ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

千円札の恐怖

2011年08月19日 | 日々のこと

昨日のことなのですが、出先の、家から遠く離れた都内のA駅改札横のATMでお金を下ろしました。

今朝、22,000円が必要だったので、それともろもろで57,000円。・・・んですが・・・。

 

お金が出てくる音がして、見ると・・・ん?何?

札束が・・・。

 

なんだこれは・・・。ん?57万円?

いや、そんなに残金があるはずがない(^^;)

 

見ると、全部千円札。57枚!!

ひゃ~!!なんでよ~。

これ困るんですけど・・・。

 

うろたえながら封筒を探したけど、ATM内の封筒切れていて、仕方なくその札束を財布に入れて、待っててくれた友だちのところに寄っていきました。

状況を話すと「もう一度出せないの・・・?」

え、・・・あ、そうか。

慌ててまた戻り、一度5万円分入れてから引き出すと、・・・やったーっ、できました。1万円札が出てきました。

 

あとで考えると、ただただ間抜けなんですけど、でもなんであんな羽目になったのか・・・。

そのA駅のATMが悪かったのか、それとも私自身が何かやらかしたのか・・・。

 

謎は解けないままですが、みなさん、千円札にはご注意を(^^)v

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ぬかを炒りました 

2011年08月19日 | お漬物

今日はものすごい雨が降りましたね。朝から出かけたので、出る前に洗濯物は取り込んでいったのだけど、開いてた窓があって、悲惨なことになってしまいました。

涼しくなったのはありがたいですが、今日は東北地方でまた強い地震もありましたし、自然はいったいどうしようと思っているのか・・・。

 

さて、今日はぬかのことを書きます。

ほしいと思いながら買わずに10数年経つものに精米器があります。

お米は精米した時からどんどん酸化していくので、玄米で買って家で精米したほうがいい。精米器があれば、好みの分搗き米にもできる・・・し、本当なら必需品に近いんですけど・・・まだありません。

どうも私は、「台所道具」は好きなんですけど、「台所機器」は使いこなせない、というか苦手なんです。

他のことでもそうなんですけど、アナログ人間なんだと思います。

でも、こんなことを言ってると、ぬかの話にたどりつけないので、またそのうち書きたいと思います。

 

夏になると、どぼ漬け=ぬか漬けを作ります。

そう、京都では「どぼ漬け」って言います、というか、母がそう言ってたので、私も「どぼ漬け」のほうがなじみがあるんですが、でも、横浜では通じないので「ぬか漬け」って呼んでいます。

 

世間では、何十年も続いているぬか床がすごい・・・と言われると思いますが、それを生前の母に言うと「ふーん、でも夏終わるとまずなるのに(=まずくなるのに)」って言っていました。

母はどぼ漬けはなすやきゅうり、みょうがなど夏野菜を漬けていましたから。その他、大根やキャベツもですが。

私はそんな母をぎゃふんと言わせたくて、秋・冬になってもかぶや大根、キャベツなどで漬け続けていたこともあるのですが、どうも納得いかないというか、認めてくれたことはなかった気がします。

 

でも、それもそのはず、母は夏が終わるとさっさとぬか床を処分して、大根やかぶの切り漬けにかかるのです。

いえ、母というより、なぜかこの「切り漬け」だけは父メインの仕事でした。

なんでかな・・・聞いたことなかったけど、父、千切りとか野菜切るの好きだったしかな・・・。

それが終わると、今度は白菜、たくあん・・・にかかるので、どぼ漬けを食べる暇も気持ちもない・・・ってふうだったんじゃないかなと思います。

 

とにかく、母のどぼ漬けは天下一品、美味しかったです。

 

私もそれをめざして夏になると始めるのですが、なかなか母の域には達することができません。

たまに「おっ、これは。ついに来たか!!」と思うときがあるのですが、ずっと安定することがないのです。

くやしいです。

 

ぬか床は生き物。だから、朝晩かき混ぜないとすぐ風味が落ちてしまいます。

旅行などで留守にするときは、上に塩を大量に振っておくか、別の容器やジップロックに入れて、冷蔵庫で保管するしかありません。

そうすると、発酵が抑えられるからです。

 

また、温度や湿度も大切です。

母が言っていたように、真夏が一番美味しいし、失敗なく毎日おいしく食べられると思います。

お盆を過ぎるといくら暑くても何となくぬかの表情が変わってきます。不思議なんだけど。

そして、今日みたいに涼しいと、ぬか床の力が弱ってくる気がします。

 

さて、野菜を漬けると野菜から水分が出て、ぬかが段々とゆるゆるになってきます。

また、浸けて引き上げるときにぬかもついてきますから、徐々にぬかが減ってきます。だから、「足しぬか」をしなくてはなりません。

 

そのためにぬかを炒りました。

生ぬかでもできないわけじゃないのですが、保管しておくのに虫がついたりすることもあるし、真夏は発酵が進みすぎることもあります。

やり方は、フライパンに入れて中~弱火にかけ、木べらで混ぜる、それだけです。焦がさないように注意し、全体が混ざるようにしながら炒ります。

それだけです。炒れたらそのまま冷まし、ぬか床に入れ、残りはジップロックなどにいれ、冷凍保管します。

 

「炒りぬか」は売っていますが、家で炒ったほうが絶対おいしいし、市販のには何かしらだしになるものやその他いろいろ入っていて、好きな味にならないというか、その市販品の味になるので、私はほとんど買いません。

でも、とりあえずやってみようという人にはいいと思います。冷蔵庫でできる袋に入ったもの・そこに野菜を入れるだけのものも売っていますし、自分にあったものを選べばいいですよね。

 

さて、ぬかを炒っているとすごく香ばしい香りがしてきます。

お米の外側ですからね・・・本当にいい香りです。

これを使ってお菓子を作ったこともありますが、入れすぎて美味しくできなかったことがあり、それからは遠のいています。

 

さて、これをぬか床に入れて、数日経つのですが、今、まだイマイチ味にまとまりがありません。

もし秋までの間に「よし」と思えたらまた写真も載せたいと思います。

急に朝起きたら美味しくなったりするのだから、不思議なものです。

 

「ぬか」だけで、またこんなに語ってしまいました(^^;)

おまけですが、精米器使ったら、毎日「ぬか」が出るでしょ。みなさん、それどうしていらっしゃるんでしょうか。

ぬか床用、肥料にする、はたまたお菓子・・・いや、たぶん使いきれず捨てることになるんでしょうね。

私はたぶん、なかなか捨てられない気がする。そして、ちょこちょこぬかを炒って、使いきれず保管しまくって・・・それはかなり、難業です。

精米器・・・ぬかを捨てる勇気が出ないと、無理な気がします(^^;)

 

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