって本当にありがとう。

 

 

来月12月は集いは19日(月)。その前に8日(木)に「ひとみさんのおうちごはん」もあります。

いずれも今年最後です。ぜひたくさんご参加くださいね。

「おうちごはん」についてはまたあらためて詳細お伝えしますね。

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秋だからかな。

2011年11月20日 | 日々のこと

ピーマンと里いもと、使った素材のおかげで口の中から懐しい記憶が蘇って、何だか心があったかい。そんな昨日の晩ごはん。

 

里いもカレーのおいしさをゆっくり味わいながら、ふとカレーに目を落とし、あー、と思い出す。

 

 

この器は、父が昔、勤め先のボーリング大会の賞品でもらってきたものやった。

実家に遊びに行ったときに「やろか? やらへんで。ええやろ~」って言って、大事そうに箱にしまってた。あれだ。

両親が亡くなって、実家の荷物を片付けに行ったとき、押入れの奥からその箱が出てきた。

大事に包装紙にきちんと包んでしまわれていたカレー皿。

きっと、いや絶対、一度も使わずに置いたんやろうね。

そんなにたいそうな食器でもなんでもないのに、大切にしまって。

そんなものが押入れにはいっぱいあった。

 

 

自分では買わない。もらっても使うかわからない。でも、こんな普通のカレーにはとても似合うカレー皿。

2個入りセットで2箱。

4つしかないから、うちの家族5人全員が揃うときには不向きだけど、カレーはこれに入れるのがいつの間にか定番になった。

 

 

「おい。勝手に使って」って思ってどこかで見てるかな。

それとも、負けず嫌いの父だから、「ほんまはひとみにあげよと思てたんや」なんて言ってるかな。

 

 

 

そういえば、もうすぐ父の命日。急にそんなことを思うのは、だからかな。

日中暑いほどの一日だったけど、日が落ちてくるとただようのはやっぱり秋の気配。

ちょっとさびしい記憶のにおい。

 

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