ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

ちいさなしあわせ  ~せたがや縁側cafe~

2011年05月31日 | 日々のこと

ちょっと遅めのお昼ごはんを食べた後、そういえば、お楽しみのおやつを買っていたのを思い出しました。

週末、予定があり松陰神社前まで行きました。大好きな世田谷線♪ 

駅からほんの1分ほど歩いたとこに、あらあらかわいいお店。

「せたがや縁側cafe」です。

 

間口1間ほどのかわいいお店には、おからマフィンや玄米甘酒。

どれにしようか迷う・・・。

結局、きなことおからのマフィン、おからガトーショコラ、白ゴマとおからのマフィンラスクを買いました。

 

そうだ、せっかく写真撮るなら・・・と庭のハーブを摘んできて、カシャッ。

 

うーん、やさしい味。

コーヒー淹れていただきました。

今飲んでるのは、京都・玉屋さんの有機マイルドブレンド。ちょっとすっぱい感じがふんわりやさしいおからのお菓子に合います。

 

そういえば、いっとき、おからのケーキを焼くのにはまっていて、特におからのバナナケーキをよく作っていました。

久しぶりに焼いてみようかな。・・・う、今、オーブン故障中だ。

 

ひとときのちいさなしあわせ♪

 

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大失敗。

2011年05月31日 | 日々のこと

「おうちカフェ2011」からもう数日経ったというのに、なかなか疲れが取れない私です。

イベントとかっていうと、全身全霊かけてとことん頑張ってしまうので、終わったらいつもぼわんとしてしまいます。

昨日も・・・。

午後から用事があって近くまで出かけたのですが、ぼおっとしていたら時間が押してきたので、着替えて慌てて靴はいて小走り。もうすぐ到着・・・というときに、・・・あれ・・・?なんかおかしい・・・

と、足元を見ると、く、靴が!!靴が右と左がちがう~!!

靴箱の隣り合ったのをさっと取って履いたのは覚えてるけど、ぎゃー。

同じような黒っぽいローヒールだし、う・・・このまま・・・と一瞬思いましたが、アカン、それは人としてアカン・・・と、帰って取り替えてきました。

結局、ダッシュすることになり、予定には間に合ったけど、またもやへとへと。

こんな間違いしたの、ん十年生きてきて初めてです。

そらそうか、普通しないか・・・。

 

ちょっとしばらく休もう(汗)

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「おうちカフェ2011」  お世話になった方たち

2011年05月30日 | 日々のこと

写真は販売した、梅干と山椒昆布。販売のところの写真を撮り損ねてしまったので、家で空き容器に入れて撮影。ちりめん山椒はわが家でも人気のため、残念ながらもうおじゃこ1匹もおりませぬ。

はちまきしてるタグがかわいいでしょ。全部手書きです。

 

 これはカフェ当日のフライヤー。

 

これらを含め、看板、外にお出ししたメニュー、おしながき・・・、これ全部書いてくれたのは、ともだちのタカコちゃんです。

彼女の力で、すごく素敵なカフェになりました。

 

この他、たくさんの方にお世話になりました。

 

私が「ひとみさんのおうちごはん」のクラスを持たせてもらっている、助産院ママスハウスの院長、高橋なぎさ先生。

宣伝のみならず、カフェで使用したガラスのコップはママスハウスでお借りしたもの。本当に助かりました。

実は、初日、カフェのオープン直前、たぶん頭に血が上っていたのでしょう、私、このコップをふたつも割ってしまいまして・・・。そのせいで、ちょっと冷静になれたのはいいけれど。

あー。ごめんなさい(泣)。

 

それから、仲町台の「太陽食品」様。

普段からお世話になっている自然食品店で、調味料、雑穀など、今回の食材の大半はこちらで購入。

人参おいしかったでしょ。あれはこちらで用意していただいた長崎の有機人参。輸送中に傷んだB級品でいいですか?と、ありがたい提案で、4kgを格安で購入できました。

 

今回のおうちカフェスタッフの3人。

会計と販売、お客様の誘導を一手に引き受けてさばいてくれた、かっちん。

ひたすら洗いものをしてくれた、きょうこちゃん。

ほんとは、黒のカットソーと麻のカフェエプロンでそろえていたのだけど、片付け後、私がのろのろしていた間に2人取っちゃいました・・・。

実はこのモデルハウスのダイニングテーブルは6人がけだったので(途中からいすを追加しました)、3人でも回ると思っていたのですが、いや、あまりの忙しさにお昼も取れないほど。目が回りました(笑)。

それでも、黙々、淡々と仕事をこなしてくれた2人のおかげで、無事に終えることができました。

 

今回お借りしたモデルハウス、ウィズワンの岩城さん。

とってもかわいい笑顔の素敵な方。カフェ終了後の私のよれよれ度が際立ってます(汗)。 手に大事に持ってくださっているのは「山椒昆布」。お礼におひとつ。

カフェの中で流れていたBGMはこの岩城さんが選んでかけてくださっていたのですが、1日目はボサノバ、2日目はジャズ・・・と、びっくりするほど私の気分にぴったりの選曲で、気持ちよく動くことができました。

普段も岩城さんが選んで流していらっしゃるそうなので、もしハウスクエア横浜に行かれたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

ウィズワンの他の社員の方々にもよくしていただき、お礼にほんの気持ちですが、プレートランチを召し上がっていただきました。

 

また、「みんなのキッチン」の編集部の皆様には、こんな素敵な機会を与えていただき、心から御礼申し上げます。

そして、もちろん、家族にも。しわ寄せくらって不便をかけちゃって、ごめんね。

 

この他、「行けないけど頑張ってね」「見たよ。」・・・などなどメールいただき、励ましてくださった方々。いっぱいいっぱいで返信も出せなくているけど、ありがとう。

 

たくさんの皆さんのおかげで、本当に素敵なカフェができました。

この経験を糧に、また新たな気持ちで頑張っていきます。

ありがとうございました!!

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おうちカフェ2011「野菜とお豆のごはんカフェ」大盛況のうちに終了!!

2011年05月30日 | 日々のこと

27日(金)も約60名のお客様がいらしてくださり、2日間で130名もの方が来店、大盛況のうちに終了いたしました。

 

お待たせいたしました。↑の写真は自慢の看板です。

ちょっとおしゃれなほんまもんのカフェみたいでしょ。

 

2日目は朝からどんよりした空の雨模様。オープン時はどうにか降らずに看板も出せたけど、今日はきっとお客様も少ないだろうなあ・・・と思っていたら、この日もオープン前から並んでくださった方が。
前日満員で入れず、朝いちを狙ってお越しくださったそう。
初日終わってからスタッフで反省会(!!)をしたおかげか、前日よりか比較的スムーズに入っていただけましたが、それでもお客様はほとんど途切れず、あきらめて帰られた方も。
セミナーをはさんで45分間はカフェをクローズしてしまったので、実質の時間が短くなってしまい、せっかくお越しくださったのに入っていただけなかった方、本当にすみませんでした。                                                                                                                                
 これは、入り口に置いた本日のメニューとフライヤー。                                                                                                                                               
では、ちょっと中に入ってみましょう♪
                                                                               
オープン前。セッティング完了です。
映りが悪いですが、どれもおいしいのよ。
   写真左から、青菜(小松菜)と岩手産雑穀入りごはんのおにぎり、人参とルッコラの練り胡麻和え、ひじきの五目きんぴら、いろいろお豆のサラダ
                                                                                        
いらっしゃいませ~。出番を待つお料理たち。
ひと口ずつちょこっと盛りです。
                                   
カウンターには、お豆や雑穀、乾物、ハーブたちをディスプレイ。
って、うちの台所の棚からそのまま持ってきただけなんですけど。
セミナーでは、このお豆や乾物を実際に見ていただきながら、お話させていただきました。                                                                                                                         
下の写真は、初日、来店くださったお客様たち。
きれいどころの皆さん。せっかく許可を得て撮らせていただいたのに、うーん、腕が悪くてこの有様。
すみません・・・。
余裕がなくて、撮影できたのはこの一枚だけ。
本当にたくさんの方にお越しいただきました。
中には、2日とも来て食べてくださったリピーターの方が何人もいらっしゃって、本当にありがたい思いでした。
 
カウンターに立っていると、ガラス越しに見える外のグリーンや差し込む光がとても気持ちよかったです。
おうちカフェ・・・というイベントだけど、いつの間にか本当にお店をやっている気持ちになって、2日目はノリノリでお料理についても語ってしまいましたが、とても楽しくて、カウンターと10席くらいのこんなお店ができたらいいなあ♪・・・と、ちょっと夢ふくらんだ2日間でした。                                                                                              
本当に本当に、皆様、ありがとうございました。       
(・・・つづく)
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「おうちカフェ2011」1日目、無事終了!!

2011年05月26日 | 日々のこと
1日目、無事終了いたしました!!
閑古鳥が鳴いたら悲しいなあ・・・という心配もよそに、11時の開始前から並んでくださる方もいて、終了の15時まで4時間、なんと途切れることのない行列で、約70名の方がいらしてくださいました。


USTREAMの撮影は緊張し通しでした。
さっき見てみましたが、緊張のあまり満面の笑みになっているのが恥ずかしすぎ。
友だちが「見たよ~」ってからかってメールをくれましたが、いやいや、ほんと、でも、もうどうしようもない、これ、一応世界に流れてるんですよね・・・。
他のカフェは販売はちがう方の作品とかが多く、いろんな絵が撮れるのでしょうけど、うちはほとんどカウンター周りだけですから、なんか一歩間違えばちょっとアヤシイプロモーションビデオみたいですわ(汗)
音がちょっと小さいみたいですけど、いっぱいいらんことしゃべってしまったので、聞こえにくくてよかった・・・。

あー、ほんと恥ずかしい。忘れよう・・・。


でも、カフェの雰囲気は感じてもらえるかなと思うので、来られない方は気恥ずかしさと共にごらんくださいませ。

こちらから↓
USTREAM:「野菜とお豆のごはんカフェ」


セミナーもしゃべりまくって終わってしまいましたが、参加された方、少しは何かお役にたつことあったでしょうか。
お食事をされていた方も含め約20名くらいの方に、乾物や調味料、調理の仕方の話などさせていただきました。


明日のセミナーは12:30からです。
明日はセミナーの少し前の時間からはカフェはちょっとお休みして、セミナーとお食事がかぶらないようにしたいと思っています。
カフェの再開は13時の予定です。
まあ、臨機応変に。
今日は赤ちゃん連れの方も参加してくださっていましたが「とりわけ離乳食」の話などはぶっ飛ばしてしまいましたので、明日は参加者の皆さんの顔ぶれを見て対応できればいいなあと思っています。
質問の時間もとりたいなあ。


看板の写真を載せようかと思いましたが、明日来てくださる方のお楽しみのためにやめておきます。




販売品は、ちりめん山椒と梅干はすぐ売り切れました。
山椒昆布は本日販売予定分はほぼ完売。
明日も3品お出ししますが、人気のおじゃこはあっという間かも。
地味ですが、昆布もおいしいですよ。
ひと晩かけて戻し、1時間以上ことこと煮ています。


急にお誘いしたのにかかわらず足を運んでくださった方、久しぶりにお会いできた懐かしいお顔、初めてお会いした方、みなさんお越しくださり、本当にありがとうございました。
明日はどんな出会いが待っているかな、楽しみです。


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「野菜とお豆のごはんカフェ」がUSTREAMで配信決定!!

2011年05月25日 | 日々のこと
明日の「おうちカフェ」ですが、
なんとなんと、私の「野菜とお豆のごはんカフェ」がUstreamでインターネット配信されることに決まったそうです。

ブログもなんやらよくわからないまま始めたとこなのに、インターネット配信・・・???
どうしましょう・・・。

カフェの様子を同時生中継・・・されるそうです。
時間は11:30ごろからの予定。


とにかく早く寝なくては・・・。





夕方庭に出たら、大好きな姫しゃらの花が咲いていました。
ほっとしたひととき。

平常心で頑張ります。

USTREAM:おうちカフェ2011


おそらくこちらで見られます。
お越しになれない方、見てくださいね。




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おじゃことおこぶ、炊けました。

2011年05月25日 | 日々のこと
いよいよ「おうちカフェ」も明日となりました。
着々と・・・というより、いつものように駆け込みで準備しています。

写真は販売するちりめん山椒と山椒昆布です。

たまたま今、たまプラーザ東急で「京都老舗名店の味」という催事をやっていて、ちりめんじゃこと昆布をそこで買いました。
なので素材は本当に上物です。
特に昆布はそのまましゃぶっても本当においしい、「京昆布輔 田なか」さんの日高昆布を使っています。
「万能べんりだし」として徳用で売られていましたが、いっぱい買い占めてしまいました。
この昆布のことはまたあらためて熱く語ってみたいと思います。

今年は天候の関係で新物山椒がなかなか手に入らず、もうだめかと思っていたらこの日曜日、京都産のが売られていて、またもや棚の半分くらいを買占め。
余った分はすぐ冷凍しました。

昆布とちりめん山椒は京都の叔父が素晴らしくおいしいのをいつも作っています。
今回は電話で教えを請いながら作ったので、うまくできました。
もちろん調味料はいつも使っている昔ながらの製法で丁寧に作られた安心できるものです。


梅干は昨年漬けたもの。奈良県吉野産の有機栽培の完熟南高梅と無農薬の赤しそ、シママース・・・で漬けています。
毎年5kg漬けていますが、自分ちで食べようと思っていたものを少しおすそ分け。
ものすごく大きな梅だったので2個入れたら容器いっぱいになりました。
梅干は母がずっと漬けていました。
教えてもらって漬け始めて、もうかれこれ18年くらいになります。

これをひとつ100円で販売します。
少しずつですが、あったかいご飯と食べれば極上!!
本当においしいのでお分けしたくないくらい・・・です。
ぜひ、買いにいらしてくださいね。

でも、こんな地味なの・・・売れるんだろうか・・・うーん・・・。

下の写真は、詰め終わったちりめん山椒たち。
出荷を待つ・・・みたいでしょ。だから、控えめに小さく・・・。




なんだかタワシみたいやな・・・かわいいタグがついてるんですけど・・・。


仕込みもどうにか終わり、明日は朝からチビおにぎり100こ握ります。
頑張ります!!
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今日の「産前産後の集い」

2011年05月23日 | 産前産後の集い(ママスハウス)
今日は朝から雨足が気になる空模様。
そんな中、12組のママと赤ちゃんが「つどい」に来てくれました。

今日も話題はおっぱい、離乳食、アトピー、体重のこと、赤ちゃんのリズム、その他夫の育児参加まで、多岐にわたりました。
途中、アレルギーの話題から、「こっちの湿疹のほうが・・・」「あら、耳はどう?」などと、立って赤ちゃんを抱っこしながら比べてみたりも。

ひとりでいるときは悶々としてしまうことも、こうして「うちはこう」「私は・・・」などと話したりしているうちに、なんとなく気持ちが軽くなることもあります。
そういう場に「つどい」が少しでもなればいいなあ・・・と思っています。


今日来てくれたひとりのママは、2人目のお子さんを連れて。
ひとり目のお子さんのときいっぱい悩んでいたけれど、今日は「大丈夫」と他のお母さんに話していました。
そう、大丈夫。
初めてのことは誰でも不安、ましてそれが赤ちゃんのことなら。
でも、誰かが「大丈夫」と言ってくれると、それだけで力が湧く気がしますね。

明日もがんばろう。
私もがんばります。
あ、でも、頑張りすぎないでね。


赤ちゃん、みんなかわいかった。
半目あけて寝てた赤ちゃん、特にラブリーでした♪


次回は6月20日(月)です。
その前に「おうちカフェ」もあります。
お待ちしていますね。



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「おばんざい」は、こそばい。

2011年05月23日 | おばんざいつれづれ
京都出身で、料理の仕事をしてる・・・というと、「おばんざいとか?」ってよく言われます。
即座に「いや、ちがう、普通のごはん、おうちごはんって今、流行ってるでしょ。私のは、ひじき煮たりとか、和え物とか、野菜とか乾物使って・・・」みたいに答えていた私。
「ふーん・・・」と、なんとなく腑に落ちないって顔。
・・・それが関東での反応です。

でも、「おばんざい」って、京都の普通の家で使わないです。(よね?)
一般的には「お番菜」という字が使われて、京都の家庭で普段食べられているおかず・・・とか言われています。
でも、「うちのおばんざいは」とか「今日のおばんざいは」とか、って言わないと思います。
少なくともうちはそうだったし、この前京都から遊びに来た友だちに聞いてみたけど、やっぱりそうでした。
たぶん、ふつうに「おかず」とかっていうんじゃないでしょうか。

ちまたで「おばんざい」という言葉が使われるほど、京都の人はますます使わないんじゃないかとも思うし、私も自分の作るご飯をそう呼ぶまい・・・と思ってきました。


ところがです。
4月にご縁があって、「春野菜もりもり!!おばんざいランチ」という企画のお手伝いをさせていただきました。
被災地応援のために売り上げの半分を寄付しようという試みで、地元のボランティア料理人が集まってやろうよ!というこの趣旨に共感し、「野菜を切るだけでも何でもいいからお手伝いしたい」と名乗りを上げました。

すると、「メニューの考案から企画してくれないか」とのお声がかかり、いくつか提案させていただいた中で候補にあがったのが和食メニュー。
それを、「おばんざいランチ」としてワンプレートで出すとのこと。

「おばんざい・・・ですか」・・・(汗)

でも、まあやってみようかとさらに検討を重ね、粛々と準備をし、当日を迎えました。

地場野菜を提供していただけるとのことでいくつか使う野菜と、ボリュームを出すために鶏肉を使うことが決まっていたけれど、あとは好きに考えさせてもらい、楽しかったです。
おからとかひじきとか千切りとか、そういうのばっかりも出せないだろうし、「おばんざい」ベースに私のオリジナルも加え、出来上がった野菜いっぱいのランチはなかなか好評だったようで、ほぼ1時間で70食が完売しました。


そのとき思いました、おそるべし「おばんざい」!!
おそるべし、京都ブランド、です!!


もちろん、被災地応援ということで、「何かしたい」と思っていた人が集まってくれたり、主催の「みんなのキッチン」さんの広報力のすばらしさもあって、たくさんの方がきてくださったのだと思います。
でも、「おばんざい」という言葉に惹かれて足を運んでくださった方も多いと思います。


終わってみて、それならそれでいいんじゃないかと思いました。
その言葉に惹かれて、私が大好きなおかずを食べてくれる人がいて、また教えてほしい・・・というならば、きっかけを開くことになるんじゃないかなと。


家庭料理は刻々と様変わりしてきています。
煮物や常備菜、和え物などを作らない人、難しいとかめんどくさいと感じる人が増えていると思います。
でも、要領さえわかれば、難しくもないし、体にもよい、おいしいものが簡単にできます。
それは、私たちの親、おばあちゃんたちが食べてきたもの、作ってくれたもの。
私は自分が母に作ってもらい育ててもらったもの、教えてもらったものを伝えていきたい、それが私にとって「おばんざい」であり、おうちごはんです。


京都の人はきっとこんな私を見て「へーっ、おばんざいねー。ふーん。・・・。」(あとは何もいわない)と思うに違いありません。
自己紹介でも使ってますが、今でもちょっと居心地悪くて、こそばい(=こそばゆい)感じがします。
でも、今はこのスタンスでいろいろやってみたいと思います。

何より、私、京都が好きです。
今は遠く横浜に暮らしていても、生まれ育った京都を感じていたいし、誇りに思いたい、そんな気持ちがあるからよけいに「伝えたい」し、「こんなにおいしいねん!!」と言いたいのかもしれません。


関東の「おばんざい」事情はちょっとおもしろいです。
よく見かけるのは、居酒屋が昼メニューとして出している「おばんざいランチ」。
煮物がちょこっとついたしょうが焼き定食なんかが、「おばんざい」と称してデーンと鎮座ましたりしています。
そのうち、こんなこともレポートしたいと思っています。





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たけのこご飯

2011年05月22日 | ごはん
今日はたけのこご飯。
季節は初夏となりちょっと遅い春の味覚だけど、作ってみました。



実は、先日の筑前煮を作ったときにたけのこの瓶詰めを開けたので、いつまでも冷蔵庫に保管しとくわけにもいかず、使おうと思ったわけ。

このたけのこは京都西山産のもの。
ここで育った私は、幼い頃から春先になると毎年連日山ほど筍料理を食べてました。
筍ご飯に若竹煮、若竹汁、木の芽和え、それから筍のおつくり。
筍がおいしいってあたり前だと思っていたけど、そりゃあ、日本一とも称される西山の筍だもの。
美味しいに決まってました。

で、この瓶詰めは、両親の代から懇意にしていただいている大枝の農園のもの。
大切に取っといたものをこの前開けたから早く食べたいんだけど、普通に炒め物とかひじき煮とかに使っちゃうのはもったいなくて。
だから、たけのこご飯にしてみました。

細かく刻んだたけのこと、細く切ったお揚げ。
お揚げは京都「とようけや」さんのもの。
なんで横浜で「とようけや」?・・・実は、近所の阪急百貨店では毎週末限定で棚に並ぶんです。
このお揚げがあるだけで、めっちゃおいしくなります。

お米は洗ってざるに上げしばらく吸水させ、水加減はお水と同量。
お酒と薄口醤油はお米1合につき大さじ1杯の割合、比率は同量。お塩をひとつまみ。
昆布はキッチンバサミでちょきちょき細かくして入れてしまいます。
こうすると、ほんのちょっとの量で済むし、炊き上がったあと「これどうするの~」ということにもならず、全部食べてしまえます。
もちろん、ときおり黒いものがご飯に混じりますが。
家で食べるご飯だもの。気にしない気にしない!!


さて、いいにおいが漂って炊き上がりました。
あー、やっぱりおいしい。


でも、でも、何かがちがう。

何か物足りないのです。
おいしいけど、あの、ゆがいて炊き込んだときのちょっとアクが舌に触る感じがしない。
それに気持ちも楽しさが何か足りない。
筍をゆがくのは気持ちに余裕がないとできないし、むいた大量の皮とぬかの混じったゆがき汁であとが結構めんどくさい。
でも、あの香りの中で調理しいただく筍料理は、作っていてそれだけでごちそうと思えるものだと思います。

それと、もうひとつ。
「春は苦味を盛れ」というように、筍をはじめえぐみやアクのある山菜類は、冬の間にたまった老廃物を出してくれるもの。
でも、季節は初夏、もう梅雨入りしたところもあるようす。
春のその時期に食べるのと今とでは体の受け入れ方もちがい、おいしさの感じ方もちがうのでしょう。

やはり、旬を大切にしながら食べることの大切さを感じた、今日のごはんでした。

娘に話したら、「そうだね。おいしいけど、あっさりしてた」
その通り。やっぱりあの独特の風味がないと物足りないね。


ところで、ご飯の上にのせた山椒の葉。
今年はいつもより遅めで山椒の実が出だして、葉はもう売ってないと思っていたら、ららぽーとのこだわりやさんにありました。
1パック、なんと90円!!
えらい安いなーと買ってたので、のせてみましたが、これも香りがいまいち・・・。
やっぱ、新芽でないと香りは薄いんですね。
まあ写真を撮るにはいいんだけど、お店ならまだしも、家ではなんだかとってつけたよう。
うーん、1パックもあるけど、どうしようかな・・・と今悩んでいるところです。



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