【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(6月26日の動き) NHK 2024年6月26日 19時08分
ゼレンスキー大統領 激しい戦闘続くドネツクを訪問
ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、SNSに動画を投稿し、ロシア軍との激しい戦闘が続く東部ドネツク州を訪問したと明らかにしました。
現地には24日に起用を発表したばかりのフナトフ司令官とともに訪れたとした上で、「6か月間以上、関係する政府高官が現場に来ていないことに驚いた。適切な措置をとる」と述べました。
ウクライナのメディアは、フナトフ司令官の前任者に対しては一部の部隊から兵士の犠牲が増えているなどと批判の声があがっていたと伝えていて、ゼレンスキー大統領としては、前線の状況をみずから把握し、軍内の不満に耳を傾ける姿勢をアピールした形です。
ロシア 欧州の81メディアへのロシア国内からのアクセスを制限
ロシア外務省は25日、「虚偽の情報を組織的に拡散している」として、ヨーロッパの81のメディアへのロシア国内からのアクセスを制限すると発表しました。
この中には、フランスのAFP通信や有力紙ルモンド、それにドイツの有力誌シュピーゲルなど、主要メディアの多くが含まれています。
ロシア外務省は、EU=ヨーロッパ連合が5月に「ロシアのプロパガンダを広めている」として国営のロシア通信などのEU域内での放送を制限したことへの対抗措置だとしています。
ウクライナ軍司令官交代へ 後任は軍幹部のフナトフ氏
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア側との戦闘の前線で指揮をとってきたソドル司令官について、軍幹部のフナトフ氏に交代させることを決めたと、動画のメッセージで明らかにしました。
交代の理由については明らかにしていませんが、ウクライナのメディアは、ソドル司令官の指揮の下で兵士の犠牲が増えているなどと、一部の部隊が批判を強めていたと伝えています。
アメリカの有力紙「ニューヨーク・タイムズ」は、ことし2月に国民に高い人気があった当時のザルジニー総司令官を交代させた事に続く事態だとして「軍の結束を脅かし続けている」と指摘しています。
チェコ首相 “ウクライナに初めて砲弾届けた” SNSで明らかに
前線での砲弾不足が深刻になっていると伝えられている中、東ヨーロッパのチェコ政府は、世界各国の軍や砲弾の製造会社と交渉し、ヨーロッパ各国からの資金面の支援も得て、ウクライナへ80万発の砲弾を確保して供給する取り組みを進めています。
チェコのフィアラ首相は、25日、この取り組みで確保した砲弾を初めてウクライナに届けることができたとSNSで明らかにしました。
届けられた砲弾の数は明らかにしていませんが、ロイター通信は、チェコ政府が6月、5万発から10万発の砲弾を送る計画だったと伝えています。
フィアラ首相は「私たちは必要なことをしている」として支援を続けていく姿勢を強調しました。
EU ウクライナ モルドバと加盟交渉 正式に開始
EUは25日、加盟を目指すウクライナ、モルドバと正式に加盟交渉を始めました。このうちウクライナとの会合でEUの議長国ベルギーのラビブ外相は「歴史的な瞬間だ。厳しい交渉となるが、ウクライナの取り組みを支えていく」などと述べ、大きな節目を迎えたという認識を示しました。
また、ウクライナのステファニシナ副首相は「ウクライナはEU加盟の基準を完全に満たすために取り組んでいく」と述べ、加盟に自信を示しました。
ゼレンスキー大統領 激しい戦闘続くドネツクを訪問
ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、SNSに動画を投稿し、ロシア軍との激しい戦闘が続く東部ドネツク州を訪問したと明らかにしました。
現地には24日に起用を発表したばかりのフナトフ司令官とともに訪れたとした上で、「6か月間以上、関係する政府高官が現場に来ていないことに驚いた。適切な措置をとる」と述べました。
ウクライナのメディアは、フナトフ司令官の前任者に対しては一部の部隊から兵士の犠牲が増えているなどと批判の声があがっていたと伝えていて、ゼレンスキー大統領としては、前線の状況をみずから把握し、軍内の不満に耳を傾ける姿勢をアピールした形です。
ロシア 欧州の81メディアへのロシア国内からのアクセスを制限
ロシア外務省は25日、「虚偽の情報を組織的に拡散している」として、ヨーロッパの81のメディアへのロシア国内からのアクセスを制限すると発表しました。
この中には、フランスのAFP通信や有力紙ルモンド、それにドイツの有力誌シュピーゲルなど、主要メディアの多くが含まれています。
ロシア外務省は、EU=ヨーロッパ連合が5月に「ロシアのプロパガンダを広めている」として国営のロシア通信などのEU域内での放送を制限したことへの対抗措置だとしています。
ウクライナ軍司令官交代へ 後任は軍幹部のフナトフ氏
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア側との戦闘の前線で指揮をとってきたソドル司令官について、軍幹部のフナトフ氏に交代させることを決めたと、動画のメッセージで明らかにしました。
交代の理由については明らかにしていませんが、ウクライナのメディアは、ソドル司令官の指揮の下で兵士の犠牲が増えているなどと、一部の部隊が批判を強めていたと伝えています。
アメリカの有力紙「ニューヨーク・タイムズ」は、ことし2月に国民に高い人気があった当時のザルジニー総司令官を交代させた事に続く事態だとして「軍の結束を脅かし続けている」と指摘しています。
チェコ首相 “ウクライナに初めて砲弾届けた” SNSで明らかに
前線での砲弾不足が深刻になっていると伝えられている中、東ヨーロッパのチェコ政府は、世界各国の軍や砲弾の製造会社と交渉し、ヨーロッパ各国からの資金面の支援も得て、ウクライナへ80万発の砲弾を確保して供給する取り組みを進めています。
チェコのフィアラ首相は、25日、この取り組みで確保した砲弾を初めてウクライナに届けることができたとSNSで明らかにしました。
届けられた砲弾の数は明らかにしていませんが、ロイター通信は、チェコ政府が6月、5万発から10万発の砲弾を送る計画だったと伝えています。
フィアラ首相は「私たちは必要なことをしている」として支援を続けていく姿勢を強調しました。
EU ウクライナ モルドバと加盟交渉 正式に開始
EUは25日、加盟を目指すウクライナ、モルドバと正式に加盟交渉を始めました。このうちウクライナとの会合でEUの議長国ベルギーのラビブ外相は「歴史的な瞬間だ。厳しい交渉となるが、ウクライナの取り組みを支えていく」などと述べ、大きな節目を迎えたという認識を示しました。
また、ウクライナのステファニシナ副首相は「ウクライナはEU加盟の基準を完全に満たすために取り組んでいく」と述べ、加盟に自信を示しました。