ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

百合の花

2011年08月22日 | 日々のこと

今日も一日寒かったですね。

あまりに冷えるので、七分袖のカットソーを着ました。8月下旬にこれは珍しいんじゃないかしら。

 

写真は庭の百合の花です。

数年前、子どもがどこかから取ってきました。「きれいでしょ、飾って」と。

球根付きだったので、庭の片隅に埋めておいたら毎年芽が出て、咲くかな・・・と思っていたらいつの間にか枯れちゃって・・・を繰り返していましたが、今年はなんと4つくらいにょきにょき伸びて、10輪くらい咲いています。

 

この写真はこの雨続きになる前の日に撮ったものですが、その後も雨にも負けず、きれいに咲いています。

むしろ、雨が降ってからの方が、いきいきして見えます。

きっとお花もお湿りを待ち望んでいたんでしょうね。恵みの雨を喜んでいることでしょう。

とはいえ、時折集中豪雨のような大雨、まさにバケツをひっくり返したような雨には閉口していることでしょう。それでも、凛と咲き誇っているようすに心が洗われます。

 

今、ちょうど、あちこちで咲いていますね。同じように、この百合の花に心癒されている人もいるんじゃないでしょうか。

 

 

たまたま子どもが取ってきてくれた百合の花ですが、実は私は小さい頃からこの花がすごく好きでした。

実家の庭にたくさんあって、球根だから毎年同じ場所に咲くんです。

それがとても楽しみで、花の姿も色も匂いも、全部好きでした。

両親もきっと好きだったんだと思います。だから庭に植えていたのでしょうね。

 

たくさん咲き始めたら、数本を切って、新聞紙にくるんで小学校に持っていきました。

教室に飾るためです。

あの頃は誰かしらが、庭や畑に咲いた花を持ってきて、教卓や棚の上にお花が飾ってありました。

田んぼや畑に囲まれた地域だったからかもしれませんが、友だちと競うように持っていったこともあります。

自分が持っていった花が教室できれいに咲いているのを見るのは、どこか誇らしい気持ちもしました。

懐かしい思い出です。

 

 

ところで、この写真を撮って子どもと当時のことを話していたら、わかったことがあります。

この百合の花、私は近くの公園の片隅に咲いていたものだと、ずっと思っていました。

でも、実は、どこかのおうちの植え込みに咲いていたものだったそうです。

あまりにきれいだったから、何の気もなしに抜いたら、その時一緒にいた知り合いの大人の方がそこの家のものだったと教えてくれたそうですが、時すでに遅し。

そのまま持ち帰ったそうです。あらら。

 

そのお宅の方、本当に申し訳ありません。申し訳ないのですが、今こうしてその百合の花は命をつないでうちの庭で咲いています。

そう思って大目に見てくださいませ(^^;)

 

まだ今も庭の端で咲いています。お近くの方、前を通りかかったらぜひ見てくださいね。


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