首相、総裁3選受け始動:日本経済新聞 https://t.co/OpaBv17JqY
— Naoya Sano (@109Yoroshiku) 2018年9月21日
2018/9/21 11:10
安倍晋三首相は21日、自民党総裁選で連続3選を果たしたのを受け、本格始動した。首相官邸で閣議のほか、重要インフラの緊急点検に関する会議などに出席した。
首相はインフラ点検の会議で、災害が頻発している事態を受け、道路など重要インフラの点検結果と対策を11月末にとりまとめるように指示した。台風による関西国際空港の一時閉鎖や北海道の地震で外国人観光客への情報提供が十分でなかったことから、政府の情報発信を強化する考えを示した。
これに先立つ観光立国に向けた推進会議では「一連の自然災害で観光地で多くのキャンセルがでて多大な影響がでている」と述べた。「外国人が安心して日本を旅行できるよう万全の対策を講じたい」と具体策の検討を指示した。
首相は総裁選で対抗馬の石破茂元幹事長を制したものの、国会議員票に比べ党員・党友による地方票の得票率が低く求心力の維持に腐心している。総裁選で訴えた政策に関連する会議を早期に開き再始動をアピールしたいとみられる。
首相は10月1日にも内閣改造・自民党役員人事に踏み切る。内閣の骨格は維持し、麻生太郎副総理・財務相や菅義偉官房長官は留任させる意向だ。