公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

参議院では「クビ」を宣告された一川防衛相

2011-12-09 18:59:27 | 政治経済問題
だが、決定的となったその問題発言とは?

一川防衛相やめる必要なし!! (「日本人」の研究!)<阿修羅>

1.のコメントを一部抜粋。


佐藤正久(自民党参議院議員)は

・「95年の少女暴行事件、これご存知ですか、中身を」と質問した。

一川は

・「95年に米軍から少女が暴行を受けたという、そういう事件だと思っています」と答弁した。

佐藤は

・「中身ですよ、それは私が言ったことじゃないですか」と追求した。

一川は

・「中身と言われましても、その正確な中身を詳細には私は知っておりませんけれど、はい」と答弁。


そこで、佐藤は得たりとばかりに

・「びぃっくりしました。この米軍人の少女暴行事件も中身を承知していなくて、それで本当に部下だけ更迭する。ありえないすよ」

となるわけである。ここに至って、一川は事件そのものを知らないことにされてしまっている。



ま、防衛大臣だからといって、確かに正確に中身を知っている人物など、恐らく自民党の歴代の防衛大臣でさえ怪しいだろうね。多分。

それと、一川大臣は後に謝罪したが、ブータン国王夫妻の晩餐会欠席についても、1.のコメントによると、こう綴っている。

ついでにブータン国王晩餐会欠席問題についても一言いいたい。私は外国賓客の歓迎式典招待者は全て無条件に出席しなければならないとは思わない。企業のトップであればそれよりも優先度の高い会合はあるだろうし、政治家であれば同志の政治資金パーティを含む政治活動を優先させることがあるのは当然だ。(坂本龍馬だって先斗町で山内公の酒宴があったとしても西郷隆盛との会談を優先させるのではないか。)一川が主賓であったのか、ドタキャンだったのか調整したうえでのことだったのか、などにもよると思うがその辺の事情は一切報道されない。これでは一川の行動が非難されるべきであったのか、妥当だったのか、国民としての判断を奪われたままマスコミの判断を押付けられているに過ぎない。

確かに、一川大臣が本当にすっぽかしたのかどうか、正直なところ、分からないな。

ま、一川大臣を見ると、口が下手そうな上に、滑舌もよくないから、何を言っているのかよくわからない点も多々見受けられる。恐らく、その点で損している部分があると思われる。それと、「小沢派」という点も気に入られないし。

しかしながら、一川大臣でなくとも、ここまで綴って見てみると、何だか、訳の分からないうちにクビにされた、と思うんじゃないかね?

(追記)

1.のコメントは面白いね。

というのは、過去にもにたような事があるからだ。森喜朗が首相だったときにノルウェー国王晩餐会をドタキャンした(森は首相だったのだ。そのとき山本一太たちと寿司屋に行っていたらしい。)ときマスコミは騒いだだろうか。昨年有名歌舞伎役者が結婚式をあげた時に前原氏が国会をサボって出席したがマスコミはどう報道しただろうか。これは一川よりはるかに問題ではないのか。09年ゲイツ国防長官来日時、彼は自衛隊の閲兵式典と晩餐会を拒否したが、これこそ最大級の非礼にあたると思われるが報道したマスコミがあっただろうか。小泉純一郎元首相にいたっては新嘗祭で「陛下はあの中でいったい何をしているのだ」といったという。天皇崇拝者が聞けば卒倒するような話も報道されなかった。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「3なし自民党」が今できること | トップ | 12月9日の優勝戦・重賞結果 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
national defence (noga)
2011-12-10 05:25:45
●鳩山由紀夫首相は、「昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」と記者団に述べた。

●菅首相が、統合、陸、海、空、4幕僚長との協議の冒頭で「改めて法律を調べたら自衛隊に対する最高の指揮監督権を有していた」と述べた。

アメリカ側の代表者であったメア氏は、「日本では、識者と呼ばれる教養人、国会議員、更に地方自治体の議員も、安全保障に関して知識がないことはいいことで、説明しないことは賢明な対処法だと考えているように見えます。それは私にとっては本当に驚きの連続です」と語った。

個人の表現がなくては、個人選びは難しい。また、傑出した個人を育成することも難しい。つまり、個性がなくては高等教育がなりたたない。どんぐりの背比べ。政治は三流。

アメリカ側の責任者であるメア氏は語る。「普天間飛行場問題での選択肢は現状の固定化か、辺野古への移転しかありません。東アジア、西太平洋に配備されている米軍で唯一、機動力のある部隊が海兵隊です。機動力ゆえに海兵隊は最大の抑止力なのです。強靭な精神力を持つ彼らは、アメリカの日本防衛に対するコミットの象徴でもあります。海兵隊は航空部隊、陸上部隊、支援部隊が同じ演習場でなければ訓練出来ません。統合性を欠く訓練は無意味です。鳩山内閣は軍事的理論より政治的理論を優先させて県外に移すと宣言しましたが、私は2010年5月、自分が国務省日本部長である限り、日本の国内政治のためにアメリカの若い海兵隊員の命を犠牲にするつもりはないと、鳩山首相に伝えてくれと日本側に言いました」

地政学な内容が頭の中に入っていない県民代表と、国防の議論を何回繰り返してもリーズナブルな結論は得られないであろう。「百年兵を養うは、一日のため」である。
相手の程度を考えて話し合うことも、時と場合によっては必要である。
語る内容が歌詠みであっては、外敵を抑え込む力にはならない。先の沖縄戦の時もそうであった。

意思は、未来時制の内容である。
日本語には時制がない。
だから、日本人には意思がない。
自他ともに、本人の意思の内容を確認しようと真剣になることはない。
意思がないところに責任はない。
国がひっくり返った時にも責任者は出なかった。
死刑執行人が殺人罪に問われないようなものである。
とかくこの世は無責任。

「米軍の訓練や日米安保体制についての深い議論は避けたい。なぜ日米安保や基地や訓練が必要かを議論せず、すべてを米国のせいにする。説明は責任につながるので、責任をとりたくない政治家や外務省は、誰も説明しない。従ってこのままでは安全保障についての日本政府と日本国民の理解は深まりようがない、と私は心配しています」とメア氏は語る。(引用: 「30年、日本を見詰めたメア氏の証言」  桜井よしこ氏)

意思のない人とは議論ができない。
意思のない人は、つかみどころのない人だからである。
実況放送と現状報告の内容のみを語る人は子供のようなものである。
英米人は、12歳の大人の住む国に来て困惑している。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

返信する

政治経済問題」カテゴリの最新記事