ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

百合の花

2011年08月22日 | 日々のこと

今日も一日寒かったですね。

あまりに冷えるので、七分袖のカットソーを着ました。8月下旬にこれは珍しいんじゃないかしら。

 

写真は庭の百合の花です。

数年前、子どもがどこかから取ってきました。「きれいでしょ、飾って」と。

球根付きだったので、庭の片隅に埋めておいたら毎年芽が出て、咲くかな・・・と思っていたらいつの間にか枯れちゃって・・・を繰り返していましたが、今年はなんと4つくらいにょきにょき伸びて、10輪くらい咲いています。

 

この写真はこの雨続きになる前の日に撮ったものですが、その後も雨にも負けず、きれいに咲いています。

むしろ、雨が降ってからの方が、いきいきして見えます。

きっとお花もお湿りを待ち望んでいたんでしょうね。恵みの雨を喜んでいることでしょう。

とはいえ、時折集中豪雨のような大雨、まさにバケツをひっくり返したような雨には閉口していることでしょう。それでも、凛と咲き誇っているようすに心が洗われます。

 

今、ちょうど、あちこちで咲いていますね。同じように、この百合の花に心癒されている人もいるんじゃないでしょうか。

 

 

たまたま子どもが取ってきてくれた百合の花ですが、実は私は小さい頃からこの花がすごく好きでした。

実家の庭にたくさんあって、球根だから毎年同じ場所に咲くんです。

それがとても楽しみで、花の姿も色も匂いも、全部好きでした。

両親もきっと好きだったんだと思います。だから庭に植えていたのでしょうね。

 

たくさん咲き始めたら、数本を切って、新聞紙にくるんで小学校に持っていきました。

教室に飾るためです。

あの頃は誰かしらが、庭や畑に咲いた花を持ってきて、教卓や棚の上にお花が飾ってありました。

田んぼや畑に囲まれた地域だったからかもしれませんが、友だちと競うように持っていったこともあります。

自分が持っていった花が教室できれいに咲いているのを見るのは、どこか誇らしい気持ちもしました。

懐かしい思い出です。

 

 

ところで、この写真を撮って子どもと当時のことを話していたら、わかったことがあります。

この百合の花、私は近くの公園の片隅に咲いていたものだと、ずっと思っていました。

でも、実は、どこかのおうちの植え込みに咲いていたものだったそうです。

あまりにきれいだったから、何の気もなしに抜いたら、その時一緒にいた知り合いの大人の方がそこの家のものだったと教えてくれたそうですが、時すでに遅し。

そのまま持ち帰ったそうです。あらら。

 

そのお宅の方、本当に申し訳ありません。申し訳ないのですが、今こうしてその百合の花は命をつないでうちの庭で咲いています。

そう思って大目に見てくださいませ(^^;)

 

まだ今も庭の端で咲いています。お近くの方、前を通りかかったらぜひ見てくださいね。

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また、君かよ・・・。

2011年08月22日 | 日々のこと

これもお盆の頃の、すごく暑い日の昼間。

真夏でイイコトは、洗濯物がよく乾くこと。

この日は5回くらい洗濯機を回し、乾いたものから取り込んで、また次のを干す・・・というふうにしていました。

 

ジーンズもそろそろ乾くなあ・・・と入れようとしたら・・・。

 

 

ひえ~。こんなとこに、また君?

・・・そう、カマキリくんです!!

 

なんでまたやってくるんよ。

それもなぜに私の方を向いて、凝視?

 

  何となくまずい雲行きに気がついたのか、とっとと逃げ出しました。

でも、なぜか顔はこっち。

・・・見つめ合う、ふたり・・・。

 

 こら~。なぜにまだ見るの?

・・・照れるやん・・・(^^;)

 

 かくれんぼですか? 

・・・、見えてるし。

 

結局、いくらジーンズから払い落とそうとしても離れてくれず、それなら・・・と、綱渡りさせることにしました。

 

  洗濯バサミをそばにもっていって、やっとのことでジーンズから移り渡ってくれました。

 

その間、何十分たったのだろう。

こんなとこにいたカマキリくんも変だけど、炎天下の中、一生懸命写真を撮ろうとしていた私もちょっとね・・・(^^;)

焼けたやん。今年は焼かないと決めてたのに(**)

 

恨みつらみを心の中でつぶやきつつ、やっと部屋に入れた私です。

 

カマキリくんは、この前見たときよりちょっと大きくなっていました。

実は、私、カマキリ怖いんです。

だから、これより大きいヤツが来たら逃げるしかない。

お願いだから、もう来ないでね、元気で暮らしてね(涙)

 

涙涙の別れを告げた、夏の日の思い出でした。

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浴衣を着ました ~着物風に~

2011年08月21日 | 着物

昨日にまして、ますます寒くなったような雨模様の一日です。

そんなときに浴衣・・・すみません。

 

先週、お盆明けの暑い日。気温は35℃越えの夏日。

「ある人」に逢いに行くのに何を着ようかと思って・・・、そうだ、着物にしよう。でも、今年着てないあのお気に入りの浴衣になんとか袖を通したい。

よし、襦袢を着て、名古屋帯をあわせ、着物として着ようと決めました。

 

 

今まで何度か着物の写真を載せましたが、首から上がないのはやっぱり不自然・・・とみんなに言われるものだから、携帯の自分撮りしてみました。自分撮り・・・なんか目が変。アブナイ?

勇気出して載せます。ひゃ~。すみません。

 

  こんな感じです(^^;)

 

 

この浴衣は、2年前に買った「ちくせん」のもの。(すみません。どうしても漢字が変換できないの)

色、柄ともにやはり「ちくせん」のものは素敵です。

ずっと萩の柄が欲しくて探していて、白地に萩のものにしようかと迷ったのですが、これだとこのように着物のように着てもいいんじゃないかと勧めてもらって決めました。

 

大きめの市松模様になっていて、そこに萩、ところどころに薄めの朱色で桔梗が描かれています。

買ったのは、前にもご紹介した「いしかわや」さん。

新潟の着物屋さんですが、時々、東京、静岡など他の地方でも展示会をされています。

近くでないかな・・・と思われた方へ。どうぞ

「いしかわや」  http://kimono-ishikawaya.com/

左のブックマークからでもいけます。

 

 

ひとつ書いておきたいのは、この浴衣、仕立て上がりでないのはもちろんですが、まだ反物として市場に出回らないときにこれって決めて、染上がりを待って仕立ててもらいました。

だから、半年近く待って出来上がったものです。

浴衣だからね、仕立ての値段含めて着物よりお安いです。それに、この柄だったら今からまだ30年でも着られるでしょ。となると、適当なのを買ってまた買い換えるよりすごくお安いはずです。

・・・と思って、せっせとアルバイトに励んで手に入れた一枚です♪

 

帯は鉄線がやわらかく描かれた、絹芭蕉布の夏帯。

これは10年ほど前のお盆に、京都の高島屋の和装売り場のワゴンで1万円で買ったもの(^^)v

すごく気に入ってます。これに薄紫の帯締めと薄桃色の帯揚げをあわせて。

 

そして、襦袢と帯で浴衣を着たときは、足元は足袋を履きます。

暑そう・・・?

いいえ、どこ行っても冷房きいてるでしょ。足元冷やすと秋口に体調崩します。だからちょうどいいんです。

 

さてさて、出かけようとしていたら息子がひょいと現れたので、写真を撮ってもらいました。そのほうがいいのが撮れるかと思って。

しかし、おいおい、背景も考えず適当に撮るなよなー(**)

  

 

まあ、全体の合わせた感じはおわかりいただけるでしょうか(^^;)

涼しげ・・・に見えますか?

でもね、実は、この浴衣、綿のスタンダードなタイプなので、こうして襦袢と着ると夏の薄物より暑いです。綿紅梅とかだといいんでしょうね。

まあ、でも、こういうときは気合です。やっぱり和装は気分が上がります。

 

とりあえず、出かけてきます!!(・・・きました ^^;)

誰に逢いに行ったか・・・は、また後日ね♥

 

ちなみに、浴衣はこれ以外に四枚持ってます。一枚は私が高校生の時に着ていたもので、娘が着ています。(私もまだ着ようと思えば着られるのよ、ほんとです!!)

この浴衣もいつかまた娘が着ることになるでしょうか。

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鶏肉となすのトマト煮込み

2011年08月20日 | ごはん

「さぶなりましたなあ~」(寒くなりましたね)・・・と言いたくなるような、今日の横浜です。

いや、寒いまではもちろんいかないんですけど、昼間でも24℃ですよ。この急激な気候の変化に戸惑ってしまいます。

この寒さ(ちがうって)、数日続いてまた暑さがやってくるらしいですが、もう真夏の太陽がじりじり照りつけるような暑さとはちがうでしょうね。

・・・それで私、少々焦ってます。真夏を楽しんだもろもろのことでまだ書いてないのがたまってて・・・。

なんて言っても、そんなの知ってるの私だけなんですけど、このままお蔵入りは悔しい!!

なので、今日から去りゆく夏を惜しむような特集でお送りします(^^)

 

まずは、夏野菜を使ったおかず。まだアップしてないのがいっぱいあるんだけど、最近一番美味しかったのがこれです。

この日は昼間出かけていたんですが、買い物せずに帰ってきて、家にあるありあわせで晩ごはんを作ろうと冷蔵庫をのぞいて取り出したのが、鶏もも肉、なす、トマト、いんげん。

うーん・・・、とにかくこれでイタリアンもどきの煮込みを作ろう♪

 

 

鶏肉は大きめに切り分けてバットに入れ、塩こしょうをし、小麦粉をさっとまぶします。

なすといんげんは食べやすい大きさに。玉ねぎはくし切り。

 

深めのフライパンか鍋に油を多めに入れて熱し、なすを両面焼きます。焦げ目がついたら取り出します。

鶏肉を入れて、両面薄く焼き色がつくまで焼きます。

いつも鶏肉のソテーとかするときは、私は油は使わず皮目を下にして焼きます。そうするとびっくりするほど油が出てきて、その油で焼けるから。

でも、これは小麦粉をはたいているから、油は必要。そうすることで鶏のうまみをとじ込めるの。

鶏肉の間に玉ねぎを敷き詰めるように置き、その上になすを戻します。

 

ここで、うーん、白ワインとかほしいな・・・。でも、あいにくないよ・・・。

で、ふと思い出して冷蔵庫から取り出したのが・・・ジャ~ン!!

  これです。シードル(^^)v

 

これってりんごのお酒でしょ。いいんじゃないかな。発泡してるし、きっとお肉も柔らかくなるし。

 

で、半分くらいを回しかけたら、じゅっ・・・といい音がして、香りもしてきます。にんにくもひとつを3つくらいに適当に切って入れて。

そしてそこに、トマトを入れて煮込むんですけど、湯むきもざく切りもいたしません。

鍋の上でおろし器で皮ごとすって入れちゃいます。大きい皮は手でちぎって入れちゃった。だって、どうせ煮込むんです。形が変でも何でもいいやん。残ったへたは入れないでね(^^;)

 

あとはこのまま煮込んで、いんげんも入れて、最後に味見して少しだけ濃口醤油を入れました。

野菜から出た水分と、シードル、トマト・・・などで自然にお汁が出てきて、それが鶏にまぶした小麦粉のおかげでとろり・・・、うんおいしい♪

 

お皿に盛り付けて、上には庭のバジルをのせてみました。

バジルも一緒に煮込むやり方もあるけど、今回はシンプルな味付けにしたかったので、のせて香りづけにとどめました。

 

さてさて・・・器に盛り付けて・・・おー。なかなか美味しい♪

トマト缶を使うともっと濃厚な味になると思いますが、夏場はおいしい生トマトを使わなくちゃ。

 

これ美味しいし、定番にしよう。簡単だし。

晩ごはんなのでごはんと食べたけど、パンにも合うおかずです。

どうぞ。召し上がれ♪

 

ところで、これ、以前書いた「鶏肉とキャベツと大豆のトマト煮込み」と器一緒だわ。

うーん、お気に入りのスクエア型なんだけど、何となく洋風のに合う気がして・・・。なんだかそっくりやん。

器はどれ使うかいつも悩みます。悩みすぎて盛りつけ失敗もしばしば(^^)です。

そうそう。残りのシードルはとうに飲み干してしまいましたとさ(^^;)

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千円札の恐怖

2011年08月19日 | 日々のこと

昨日のことなのですが、出先の、家から遠く離れた都内のA駅改札横のATMでお金を下ろしました。

今朝、22,000円が必要だったので、それともろもろで57,000円。・・・んですが・・・。

 

お金が出てくる音がして、見ると・・・ん?何?

札束が・・・。

 

なんだこれは・・・。ん?57万円?

いや、そんなに残金があるはずがない(^^;)

 

見ると、全部千円札。57枚!!

ひゃ~!!なんでよ~。

これ困るんですけど・・・。

 

うろたえながら封筒を探したけど、ATM内の封筒切れていて、仕方なくその札束を財布に入れて、待っててくれた友だちのところに寄っていきました。

状況を話すと「もう一度出せないの・・・?」

え、・・・あ、そうか。

慌ててまた戻り、一度5万円分入れてから引き出すと、・・・やったーっ、できました。1万円札が出てきました。

 

あとで考えると、ただただ間抜けなんですけど、でもなんであんな羽目になったのか・・・。

そのA駅のATMが悪かったのか、それとも私自身が何かやらかしたのか・・・。

 

謎は解けないままですが、みなさん、千円札にはご注意を(^^)v

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ぬかを炒りました 

2011年08月19日 | お漬物

今日はものすごい雨が降りましたね。朝から出かけたので、出る前に洗濯物は取り込んでいったのだけど、開いてた窓があって、悲惨なことになってしまいました。

涼しくなったのはありがたいですが、今日は東北地方でまた強い地震もありましたし、自然はいったいどうしようと思っているのか・・・。

 

さて、今日はぬかのことを書きます。

ほしいと思いながら買わずに10数年経つものに精米器があります。

お米は精米した時からどんどん酸化していくので、玄米で買って家で精米したほうがいい。精米器があれば、好みの分搗き米にもできる・・・し、本当なら必需品に近いんですけど・・・まだありません。

どうも私は、「台所道具」は好きなんですけど、「台所機器」は使いこなせない、というか苦手なんです。

他のことでもそうなんですけど、アナログ人間なんだと思います。

でも、こんなことを言ってると、ぬかの話にたどりつけないので、またそのうち書きたいと思います。

 

夏になると、どぼ漬け=ぬか漬けを作ります。

そう、京都では「どぼ漬け」って言います、というか、母がそう言ってたので、私も「どぼ漬け」のほうがなじみがあるんですが、でも、横浜では通じないので「ぬか漬け」って呼んでいます。

 

世間では、何十年も続いているぬか床がすごい・・・と言われると思いますが、それを生前の母に言うと「ふーん、でも夏終わるとまずなるのに(=まずくなるのに)」って言っていました。

母はどぼ漬けはなすやきゅうり、みょうがなど夏野菜を漬けていましたから。その他、大根やキャベツもですが。

私はそんな母をぎゃふんと言わせたくて、秋・冬になってもかぶや大根、キャベツなどで漬け続けていたこともあるのですが、どうも納得いかないというか、認めてくれたことはなかった気がします。

 

でも、それもそのはず、母は夏が終わるとさっさとぬか床を処分して、大根やかぶの切り漬けにかかるのです。

いえ、母というより、なぜかこの「切り漬け」だけは父メインの仕事でした。

なんでかな・・・聞いたことなかったけど、父、千切りとか野菜切るの好きだったしかな・・・。

それが終わると、今度は白菜、たくあん・・・にかかるので、どぼ漬けを食べる暇も気持ちもない・・・ってふうだったんじゃないかなと思います。

 

とにかく、母のどぼ漬けは天下一品、美味しかったです。

 

私もそれをめざして夏になると始めるのですが、なかなか母の域には達することができません。

たまに「おっ、これは。ついに来たか!!」と思うときがあるのですが、ずっと安定することがないのです。

くやしいです。

 

ぬか床は生き物。だから、朝晩かき混ぜないとすぐ風味が落ちてしまいます。

旅行などで留守にするときは、上に塩を大量に振っておくか、別の容器やジップロックに入れて、冷蔵庫で保管するしかありません。

そうすると、発酵が抑えられるからです。

 

また、温度や湿度も大切です。

母が言っていたように、真夏が一番美味しいし、失敗なく毎日おいしく食べられると思います。

お盆を過ぎるといくら暑くても何となくぬかの表情が変わってきます。不思議なんだけど。

そして、今日みたいに涼しいと、ぬか床の力が弱ってくる気がします。

 

さて、野菜を漬けると野菜から水分が出て、ぬかが段々とゆるゆるになってきます。

また、浸けて引き上げるときにぬかもついてきますから、徐々にぬかが減ってきます。だから、「足しぬか」をしなくてはなりません。

 

そのためにぬかを炒りました。

生ぬかでもできないわけじゃないのですが、保管しておくのに虫がついたりすることもあるし、真夏は発酵が進みすぎることもあります。

やり方は、フライパンに入れて中~弱火にかけ、木べらで混ぜる、それだけです。焦がさないように注意し、全体が混ざるようにしながら炒ります。

それだけです。炒れたらそのまま冷まし、ぬか床に入れ、残りはジップロックなどにいれ、冷凍保管します。

 

「炒りぬか」は売っていますが、家で炒ったほうが絶対おいしいし、市販のには何かしらだしになるものやその他いろいろ入っていて、好きな味にならないというか、その市販品の味になるので、私はほとんど買いません。

でも、とりあえずやってみようという人にはいいと思います。冷蔵庫でできる袋に入ったもの・そこに野菜を入れるだけのものも売っていますし、自分にあったものを選べばいいですよね。

 

さて、ぬかを炒っているとすごく香ばしい香りがしてきます。

お米の外側ですからね・・・本当にいい香りです。

これを使ってお菓子を作ったこともありますが、入れすぎて美味しくできなかったことがあり、それからは遠のいています。

 

さて、これをぬか床に入れて、数日経つのですが、今、まだイマイチ味にまとまりがありません。

もし秋までの間に「よし」と思えたらまた写真も載せたいと思います。

急に朝起きたら美味しくなったりするのだから、不思議なものです。

 

「ぬか」だけで、またこんなに語ってしまいました(^^;)

おまけですが、精米器使ったら、毎日「ぬか」が出るでしょ。みなさん、それどうしていらっしゃるんでしょうか。

ぬか床用、肥料にする、はたまたお菓子・・・いや、たぶん使いきれず捨てることになるんでしょうね。

私はたぶん、なかなか捨てられない気がする。そして、ちょこちょこぬかを炒って、使いきれず保管しまくって・・・それはかなり、難業です。

精米器・・・ぬかを捨てる勇気が出ないと、無理な気がします(^^;)

 

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消臭力♪

2011年08月17日 | 日々のこと

もしかしたら私遅れてるんじゃないか、いや遅れてるって思うんですけど、今、消臭力のCMにはまってます。

 

3月の震災後、1ヶ月ほどして流れ始めたCM。あれはミゲル君というポーランドの少年。

日本はどうなっていくのかという不安な気持ちの日々の中、何だか希望や力がわいてきそうな澄んだ声に聴き惚れ、私は元気をもらいました。

あのバックに映る街は、1755年に大地震と津波に遭い、6万人以上の方が亡くなり、その後復興を遂げた街、ポルトガルのリスボンだそうです。

きっとその街並みも観る人に何かを与えてくれていたんじゃないかな。

 

そしたら、7月末、突然目と耳に飛び込んできたのはビートの効いた消臭力!!

なんやあれは・・・と思わず検索しましたよ。

そしたら、いろいろわかってきました。

 

 

T.M.Revolution 西川貴教さん。私、実はかなり好きです。それもずいぶん前から。

パンチのきいた声、パフォーマンス、おもろいキャラ、・・・あー、もう全部好きです。FMやTVから歌が流れると、もう「きゃーあ♥」って感じです。でも、CDは持ってません。iPodにも入ってません。すみません、ほんとにすみません(^^;)

今は、「新堂本兄弟」にレギュラー出演中ですよね。楽しみです♪

 

デビューの頃とかだったと思うんですけど、TVで由来を聞かれて、「貴教が革命を起こす(=Takanori Makes Revolution)・・・の意味です。だから、司会の人もファンも誰もかもT.M.Revolutionです」というような意味のことを言ってたのがおもしろくて。

そして、それに巻き込まれて、「んじゃあ、私もかあ♪」(単純やわね・・・)なんて思ってたのを思い出します。

 

その西川貴教さんとミゲル君がステージで歌いまくる、あのCM。

30秒CMは時々やってるけど、1分のフルバージョンが流れたのは一度だけだったんですよね!?残念。

でも、エステーのサイトでこのフルサイズの動画を発見。(もちろんYouTubeとかでも見られるけど)

うちでは子どももはまって、何回も再生してみています。

ここです → エステー宣伝部ドットコム

 

着うたもあったから、すかさずダウンロード(^^)v

うれしい。一番下の子なんて、携帯動画で録音してた。まだネットつなげなくしてるから。(ちょっと頭回るな、と感心 ^^;)

あ、でも、着信音にはしてないですよ。たまに聞くの。・・・なんぼ、マニアや・・・。

 

パソコンで動画を見ながら、子どもが・・・「この人、ちょっとカッコイイね」(そらそうよ、うん、カッコイイ♪)

その横で今度は「お母さんってちょっと変わってる人好きだよね」(え、ちがう、個性的っていうのよ!!)

とにかく今もなお、我が家で超人気です。これ。

あー、ほんと、楽しいもん。

まだ見てない人、ぜひ一度、見てみて。最後にミゲル君が言う言葉がTVと違って・・・すごくかわいいんです♪

メイキングも見られるよ。

 

こんなことを面白がって創る人がいて、それを面白がる人がいて。

そういうのがたくさんあってそれが積み重なって、日本が元気になっていくんじゃないかな。

がんばろう日本!! やわね。

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夏が終わる

2011年08月16日 | 日々のこと

 

お盆も今日で終わり・・・というのは関西の感覚なのでしょうか。
東京ではひと月前の7月に「お盆ですね」という話も聞いたし、でも、隣の川崎は今がお盆だ・・・と酒屋のおばちゃん言ってたし、そしたらやっぱりこの8月の今全国共通なのは「お盆休み」・・・ということだけなのかしらね。
 
 
京都で生まれ育った私は、8月13日から今日16日の期間がお盆だったし、昨日もそう書いたのですが、人の感覚は故郷によって形作られるんだなあ・・・と実感しています。
ここ数日、テレビのニュースや新聞では京都の大文字五山の送り火の話題が盛んに報道されていましたが、無事に点火されたようで、私の知る送り火が見れたのだなあと想像しています。
 
 
何事もいい悪いで判断できないこと、当事者でしかわからないことってあると思います。
だから、関東にいてニュースを見るだけではよくわからないし、京都の友人知人にも特に何も聞かなかったけど、きっと心を痛めている人はたくさんいるだろうなあと思って見ていました。
 
 
 
「京都・五山の送り火」は、他の地域の方からは「大文字焼き」とか言われることが多く、祇園祭と同じような感覚で観光のひとつとして捉えられている部分も大きいと思いますが、まさに送り火、お盆の伝統的な行事です。
もちろん、祇園祭も八坂神社のお祭りなので、観光客のためのイベントとは根本的には違いますが・・・お祭りってそういうものですよね・・・、大文字(「大文字焼き」とちがいますえ ^^)はまたそれとはちがう重さを持った行事だと思います。
 
平たく書けば、「お盆に帰ってきたはったご先祖さんの霊を、送り出す行事」なのだと思います。
よく見えるスポットはあるし、全国ネットのテレビで映るのはそういう場所から見る人たちの様子が多いと思いますが、基本はそれぞれの家や近くから見て手を合わすものではないかしら。
 
私の実家の2階の物干し場からは「大」の字が見えました。
20時前になると両親と一緒に私たちも物干し場に上がって待ち、ぼおっと点火し始めるのを見つめ、手を合わせ、また消えて見えなくなるまで見守る、そして、今年の夏が終わることをかみしめるのが常でした。
もし、まだ両親がいたら、今年も同じようにして過ごしていただろうなあと思います。                                                                                                                                                                         
 そういえば、数年前飲みに行ったお店で隣り合わせた方は、「大文字保存会」の方でした。(たまたまちょっとね ^^;) 
彼はどうしているだろうか・・・ここ数日そんなことを思っていました。
 
 
 
 
ほんとは今日は、また「青春の思い出」を書こうと思ってました。
また高校生の時ですけど、男の子と「よく見えるスポット」に大文字を見に行ったことがあります。
もちろん浴衣着て、「たくさん見えるところに行こう」って(^^)。
5つ全部見るのはなかなか難しくて、4つ見える出町柳あたりで混み混みの中でぎゅうぎゅう押されながら、またはぐれないように手をつないで。
それでも、それぞれの送り火が点火されたら手を合わせていたなあ。高校生なりの心をこめた祈りだったのでしょう。
 
夏の夜のむせかえる暑さと空気は、あの頃のせつない気持ちをふぅっと運んでくるかのようです。
 
 
 
祇園祭で始まった京都の夏は、大文字とともに終わっていく・・・きっと今もそうなのではないでしょうか。                                                                                 
                                                                     
私の夏ももうすぐ終わりです。
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友だち

2011年08月16日 | 日々のこと

昨晩は少し気持ちが下向きのようなことを書いてしまいました(^^;)

でも、けっして落ち込んでいるとかじゃなく、昨日も昼間は打ち合わせに出かけ、初めてお会いした方といろいろな話ができ、充実した一日でした。

 

人って、いろんな顔を持っていると思います。

以前、「そのいろいろな顔をたくさん持っている方が、魅力的な人間になる」と言われたことがあります。

どうとらえるかにもよるけど、相手に合わせてころころ顔を付け替えるようなのもそうだし、自分の心の中のいろんな声から現れてくる顔も、どんなことに興味を持ち、どんなところに所属しているかとか、それも顔のひとつだと思います。

私は・・・、うーん、模索中!!(^^;)

 

 

これから、友だちに会ってきます。数年ぶりに会います。

彼女と私が友だちっていうと、たぶん100人が100人びっくりするんじゃないかな、いや99人くらいかな、ってくらい、たぶん、普段の顔はちがいすぎるでしょう。

でも、友だちです。きっとずっと友だちです。

 

「一番の友だちってなんだろう」・・・以前、子どもが悩んでました。

「自分には友だちがいない」・・・そう言った人もいました。

難しいな、うん、ほんとに難しい。

でも、相手がどうであれ、男でも女でも、自分が友だちって思ったら友だち。それでいいんじゃないかな。

なんか、そんな気がします。

 

ちょっくら行ってきます♪

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お盆です。

2011年08月16日 | 日々のこと

お盆です。おばんです♪

 

前に関西出身の友だちに「おばんです」ってメールしたら、「誰がオバンやねん」って返信が来て、笑ってしまいました。

わかるかなあ・・・きっと、わかるの関西人だけだと思うけど、このセンス、ナイス!!って、それ以来、私、その友だち、ものすご尊敬しています(^^)

 

 

と、軽い書き出しになりましたが、本当は胸の奥をきしませながらお盆を迎えました。

今年のお盆はそれぞれいろんな思いで過ごされているんじゃないかと思います。

被災地の初盆を思うと本当に心が痛みます。

また、最近亡くなられた、身近な方の悲しい報せを、数日前に聞きました。病気でも事故でもなく、突然だったそう。つい2ケ月ほど前に会ったばかりなのにと思うと、信じられません。

まだ四十九日にもならないので、初盆にもならないとのこと。

いろいろな方への思いを馳せながら、お盆を過ごしています。

 

数年前まで、「お盆」といえばずっと、「里帰りするための楽しいお盆休み」のことでした。

それが、ここ数年で両親が亡くなり、去年7月、実家を手放したことで変わりました。生家がなくなるのはとても悲しいことでした。手放すまではわからなかったけれど。

少しそのことを書いてみます。

 

 

去年の夏、お盆を過ぎた8月の終わり、京都に行きました。

ある予定があったのでそのためでしたが、お盆に行けなかったお墓参りもしにいきました。

大好きな京都。

新幹線を降りて構内を歩いているときに、急にものすごい寂しさが襲ってきました。

以前なら、京都に着いたらすぐ両親に「ついたよ」と電話を入れていました。そして、実家に向かう、それがいつもの京都でした。

でも、あーもう私にはそうして「ついたよ」と電話をする相手も、出迎えてくれる、待っててくれる人も、帰る場所もないんだなあ・・・そう思うと、もう何もできなくなって、ただただ駅で立ち尽くしていました。

そして、私はひとりぼっちになったんだ・・・と思いました。

 

ひとりぼっち・・・っておかしいですよね。

そんなはずはないんです。

私には家族も、友だちも、親戚も、血を分けたきょうだいもいるのに。でも、その時はそうとしか思えなかった。

言葉では表現できない思いを抱えながら、両親のお墓、そして、先祖のお墓を参りました。

 

そして、それからの私は何だか気力を失ってしまい、横浜に帰ってからもずっとぼおっとして、自分が空っぽになってしまった気がして、でもそれでは毎日暮らせないから、何とか笑おうとして、でもうまくいかなくて、表向きには普通でいたかもしれないけど、どんどん内省していく、そんな毎日を送っていました。

ほんの一年前、ちょうど一年前のことです。

 

 

「明けない夜はない」・・・と言います。

それは、人に希望を与える言葉なのかもしれません。

でも、私にとっては、とても辛い響きでしかありませんでした。夜、布団に入るときに「このまま朝が来なければいい」・・・毎日そう思っていました。

朝が来て、目が覚めて、「あー、また新しい日が来てしまった。また一日を過ごさなくてはいけない」本当にそう思っていました。

何とか家事をこなし、人と普通に顔を合わせて用事もこなしていましたが、言い知れぬ不安がいつもありました。

ごはんの味もわからなくなって、何とか作ってはいましたが、「まずい。何、これ?」と言われることもしばしば。

私はどうなっていくのだろう・・・、本当にわからなかったです。

 

 

でも、今、私はこうして、毎日楽しく暮らしています。日々、楽しいことを見つけるのがおもしろく、人と会うこと、新しい出会いも、旧知を温め合うことも本当にうれしく、こうして思いを言葉にすることもできるようになりました。

ほんの数か月前までは考えられなかったことです。

やっと自分を取り戻した、そういう気がしています。

 

 

ただ、もしかしたら、またダメになるんじゃないか・・・そんな気持ちはまだ心のどこかにあります。

だから、このお盆は横浜でごく普通の日常を過ごしています。

今年もお盆にお墓参りできなくてごめんね・・・そう思いながら、行こうと思えば京都くらい日帰りでも行ける・・・そう思って。

 

京都のこと、両親のことも、母に教えてもらった料理や梅干しのことも、こうして書けるようになったけれど、実は土曜日、梅を梅酢に戻しながらボロボロ涙が溢れて止まりませんでした。今年はうまくいきそうやわ・・・そんなことをもう電話することもできないんだな、と思って。

 

やっぱり今年は横浜にいてよかった・・・そんな気がします。

 

おぼんです、おばんです、誰がオバンやねん・・・何だかこればかりを繰り返し、そんなしょーもないことをメールしてくる友のありがたさを思い、ここを読んでくれる人の顔を思い浮かべ、見知らぬ人にも思いを馳せ、あっちこっちに心が飛ぶ、そんな今年のお盆です。

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