ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

延長戦

2011年08月12日 | ごはん

土用干しも3日目を終え、ぎゅうぎゅう詰めだった梅も体積が減って、しわが寄ってきました。

でも、やっぱり何となく干し上がり方が甘い気がして。

それで、もう一日多めに干すことにしました。

 

朝起きて、全部の梅をひっくり返します。

毎日上下を変えて全体に日の光を当てることで、皮のやわらかな、風味のよい梅干しになります。

 ふぅ・・・。

 

下側はしっとりしています。これをまた日に当てて・・・。

  小梅もひとつひとつ・・・。

毎日はできなかったけど・・・なんせ、450こ(^^;)

赤じそが塩を吹いてきてるの、わかるかなあ。

 

しかし、午後またひっくり返そうとしていたのですが、やっぱりなんか太陽の光の当たり方が弱い気がする。

それで上を見上げて気がつきました。

毎年大体同じ場所で干しているのですが、そばのさくらんぼの木が大きくなって、ほのかに影を作っているのです。

暑いし、光も当たってるし、ダメなわけじゃないんですけど、なんか納得できない。

ここまで梅に命をかけてきたのに(^^;)、ここで妥協したくないし・・・。

 

お引越しです。

 

 

庭で一番日当たりのいいところに移動。

道行く人に見られるけど、幸いお盆休みも始まり、この街から人も少なくなってるし。

ほら、心置きなくおひさまの光をお浴びなさい♪

 

それから数時間で、このとおり。

  小梅ちゃん。

 

  ちょっと写りが悪いんですけど(汗)。

このくらい塩を吹いて干し上がったほうがいいの。

 

今夜は外の軒のあるところに出して、夜露に当てています。

網戸ごしに梅の香りが風に吹かれて、ふんわり部屋に漂っています。

さあ、明日の朝が楽しみです♪ 

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ししとうとおじゃこのたいたん

2011年08月12日 | ごはん

「おばんざい」を食べに行ったから、というわけじゃないけど、ふとこんなのが作りたくなりました。

夏野菜使ったおかずって、これみたいにささっと作ってごはんの進むものが多くて好きです。

 

 

ししとうはへたのところを包丁で落とします。

菜種油でさっと炒め、火が通ったらちりめんじゃこを加えます。

酒、みりん(私は味の母)、濃口しょうゆを各大さじ1くらい加え、木べらでさっと炒りつけ、汁気が大体なくなったらできあがり♪

 

ししとうはしっかり炒めなくても、あとで炒りつけるのでやわらかくなります。

また、作りたてもおいしいけど、作って冷蔵庫に入れて冷やして次の朝いただくと、また格別の美味しさ。

そのときは少しクタっとなってます。

 

 

あー、ほんとに美味しい♪ あつあつご飯、おかわりしたくなる~♪

 

京都だったら、満願寺唐辛子とか、伏見唐辛子でよく作ると思います。でも、横浜だとなかなか売ってないのよ。あっても高いし(涙)

ししとうでも十分においしいけど、ひとつ危険を伴います。

そう。食べた時に「あー、辛いっ(涙)」ってなることが。これって食べてみないとわからないんよね(**)

ひと晩置けば、まろやかになってる確率大です。

 

 

そういえば、前に京都のおばんざいのお店の社長さんが「ライバルはオカン」って言ってるの聞いたことがあります。

そらそうでしょ。なんてったって、京都の家庭料理やから(^^)

「オカン選手権」みたいなんがあったら、私、絶対出てやるぞ。京都のオカンじゃないけど、横浜代表で勝負してきます。

それまで、毎日、こういうささやかなおかず作って、腕磨いときましょう(^^)v

みなさんもご一緒にいかがですか♪

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研修会!?  ~久しぶりの「魚ぞうめん」~

2011年08月12日 | おばんざいつれづれ

先週の平日の夜、新宿で一杯やってきました。

 

・・・なんや、おやじみたいよね(^^;)

ちがうのよん。思い切り女子よ。そして、両手にダンゴ状態♪

 

まず、待ち合わせでびっくり。平日夜の新宿って、人・人・人・・・なんですね。

目印の場所に行ったけど、あやうく会えない感じで。携帯なかったらめっちゃやばいよ。昔の人はどうしてたんやろ・・・と、早くも気後れ (**)

西口と東口でも表情が違うと聞いたけど、私にはもはやどちらも同じ。とにかくはぐれずに従いて行かなくちゃ。

 

 

さて、行き着いた先の場所は、新宿センタービル53階、「月の蔵 京のくいしんぼ」

え、「京おばんざい・京豆富・旬魚」・・・なぜに「おばんざい」!?

実はこの3名、京都絡みのご縁です。つまり、いうなればみんな「チームK(京都♪)」の一員よ(^^)

まあ、きっと私の研修の意味で、ここ取ってくれたのね、ありがと♪・・・と、向かったのでした。

 

京の直送素材を活かした「京おばんざい」を優雅に味わう・・・って書いてあるし、よし、今日は「京都の夏」を満喫しよう!!新宿で!!

 

まずはビールで乾杯p(^^)q

窓際の席でいい感じ♪  

 

 

そして、この夜景~♥

 

私、もう、きゃあきゃあ言ってます♪

 

 

そして、早速、京の夏・・・次から次へと・・・

気軽なカフェ以外ではなるべく写真は撮らないことにしてるんだけど、今日は「研修だから」と、いろいろ撮ってみました(言い訳かよ)

 

これこれです。「魚ぞうめん」!!

メニューには「魚そうめん」って書いてあったけど、両親は「魚ぞうめん」ってにごってたような・・・。

 

あー、懐かしい!!

夏になったらしょちゅうお膳に上ってたなあ。

そうそう、白と抹茶色のとあって、おだしにつけて食べるんよね。母はそのへんのお店で普通に買って来てたと思うんだけど。パックに2色の魚ぞうめんとだしがセットになってて・・・。今は違うのかな・・・!?

お店だからおしゃれだな、とろろとうずら卵を絡めていただきまーす♪

 

よう冷えてて美味しい♪ 

でも、これって、京都ではおなじみだけど、大阪の友だちに聞いたら「知らん」とひとこと。「かまぼこみたいな味がして・・・」と言っても「知らん」。どうも、京都限定のもんみたいですね。

 

さて、つぎつぎ。

鱧、鱧。やっぱ鱧でしょ・・・と、鱧のおとし。梅肉つけて、あー美味し。

奥は九条ねぎの乗ったピザ。賀茂茄子田楽も♪ 

それより、さっきの魚ぞうめんの乗ってた漆器がいい感じ・・・と盛り上がる。

 

ひろうす。「とようけ屋さん」からの直送だというし、これは「勉強」のため、食べてみなあかん・・・と頼む。

添えてある生麩が京都らしさを出してるようなのがいかにもだけど、ひろうすは、うん、美味しい♪ でも、なんかお野菜と炊きたくなる衝動に駆られる・・・(^^;)

 

そして、「この三島の器、いいねえ」と、また盛り上がる・・・。

 

そのあとも、

 とか、 とか他いろいろ。

このメンバー、頼むたびに料理のみならず、器を見てワイワイ。

こら、ひっくり返して裏を見るな、おい!!・・・って感じ。

取り皿は普通だったけど、お料理の器はどれも素敵でした。

漬物寿司は二人はおいしいって言ってたけど、私は漬物はあんまり買わないので、いまいち美味しさがわからないのでした(^^;)

そのかわり、「玉乃光梅酒」というのを頼む。「玉乃光」は京都のお酒。うーん・・・美味しい♪ でも、ちょっと強い。うーん・・・失敗・・・。

 

 

さてさて、気がつくと、窓の外はすっかり暮れて、夜景も表情が変わってきて・・・、あー、素敵、このままずっと見ていたい、帰りたくない・・・。

 

 

ここで、ハッと気づく、明日も子どもの部活で早起きだわ(汗)

 

早々に会計を済ませて、ふたりをせかせて駅に向かう、かあちゃんシンデレラなのでした。

 

「おばんざい」と銘打ってる東京近郊のお店って、京料理のほんまもんの支店以外でなかなか美味しいと思えるとこに巡り会ったことなかったのですが、ここは本当に美味しかったです。

新宿で京の味を堪能した夜はすごく楽しくて、いろいろ勉強になった(ほんとよ ^^;)けど、でもやっぱ京都で食べたいな、いや、しゃあない、家で作ろ・・・って思ったのでした。

でも、こうして外でいただくのもたまには楽しいわね。

また行きましょう。「研修会」にね♪

コメント (6)
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