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3/13 日経平均、午前10時台は下げ幅1800円台 → 下げ幅は「バブル崩壊時」並み → 後場に入ると一転、「下げ幅急縮小」 → 結局、1128円58銭安の1万7431円05銭で終えた。

2020-03-13 18:38:16 | 株式・為替などの経済指標
関連記事:3/13 日本主要株式指数:日経平均先物 午前5時半時点で1270円安の16870円




13日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落し、前日比1128円58銭(6.08%)安の1万7431円05銭で終えた。終値としては2016年11月11日以来、3年4カ月ぶりの安値で、下げ幅は2016年6月24日以来、約3年9カ月ぶりの大きさとなった。前日の欧州株をはじめ、米ダウ工業株30種平均が2300ドル超安と記録的な下げとなり、売りが優勢だった。新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気の冷え込みに警戒感が強まり、下げ幅を1800円超に広げる場面もあった。自律反発狙いの買いで一時は下げ幅を400円程度まで縮小したが、続かなかった。

新型コロナの影響で世界各地で渡航制限が出たり、大規模なスポーツイベントの中止・延期が相次ぐなど、新型コロナは実体経済に大きな影響を及ぼしている。世界景気の悪化は長期化すると見た中長期で運用する機関投資家が売りに動くと日経平均は一気に下げ幅を拡大した。

日米欧を中心とした足元の急落は「短期的に下げすぎ」という指摘もある。日経平均が午後に400円安まで下げ渋ったのは「米株価指数先物が時間外取引で上げ幅を拡大したのに慌てた投資家の買い戻しが先物で増えたようだ」(三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト)との声がある。

日経平均の1週間の下落幅は3318円と過去最大だった。週間の下落率は約16%に達し、リーマン・ショック直後の2008年10月6~10日の週以来の大きさだった。

JPX日経インデックス400は大幅に3日続落した。終値は前日比602.62ポイント(5.03%)安の1万1370.71だった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に3日続落し、66.18ポイント(4.98%)安の1261.70と、16年7月以来約3年8カ月ぶりの安値で終えた。

東証1部の売買代金は概算で4兆8923億円と、18年2月以来の多さだった。売買高は34億5938万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は2099と、全体の約97%を占めた。値上がりは64、変わらずは3銘柄だった。

ファストリ、KDDI、東エレク、ファナック、ソフトバンクグループ(SBG)、京セラ、オリンパスが安い。一方、アステラス、三菱ケミHD、ヤクルト、アンリツが上昇した。

きょう東証2部に上場した木村工機は午前に公開価格(2400円)を14.6%下回る2050円で初値を付けた。大引けは2068円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕





13日午後の東京株式市場で日経平均株価は一時1万7681円と、前日と比べた下げ幅を900円未満に縮小する場面があった。午前に一時1800円超下げたのは「短期的に下げすぎ」とみた投資家が新型コロナウイルスの感染拡大による業績への悪影響が比較的小さいと市場で期待されている銘柄を中心に代診的な買いを入れている。日銀が午後に通知した国債の買い入れオペや資金供給オペも「ひとまず市場に一定の安心感を与えた」(みずほ証券の末広徹シニアマーケットエコノミスト)との声が出ている。午前までの下げで日銀による上場投資信託(ETF)買いの思惑も意識されやすい。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕



国内 14:05 更新(引用先:トレーダーズウェブ)

日経平均 17,872.57 -687.06
TOPIX 1,283.46 -44.42
東証2部指数 5,039.03 -279.01
JASDAQ 2,779.98 -175.90


国内 10:43 更新(引用先:トレーダーズウェブ)

日経平均 16,730.15 -1,829.48
TOPIX 1,205.98 -121.90
東証2部指数 4,847.41 -470.63
JASDAQ 2,730.45 -225.43




13日午前の東京株式市場で、日経平均株価は一時1万6690円と、前日終値に比べた下げ幅を1800円超に広げている。下落率は10%に達した。このままの水準で大引けを迎えれば、下げ幅で1990年4月以来、30年ぶりの大きさとなる。日経平均が1万8000円割れ、1万7000円割れと心理的な節目を相次いで下回ったことで、相場の先安観が一段と強まっている。株価指数先物が下げ幅を広げるのにつれて現物株は下げ幅を拡大している。東エレク、KDDI、リクルート、信越化、ファミマなどが下げ幅を10%超に広げている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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