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シンエンペラー愛チャンピオンS:レーベンスティールはオールカマー:キラーアビリティ豪コックスプレートへ:ムチの使用制限にルメール、武豊が異議

2024-08-31 17:31:26 | 競馬
シンエンペラー=2023年京都2歳ステークス


5月26日のダービー3着後、アイリッシュチャンピオンS(9月14日、レパーズタウン芝2000メートル)を予定しているシンエンペラー(牡3=矢作)が27日、帯同馬ラファミリア(牡3)とともに滞在先の仏シャンティイに到着し、清水裕夫厩舎に入厩した。26日に関西空港発のフライトで出国し、フランクフルトへ。そこから陸路で移動。岡助手は「2頭とも思ったより落ち着いて来られたようで無事、輸送をこなしてくれたと思います。体が減っている感じもしないし、特に問題はなさそうで状態を見ながら調整を進めていく予定です」と秋初戦を見据えた。

6月9日のエプソムカップを制したレーベンスティール(牡4=田中博、父リアルスティール)はオールカマー(9月22日、中山芝2200メートル)に向けて調整を進めていく。28日、キャロットファームが発表した。前走後は福島県のノーザンファーム天栄で調整し、23日に美浦トレセンに帰厩。昨年セントライト記念を合わせ、3度目の重賞制覇を目指す。

3月31日の大阪杯15着後、放牧を挟んだキラーアビリティ(牡5=斉藤崇、父ディープインパクト)は予備登録済みのコックスプレート(10月26日、ムーニーバレー芝2040メートル)を目標に調整を進めていく。28日、キャロットファームが発表した。16日に栗東トレセンに帰厩し、順調に乗り込みを重ねている。28日はCWコース単走で時計を出し、5F73秒5~1F12秒7としまいを伸ばした。21年ホープフルS、22年中日新聞杯と重賞2勝の実績馬。2走前のネオムターフカップ2着(サウジアラビア)に続く海外遠征となる。

28日、札幌コンベンションセンター(札幌市内)で開催された「アジア競馬会議」に武豊、ルメール両騎手が出席し、競馬について熱く語った。
 「騎手はプレッシャー、危険、ストレスと付き合っていかなければならないが、常にいいジョッキーでありたいと思って38年間続けてきた」と武豊。

 ルメールは「35歳から40歳が騎手としてのピークになった。今の若い騎手はムーアのスタイルで乗っているが、僕の時代はペリエのアメリカンスタイルを学べたことが大きい」と振り返った。

 競馬の問題点として指摘したのがムチの使用制限。「世界中の騎手が一番気にしている。痛みを与えるためでなく、サインを出すために使っているのに5回以上入れると犯罪者扱いされてしまう」とルメール。

 武豊も「今のルールに納得している騎手は少ない。大半がこれ以上の制限を望んでいない」と訴えていた。
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