イスラエル軍 ヒズボラの最高指導者ナスララ師を殺害と発表 NHK 2024年9月28日 17時20分
イスラエル軍は28日、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師を殺害したと発表しました。イスラエル軍は前日の27日にレバノンの首都ベイルート郊外にあるヒズボラの本部を空爆したと発表していて、この空爆についてイスラエルのメディアなどはナスララ師を狙ったものだと伝えていました。一方、ヒズボラ側はナスララ師の安否について明らかにしていません。
イスラエル軍 “ヒズボラ本部空爆” 緊張高まり懸念の声相次ぐ NHK 2024年9月28日 13時04分
イスラエル軍は27日、隣国レバノンの首都ベイルート郊外でイスラム教シーア派組織ヒズボラの本部だとする場所を空爆したと発表し、イスラエルのメディアなどはヒズボラの最高指導者を狙ったものだと伝えています。これを受けて国際社会からは緊張の高まりを懸念する声が相次いでいます。
イスラエル軍と、パレスチナのイスラム組織ハマスに連帯するヒズボラの間では、攻撃の応酬が続いていて、イスラエル軍は27日、レバノンの首都ベイルート郊外でヒズボラの本部だとする場所を空爆したと発表しました。
イスラエルのメディアなどはヒズボラの最高指導者ナスララ師を標的にしたものだと伝えていますが、詳細は分かっていません。
またレバノン保健省によりますと、今回の空爆によってこれまでに少なくとも6人が死亡し、91人がけがをしました。
イスラエル軍は28日もベイルート郊外への空爆を続けていて「攻撃の目標にはヒズボラの武器の製造施設や司令センターなどが含まれている」とSNSで発表したほか、レバノン南部でヒズボラのミサイル部隊の司令官などを殺害したとしています。
イスラエル軍はレバノンへの地上作戦の可能性についても言及していて、国際社会からは緊張の高まりを懸念する声が相次いでいます。
米国防長官 “全面的戦争なら両国に壊滅的な結果”
アメリカのオースティン国防長官は27日、CNNテレビのインタビューで「レバノンのヒズボラとイスラエルの間で全面的な戦争になれば、両国に壊滅的な結果をもたらす。われわれがガザで見てきたものと同じか、それ以上の死傷者や避難者が出ることになるだろう」と述べ今後の情勢次第では、ガザ地区よりも多くの犠牲者が出るおそれがあると警告しました。
そのうえで「最善の方法は外交的な努力による解決だ」と述べ、緊張の緩和に向けて外交的な働きかけを強める必要性を訴えました。
一方、イスラエル軍のガザ地区での対応について「民間人の死傷者の数が多すぎる。これまでとは異なる方法をとるよう望む」と苦言を呈しました。
イスラエル軍は28日、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ師を殺害したと発表しました。イスラエル軍は前日の27日にレバノンの首都ベイルート郊外にあるヒズボラの本部を空爆したと発表していて、この空爆についてイスラエルのメディアなどはナスララ師を狙ったものだと伝えていました。一方、ヒズボラ側はナスララ師の安否について明らかにしていません。
イスラエル軍 “ヒズボラ本部空爆” 緊張高まり懸念の声相次ぐ NHK 2024年9月28日 13時04分
イスラエル軍は27日、隣国レバノンの首都ベイルート郊外でイスラム教シーア派組織ヒズボラの本部だとする場所を空爆したと発表し、イスラエルのメディアなどはヒズボラの最高指導者を狙ったものだと伝えています。これを受けて国際社会からは緊張の高まりを懸念する声が相次いでいます。
イスラエル軍と、パレスチナのイスラム組織ハマスに連帯するヒズボラの間では、攻撃の応酬が続いていて、イスラエル軍は27日、レバノンの首都ベイルート郊外でヒズボラの本部だとする場所を空爆したと発表しました。
イスラエルのメディアなどはヒズボラの最高指導者ナスララ師を標的にしたものだと伝えていますが、詳細は分かっていません。
またレバノン保健省によりますと、今回の空爆によってこれまでに少なくとも6人が死亡し、91人がけがをしました。
イスラエル軍は28日もベイルート郊外への空爆を続けていて「攻撃の目標にはヒズボラの武器の製造施設や司令センターなどが含まれている」とSNSで発表したほか、レバノン南部でヒズボラのミサイル部隊の司令官などを殺害したとしています。
イスラエル軍はレバノンへの地上作戦の可能性についても言及していて、国際社会からは緊張の高まりを懸念する声が相次いでいます。
米国防長官 “全面的戦争なら両国に壊滅的な結果”
アメリカのオースティン国防長官は27日、CNNテレビのインタビューで「レバノンのヒズボラとイスラエルの間で全面的な戦争になれば、両国に壊滅的な結果をもたらす。われわれがガザで見てきたものと同じか、それ以上の死傷者や避難者が出ることになるだろう」と述べ今後の情勢次第では、ガザ地区よりも多くの犠牲者が出るおそれがあると警告しました。
そのうえで「最善の方法は外交的な努力による解決だ」と述べ、緊張の緩和に向けて外交的な働きかけを強める必要性を訴えました。
一方、イスラエル軍のガザ地区での対応について「民間人の死傷者の数が多すぎる。これまでとは異なる方法をとるよう望む」と苦言を呈しました。